東方ファイトスレ @まとめウィキ

53スレ第3戦

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tohofight

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リリーブラック「――久方ぶりのファイトのお呼ばれね」

目隠しをしたまま片膝を突いて、肩に向き身の刀を担いだ体勢で。
微塵も動くことなく、その空間にリリーブラックは佇んでいた。

小町「あのー、四季様……あれは一体?」
映姫「去年の夏からついこの間まで、暇にあかせてずっと修行していた成果だそうです」
リリーブラック「――ふんっ!」

飛び交う幽霊に向かい一閃。
そのまま何事もなく飛んでゆく幽霊から、はらりとひとひら桜の花びらが舞い落ちる。

リリーブラック「ひとひら……か。単なる死人の蓄えはこの程度か」
小町「いったいどんな修行をしたら、一年も経たずにああなるんです?」
映姫「詳しくは聞いていませんが……どうせ一回休みになるだけで
   翌日には修行を再開出来るんだからと、妖精らしく割り切ったメニューだったそうです」
小町「死地をも畏れぬどころか、死ぬの前提の猛特訓か……そりゃ心眼のひとつも覚醒しますね」

パチュリー「――申し訳ないけど、今回のファイトはリリーの不戦勝よ」

しかし、春度を切り分ける程度の能力に覚醒して意気込むリリーの前に
残念なお知らせの使者が舞い込んだ。

リリーブラック「むう……私の能力に恐れを成したか」
小町「いや、使者を見た時点でなんとなく方向性はわかるから……違うんじゃないかなあ」
映姫「ジャッジとして一応確認しておきましょう。失格の理由?」
パチュリー「私の口から言える範囲だと、ヒントはこうね。
      ・カップがひとつ大きくなった理由
      ・早苗は里の男性から春を分けてもらう作戦だった
      ・そこまでよ!」
リリーブラック「答えじゃねーか!」
映姫「具体的な単語で明言はしてないので白です。早苗は真っ黒ですが」
小町「えー、そんなわけで……わっふるわっふるしてもこれでファイトは終了ってことで」


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