レミリア「霊夢、1日巫女体験しに来てやったわ。」
霊夢「誰も頼んでないから。迷惑だから帰りなさい」
チルノ「そういうわけにもいかないのよね、ファイト指定ですもの。」
霊夢「はぁ…、ってことはあんたも?」
チルノ「えぇ、今日はよろしくお願いしますね霊夢さん。」
霊夢「なんかいつもと雰囲気違うわね。変なもんでも食べた?」
チルノ「あら、失礼ですね。私はいつもどおりですよ?」
霊夢「ふーん、まぁいいや。とりあえず、ハイ、これに着替えてきて。」
レミリア「わかったわ」
チルノ「わかりました。」
霊夢「誰も頼んでないから。迷惑だから帰りなさい」
チルノ「そういうわけにもいかないのよね、ファイト指定ですもの。」
霊夢「はぁ…、ってことはあんたも?」
チルノ「えぇ、今日はよろしくお願いしますね霊夢さん。」
霊夢「なんかいつもと雰囲気違うわね。変なもんでも食べた?」
チルノ「あら、失礼ですね。私はいつもどおりですよ?」
霊夢「ふーん、まぁいいや。とりあえず、ハイ、これに着替えてきて。」
レミリア「わかったわ」
チルノ「わかりました。」
- 少女着替え中-
霊夢「さて、とりあえずは境内の掃除でもしてもらおうかしら?」
レミリア「めんどくさいわねぇ、咲夜やっておいて頂戴」
咲夜「かしこまりましたお嬢様。」
霊夢「ちょっと、それじゃ体験の意味ないでしょ?」
チルノ「霊夢さん拝殿のお掃除終わりました。」
霊夢「あら、ありがと。って見かけないと思ったらそんなところにいってたの?
…何も変なことしてないでしょうねぇ?」
チルノ「していませんよ。あぁ変なことといえば光の3妖精がお賽銭を盗もうとしていたので
追い払っておきました。」
霊夢「あ、あらそう、ありがとう…」
咲夜「境内の掃除すべて完了しましたお嬢様。」
レミリア「ありがと咲夜。さぁお茶にしましょう霊夢私疲れちゃったわ。」
霊夢「…あんたは何もしてないでしょうが。」
レミリア「めんどくさいわねぇ、咲夜やっておいて頂戴」
咲夜「かしこまりましたお嬢様。」
霊夢「ちょっと、それじゃ体験の意味ないでしょ?」
チルノ「霊夢さん拝殿のお掃除終わりました。」
霊夢「あら、ありがと。って見かけないと思ったらそんなところにいってたの?
…何も変なことしてないでしょうねぇ?」
チルノ「していませんよ。あぁ変なことといえば光の3妖精がお賽銭を盗もうとしていたので
追い払っておきました。」
霊夢「あ、あらそう、ありがとう…」
咲夜「境内の掃除すべて完了しましたお嬢様。」
レミリア「ありがと咲夜。さぁお茶にしましょう霊夢私疲れちゃったわ。」
霊夢「…あんたは何もしてないでしょうが。」
レミリア「ところで、霊夢?」
霊夢「なによ?」
レミリア「巫女の仕事って本当にこれだけなの?」
霊夢「そんなことないわよ。」
レミリア「でもあんたはだいたいいつも縁側でお茶飲んでるか境内掃除してるかのどちらかしかないじゃない。
結局、巫女の仕事ってなんなわけ?」
チルノ「古神道において、神和ぎ(かんなぎ)という神を鎮めるさまざまな行為がされていまして、
その中でも神職などの方が依り代となって神を自らに宿す行為、いわゆる「神降し」などの儀式のことを
巫(かんなぎ)と呼んでいました。それで、この巫(かんなぎ)を掌っていた女性が巫女の発祥だと
考えられているそうです。また、中世に入ると神社での巫女による神楽の奉納が恒例となり始めたそうです。
この神楽には旧来の神降ろしに加えて、現世利益の祈願等の目的もあったそうです。」
レミリア「???」
チルノ「まぁ、神楽を踊ることによって神を降ろし神の言葉を伝えたり、
その神楽を見ている人の利益を願ったりするのがお仕事といったところでしょうか?
