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15スレ第10戦(4)

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匿名ユーザー

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【神綺様の天地創造】                【アリス・マーガトロイドの天地創造】
まず、台地を作る                   いきなり人形を作り始める
山を作り、湖を作り、小川をつくる          神綺様の人形ができる
大きな神殿を作る                   さらに人形をつくる
その周りに家々を並べていく             アリスの人形ができる
そして、他の世界へと通じる門を作る        人形を作る、ここで、何かおかしいことに気がつく
ふぅと一息ついて小休止               夢子の人形ができる、どうやら、人形を作る手が止まらない模様
お茶飲んでまったり                  人形を作る、そういえば先ほど神綺様にみょんなおまじないをされたことに気がつく
プリン食べてまったり                 ユキとマイの人形ができる、よく見たら自分の周りに神綺様っぽいアホ毛オーラが!
アホ毛を整えながらまったり             おのれ謀ったなー!人形を作る手が止まらない
枝毛を気にしながらまったり             ルイズとサラの人形をそろえたところでようやく自由が戻る
アリスが来たのに気づいて手を降る         神綺様のところへ抗議しに行く
抗議しようとするアリスを止める           抗議しようとして神綺に止められる

「ちょっとなによ? 何を言われたってこれは反則…」
「アリスちゃん、あなたが作った人形を貸してくれないかしら?」
「な、なによ?」
先ほどとはうって変わった口調の神綺に少し驚いたアリス。
ぶつぶつ言いながらも自分が作った人形を持ってくる。
神綺はアリスが作った自分の人形を手に取り、ゆっくりといとおしむかのようになでた後、それを自分の作った世界の上に置いた。

神殿の前に神綺様、その隣にアリスちゃん
もひとつ隣に夢子ちゃん
湖でユキちゃんとマイちゃんが遊んでて
ルイズちゃんは観光旅行、そして門の前にサラちゃん

そんな歌のような呟きをアリスは耳にしていた。
「…本当はもっとたくさんいるんだけどね。アリスちゃんが疲れちゃうから、これだけよ。ちょっと寂しいかしら?」
「これは…私たちの」
そこに広がっていたのは、いつかアリスが目にしていた世界。
「そう、私たちの住んでいる魔界。私とアリスちゃんが作り出した…ね? もちろん私が作ったのは世界とも言えないような小さな箱庭だし、
住人は布でできたお人形さん。でも、これだって小さな箱の中に作られたお人形達の世界なの。立派な天地創造なの」
「……」
「競い合いながらよりよい世界を作るのも悪くないけれど、私はこうやってあなたと一緒に小さくても素敵な世界を創造することのほうが好きよ。
あなたは、どう思う?」
「…そうね」
「それにしてもあなたがいた頃の魔界かぁ…懐かしいわね。アリスちゃん、いつでもいいからたまには帰ってきなさいな。夢子ちゃんもあれで
結構心配してるのよ?」
「…うん」
この人にはかなわないわね。
ギブアップ宣言を出しながら、アリスは遠い故郷の風景を思い浮かべ懐かしむのだった。

勝者 神綺


















































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