東方ファイトスレ @まとめウィキ

50スレ第36戦

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匿名ユーザー

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衣玖「ふぅ、ファイト前に入浴した隙に下着を奪うなんて誰の仕業で……あら?」
空気を読んだ説明的な独り言が終わる前に、新品のブラが目に入った。
目測ではサイズぴったり、つまり誰かが換えを用意してくれた、と解釈もできるのだが……
衣玖「……誰が?……むっ、これは!」
何かに気付いた衣玖は、カメラにタオルを被せて着替え、出撃するのだった。

幽々子「食欲の秋~」
パチェ「読書の秋」
慧音「スポーツの秋!という事で今日のファイトは400m走だ」
リリカ「いらない子じゃないって証明しちゃうんだから!」
文「ほぅほぅ、なかなかツボを突いた台詞を言いますねぇ」
はたて「何がよ!私はいらない子扱いされた事なんてないわよ!」
文「……(目そらし)」
はたて「ちょっ!?」
メルラン「さすが姉さん、サイズもぴったりだしよく出来てるわ~」
ルナサ「それもこれも確かなデータがあってこそ。感謝するわ」
椛「いやーそれほどでも。あまり動かないから観察し易いですし」
はたて「あんたか!あんたが原因なのか!」
衣玖「まあまあ、落ち着いて下さい」
慧音「こっちは普通だな」
衣玖「ええ、まあ。それでは始めましょう」
はたて「こらー、リ……リ……三女ーっ!私の格好して負けたら許さないわよー!」
文「彼女の名前はリリー・フランキーですよ」
はたて「し、知ってたわよ!頑張りなさいよ、リリー!」
リリー「わたしじゃないですよー?」
はたて「あ、あれ?」
リリカ「リリカよ!リリカ・プリズムリバー!」

スタートラインに立つ両名。
ちなみにスタンディングスタートである。パンモロを期待した人はがっかりするように。
慧音「位置について!用意……」
緊張の一瞬。スタート直前に、衣玖が羽衣を脱ぎ捨てた。
慧音「えっ!?(パァン)」
驚いた慧音はスターターを鳴らしてしまう。
下着姿の衣玖は完璧なスタートを切り、唖然としていたリリカは一瞬遅れた。
リリカ「こんのぉぉぉっ!」
羽衣の下から現れた、下着に包まれた豊かな胸。それがリリカの対抗意識を燃やした。
が、追いつかない。
リリカ「(なんで!?あんな胸をばいんばいん揺らしながら走ってるくせに!)」
嫉妬心にかられるリリカが斜め前を見ると、何故か衣玖の胸は揺れていなかった。
かといってサラシのようにきつく締めているようにも見えない。
失意と驚愕、やりどころの無い感情渦巻く中、ゴールテープを胸で切る衣玖を見詰めるしかなかった。

にとり「いやぁ、気付いてくれると信じていたよ!」
衣玖「ええ、まさか400m走で脱ぐ事になるとは思いませんでしたが」
慧音「どういう事だ?」
リリカ「それは私も聞きたい……ぜんぜん揺れてなかったし」
にとり「山の盟友に聞いた外界の水着を参考に、空気の流れを作り出す下着を作ったのさ!」
衣玖「これのお陰で、爽快な気分で走れました」
リリカ「むーっ、それなら私にも使わせてよ!」
にとり「……いやー、それは無理だね」
リリカ「どうして!?」
にとり「……いや、構造上、風を切る部分でないと意味が……(もごもご)」
メルラン「私なら?」
にとり「大丈夫!」
リリカ「くーやーしーいぃーっ!」
はたて「……(ぽかーん)」
文「ふむ、写真は撮ったし裏も取れた、これで明日の文々。新聞は大好評ですね」
はたて「はっ、そうだ、写真!写真撮らないと!」
衣玖「残念ながらもう羽衣を着させて頂きました」
はたて「そんなぁ~」
文「はたてはまだまだ修行が足りません。そんな事では……(にやり)」
はたて「私はいらない子じゃなーいっ!」
リリカ「私の台詞取らないでーっ!」




















































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