他の巻の伏線は「伏線・解説」から。
1ぺーじ『むかしといまとあるところで』
- 自作の罠(P.15 L.8)
せっかく侵入者に備えて、色々と自作の罠をこさえておいたのに。寝ていては使えない。
(P.23 L.12)
網が広がっている。
→同巻P.104にて回収。
紐を引っ張ることで、床に広げてある網が侵入者を捕らえ、天井へ吊り上げる。
手動なため、寝ていては使えない。
紐を引っ張ることで、床に広げてある網が侵入者を捕らえ、天井へ吊り上げる。
手動なため、寝ていては使えない。
- 巣鴨の裸(P.18 L.1)
「これって前に私の裸見たから?あのとき水着持ってたもんね」
→1巻P.12参照。小学四年生の時]、石竜子は水着に着替える巣鴨を目撃している。
- 指輪(P.19 L.)
……指輪、ねぇ。肌身離さずという表現に、引っかかるニュアンスを感じた。
→同巻P.119、P.152などで回収。
指輪に発信器がつけられている。
指輪に発信器がつけられている。
- 文化祭(P.19、P.56)
文化祭も来ないの?
今日が金曜日で、土日を挟んでからの月曜日に、文化祭が行われる。
→3巻で舞台となる。
- 白ヤギの能力(P.34 L.2)
そして白ヤギは、その女優の住所さえ分かれば容易に殺害できる。
- シラサギの友人(P.44 L.)
「友人なんているのか」
「いたのよ」
思わせぶりな過去形だった。
→3巻P.113にて回収。
雉間によればシラサギは自分の過去を知る人間を根こそぎ人体実験の献体として殺したらしい。
雉間によればシラサギは自分の過去を知る人間を根こそぎ人体実験の献体として殺したらしい。
2ページ『あなたはちょうのうりょくしゃですか?』
- 成実と巣鴨(P.57 L.)
理由は主にその容姿にある。
- 成実の能力?(P.61 L.2)
実のところ、神の啓示の下りは冗談ではなかった。
誰も信用しないだろうから茶化しているものの、当時の成実は本当に、謎の声を聞く機会が幾度もあったのだ。
唐突に聞こえなくなってからは、『そういう年頃だった』と解釈して、気に留めないようにしている。
- 誘拐の依頼(P.67 L.)
そこまで執着するほどの依頼は滅多にない。
振られた男が女に復讐しようとでもしているのかなと、そんな予想をしながらナメクジが尋ねる。
→
- 拉致の目的(P.69 L.1)
そいつを利用すれば世界をひっくり返せるとか危ないこと言ってたのよ。
→
- 巣鴨とババジュク(P.72 L.12)
『週部する?』
『しゅうぶ?』
『変換間違えた。勝負ね、しょーぶ』
(P.77 L.10)
携帯を弄りながら、巣鴨が片腕を突き出す。
(P.98 L.5)
それから携帯電話を弄りつつ、テーブルとソファの間に立つ白ヤギの顔を見上げた。
→同巻P.232にて回収。巣鴨涼=ババジュク。
巣鴨が携帯電話を弄っているのはババジュクとして石竜子に挨拶、
その後ハヤブサ斬りと勝負しているため。
「勝負(しょうぶ)」を「週部(しゅうぶ)」と間違えるのは、
パソコンではなく携帯電話で打っているからこそのミス。
なお、石竜子がパソコンでプレイしている描写(マウス操作やスクリーンセイバー)や、
漫画喫茶の備え付けパソコンのデスクトップにあったというエピソードは、
ネットオセロ=パソコンという先入観を持たせてミスリードするためだと思われる。
巣鴨が携帯電話を弄っているのはババジュクとして石竜子に挨拶、
その後ハヤブサ斬りと勝負しているため。
「勝負(しょうぶ)」を「週部(しゅうぶ)」と間違えるのは、
パソコンではなく携帯電話で打っているからこそのミス。
なお、石竜子がパソコンでプレイしている描写(マウス操作やスクリーンセイバー)や、
漫画喫茶の備え付けパソコンのデスクトップにあったというエピソードは、
ネットオセロ=パソコンという先入観を持たせてミスリードするためだと思われる。
- 携帯電話(P.77 L.10)
携帯電話を弄りながら、巣鴨が片腕を突き出す。
- 巣鴨(P.83 L.1)
巣鴨は無反応だったが、途中で振り向き、「あ、そうなんだ」と独り呟いた。
→
- (P83. L.)
