- とある白狼天狗の日記より-
某月某日 天気：晴れ
今日は東方ファイトが行われるということで、その会場内及び周辺の警備業務を行った。
今日の勝負内容は屋台の売り上げ勝負。そして対戦者は山の上の神様家族と秋の神様。
神様家族が全員スク水+セーラー服+ルーズソックスというみょうちくりんな格好で来た以外は
特に変なこともなく、いつものように暴食幽霊と宵闇の妖怪たちと死闘を繰り広げるようなこともなく
何もない平和な一日で終わるはずだった…
朝10時、ファイト開始、開始10分ほどで洩矢一家の屋台の前には長蛇の列ができ
諏訪子様と早苗様がマニアックな衣装で忙しそうに屋台で帽子を売っていた。
神奈子様は恥ずかしさのあまり二人の後ろで小さくなっていた。
静葉様と穣子様の屋台はというと…閑古鳥が鳴いていた…まぁ、店員であるお二人が
開始後に『芋売ります1個100円』と書いた看板を出した以外何もせず寝こけているのだから仕方あるまい。
13時、それは突然起きた、突然、洩矢一家が売っていた帽子たちが暴れだし、周囲にいた者達を襲い始めたのだ
穏やかな休日ムードだった会場内は一転し、怒号と悲鳴が飛び通う地獄と化した、
我々も当然暴れだした諏訪帽の掃討戦に乗り出したが、いかんせん数が多い上に、
一般人に寄生したりしているため迂闊に手を出すことも出来なかった。
結局、偶然居合わせた博麗の巫女や、白黒の魔女、麓の寺の尼僧一行たちに助太刀を頼み、
全てを駆逐することが出来た。
また、寄生された者や負傷者などについては同じくたまたま居合わせた永遠亭一行の適切な処置のおかげで
一人の死亡者も出さずに済んだ。
ファイトの勝敗は、危険物販売で洩矢一家が反則負け、開始から騒動のさなかまでずっと寝っぱなしだった秋姉妹の不戦勝となった。
ファイト自体はこのような結果で終わったのだが、私には一つ腑に落ちないことがある。
あの騒動が起きる直前、諏訪子様が妙な呪詛のようなものをつぶやいていた気がするのだ。
もしや、あの騒動の犯人は…いや、あがめる神を疑うのはよそう。あれはきっと不幸な事故だったのだ…
それにしても、今宵は野犬が良く騒ぐ。すこし、外の様子を見てきてから眠りにつくとしよう。
今日の勝負内容は屋台の売り上げ勝負。そして対戦者は山の上の神様家族と秋の神様。
神様家族が全員スク水+セーラー服+ルーズソックスというみょうちくりんな格好で来た以外は
特に変なこともなく、いつものように暴食幽霊と宵闇の妖怪たちと死闘を繰り広げるようなこともなく
何もない平和な一日で終わるはずだった…
朝10時、ファイト開始、開始10分ほどで洩矢一家の屋台の前には長蛇の列ができ
諏訪子様と早苗様がマニアックな衣装で忙しそうに屋台で帽子を売っていた。
神奈子様は恥ずかしさのあまり二人の後ろで小さくなっていた。
静葉様と穣子様の屋台はというと…閑古鳥が鳴いていた…まぁ、店員であるお二人が
開始後に『芋売ります1個100円』と書いた看板を出した以外何もせず寝こけているのだから仕方あるまい。
13時、それは突然起きた、突然、洩矢一家が売っていた帽子たちが暴れだし、周囲にいた者達を襲い始めたのだ
穏やかな休日ムードだった会場内は一転し、怒号と悲鳴が飛び通う地獄と化した、
我々も当然暴れだした諏訪帽の掃討戦に乗り出したが、いかんせん数が多い上に、
一般人に寄生したりしているため迂闊に手を出すことも出来なかった。
結局、偶然居合わせた博麗の巫女や、白黒の魔女、麓の寺の尼僧一行たちに助太刀を頼み、
全てを駆逐することが出来た。
また、寄生された者や負傷者などについては同じくたまたま居合わせた永遠亭一行の適切な処置のおかげで
一人の死亡者も出さずに済んだ。
ファイトの勝敗は、危険物販売で洩矢一家が反則負け、開始から騒動のさなかまでずっと寝っぱなしだった秋姉妹の不戦勝となった。
ファイト自体はこのような結果で終わったのだが、私には一つ腑に落ちないことがある。
あの騒動が起きる直前、諏訪子様が妙な呪詛のようなものをつぶやいていた気がするのだ。
もしや、あの騒動の犯人は…いや、あがめる神を疑うのはよそう。あれはきっと不幸な事故だったのだ…
それにしても、今宵は野犬が良く騒ぐ。すこし、外の様子を見てきてから眠りにつくとしよう。
…この日記はここで終わっている
結果：秋姉妹の勝ち