ほかにもお祓いをしたり、傀儡回しという唄に併せて動かす人形劇を行っていた方たちもいたそうです。
もっとも、こちらの方々は巫女というよりは遊女とか芸人とかの類だったようですがね。
それと、最近ですと神社の繁盛期に臨時で採用されてお守りなどを売っている巫女もいるそうですね。
アルバイト?って山の上の巫女さんは言ってましたが。」
レミリア「へ、へぇ…そ、そういえばお茶っていうと大体緑色か紅色?っていうのかしら?そんな感じの色だけど。
色合いとしての茶ってこの地面みたいな色よね?なんで茶色なんていうのかしら?」
チルノ「茶色というのは室町時代に茶の葉の煎じ汁が染料として使われ始めて、そのときに生まれた名前だそうです。
また、この名前が一般的になったのは江戸時代に茶染めの服が一般に広まったことによるそうです。
ちなみに、この当時には「鶯茶」「青茶」というように緑がかった色の名前にも使われていたそうですよ。」
レミリア「…」
チルノ「ちなみに、余談ですけれど。緑茶も紅茶も茶葉自体は同じで発酵の仕方に違いがあるそうです。
発酵のさせ具合により緑茶・白茶・青茶・紅茶となっていくそうです。
ほかにも緑茶をコウジカビで発酵させた黒茶、蛾の幼虫に茶葉を食べさせて、不完全な消化状態の
ある程度発酵した糞を利用した「中糞茶」というものもあるそうです。
あぁ、そうそうこのお茶なんですけど…」
レミリア「さくやー、氷精が私をいじめる~」
霊夢「…」
霊夢「なによ?」
レミリア「巫女の仕事って本当にこれだけなの?」
霊夢「そんなことないわよ。」
レミリア「でもあんたはだいたいいつも縁側でお茶飲んでるか境内掃除してるかのどちらかしかないじゃない。
結局、巫女の仕事ってなんなわけ?」
チルノ「古神道において、神和ぎ(かんなぎ)という神を鎮めるさまざまな行為がされていまして、
その中でも神職などの方が依り代となって神を自らに宿す行為、いわゆる「神降し」などの儀式のことを
巫(かんなぎ)と呼んでいました。それで、この巫(かんなぎ)を掌っていた女性が巫女の発祥だと
考えられているそうです。また、中世に入ると神社での巫女による神楽の奉納が恒例となり始めたそうです。
この神楽には旧来の神降ろしに加えて、現世利益の祈願等の目的もあったそうです。」
レミリア「???」
チルノ「まぁ、神楽を踊ることによって神を降ろし神の言葉を伝えたり、
その神楽を見ている人の利益を願ったりするのがお仕事といったところでしょうか?
ほかにもお祓いをしたり、傀儡回しという唄に併せて動かす人形劇を行っていた方たちもいたそうです。
もっとも、こちらの方々は巫女というよりは遊女とか芸人とかの類だったようですがね。
それと、最近ですと神社の繁盛期に臨時で採用されてお守りなどを売っている巫女もいるそうですね。
アルバイト?って山の上の巫女さんは言ってましたが。」
レミリア「へ、へぇ…そ、そういえばお茶っていうと大体緑色か紅色?っていうのかしら?そんな感じの色だけど。
色合いとしての茶ってこの地面みたいな色よね?なんで茶色なんていうのかしら?」
チルノ「茶色というのは室町時代に茶の葉の煎じ汁が染料として使われ始めて、そのときに生まれた名前だそうです。
また、この名前が一般的になったのは江戸時代に茶染めの服が一般に広まったことによるそうです。
ちなみに、この当時には「鶯茶」「青茶」というように緑がかった色の名前にも使われていたそうですよ。」
レミリア「…」
チルノ「ちなみに、余談ですけれど。緑茶も紅茶も茶葉自体は同じで発酵の仕方に違いがあるそうです。
発酵のさせ具合により緑茶・白茶・青茶・紅茶となっていくそうです。
ほかにも緑茶をコウジカビで発酵させた黒茶、蛾の幼虫に茶葉を食べさせて、不完全な消化状態の
ある程度発酵した糞を利用した「中糞茶」というものもあるそうです。
あぁ、そうそうこのお茶なんですけど…」
レミリア「さくやー、氷精が私をいじめる~」
霊夢「…」
紫「うっかり寝過ごしてしまったわ。ファイトは終わったかしら?」
霊夢「とっくの昔に終わってるわ。」
紫「そう、それで勝者は?」
霊夢「まぁ、一応掃除してたみたいだし、チルノのほうかしらね?」
紫「チルノの勝利ね。後で閻魔にも伝えておいて頂戴。私あの人苦手だから。
二人ともお疲れ様。1日体験巫女は終了よ。」
チルノ「ありがとうございました。」
レミリア「…(放心状態)」
咲夜「さ、帰りましょうお嬢様。」
霊夢「とっくの昔に終わってるわ。」
紫「そう、それで勝者は?」
霊夢「まぁ、一応掃除してたみたいだし、チルノのほうかしらね?」
紫「チルノの勝利ね。後で閻魔にも伝えておいて頂戴。私あの人苦手だから。
二人ともお疲れ様。1日体験巫女は終了よ。」
チルノ「ありがとうございました。」
レミリア「…(放心状態)」
咲夜「さ、帰りましょうお嬢様。」
次の日
チルノ「あたいってばさいきょーね!!!」
霊夢「あ、チルノ丁度よかった。この問題といてみて。」
チルノ「4かける9?こんなの簡単だよ32!!」
霊夢「うーん、いつものチルノね…昨日のはなんだったのかしら?」
チルノ「どんなもんよ。やっぱりあたいって天才でさいきょーよね?」
霊夢「あーはいはい、てんさいよてんさい」
霊夢「あ、チルノ丁度よかった。この問題といてみて。」
チルノ「4かける9?こんなの簡単だよ32!!」
霊夢「うーん、いつものチルノね…昨日のはなんだったのかしら?」
チルノ「どんなもんよ。やっぱりあたいって天才でさいきょーよね?」
霊夢「あーはいはい、てんさいよてんさい」
永琳「…ふむ、効果は1日か…もう少し改良が必要そうね。」