ファイト一時間前
レミリア「どうかしら、私のセクシーバディの威力は！」
咲夜「これは……」
フラン「お姉様すごーい、綺麗ー！」
レミリア「そうでしょうそうでしょう！」
咲夜「これは……」
フラン「お姉様すごーい、綺麗ー！」
レミリア「そうでしょうそうでしょう！」
得意がるレミリア、普段のペドい姿ではなかった。
身長が咲夜と同程度まで伸び、体型も出るとこがボインと出て引っ込むとこがきゅっと引っ込む、
これまさに理想の女性の姿。
身長が咲夜と同程度まで伸び、体型も出るとこがボインと出て引っ込むとこがきゅっと引っ込む、
これまさに理想の女性の姿。
レミリア「最近、私のカリスマを蔑ろにする輩が増えているからね。
そろそろこのへんで、幻想郷一のカリスマが誰か思い知らせておく必要があるわ！」
パチュリー「それで運命操作までしてそんな姿になったのね……本当の自分と比べて虚しくならないの？」
レミリア「ならないわ！ 勝てば官軍！ というか最近負けっぱなしな気がするから、そっちのほうが深刻よ！」
小悪魔「僭越ながら、ドレスは私が選びました」
レミリア「うむ、よきにはからえ！ というわけで、私はこの姿のままで会場まで――」
咲夜「いけません」
レミリア「うん、どうしたの咲夜？」
咲夜「行かせません」
レミリア「は？」
咲夜「このようなお姿のお嬢様を、このようなファイトに参加させるなんて――
申し訳ありませんお嬢様。ですがこの咲夜、スカーレットの名に泥を塗るような愚行、みすみす捨て置くわけには参りません」
レミリア「ちょ？ さ、咲夜、どういうこと？」
咲夜「いいですかお嬢様、このファイトの選手は、新聞に載せられて幻想郷中に報道されるのです。
新聞を見た者は皆、口々にこう噂するでしょう――
『レミリア・スカーレットは、自分の幼児体型を撮られるのが嫌で、身代わりに理想の女性を雇った恥知らずだ』と！」
レミリア「ええええええええ！？ いや、私よ、私本人！ そんな、別人だなんて」
咲夜「誰がどう見ても別人なんですよっ……！
ロリペド体型まっしぐらのお嬢様と、今私の目の前にいるどこぞの門番みたいな憎たらしい体型の女性！
同一人物だと言われて誰が納得するんです！？ 少なくとも私は納得できません！」
レミリア「それあんたの個人的性癖だけの問題じゃないの！？」
パチュリー「あー、言われてみれば確かに」
美鈴「知らずにいきなり今のお嬢様に会ったら、確実に別人だと思いますね」
小悪魔「すいませんお嬢様、心の底から同意しちゃいます」
レミリア「オイィお前らァア！？」
フラン「わ、私はわかるよ？ ちゃんとお姉様だってわかるよ？」
レミリア「ありがとうねフラン、私の味方はあなただけだわ……」
咲夜「フランドール様は例外ですよ、血を分けた姉妹なんですから……
ですがフランドール様、このお嬢様が文々。新聞の写真記事に載ってるところを想像してみてください。
それでも今のお嬢様が、自分の姉であると認識できますか？」
フラン「あ、ごめんそれは無理」
レミリア「フラァァァァアァアアァン！！？？」
咲夜「わかりましたかお嬢様、今のお姿ではファイトに参加しても、むしろカリスマは落ちるだけなのです……
わかっていただけましたら、元のお姿に」
レミリア「無理なの」
咲夜「…………？ え？」
レミリア「この姿になるために、無茶苦茶いっぱい運命いじっちゃったから……
元の姿に戻るには、その、一週間くらい運命操り続けないと……」
パチュリー「……まあ、『永遠に紅い幼き月』が年齢をいじるくらいだものね」
美鈴「あ、やっぱり。何か変だと思ってたんですよ。
お嬢様の体をどんなに成長させても、骨格と体の気脈から見て、
こんなに凹凸のある体型にはならないと思ってたんです」
フラン「お姉様、そんなことまでしてたんだ……」
レミリア「見ないでフラン、こんな汚れた私を見ないで……」
咲夜「それではしょうがありません、今回のファイトは欠席の旨、連絡しておきます」
フラン「あ、じゃあ遊ぼうよお姉様、大人になったお姉様がどのくらい強くなったか見てみたいなー♪」（がしっ）
パチュリー「あ、じゃあその後で私にも付き合って。成長しない吸血鬼が歳をとった場合何がどうなるのか、サンプル採ってみたいわ」（がしっ）
