橙(大)「こっちの私たち、こんにちはー!」
藍(ふっ、500年経ってもまだ私ほどは大きくならないらしいな……
身長から見る限りだと橙の成長過程は800年くらいのスパンでじっくり拝める……)
紫「藍、見苦しいから涎を拭きなさい」
橙(小)「紫様。未来のお客さんなんて当然幻想郷でも珍しいよね?」
紫「ええそうね」
橙(大)「なんで私たちはあんまり注目されてないんですか?」
紫「あそこを見れば分かると思うわ」
藍(ふっ、500年経ってもまだ私ほどは大きくならないらしいな……
身長から見る限りだと橙の成長過程は800年くらいのスパンでじっくり拝める……)
紫「藍、見苦しいから涎を拭きなさい」
橙(小)「紫様。未来のお客さんなんて当然幻想郷でも珍しいよね?」
紫「ええそうね」
橙(大)「なんで私たちはあんまり注目されてないんですか?」
紫「あそこを見れば分かると思うわ」
永琳(千年前)「ここはどこ!? こんなに妖怪が集まって……早く戻らなくては!」
鈴仙「師匠落ちついて……」
永琳(千)「はっ、玉兎! 追っ手が来たのね、そうはさせないわ!」
鈴仙「ぎゃあああああああ!?」
永琳(五百年前)「いったいこの兎はどんな訓練を受けているのかしら。
わざわざ見知らぬ相手に近寄るだなんて痴呆過ぎるわね」
妹紅(こいつらなんかやばいんじゃないか。隠れてないでなんとかしろよ)
輝夜(バカ、確実に二人の間で私争奪戦が始まった挙句過去に誘拐されるわよ!)
鈴仙「師匠落ちついて……」
永琳(千)「はっ、玉兎! 追っ手が来たのね、そうはさせないわ!」
鈴仙「ぎゃあああああああ!?」
永琳(五百年前)「いったいこの兎はどんな訓練を受けているのかしら。
わざわざ見知らぬ相手に近寄るだなんて痴呆過ぎるわね」
妹紅(こいつらなんかやばいんじゃないか。隠れてないでなんとかしろよ)
輝夜(バカ、確実に二人の間で私争奪戦が始まった挙句過去に誘拐されるわよ!)
橙s「「…………」」
紫「そりゃあ、あんな状態になれば人目が集まるわねぇ」
藍「というかなんかあっちはヤバイ感じになってませんか?」
紫「スペルカードルール知らないから、戦ったら本気で殺しに来たでしょうね……
そういうファイトじゃなくてよかったわね」
橙(大)「ま、まーファイトを始めようか、うん! それで私、何か質問はあるかな?」
橙(小)「500年後の幻想郷ってどうなってるの?」
橙(大)「ええっと……500年後には今弱くても結構強くなってる子とかいるから、
今のうちに仲良くしておくといいんじゃないかな。変わんないままの奴もいるけど。
あと私もよく知らないんだけど、なんか西行妖が満開になりそうだってこっちの紫様が。
焦ってたけど何かあるのかなぁ?」
紫「!!!!! ま、まぁ多分恐らくきっともしかしたら未来の私が何とかするかもしれないわね」
藍「ゆ、ゆかりさま?」
橙(小)「ね、そう言えば名字貰った? みょーじ!」
橙(大)「まだ。だいぶ強くなったと思うんだけどなー(チラッ)」
紫「……貰える可能性はあると思うわよ。未来に帰ったあとの活躍次第でね」
橙(大)「?」
紫「そりゃあ、あんな状態になれば人目が集まるわねぇ」
藍「というかなんかあっちはヤバイ感じになってませんか?」
紫「スペルカードルール知らないから、戦ったら本気で殺しに来たでしょうね……
そういうファイトじゃなくてよかったわね」
橙(大)「ま、まーファイトを始めようか、うん! それで私、何か質問はあるかな?」
橙(小)「500年後の幻想郷ってどうなってるの?」
