こいし「やさしく、してね」
笑顔でskmdy感漂う台詞を言うと、こいしは草の上に横になる。
咲夜・お燐・文「「(ガタッ)」」
その一言にハートを鷲掴みにされ勢いづくロリコン三人衆、しかしそれを押し留める視線があった。
一輪「(ゴゴゴゴゴゴ……)」
直立の姿勢から膝を曲げて前に、上体をありえないほど後に出した姿勢、
俗にジョジョ立ちと呼ばれるポーズで、目深に被った頭巾の奥から一輪が睨む。
威圧感に動きを止めた三人を、物陰に潜んでいた鈴仙が矢で射抜いた。
一輪「あれは……弓と矢!?」
一輪の視線に押され固まっていた三人は一本の矢でまとめて射抜かれる。
それによってほぼ同じ方向を向いていた三人の精神が融合し――
??「……フ……フハハハハ……素晴らしい!力が漲るわ!」
更には肉体まで融合し、黒猫耳尻尾にメイド服銀髪の射命丸が現れた。
一輪「くっ、兎を追ってる暇は無い……やるしかないわねッ!」
脱兎で逃げ出す鈴仙を為す術なく見送った一輪だったが、
三人の融合体を見ると頭巾の縁を指でつまみ、気を引き締める。
??「私……いや、私達とやりあう気ですか。いいでしょう……見せてあげますよ。
この……D4C(Dirty Deeds Done Dirt Cheap、いともたやすく行われる猥褻な行為)の力を!」
一輪「息も合わない三人が寄り集まったところで、
私と幽波紋のコンビには適わない……!打ち砕け、『クラウド・マウンテン』!」
笑顔でskmdy感漂う台詞を言うと、こいしは草の上に横になる。
咲夜・お燐・文「「(ガタッ)」」
その一言にハートを鷲掴みにされ勢いづくロリコン三人衆、しかしそれを押し留める視線があった。
一輪「(ゴゴゴゴゴゴ……)」
直立の姿勢から膝を曲げて前に、上体をありえないほど後に出した姿勢、
俗にジョジョ立ちと呼ばれるポーズで、目深に被った頭巾の奥から一輪が睨む。
威圧感に動きを止めた三人を、物陰に潜んでいた鈴仙が矢で射抜いた。
一輪「あれは……弓と矢!?」
一輪の視線に押され固まっていた三人は一本の矢でまとめて射抜かれる。
それによってほぼ同じ方向を向いていた三人の精神が融合し――
??「……フ……フハハハハ……素晴らしい!力が漲るわ!」
更には肉体まで融合し、黒猫耳尻尾にメイド服銀髪の射命丸が現れた。
一輪「くっ、兎を追ってる暇は無い……やるしかないわねッ!」
脱兎で逃げ出す鈴仙を為す術なく見送った一輪だったが、
三人の融合体を見ると頭巾の縁を指でつまみ、気を引き締める。
??「私……いや、私達とやりあう気ですか。いいでしょう……見せてあげますよ。
この……D4C(Dirty Deeds Done Dirt Cheap、いともたやすく行われる猥褻な行為)の力を!」
一輪「息も合わない三人が寄り集まったところで、
私と幽波紋のコンビには適わない……!打ち砕け、『クラウド・マウンテン』!」
D4C「あなたもそれなりにやるようですが、私達の前には無力。
あなたをボロ雑巾のように吹き飛ばして、こいしちゃんときゃっきゃうふふさせてもらいます!」
一輪「……(マズいわ……致命傷を避けるのが精一杯で、満足に攻撃もできない……
防戦一方で幽波紋も弱ってきてる。それでも……あの子を魔の手から守るために……!)」
D4C「足掻いたところで無意味、無力、無価値!そう、無駄、無駄無駄無駄無駄ッ!」
強力な妖術と最速の機動性を兼ね備えたD4Cは、一輪の手に余る程の強敵だった。
しかも要所で使用される咲夜の能力、時間停止により一瞬の隙もない立ち回りである。
全身に無数の傷を負い、ボロ雑巾のようになりながらも、一輪はこいしを庇って立ち上がる。
一輪「まだ……まだよ!クラウド・マウンテンッ!」
D4C「無駄ァ!」
反撃を試みる一輪の動きを完全に読んでいたD4Cは、攻撃の瞬間を待って時間停止。
満身創痍で霧になりかかっている雲山の横を抜けて一輪本体に迫り――
D4C「……終わりよ。時は動き出す!」
何が起きたか把握して守りを固める前に、一輪の身体を盛大に吹き飛ばす。
受身すら取れず吹っ飛んだ一輪は、嫌な音を立ててこいしの横へと落ちた。
あなたをボロ雑巾のように吹き飛ばして、こいしちゃんときゃっきゃうふふさせてもらいます!」
一輪「……(マズいわ……致命傷を避けるのが精一杯で、満足に攻撃もできない……
防戦一方で幽波紋も弱ってきてる。それでも……あの子を魔の手から守るために……!)」
D4C「足掻いたところで無意味、無力、無価値!そう、無駄、無駄無駄無駄無駄ッ!」
強力な妖術と最速の機動性を兼ね備えたD4Cは、一輪の手に余る程の強敵だった。
しかも要所で使用される咲夜の能力、時間停止により一瞬の隙もない立ち回りである。
全身に無数の傷を負い、ボロ雑巾のようになりながらも、一輪はこいしを庇って立ち上がる。
一輪「まだ……まだよ!クラウド・マウンテンッ!」
D4C「無駄ァ!」
反撃を試みる一輪の動きを完全に読んでいたD4Cは、攻撃の瞬間を待って時間停止。
満身創痍で霧になりかかっている雲山の横を抜けて一輪本体に迫り――
D4C「……終わりよ。時は動き出す!」
何が起きたか把握して守りを固める前に、一輪の身体を盛大に吹き飛ばす。
