触れた指の先が運命を待ちわびている ◆0zvBiGoI0k
入間自衛隊基地。
総面積300ha、2000x45mの滑走路を有する、人員においても国内最大規模を誇る自衛隊の主要基地。
バトルロワイアル舞台北部に置かれた、その精巧な模造(レプリカ)に、太陽が昇り切る前に施設内に潜入を済ませた夜を征く二人の鬼。
総面積300ha、2000x45mの滑走路を有する、人員においても国内最大規模を誇る自衛隊の主要基地。
バトルロワイアル舞台北部に置かれた、その精巧な模造(レプリカ)に、太陽が昇り切る前に施設内に潜入を済ませた夜を征く二人の鬼。
人間が作ったにしては堅固な構造だ。
夜明け前よりこの敷地内に踏み入って一刻は経過したか。基地内の馴染みのない組成の建造物を猗窩座はそう評した。
正門等の出入り口を除いて塀で囲われた広い敷地は江戸・戦国の知識に照らし合わせても例のない形だ。武に生きる猗窩座の知らぬあの主催の女の鬼―――少なくとも人間ではあるまい―――が持ち込んだ技術と理論が構築されてるのだろう。
どんな意図で設計されたのかは知れぬが、今ここではなんの関係もない。もぬけの殻に踏み込んだ時点で此処はもう鬼の陣地だ。
夜明け前よりこの敷地内に踏み入って一刻は経過したか。基地内の馴染みのない組成の建造物を猗窩座はそう評した。
正門等の出入り口を除いて塀で囲われた広い敷地は江戸・戦国の知識に照らし合わせても例のない形だ。武に生きる猗窩座の知らぬあの主催の女の鬼―――少なくとも人間ではあるまい―――が持ち込んだ技術と理論が構築されてるのだろう。
どんな意図で設計されたのかは知れぬが、今ここではなんの関係もない。もぬけの殻に踏み込んだ時点で此処はもう鬼の陣地だ。
――――――鬼が力を奮うには絶好の場だな。
陽の光を遮る施設。内部はかなり広く作られており、足音の反響からして恐らく地下空間も存在しているだろう。
先の不本意な逃走を思い返す。陽光を前に適を背にして撤退を迫られたのはこれで二度目だ。
勝てる相手に、負ける道理のない敵に、鬼が人に逃げを選ばなければならない屈辱の極み。その唯一の理由こそが太陽の光だ。
無窮をかけて鍛え上げた武練は鬼狩りの剣士も武器も恐れはしない。ただ太陽だけが身を苛ませる。そうでなければ誰が逃げるものか。
此処でならそのような無様を晒すこともない。夜が来るまでに集まってきた人間を須らくに鏖にし、主への貢献と為す。
そうして猗窩座が指針を固めていた時に、独り奥へと向かおうとする存在に気づいた。
先の不本意な逃走を思い返す。陽光を前に適を背にして撤退を迫られたのはこれで二度目だ。
勝てる相手に、負ける道理のない敵に、鬼が人に逃げを選ばなければならない屈辱の極み。その唯一の理由こそが太陽の光だ。
無窮をかけて鍛え上げた武練は鬼狩りの剣士も武器も恐れはしない。ただ太陽だけが身を苛ませる。そうでなければ誰が逃げるものか。
此処でならそのような無様を晒すこともない。夜が来るまでに集まってきた人間を須らくに鏖にし、主への貢献と為す。
そうして猗窩座が指針を固めていた時に、独り奥へと向かおうとする存在に気づいた。
「勝手に何処へ行く」
猗窩座に随伴していた新参の鬼を猗窩座は呼び止めた。
上弦どころか十二鬼月に数えられてすらない、常ならば気にも留めない弱卒だがこの地では数少ない鬼の手勢だ。
上弦どころか十二鬼月に数えられてすらない、常ならば気にも留めない弱卒だがこの地では数少ない鬼の手勢だ。
「……武器庫だ」
「なに?」
「此処が自衛隊基地なら、武器庫がある……本来常備してるだけの数はないだろうが、わざわざ再現している以上は……幾らかの装備は残している筈だ」
「なに?」
「此処が自衛隊基地なら、武器庫がある……本来常備してるだけの数はないだろうが、わざわざ再現している以上は……幾らかの装備は残している筈だ」
聞いた内容に猗窩座は失笑と共に憮然と返した。
「鬼は人間の武器なぞ使わん」
「使えるものは全て使う。強くなる為には」
「ならば早々に人を喰らえばいい。道具になぞ頼る考えはお前が人間から脱せていない証拠だ。そんな弱い考えを抱えたまま、あのお方の役に立てると思ってるのか?」
「俺はまだ弱い」
「使えるものは全て使う。強くなる為には」
「ならば早々に人を喰らえばいい。道具になぞ頼る考えはお前が人間から脱せていない証拠だ。そんな弱い考えを抱えたまま、あのお方の役に立てると思ってるのか?」
「俺はまだ弱い」
言葉は思いの外謙虚に、だが内実に煮えたぎる熱を秘めながらなおも鬼は弁を重ねる。
「強くなるには人を喰らえばいい。人を喰らうには強くなければならない。
