3スレ第38戦(1) - 東方ファイトスレ @まとめウィキ

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「裸エプロンでお仕置きに耐える」
この言葉の魅力に耐えられる男性がいるだろうか？ いや、いない。いるはずがない。
大方の予想通り、会場は驚異的な男幕で埋め尽くされていた。

「うおぉーっ！　咲夜さーん！！」
「早苗さーんっ！　後ろ向いてーっ！」

興奮する観客とは逆に、選手はいつ終わるとも分からない羞恥プレイに必死に耐えていた。

咲夜(これも紅魔館のため……紅魔館のため……っ)
早苗(やだ……見ないでください……お願いです……)

そして、満を辞して登場する執行官、風見幽香。
会場のテンションはさらに上がっていく！

「ゆうかりーん！　俺もいぢめてーっ！」
「マスパ！　咲夜さんにマスパで……うぎぎ！」
「早苗ちゃんの風祝××××をいぢめて！」

幽香は審判席に恭しく一礼すると、咲夜と早苗に正対する。
試合、開始。
小手調べとして、幽香は弾幕を繰り出す。
普段なら、ある程度は回避できるはずの弾幕なのだが、激しく動くと「見えて」しまうため、両名はまともにそれを受けることとなった。
1発、2発、被弾数が次第に増えていくなか、バランスを崩した早苗が転倒してしまう。

「うおおおおぉぉぉぉっ！？」

しかし、観客諸兄には残念なことに「見え」なかった。
慌てて起き上がろうとする早苗だが、それを見逃す幽香ではなかった。
早苗の手足に、幽香の足元から伸びた蔓が絡まる。

早苗「やっ、とれな……っ！」
早苗も必死に抵抗するが、蔓の力は強くびくともしない。
幽香「良い顔……このまま奪ったら、もっと素敵な表情を見せてくれるかしら？」
早苗「お、お願いです……！　それだけは……っ！」
幽香「ダーメ♪」
観客達が固唾を飲んで見守る中、蔦はゆっくりと早苗の太ももを上っていく……

「「「そこまでよ！」」」幽香「……えっ？」

次の瞬間、飛来するオンバシラ、鉄の輪、そして賢者の石による弾幕。
そう、早苗の危機に守矢神社の二柱と、幻想郷論理委員会会長のパチュリーが駆けつけたのだ！
いくら幽香とて、幻想郷の有力者たちの全力攻撃×3を受けては無事ではいられなかった。
結果としては早苗の反則敗けではあったが、守矢神社の絆はより固いものとなったのであった。

咲夜「パチュリー様、何故私には……」
パチェ「まだピンチじゃなかったからよ、咲夜が先に転んでたら助けに行ったけど」
レミリア「そうよ、紅魔館の名に傷をつけるわけにはいけないもの」
美鈴「実は、みんな舞台裏で準備してたんですよ」
咲夜「お嬢様……みんな……」

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