受身すら取れず吹っ飛んだ一輪は、嫌な音を立ててこいしの横へと落ちた。
D4C「まったく、力も無いのに私達の邪魔をするからこうなる……。
さて、それではいよいよ始めましょうか。そう、あくまでも、やさしくね……クックックッ」
最早阻むもののなくなったD4Cことロリコン融合体が、一歩また一歩と無防備なこいしに迫る。
極めて紳士的な言葉と共に舌なめずりをするその姿は、それだけでskmdyに値する何かを思わせる。
D4C「さぁ、こいしちゃん……やさしく、シてあげますからねぇ……」
邪悪な意図しか感じられない台詞を吐きながらこいしへと差し伸べる手を、土中から現れた腕が掴んだ。
D4C「何っ!?これは……命蓮寺墓地の死体……!?……いや、ただの死体ではない……
これを動かしているのは……奴のクラウド・マウンテン!」
既に実体を維持するのが困難な程に弱った雲山では、D4Cを止める力にはなり得ない。
命蓮寺の墓地から連れて来ておいた芳香に雲山を纏わせて操る事で、最後の抵抗を試みたのだ。
一輪「……クモイトフル……デッドォ……」
力尽きたかに見えた一輪の、口元と指先だけが僅かに動く。
どう見ても手遅れなその姿になってさえ、一輪は食い下がった。
D4C「……小癪な真似を……!お望み通り止めを刺してあげましょう!」
脳内で既に事に及んでいたD4Cは脳内予行演習を妨げられ、芳香を振り払い一輪めがけてナイフを投げる。
しかしそのナイフと投げた腕とは、飛んできた青い星型の弾幕により弾かれた。
スター「……そんな格好になってさえ『出番』に殉じるその姿……
ファイトに参加する幻想少女の一人として私は敬意を表するッ!そしてッ!」
上空から降り立ったスターサファイアがD4Cの前に立ち塞がる。
スター「やれやれだわ……何とか間に合ったようね」
D4C「妖精ごときが私達の邪魔をしようなどとォ!」
スター「裁くのは私の『スターサファイア』よ!」
D4Cの放つ拳をギリギリでかわしたスターの拳が、カウンターでD4Cの顔を捉えた。
小柄な妖精のたった一発の拳で、D4Cの全身が震え、歪み始める。
D4C「馬鹿な……こんな馬鹿な……妖精の……拳程度で……!?」
スター「あなた達の敗因はたったひとつよ……たったひとつのシンプルな答え。
『あなた達はロリコンの度が過ぎた』」
限界まで高まったD4Cことロリコン融合体の精神は、
スターサファイアの拳により簡単に満たされ――そして、崩壊した。
さて、それではいよいよ始めましょうか。そう、あくまでも、やさしくね……クックックッ」
最早阻むもののなくなったD4Cことロリコン融合体が、一歩また一歩と無防備なこいしに迫る。
極めて紳士的な言葉と共に舌なめずりをするその姿は、それだけでskmdyに値する何かを思わせる。
D4C「さぁ、こいしちゃん……やさしく、シてあげますからねぇ……」
邪悪な意図しか感じられない台詞を吐きながらこいしへと差し伸べる手を、土中から現れた腕が掴んだ。
D4C「何っ!?これは……命蓮寺墓地の死体……!?……いや、ただの死体ではない……
これを動かしているのは……奴のクラウド・マウンテン!」
既に実体を維持するのが困難な程に弱った雲山では、D4Cを止める力にはなり得ない。
命蓮寺の墓地から連れて来ておいた芳香に雲山を纏わせて操る事で、最後の抵抗を試みたのだ。
一輪「……クモイトフル……デッドォ……」
力尽きたかに見えた一輪の、口元と指先だけが僅かに動く。
どう見ても手遅れなその姿になってさえ、一輪は食い下がった。
D4C「……小癪な真似を……!お望み通り止めを刺してあげましょう!」
脳内で既に事に及んでいたD4Cは脳内予行演習を妨げられ、芳香を振り払い一輪めがけてナイフを投げる。
しかしそのナイフと投げた腕とは、飛んできた青い星型の弾幕により弾かれた。
スター「……そんな格好になってさえ『出番』に殉じるその姿……
ファイトに参加する幻想少女の一人として私は敬意を表するッ!そしてッ!」
上空から降り立ったスターサファイアがD4Cの前に立ち塞がる。
スター「やれやれだわ……何とか間に合ったようね」
D4C「妖精ごときが私達の邪魔をしようなどとォ!」
スター「裁くのは私の『スターサファイア』よ!」
D4Cの放つ拳をギリギリでかわしたスターの拳が、カウンターでD4Cの顔を捉えた。
小柄な妖精のたった一発の拳で、D4Cの全身が震え、歪み始める。
D4C「馬鹿な……こんな馬鹿な……妖精の……拳程度で……!?」
スター「あなた達の敗因はたったひとつよ……たったひとつのシンプルな答え。
『あなた達はロリコンの度が過ぎた』」
限界まで高まったD4Cことロリコン融合体の精神は、
スターサファイアの拳により簡単に満たされ――そして、崩壊した。
スターが去った後、目を覚ましたこいしが見たのは、ぼろぼろの姿で、それでも微笑んで隣に眠る一輪の姿。
寝ぼけ眼のこいしはにっこり微笑むと、一輪の側に寄り、腕を枕に幸せな眠りに落ちたのだった。
寝ぼけ眼のこいしはにっこり微笑むと、一輪の側に寄り、腕を枕に幸せな眠りに落ちたのだった。
結果:覚悟の差を見せつけ、一輪&幽波紋クラウド・マウンテンの勝ち。