橙(大)「ええっと……500年後には今弱くても結構強くなってる子とかいるから、
今のうちに仲良くしておくといいんじゃないかな。変わんないままの奴もいるけど。
あと私もよく知らないんだけど、なんか西行妖が満開になりそうだってこっちの紫様が。
焦ってたけど何かあるのかなぁ?」
紫「!!!!! ま、まぁ多分恐らくきっともしかしたら未来の私が何とかするかもしれないわね」
藍「ゆ、ゆかりさま?」
橙(小)「ね、そう言えば名字貰った? みょーじ!」
橙(大)「まだ。だいぶ強くなったと思うんだけどなー(チラッ)」
紫「……貰える可能性はあると思うわよ。未来に帰ったあとの活躍次第でね」
橙(大)「?」
永琳(五)「…………」
永琳(千)「…………」
妹紅「あー、もしもし、そこのお二人さん」
永琳s「「何よ」」
妹紅「えっと、ずっと黙ってるけどお話しすることは何も無いのかなーっと、ある方から質問から……」
永琳(五)「あのねぇ、私達はどっちも隠れてる身なんだからアトバイスなんてできるわけないじゃない」
永琳(千)「500年後も私は逃亡中だということが分かってもまったく嬉しくないわ」
妹紅「いや、でも、何か改善したい点とか注意点とか……」
永琳(五)「何言ってるの、私なんだから私が言わなくても私がしてきた通りに動いてくれるでしょう?」
永琳(千)「未来の私に言われずとも、十分私に出来るベストは尽くせるもの」
妹紅「…………」
輝夜(せめて世間話くらいはしなさいよ……)
永琳(千)「…………」
妹紅「あー、もしもし、そこのお二人さん」
永琳s「「何よ」」
妹紅「えっと、ずっと黙ってるけどお話しすることは何も無いのかなーっと、ある方から質問から……」
永琳(五)「あのねぇ、私達はどっちも隠れてる身なんだからアトバイスなんてできるわけないじゃない」
永琳(千)「500年後も私は逃亡中だということが分かってもまったく嬉しくないわ」
妹紅「いや、でも、何か改善したい点とか注意点とか……」
永琳(五)「何言ってるの、私なんだから私が言わなくても私がしてきた通りに動いてくれるでしょう?」
永琳(千)「未来の私に言われずとも、十分私に出来るベストは尽くせるもの」
妹紅「…………」
輝夜(せめて世間話くらいはしなさいよ……)
結果;永琳サイドがアドバイスを放棄したため橙の勝ち
~500年後~
橙(大)「ただいまー」
未来紫「おかえりなさい。昔の私達はどうだった?」
橙(大)「んー、私しか見かけが変わってなかったからなんか恥ずかしかったです。
あれ、紫様、お札がいっぱいありますけど……」
未来紫「まぁ、色々とやることがあるのよ。
帰還早々悪いけど、ここに書いてあるメモのところへお使いに行って来て頂戴」
橙(大)「? はーい」
未来紫「寄り道しちゃ駄目よ。……さて、いよいよこの時が来たわね。
わざわざタイムパラドックスまで使って500年間準備したんですもの。
今度こそあの妖怪桜をなんとかしてみせるわ!」
橙(大)「ただいまー」
未来紫「おかえりなさい。昔の私達はどうだった?」
橙(大)「んー、私しか見かけが変わってなかったからなんか恥ずかしかったです。
あれ、紫様、お札がいっぱいありますけど……」
未来紫「まぁ、色々とやることがあるのよ。
帰還早々悪いけど、ここに書いてあるメモのところへお使いに行って来て頂戴」
橙(大)「? はーい」
未来紫「寄り道しちゃ駄目よ。……さて、いよいよこの時が来たわね。
わざわざタイムパラドックスまで使って500年間準備したんですもの。
今度こそあの妖怪桜をなんとかしてみせるわ!」