幽香「んー、金髪ストレートなんてアリスに上海人形に散髪された時以来ね……
服の方は黒ワンピだからそこまで変わらないけど、日傘の黒は蝙蝠傘に見えちゃうかしら」
メディ「こんにちはー……あれ、ルーミア大きくなった?」
幽香「あら、こんにちは。ルーミアじゃないわ、私よ」
リグル「幽香さん!?どうしてそんな格好を……」
幽香「そ、それはなんていうかその……それよりどう、このポーズ。
『聖者は十字架に磔られました』っていってるように見える?」
メディ「うーん、それよりは『人類は十進法を採用しました』かなぁ?」
リグル「いやー、その構えから正面をビームでなぎ払うようにしか見えな――」
幽香「(ぴくっ)」
(ピチューン)
メディ「わっ、正面に十字型のビームが出た!」
幽香「ふー……とにかくファイトに行くわよ」
慧音「待て、風見幽香。お前に言っておきたい事がある」
幽香「何よいきなり現れて」
慧音「外界の言葉にこういう物がある……『コスプレするなら心まで飾れ!』」
幽香「……は?」
慧音「コスプレとは即ち、対象の姿を模する事でその能力を借りようとする呪術的行為の延長!
であるならば、外見のみ似せるだけでは意味はなく、むしろ内面こそが肝要と言える!」
幽香「いや、別にこれはそういう意味じゃないし……っていうか、そうなの?」
慧音「違う!ルーミアならばそこは『そーなのかー』だ!」
幽香「うっ……そ、そうなのか……しら?」
慧音「『そーなのかー』」
幽香「そうなの……か……?」
慧音「それでは男言葉だ!『そーなのかー』、はい!」
幽香「そ、そうなのかー?」
慧音「まだまだ!もう少し間延びした声で、『そーなのかー』」
幽香「……そーなのかー……?」
メディ「……(そーなのかなぁ……?)」
服の方は黒ワンピだからそこまで変わらないけど、日傘の黒は蝙蝠傘に見えちゃうかしら」
メディ「こんにちはー……あれ、ルーミア大きくなった?」
幽香「あら、こんにちは。ルーミアじゃないわ、私よ」
リグル「幽香さん!?どうしてそんな格好を……」
幽香「そ、それはなんていうかその……それよりどう、このポーズ。
『聖者は十字架に磔られました』っていってるように見える?」
メディ「うーん、それよりは『人類は十進法を採用しました』かなぁ?」
リグル「いやー、その構えから正面をビームでなぎ払うようにしか見えな――」
幽香「(ぴくっ)」
(ピチューン)
メディ「わっ、正面に十字型のビームが出た!」
幽香「ふー……とにかくファイトに行くわよ」
慧音「待て、風見幽香。お前に言っておきたい事がある」
幽香「何よいきなり現れて」
慧音「外界の言葉にこういう物がある……『コスプレするなら心まで飾れ!』」
幽香「……は?」
慧音「コスプレとは即ち、対象の姿を模する事でその能力を借りようとする呪術的行為の延長!
であるならば、外見のみ似せるだけでは意味はなく、むしろ内面こそが肝要と言える!」
幽香「いや、別にこれはそういう意味じゃないし……っていうか、そうなの?」
慧音「違う!ルーミアならばそこは『そーなのかー』だ!」
幽香「うっ……そ、そうなのか……しら?」
慧音「『そーなのかー』」
幽香「そうなの……か……?」
慧音「それでは男言葉だ!『そーなのかー』、はい!」
幽香「そ、そうなのかー?」
慧音「まだまだ!もう少し間延びした声で、『そーなのかー』」
幽香「……そーなのかー……?」
メディ「……(そーなのかなぁ……?)」
魔理沙「今日は立食パーティか」
パチェ「咲夜がいいワインが手に入ったからってね」
霊夢「日本酒の方が良いんだけど」
レミィ「細かい事は言いっこなしよ」
美鈴「今日は私もご相伴に預かれるんですね」
小悪魔「私も頂きます。はい、パチュリー様」
パチェ「ん……ところで咲夜は?」
レミィ「もう準備が出来てるから、どこかで給仕をしてるんじゃないの?」
魔理沙「それならお前の隣に侍ってそうなんだがな……(こくっ)……うん、こいつは美味い」
小悪魔「あれ、グラスにまるまる残ってますよ?」
パチェ「そうね。飲んだように見えたけど」
魔理沙「うおっ!?」
霊夢「相変わらず魔理沙は手が早いんだから(こくっ)」
美鈴「そういう霊夢さんだって相当な物ですよ」
霊夢「あら、いつの間に次が来たのかしら」
小悪魔「……パチュリー様、これって……」
パチェ「……いぬさくやと、わんこさくや……誤差の範囲ね」
魔理沙「わんこワインってわけか?それより私はポインターに見張られてるように感じるぜ……」
レミィ「うちの咲夜はポインターじゃないわ、仕留める所まで全部できる、万能の猟犬よ」
パチェ「むしろティンダロスの猟犬かも知れないわね……」
美鈴「んぐっ!?んむー!」
霊夢「気を抜くと口を開かされてワインを流し込まれるなんて、ある種の拷問じゃない?」
レミィ「そういう荒事はアレにしかやらないわよ、きっと――むぐっ!?」
パチェ「……(むしろレミィの方が狙われそうだと思ってたわ)」
パチェ「咲夜がいいワインが手に入ったからってね」
霊夢「日本酒の方が良いんだけど」
レミィ「細かい事は言いっこなしよ」
美鈴「今日は私もご相伴に預かれるんですね」
小悪魔「私も頂きます。はい、パチュリー様」
パチェ「ん……ところで咲夜は?」
レミィ「もう準備が出来てるから、どこかで給仕をしてるんじゃないの?」
魔理沙「それならお前の隣に侍ってそうなんだがな……(こくっ)……うん、こいつは美味い」
小悪魔「あれ、グラスにまるまる残ってますよ?」
パチェ「そうね。飲んだように見えたけど」
魔理沙「うおっ!?」
霊夢「相変わらず魔理沙は手が早いんだから(こくっ)」
美鈴「そういう霊夢さんだって相当な物ですよ」
霊夢「あら、いつの間に次が来たのかしら」
小悪魔「……パチュリー様、これって……」
パチェ「……いぬさくやと、わんこさくや……誤差の範囲ね」
魔理沙「わんこワインってわけか?それより私はポインターに見張られてるように感じるぜ……」
レミィ「うちの咲夜はポインターじゃないわ、仕留める所まで全部できる、万能の猟犬よ」
パチェ「むしろティンダロスの猟犬かも知れないわね……」
美鈴「んぐっ!?んむー!」
霊夢「気を抜くと口を開かされてワインを流し込まれるなんて、ある種の拷問じゃない?」
レミィ「そういう荒事はアレにしかやらないわよ、きっと――むぐっ!?」
パチェ「……(むしろレミィの方が狙われそうだと思ってたわ)」
結果:身も心もルーミアになる事でワイン1000本を瞬時に飲み干した幽香の勝ち
幽香「わはー」
ルーミア「わはー」
メディ「あはははー」
リグル「どうしてこうなった……」
ルーミア「わはー」
メディ「あはははー」
リグル「どうしてこうなった……」