「来週んときも来いよ」
「気が乗ったら必ず行くべ」
そんな挨拶に巣鴨の目が一瞬反応したが、なにも言及はしなかった。
- (P.83 L.、L.)
「うん。面白いね」
「このたこ焼き屋には、必ずなるぴーと一緒に来ようと思っただけ」
→
- 絶好の機会(P.84 L.12)
絶好の機会を空振りしたことに気づかないまま、遠ざかる。
→バイトに行っていればたこ焼き屋で巣鴨と遭遇することができた。
- 猪狩友梨乃の本名(P.87 L.3)
本名も記載されていた。
→同巻P.275にて回収。
猪狩友梨乃の本名は「鹿川遊里」。
猪狩友梨乃の本名は「鹿川遊里」。
- 仲介業者子飼いの殺し屋(P.88 L.)
一人とびきり優秀なのはいるよ。
超能力はねぇけど、異常に強いやつ。
でも残念なことに、人殺し以外なんもできないんだよね。
放っておくと食事も取らずに部屋で倒れて死にかけてるんだぜ、もう面倒みきれねぇよ。
まー頭弱いからね、しょうがないよね。
→3巻P.14にて回収。トンボのこと。
- 依頼主(P.89 L.)
分かった特別に教えちゃう。カメレオンみてーな顔のオッサンだ。
3ページ『かもとかげなめ』
- 王様(P.123 L.)
王様だから。
→1巻。
- Bちゃん(P.126L.)
「昔、テレビの特番に出てたガキも案外、本物だったりしてな」
「超能力少年Aくん?」
「そうそいつ。あと、よく一緒に出演していたBちゃんもな。」
- 写真の女(P.137 L.6)
「こいつ……」
「ん?なんだ思わせぶりに。知り合い?」
「いや、そうじゃなくて……」
(P.163 L.10)
「見て見ぬフリも後味悪いだろ」
俺はあの女が誰か知っているのだから。
(P.273 L.5)
写真の女もかかっていたんだった。どうなるんだろうな、あいつ。
→
- オセロに勝てる超能力(P.143 L.)
オセロに勝てる超能力者、だと。なんだそりゃ。パッと思いつく能力は二つぐらいしかない
→?
- もう一つの方法(P.147 L.)
やっぱりこれじゃあ納得しないか。
となるともう一つの方法で信用を得るしかないんだが。
嫌だなぁ。
できれば本当に、最後まで使いたくない手なんだよな。
これをやってしまうと、確実に主人公失格となる。
→?
- 同じ力(P.159 L.)
「まさか……同じ力……」
動揺を見せつつも倉科康一がなにごとか呟く。
→?
- オセロの必勝法(P.164 L.12)
俺がさっき思いついたオセロの必勝法は、白ヤギさんの協力がなければ成立しない。逆に成立させればまず勝てる。
→同巻P.168にて回収。
最高の打ち手をその都度、頭の中に送ってもらうというもの。
最高の打ち手をその都度、頭の中に送ってもらうというもの。
- オセロの名人?(P.170 L.)
「その前に、私の知り合いにいるので協力を要請してみましょう」
勝ちますよ、それでも。その目がそう語り、確信に溢れていた。
4ぺーじ『けっかんからせつなくうまれるもの』
- 男(P.183 L.)
外に姿を見せるのは猪狩友梨乃本人と、他に男が一人。
→?
