食べ物対決と言えば、美鈴のいるチームサボリが圧倒的有利かと思われた。
実際「食べ物を選ばないと死ぬのよ。マジで」とまったく手をつけようともしないパチュリーと、
何とか食べようとして触って冷たさに諦める小町は、ほとんど量を食べることに貢献していない。
だが、もう一人、美鈴に対抗できる人物がいた。
それはいがいにも、シュバルリッツ・ロンゲーナ大佐だったのだ。
実際「食べ物を選ばないと死ぬのよ。マジで」とまったく手をつけようともしないパチュリーと、
何とか食べようとして触って冷たさに諦める小町は、ほとんど量を食べることに貢献していない。
だが、もう一人、美鈴に対抗できる人物がいた。
それはいがいにも、シュバルリッツ・ロンゲーナ大佐だったのだ。
何とか味わおうと口に含んでゆっくりと味わう美鈴に対し、
凍ったままの食品を粉々に砕いて、氷のような食物をそのままほおばる大佐。
それは機械的で、任務を遂行していく軍人そのものだ。
うどんだろうがエビだろうがシューマイだろうがお構いなしに砕いては食べるの繰り返しである。
淡々と、単々と減らしていく大佐。しかし、そこで異変が起きた。
ゆっくりと立ち上がり、大佐は不自然な足取りで部屋の外へと消えていった。
その後、結局大佐は戻ってくることはなく、勝者はそのまま美鈴となった。
凍ったままの食品を粉々に砕いて、氷のような食物をそのままほおばる大佐。
それは機械的で、任務を遂行していく軍人そのものだ。
うどんだろうがエビだろうがシューマイだろうがお構いなしに砕いては食べるの繰り返しである。
淡々と、単々と減らしていく大佐。しかし、そこで異変が起きた。
ゆっくりと立ち上がり、大佐は不自然な足取りで部屋の外へと消えていった。
その後、結局大佐は戻ってくることはなく、勝者はそのまま美鈴となった。
なお、以下の文章は、文々。新聞特別取材班が極秘に入手した大佐の独り言である。
「果たしてここまで来たか。
腹立たしいまでに腹痛である。
腹立たしいまでに腹痛である。
だがもっとも望ましい形に進んで
来ているのはとても愉快だ。
来ているのはとても愉快だ。
我が便秘改善素敵計画は
冷凍食品の強い冷気を以って
ついに完遂されることとなる。
冷凍食品の強い冷気を以って
ついに完遂されることとなる。
いよいよもって出るがよい。
そしてさようなら。」
そしてさようなら。」