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5スレ第30戦(5)

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匿名ユーザー

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「今回の勝負は肉体を使っての殴り合いです。能力の使用は禁止ですが、己の肉体を使って可能な攻撃は全て認めます」
 審判の映姫からリグルと神奈子に対してルールの説明がされ、すぐさま勝負開始の号令が飛ぶ。

 先に仕掛けたのは、殴り合いの勝負だというのになぜかきわどい水着を着込んだ神奈子。出るとこはしっかりと出ているため、早苗がデビューさせようとしたのも分からなくはない。その姿はテクモの有名格闘ゲームを連想させる。
 女性としてはかなりの長身から繰り出される回し蹴りがリグルの首を狙い、リグルの両腕はそれを受け止めに行く。
 重い音が響いたが、リグルはその蹴りをしっかりとブロックしていた。弾幕戦闘で発揮されることがなかったので誰も気にかけなかったが、そもそも虫という生物は膂力が強いのだ。特に、アリなどは自重の数十倍という重量物を当たり前のように持ち上げる。
「いきなりの高い蹴りは感心しませんよ」
 言うとリグルは神奈子の脚を上に跳ね上げながら低い蹴りを放つ。
 神奈子は軽く跳躍してかわしながら間合いを離し、重心を落とした構えに移行する。
 一方、リグルは一気にたたみかけようと大きく跳んで神奈子を追い、必殺の飛び蹴りを放つ。
「それを待ってたよ!」
 風を切り裂いて殺到するリグルの脚に神奈子の手が触れた瞬間、リグルの身体は空中で回転し、蹴りの突進力を保持したまま地面に叩きつけられる。

 結局、リグルは起き上がることができず神奈子の一本勝ちとなったが、1ボスの身でありながら神に挑んだ勇志を称える拍手がリグルに送られた。




























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