美鈴「紅魔ロボ、GO!」
フラン「ミサイル発射!あはははは、たのしーっ!」
幻想卿の平和な昼下がり。
突如現れた紅魔ロボが、ミサイルとは名ばかりのフランのマジックミサイルをばら撒きながら暴れ回る。
アリス「このままじゃいけない!行きなさい、ゴリアテ!」
ゴリアテ「ま”」
見かねたアリスは、『巨大な人型の脅威』に対抗すべく造り上げたゴリアテ人形で迎え撃つ。
しかし美鈴の操縦による動きと、フランの火気管制による弾幕とに、どうしても押され勝ちだ。
アリス「まずいわね……でもここで退いたら皆が!ファイトよ、ゴリアテ!」
ゴリアテ「ま”」
美鈴「さあ、一気に畳み掛けましょう!」
フラン「うん!よーし、突っ込めーっ!」
フラン「ミサイル発射!あはははは、たのしーっ!」
幻想卿の平和な昼下がり。
突如現れた紅魔ロボが、ミサイルとは名ばかりのフランのマジックミサイルをばら撒きながら暴れ回る。
アリス「このままじゃいけない!行きなさい、ゴリアテ!」
ゴリアテ「ま”」
見かねたアリスは、『巨大な人型の脅威』に対抗すべく造り上げたゴリアテ人形で迎え撃つ。
しかし美鈴の操縦による動きと、フランの火気管制による弾幕とに、どうしても押され勝ちだ。
アリス「まずいわね……でもここで退いたら皆が!ファイトよ、ゴリアテ!」
ゴリアテ「ま”」
美鈴「さあ、一気に畳み掛けましょう!」
フラン「うん!よーし、突っ込めーっ!」
てゐ「永遠艇、これより戦闘エリアに入るウサ。バトルモードに変形するわよー」
鈴仙「ああもう、こんな非常識事態に師匠は何を……」
永琳「待たせたわね(キラッ)」
鈴仙「あっ、ししょ……う……?……なんで私の服を着てるんですか!?」
輝夜「しかもその耳……イナバのは自前よ?」
永琳「幻想郷の歌姫たる者、これぐらいのインパクトが無くては。
さあ、てゐ。作戦通り『えーりんアタック』を仕掛けるわよ!」
てゐ「デルタ1より各兎へ、出撃準備をお願いするウサ」
鈴仙「ああもう、こんな非常識事態に師匠は何を……」
永琳「待たせたわね(キラッ)」
鈴仙「あっ、ししょ……う……?……なんで私の服を着てるんですか!?」
輝夜「しかもその耳……イナバのは自前よ?」
永琳「幻想郷の歌姫たる者、これぐらいのインパクトが無くては。
さあ、てゐ。作戦通り『えーりんアタック』を仕掛けるわよ!」
てゐ「デルタ1より各兎へ、出撃準備をお願いするウサ」
BGM:愛・おぼえていますか
アリス「そろそろ限界かしら……あれ、この音……曲……?」
フラン「ん、ねーねーなんか聞こえるよ?」
美鈴「はい、10時の方向に巨大人型兵器を発見、音源はそちらです」
永琳「準備はいいかしら。てゐ、画像投影を」
てゐ「了解っ!」
てゐの操作により、永遠艇の前方、紅魔ロボとゴリアテの近くに、
ウサミミ付き鈴仙服の永琳がホログラフ投影される。
アリス「っ……なんて犯罪的な……」
美鈴「ぷ……ぷろとかるちゃー……」
永琳「さあ、私の歌を聴きなさい!」
操縦者の精神的ダメージによりゴリアテと紅魔ロボの動きが止まる。
そしてそんな空気を読む事もなく、永琳はポーズを決めると歌い始めた。
アリス「なんだろう、ラブソングみたいだけど……言葉が違う?」
フラン「なにこれ。変な歌だし、なんて歌ってるかわかんないよ」
美鈴「こ……これは……!?」
フラン「あれ、知ってるの?」
美鈴「はい、これは遠い昔に流行った、当たり前のラブソング……
さすが八意永琳先生、これを元の言語で歌えるなんて、やっぱりリアル世代は違いますね!」
フラン「? わかんないけど、やっちゃっていいんだよね?やっちゃうよ?やっちゃうからね?」