5ページ『くらやみときみのて』
- シラサギと少年(P.217 L.7、8)
その少年を、シラサギが険しく見つめていた。
まるで視線だけで、射抜いて殺してしまうように。
(P.232 L.12-14)
シラサギは天井と、次いで木森高雄の側で不安げに立っている、弱々しい少年を睨んだ。少年はその視線に気づいて、露骨に怯える。その反応を見たシラサギは口もとを歪ませるものの、目もとは笑わない。
→3巻にて回収。
- 白ヤギの能力(P.220 L.13)(P.258 L.)
なにかルールがあるんだろうな。車の中ではそれに不適当、と。
白ヤギの超能力には幾つかの制約があり、この状況下では機能を万全に発揮できない。
→未回収。
- リュックサック(P.232 L.1)
ん、分かった。私が石竜子くんを勝たせてあげるから。
リュックサックを思わせぶりに揺らす。またろくでもないことだろうな、と白ヤギが呆れる。
→?
- 準備(P.232 L.8、9)
「カワセミ」
「大丈夫、準備はしてあるから」
(P.248 L.8)
「その割には随分急ぎ足で、なにかを目指して動いているな」
会場を真っ暗にすることが、事前に分かっていたとしか思えない。
(P.248 L.12)
やはりなにか、この会場に目当てのものでもあるらしいな。
→
- 集団(P.245 L.)
なにかしら、意図的な人の流れがナメクジの進む方向と逆に向かっている。この暗闇で迷走することなく、その集団は目的に沿って行動しているのが伝わってきた。
(P.253 L.)
走る男たちが「いたか!急げ!」と叫んでいずこかへ走り去っていく。
→
同巻P.263より、何かの目的のためにシラサギの手駒が何人も動いていたことはわかる。
同巻P.263より、何かの目的のためにシラサギの手駒が何人も動いていたことはわかる。
- 封鎖された扉(P.255 L.4)
扉は封鎖されているのか、押しても引いても動こうとしない。更にその行為を咎めるように、脇から現れた男がナメクジの腕を払う。まるで、騒ぎの混乱で偶然、腕を払ったように。
(P.256 L.2
……でも、そうだ。おかしい、どうして未だに誰も会場の扉を開けていないんだ。
→
明言はされていないが、シラサギの「計画」のために扉は封鎖されたのかと思われる。
明言はされていないが、シラサギの「計画」のために扉は封鎖されたのかと思われる。
- 影(P.258)
ということは腕を引っ張って走っているのは巣鴨だろうかと、動かずに目で追う。
その二人を更に引っ張り、連れて行く第三の影が現れたのだ。二人とは身のこなしが明らかに異なり、白ヤギは同業者の類と察する。
6ページ『ふぉーくだんす』
- (P.262 L. )
「会場内には?」
「もういないみたい。誰が持ち出したのやら」
巣鴨たちの側でも似たような会話が交わされていた。シラサギとカワセミだ。カワセミの方は普段通りだが、シラサギには珍しく余裕を感じられない。
(P.264 L.7)
「倉科康一に連れ去られたわけじゃないのなら、いいわ。手遅れにはならない」
- シラサギの計画(P.263 L.7)
先程のカワセミたちの報告を盗み聞きすると、ナメクジが無差別に切り続けたことにより、シラサギたちの計画にも狂いが生じたらしい。
→
- 巣鴨の悪だくみ(P.264 L.2)
あの中で着々と、悪だくみが渦を巻いていそうだった。
巣鴨涼は大人しく引き下がるような性格では、断じてない。
→
- 白ヤギとカワセミのトレード(P.265 L.4)
「実はあなたの力を借りたいの。代わりにカワセミを貸し出すからしばらくレンタルしたいと、雇い主に伝えてくれない?」
→
- 宇白(P.268 L.5)
「木森はぼくに執着しない、とするなら……宇白、なのか」
→