萃香「萃香だよー、みんな元気ー? 司会進行やっちゃうからねー。にゃははは。
ほいほい、選手入場~」
マチョリー「ふんっ! ふんっ! 今日も素晴らしいわ、私のこの筋肉・・・」
JS「裁けぬものなどほとんどないっ!(決まった……)」
萃香「それ違う子のでしょ。
さて今日は、あなたたちの目の前にある2Lのコーラを一気飲みしてもらうよ。
先に2L飲みきった方の勝ちだかんね」
マチョリー「これかい? ふんんんっ!!」
萃香「こらあ! ペットボトルを潰すんじゃない!
あーあー中がこぼれてビショビショじゃないか!」
マチョリー「私のパワーを見ていただけたろうか?」
萃香「んなの、どーだっていいよ。新しいコーラ持ってきてー」
少女準備中
萃香「さぁさ準備はいいかい?
それじゃ、READY GO!!」
マチョリー「ゴクゴクゴクゴク」
JS「ごくごくごくごきゅ」
萃香「ほい、一気、一気、一気……」
マチョリー「……!! ぶふっ!」JS「……!! ごほっ!」
萃香「あー失敗したかー」
マチョリー「2L、あなどれないな」
JS「炭酸いたいよぉ……」
萃香「ほいほい、んじゃ」トクトクトクトク
JS「ちょ、なにを注いで!?」
萃香「2Lを先に飲みきった方の勝ち。一気飲みだからね」
マチョリー「じゃぁ、勝敗がつくまで一体何リットル飲めば……?」
JS「まさに外道」
萃香「ほいほい、じゃあ準備できた方から飲んでいいよ」
マチョリー「ふぅ、仕方ない。とっておきの策を使うか。
見よ! 大回転んんんんんんっ!!!!!!」
JS「な、何を……!?」
慧音「説明しよう。ペットボトルを激しく回転させることにより、
マチョリーは中の炭酸を抜きつつ、
かつ遠心力で液体を外側へ押しやり、
空気の通り道を作ることで凄まじい勢いでコーラを口の中へ注ぐことが可能になったのだ」
マチョリー「ゴクゴクゴぐふぅっ!!」
萃香「あ、粗相」
慧音「説明しよう。あまりの速度に、マチョリーは飲みきれなくなったのだ」
JS「見ればわかります。
……そうか。すいません、あの黒いコカコーラを持ってきてください」
萃香「んん、おっけー」
JS「普段の私は人を裁く立場。しかし裁くということは同時に罪深きこと。
そう『黒』を引き受け、飲みこむ度量があってこその裁判官……」
ほいほい、選手入場~」
マチョリー「ふんっ! ふんっ! 今日も素晴らしいわ、私のこの筋肉・・・」
JS「裁けぬものなどほとんどないっ!(決まった……)」
萃香「それ違う子のでしょ。
さて今日は、あなたたちの目の前にある2Lのコーラを一気飲みしてもらうよ。
先に2L飲みきった方の勝ちだかんね」
マチョリー「これかい? ふんんんっ!!」
萃香「こらあ! ペットボトルを潰すんじゃない!
あーあー中がこぼれてビショビショじゃないか!」
マチョリー「私のパワーを見ていただけたろうか?」
萃香「んなの、どーだっていいよ。新しいコーラ持ってきてー」
少女準備中
萃香「さぁさ準備はいいかい?
それじゃ、READY GO!!」
マチョリー「ゴクゴクゴクゴク」
JS「ごくごくごくごきゅ」
萃香「ほい、一気、一気、一気……」
マチョリー「……!! ぶふっ!」JS「……!! ごほっ!」
萃香「あー失敗したかー」
マチョリー「2L、あなどれないな」
JS「炭酸いたいよぉ……」
萃香「ほいほい、んじゃ」トクトクトクトク
JS「ちょ、なにを注いで!?」
萃香「2Lを先に飲みきった方の勝ち。一気飲みだからね」
マチョリー「じゃぁ、勝敗がつくまで一体何リットル飲めば……?」
JS「まさに外道」
萃香「ほいほい、じゃあ準備できた方から飲んでいいよ」
マチョリー「ふぅ、仕方ない。とっておきの策を使うか。
見よ! 大回転んんんんんんっ!!!!!!」
JS「な、何を……!?」
慧音「説明しよう。ペットボトルを激しく回転させることにより、
マチョリーは中の炭酸を抜きつつ、
かつ遠心力で液体を外側へ押しやり、
空気の通り道を作ることで凄まじい勢いでコーラを口の中へ注ぐことが可能になったのだ」
マチョリー「ゴクゴクゴぐふぅっ!!」
萃香「あ、粗相」
慧音「説明しよう。あまりの速度に、マチョリーは飲みきれなくなったのだ」
JS「見ればわかります。
……そうか。すいません、あの黒いコカコーラを持ってきてください」
萃香「んん、おっけー」
JS「普段の私は人を裁く立場。しかし裁くということは同時に罪深きこと。
そう『黒』を引き受け、飲みこむ度量があってこその裁判官……」
BGM:六十年目の東方裁判 ~ Fate of Sixty Years
JS「今こそ見せる私の覚悟ッ!」
高だかと持ち上げたコーラを一気に飲み下していくジャッジメント・シーズン。
その気迫は見る者を圧倒させ、地を震わせる。
シーズンの足元を中心として、地面に亀裂が入っていく。
せりあがってくるは法廷、神の裁きの場。
轟く雷鳴、風の切り裂く音。
もはやコーラの残量も少ない。
裁きの時は来た。
最後の一滴を下し、シーズンの瞼が開く。
空になったペットボトルが、裁定の小槌の如く、今、振り下ろされた!
その気迫は見る者を圧倒させ、地を震わせる。
シーズンの足元を中心として、地面に亀裂が入っていく。
せりあがってくるは法廷、神の裁きの場。
轟く雷鳴、風の切り裂く音。
もはやコーラの残量も少ない。
裁きの時は来た。
最後の一滴を下し、シーズンの瞼が開く。
空になったペットボトルが、裁定の小槌の如く、今、振り下ろされた!
JS「ジャッジメント!!!」
背後で爆発。色とりどりの煤煙。
萃香「おおー」
煽り文句:ジャッジメント・シーズンは決して負けない。