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53スレ第7戦(1)

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tohofight

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知ってる人間のほうが少ないと思うので説明しておくと、ゴセロとは5色でやるオセロである。
基本ルールとしては盤上にコマを置いて同じ色で挟んだコマをひっくり返していき、最終的に自分のコマが多い方が勝ちという
オセロに準じたものなのだが、
普通のオセロと違い、プレイヤー同士でコマの種類に格差があるのがポイントである。
片方のプレイヤーは白のコマのみ、もう片方のプレイヤーは黒赤黄青の4種類のコマを用いる。
また色つきのコマの裏はすべて白になっているのも特徴だ。
つまり後手は自分の味方の色をひっくり返すと相手(白)のコマを増やしてしまうため、
一方的に有利というわけでもない。

ただし問題はそのターンの経過のしかたである。
先手のプレイヤーが白のコマをひとつ置いた後、後手のプレイヤーは黒・赤・黄・青のコマをひとつづつ置ける。
つまり後手は先手の4倍の手数で攻めることができるのである。
そのためやはり初見では後手のほうが有利になりがちなゲームであった。

そんなゲームを引っさげて、衣玖さんがミスティアに勝負を挑んだ。
営業中な空気など読まず。当然自分は後手側で。何故かウナギを谷間に挟んで。

どうも非想非非想天がおかゆワールドに侵食されつつあるらしい。彼女はその使者である。
おかゆワールドはツッコミの通らない理不尽と変態とヘンテコネーミングしか存在しない世界。
衣玖さんが無駄にウナギを谷間に挟んでいるのも、おかゆワールドならばむしろ必然。
いや魔法で全身敏感にさせられて喘いだりしてない分まだマシな方だ。

しかし巻き込まれたミスティアにとってはちっともマシではない。
わけのわからない格好の相手にわけのわからないゲームを強要され、
理不尽ボケにいくらツッコんでものれんに腕押し、すべてが無視されボケ倒され、なんかもう泣きそうである。

しかもどうやらミスティアがこのゴセロに負けると、それをきっかけに幻想郷はおかゆワールドに飲み込まれてしまうようなのである。
飲み込まれたとしても多分『幻想郷』という名前が『ガンジス自然保護区』とかよくわからない横文字になったり、
魔理沙が興奮すると全身から魔理沙汁を噴出するようになったり、
紅魔館のメイドの制服がレミリアのカリスマ語録だらけのピンクのジャージになってなぜか咲夜だけが着せられたり、
まあその程度の些細な変化しかないのだろうが、自分たちの日常を壊されたくないという思いは誰しも持つものだろう。
その幻想郷の平和な日常の運命ははいまやミスティアの双肩にかかっているのである。

ゲーム終了時、コマ数では衣玖の圧勝。しかし衣玖は固まっていた。
そう、盤面には白のコマによってこう書かれていたのだ。

 ち ん ち ん

と。
まともに勝つには経験以前にルールに欠陥が多すぎるし、なによりミスティア自身がもういっぱいいっぱいである。
そしてツッコミが効かない以上説得の余地もなし。
ならば最早、その理不尽すべてを盤面にぶつける以外に勝ち筋はない。
理不尽には理不尽。ツッコミの通じない相手には…こちらもボケるしかない!

そう、ツッコミの存在しないボケなど単なる奇行に過ぎない。
ミスティアというツッコミを失ったおかゆワールドは、最早侵食を進めることができなくなってしまったのだ。

…それ書くほうが普通に勝つより難しいだろ、というツッコミはスルーされる。
なにせおかゆワールドだから。主人公以外全員ボケなのだから。

ええと、多分ミスティアの勝ちだと思う

なんだか収集がつかなくなってきたので、最後はみなさんご一緒に。

ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー♪


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