――――天界
魔「か…風邪引いたぜ…」
暑いからと裸で寝ていた魔理沙。
オマケに寝苦しかったのか、コールドインフェルノを常駐させたまま寝てしまっていたのだ。
魔「か…風邪引いたぜ…」
暑いからと裸で寝ていた魔理沙。
オマケに寝苦しかったのか、コールドインフェルノを常駐させたまま寝てしまっていたのだ。
魔「こんな時にファイトかよ……夏風邪だから咳とか鼻水よりダルさと熱が、キツイぜ」
衣「すみません、指定でしたので」
天「後で天界の薬でもあげるわよ!それよりアレ、なんとかしてよ…」
天子が指をさすと、その先には。
何とも愛らしいずんぐりしたトリ、おキューちゃんが居た。ソコまでは良い。
……無駄にデカいのだ。
魔「……もしかしてアレを退治するのか?おいおいこのコンディションで…」
天「また天界が核の光に、とか、もう嫌なの!とにかく頼むわよ!」
衣「そういえばもう一人の対戦者は…どうしたんでしょう」
衣「すみません、指定でしたので」
天「後で天界の薬でもあげるわよ!それよりアレ、なんとかしてよ…」
天子が指をさすと、その先には。
何とも愛らしいずんぐりしたトリ、おキューちゃんが居た。ソコまでは良い。
……無駄にデカいのだ。
魔「……もしかしてアレを退治するのか?おいおいこのコンディションで…」
天「また天界が核の光に、とか、もう嫌なの!とにかく頼むわよ!」
衣「そういえばもう一人の対戦者は…どうしたんでしょう」
その時、3人の背後に隙間が開く。
紫「あら皆さん、こんにちは。対戦者を連れて来たわ」
レ「…………折角。折角、南極があと少しだったのに……」
隙間から吐き出されるレティ。
衣「……後で何か冷たいものをあげます」
レ「うう……暑いわよ……」
紫「あら皆さん、こんにちは。対戦者を連れて来たわ」
レ「…………折角。折角、南極があと少しだったのに……」
隙間から吐き出されるレティ。
衣「……後で何か冷たいものをあげます」
レ「うう……暑いわよ……」
もの凄く残念そう+暑さでヤバそうなレティと、夏風邪がヤバそうな魔理沙。
その様子を見た天子がボヤく。
天「……このメンツ、大丈夫かしら」
衣「まあ、いざとなったらまた逃げましょう」
ともあれ、ファイト開始である。
その様子を見た天子がボヤく。
天「……このメンツ、大丈夫かしら」
衣「まあ、いざとなったらまた逃げましょう」
ともあれ、ファイト開始である。
「うにゅ?」
実はこのアトミックおキューちゃん、おキューちゃんが複数合体した姿だと言う。
魔「くそ…なんか無駄にブサ可愛いというか…ああ、熱とダルさで頭が回らないぜ…」
実はこのアトミックおキューちゃん、おキューちゃんが複数合体した姿だと言う。
魔「くそ…なんか無駄にブサ可愛いというか…ああ、熱とダルさで頭が回らないぜ…」
レ「こういうのは巫女にでもやらせて置けば……あ」
ややフラフラ気味の魔理沙と、ボヤイてる内に何かを思いついたレティ。
レ「……よし、これなら或いは」そう言うとレティは一筋の冷気を紡ぐ。細くてか弱い冷気を、レティは天界から垂らした。
ややフラフラ気味の魔理沙と、ボヤイてる内に何かを思いついたレティ。
レ「……よし、これなら或いは」そう言うとレティは一筋の冷気を紡ぐ。細くてか弱い冷気を、レティは天界から垂らした。
――――所変わって博麗神社
霊「あ~つ~い~あ~つ~い~」
神社の一室にひっくり返って溶けた霊夢が居た。
畳が暑くなると転がり、少しでも冷たさを感じようとしていた。
霊「あ~つ~……!」
ふと、ほんの微かに冷気を感じた。
霊「……涼しい所があるの!?何処!?何処だっ!」
そう、それはレティの垂らした冷気。そうとは知らず霊夢は涼しさを求め、微かな冷気を尋常じゃない速度で辿り始めた……
神社の一室にひっくり返って溶けた霊夢が居た。
畳が暑くなると転がり、少しでも冷たさを感じようとしていた。
霊「あ~つ~……!」
ふと、ほんの微かに冷気を感じた。
霊「……涼しい所があるの!?何処!?何処だっ!」
そう、それはレティの垂らした冷気。そうとは知らず霊夢は涼しさを求め、微かな冷気を尋常じゃない速度で辿り始めた……
―――天界
魔「ダルい……もういい、とりあえずマスパだ……ぜっ!」
天「ちょ」
考えることを止めた魔理沙がマスパをぶっ放つ。
アトミックおキューちゃんに見事ヒットしたが、おキューちゃんは無傷。
魔「……ダメだ、こんな状態じゃ魔力が大して込められないぜ」
「うにゅ?……うにゅー!」
むしろ魔理沙の攻撃で怒った様子のおキューちゃん。
衣「むしろ怒らせてしまいましたか……さて避難しなくては」
魔「ダルい……もういい、とりあえずマスパだ……ぜっ!」
天「ちょ」
考えることを止めた魔理沙がマスパをぶっ放つ。
アトミックおキューちゃんに見事ヒットしたが、おキューちゃんは無傷。
魔「……ダメだ、こんな状態じゃ魔力が大して込められないぜ」
「うにゅ?……うにゅー!」
むしろ魔理沙の攻撃で怒った様子のおキューちゃん。
衣「むしろ怒らせてしまいましたか……さて避難しなくては」
とその時、物凄い勢いでこちら全体にスペルを撃ってきた存在がいた。
レ「良かった。……これで私の勝ちね」
霊「冷気寄越せぇぇぇっ!夢想封印!」
レ「ちょww私まで巻き込」
魔「……へ?霊夢がなんd」
衣「あら博麗のm」
天「 」
Q「うにゅ?」
ピチューン
レ「良かった。……これで私の勝ちね」
霊「冷気寄越せぇぇぇっ!夢想封印!」
レ「ちょww私まで巻き込」
魔「……へ?霊夢がなんd」
衣「あら博麗のm」
天「 」
Q「うにゅ?」
ピチューン
紫「あらあら、皆さんピチュッてしまったのね……」
隙間から見ていた紫だけが様子を見ていた。
紫「一応ジャッジとしては、冷気を使って異変解決屋の霊夢を呼んだレティの勝ち、ですわね」
隙間から見ていた紫だけが様子を見ていた。
紫「一応ジャッジとしては、冷気を使って異変解決屋の霊夢を呼んだレティの勝ち、ですわね」
そして霊夢の方に振り向く紫
霊「はぁ……はぁ…冷気は…どこ…」
紫「あら霊夢。涼しい所をご所望なら、丁度涼しい所とつながってるわよ?」
霊「何でもいいから涼しい所……」
紫「ハイハイ、一名様、南極にご招待~」
霊「はぁ……はぁ…冷気は…どこ…」
紫「あら霊夢。涼しい所をご所望なら、丁度涼しい所とつながってるわよ?」
霊「何でもいいから涼しい所……」
紫「ハイハイ、一名様、南極にご招待~」
そして隙間は閉じる。
レ「……私の……南極……ガハッ」
魔「……風邪は辛いしこのオチ……最悪だぜ、くはっ」
レ「……私の……南極……ガハッ」
魔「……風邪は辛いしこのオチ……最悪だぜ、くはっ」
ちなみにおキューちゃんは夢想封印で分裂し、大人しくうにゅうにゅ鳴いていたとか。