レミリア「ちょ、今の私は急成長した反動で体中が痛くて……ああああああ誰か助けてええええええ」（ずりずりずり……）
咲夜「……まあ、成長痛みたいなもんでしょう。美鈴、後でお嬢様のマッサージよろしくね」
美鈴「止めなくていいんですか？」
咲夜「パチュリー様も妹様も目が輝いてたから」
美鈴「あ、それじゃ無理ですね。マッサージは念入りにやっておきます」
そろそろこのへんで、幻想郷一のカリスマが誰か思い知らせておく必要があるわ！」
パチュリー「それで運命操作までしてそんな姿になったのね……本当の自分と比べて虚しくならないの？」
レミリア「ならないわ！ 勝てば官軍！ というか最近負けっぱなしな気がするから、そっちのほうが深刻よ！」
小悪魔「僭越ながら、ドレスは私が選びました」
レミリア「うむ、よきにはからえ！ というわけで、私はこの姿のままで会場まで――」
咲夜「いけません」
レミリア「うん、どうしたの咲夜？」
咲夜「行かせません」
レミリア「は？」
咲夜「このようなお姿のお嬢様を、このようなファイトに参加させるなんて――
申し訳ありませんお嬢様。ですがこの咲夜、スカーレットの名に泥を塗るような愚行、みすみす捨て置くわけには参りません」
レミリア「ちょ？ さ、咲夜、どういうこと？」
咲夜「いいですかお嬢様、このファイトの選手は、新聞に載せられて幻想郷中に報道されるのです。
新聞を見た者は皆、口々にこう噂するでしょう――
『レミリア・スカーレットは、自分の幼児体型を撮られるのが嫌で、身代わりに理想の女性を雇った恥知らずだ』と！」
レミリア「ええええええええ！？ いや、私よ、私本人！ そんな、別人だなんて」
咲夜「誰がどう見ても別人なんですよっ……！
ロリペド体型まっしぐらのお嬢様と、今私の目の前にいるどこぞの門番みたいな憎たらしい体型の女性！
同一人物だと言われて誰が納得するんです！？ 少なくとも私は納得できません！」
レミリア「それあんたの個人的性癖だけの問題じゃないの！？」
パチュリー「あー、言われてみれば確かに」
美鈴「知らずにいきなり今のお嬢様に会ったら、確実に別人だと思いますね」
小悪魔「すいませんお嬢様、心の底から同意しちゃいます」
レミリア「オイィお前らァア！？」
フラン「わ、私はわかるよ？ ちゃんとお姉様だってわかるよ？」
レミリア「ありがとうねフラン、私の味方はあなただけだわ……」
咲夜「フランドール様は例外ですよ、血を分けた姉妹なんですから……
ですがフランドール様、このお嬢様が文々。新聞の写真記事に載ってるところを想像してみてください。
それでも今のお嬢様が、自分の姉であると認識できますか？」
フラン「あ、ごめんそれは無理」
レミリア「フラァァァァアァアアァン！！？？」
咲夜「わかりましたかお嬢様、今のお姿ではファイトに参加しても、むしろカリスマは落ちるだけなのです……
わかっていただけましたら、元のお姿に」
レミリア「無理なの」
咲夜「…………？ え？」
レミリア「この姿になるために、無茶苦茶いっぱい運命いじっちゃったから……
元の姿に戻るには、その、一週間くらい運命操り続けないと……」
パチュリー「……まあ、『永遠に紅い幼き月』が年齢をいじるくらいだものね」
美鈴「あ、やっぱり。何か変だと思ってたんですよ。
お嬢様の体をどんなに成長させても、骨格と体の気脈から見て、
こんなに凹凸のある体型にはならないと思ってたんです」
フラン「お姉様、そんなことまでしてたんだ……」
レミリア「見ないでフラン、こんな汚れた私を見ないで……」
咲夜「それではしょうがありません、今回のファイトは欠席の旨、連絡しておきます」
フラン「あ、じゃあ遊ぼうよお姉様、大人になったお姉様がどのくらい強くなったか見てみたいなー♪」（がしっ）
パチュリー「あ、じゃあその後で私にも付き合って。成長しない吸血鬼が歳をとった場合何がどうなるのか、サンプル採ってみたいわ」（がしっ）
レミリア「ちょ、今の私は急成長した反動で体中が痛くて……ああああああ誰か助けてええええええ」（ずりずりずり……）
咲夜「……まあ、成長痛みたいなもんでしょう。美鈴、後でお嬢様のマッサージよろしくね」
美鈴「止めなくていいんですか？」
咲夜「パチュリー様も妹様も目が輝いてたから」
美鈴「あ、それじゃ無理ですね。マッサージは念入りにやっておきます」