フランは、感激のあまり動けない美鈴からコントロールを奪うと、必殺技の準備をする。
フラン「新必殺、スカーレットソード!」
アリス「あれは……レーヴァテイン!」
フラン「真っ向両断っ!」
てゐ「緊急回避ーっ!」
紅魔ロボに合わせたサイズで具現化したレーヴァテインを振り下ろすが、
永遠艇もてゐの勘と脱兎の才能でなんとか避ける。
しかし、投影されたホログラフの方はそうはいかなかった。
輝夜「……外の巨大永琳が真っ二つになってるけど」
鈴仙「でも映像だからすぐ元通りですね」
フラン「あれ?もう一回!うーん……えいえいっ!」
斬っても手応えのない映像。しかし斬れば斬ったなりの変化があり、
フランは途中から目的を忘れて映像と戯れる。
てゐ「今よ、永遠ウサギ隊、発進!」
ウサギ「お断りします」
てゐ「ですよねー」
その後、永琳はひたすら歌い続け、フランは遊び疲れるまで映像と戯れ、満足した所で帰ってしまった。
鈴仙「姫、そろそろ止めさせて下さい……師匠はともかく、これじゃ私まで晒し者ですよ~!」
輝夜「とはいっても、永琳は密室の術を使ってるからどうにもできないわねぇ」
てゐ「まあ諦めるウサ」
永琳「さあ、皆でこの幻想郷の歌姫、八意永琳の歌を聞くのよーっ!」
鈴仙「もういやぁーっ!」
フラン「ん、ねーねーなんか聞こえるよ?」
美鈴「はい、10時の方向に巨大人型兵器を発見、音源はそちらです」
永琳「準備はいいかしら。てゐ、画像投影を」
てゐ「了解っ!」
てゐの操作により、永遠艇の前方、紅魔ロボとゴリアテの近くに、
ウサミミ付き鈴仙服の永琳がホログラフ投影される。
アリス「っ……なんて犯罪的な……」
美鈴「ぷ……ぷろとかるちゃー……」
永琳「さあ、私の歌を聴きなさい!」
操縦者の精神的ダメージによりゴリアテと紅魔ロボの動きが止まる。
そしてそんな空気を読む事もなく、永琳はポーズを決めると歌い始めた。
アリス「なんだろう、ラブソングみたいだけど……言葉が違う?」
フラン「なにこれ。変な歌だし、なんて歌ってるかわかんないよ」
美鈴「こ……これは……!?」
フラン「あれ、知ってるの?」
美鈴「はい、これは遠い昔に流行った、当たり前のラブソング……
さすが八意永琳先生、これを元の言語で歌えるなんて、やっぱりリアル世代は違いますね!」
フラン「? わかんないけど、やっちゃっていいんだよね?やっちゃうよ?やっちゃうからね?」
フランは、感激のあまり動けない美鈴からコントロールを奪うと、必殺技の準備をする。
フラン「新必殺、スカーレットソード!」
アリス「あれは……レーヴァテイン!」
フラン「真っ向両断っ!」
てゐ「緊急回避ーっ!」
紅魔ロボに合わせたサイズで具現化したレーヴァテインを振り下ろすが、
永遠艇もてゐの勘と脱兎の才能でなんとか避ける。
しかし、投影されたホログラフの方はそうはいかなかった。
輝夜「……外の巨大永琳が真っ二つになってるけど」
鈴仙「でも映像だからすぐ元通りですね」
フラン「あれ?もう一回!うーん……えいえいっ!」
斬っても手応えのない映像。しかし斬れば斬ったなりの変化があり、
フランは途中から目的を忘れて映像と戯れる。
てゐ「今よ、永遠ウサギ隊、発進!」
ウサギ「お断りします」
てゐ「ですよねー」
その後、永琳はひたすら歌い続け、フランは遊び疲れるまで映像と戯れ、満足した所で帰ってしまった。
鈴仙「姫、そろそろ止めさせて下さい……師匠はともかく、これじゃ私まで晒し者ですよ~!」
輝夜「とはいっても、永琳は密室の術を使ってるからどうにもできないわねぇ」
てゐ「まあ諦めるウサ」
永琳「さあ、皆でこの幻想郷の歌姫、八意永琳の歌を聞くのよーっ!」
鈴仙「もういやぁーっ!」