さっきの奴らといい、此処には簡単に殺せる人間は少ない。その為にはまず『喰らえる状況』を作り上げなければならない。
必要なのは結果だ。銃に爆弾……道具は手段に過ぎない。時間も限られた中で、最短の成果を積まなければならない。
武器庫に医務室。知識があるなら……同じようにこの場所を目指そうとする人間もいる筈。先に押さえておけば、網にもかけやすくなる」
さっきの奴らといい、此処には簡単に殺せる人間は少ない。その為にはまず『喰らえる状況』を作り上げなければならない。
必要なのは結果だ。銃に爆弾……道具は手段に過ぎない。時間も限られた中で、最短の成果を積まなければならない。
武器庫に医務室。知識があるなら……同じようにこの場所を目指そうとする人間もいる筈。先に押さえておけば、網にもかけやすくなる」
―――――――――コイツは。
何かが違う。
猗窩座が目にしてきた鬼、無惨が鬼に変えてきた人間とどこか異なってると、そう感じた。
鬼としての才に秀でてるわけでもない。初戦で見た通り戦闘の天性は絶無といっても過言ではない有様だった。
与えられた血もさしたるほどでもない。極々平凡な、ただの鬼だ。だのにつき纏う違和感が拭えない。
猗窩座が目にしてきた鬼、無惨が鬼に変えてきた人間とどこか異なってると、そう感じた。
鬼としての才に秀でてるわけでもない。初戦で見た通り戦闘の天性は絶無といっても過言ではない有様だった。
与えられた血もさしたるほどでもない。極々平凡な、ただの鬼だ。だのにつき纏う違和感が拭えない。
策は理にかなっていた。鬼らしからぬ怜悧さだ。
確かに幾らでも数がいる時と違い、この会場に集められた人間は限定されており、誰もが大小あれど常ならぬ肉体と技を身につけていた。
猗窩座にとっては良質な栄養であり喰らうに値する強者ばかりであるが、碌に人を喰ってないこの男には荷が重いといえなくもない。此処にいる鬼狩り、特に柱と遭遇してはあっさりと首を落とされるだろう。
策を弄して強者を罠に嵌める事で早急な自身の強化に繋げる、というのはなるほど近道ではある。
だが猗窩座にしてみれば策を講じてる時点で鬼として失楽だ。
鬼に横道はない。自らの手で殺し喰らってこその強者。
弱い奴はすぐ道を逸れる。正々堂々戦わず卑怯な手を使う、少数を多数で押し潰す――――――毒を盛る。
と、自分がこの男に対してそこまで強くなる事を求める必要がどこにあるのかと今更に気づいた。
確かに幾らでも数がいる時と違い、この会場に集められた人間は限定されており、誰もが大小あれど常ならぬ肉体と技を身につけていた。
猗窩座にとっては良質な栄養であり喰らうに値する強者ばかりであるが、碌に人を喰ってないこの男には荷が重いといえなくもない。此処にいる鬼狩り、特に柱と遭遇してはあっさりと首を落とされるだろう。
策を弄して強者を罠に嵌める事で早急な自身の強化に繋げる、というのはなるほど近道ではある。
だが猗窩座にしてみれば策を講じてる時点で鬼として失楽だ。
鬼に横道はない。自らの手で殺し喰らってこその強者。
弱い奴はすぐ道を逸れる。正々堂々戦わず卑怯な手を使う、少数を多数で押し潰す――――――毒を盛る。
と、自分がこの男に対してそこまで強くなる事を求める必要がどこにあるのかと今更に気づいた。
鬼は鬼舞辻無惨から生じた手足。無惨の為に生きるのが前提の存在意義。
鬼狩りを殺す。『青い彼岸花』を入手する。それのみさえ果たせればそれでいい。
猗窩座の心理に最も反する男であっても、上弦の弐に収まる実力を持ち、無惨の役に立てるならば何も言うまい。馴れる気も一切ないが。
そうだ。ようは全員殺せればいいのだ。この男がどう手を打ちどのような鬼になろうとも猗窩座は関知しない。意味がない。
不愉快だ。どうもこの男を連れてから戦い以外に余計な思考を割かれている。脳の中で何かが軋んでいる。
かといって排除するわけにもいかない。弱卒とはいえこれは主が手ずから生み出した駒。許可なく潰せば不興を買う。何より鬼同士の戦いは不毛だ。いれば得こそあれ不利益にもなるまい。
鬼狩りを殺す。『青い彼岸花』を入手する。それのみさえ果たせればそれでいい。
猗窩座の心理に最も反する男であっても、上弦の弐に収まる実力を持ち、無惨の役に立てるならば何も言うまい。馴れる気も一切ないが。
そうだ。ようは全員殺せればいいのだ。この男がどう手を打ちどのような鬼になろうとも猗窩座は関知しない。意味がない。
不愉快だ。どうもこの男を連れてから戦い以外に余計な思考を割かれている。脳の中で何かが軋んでいる。
かといって排除するわけにもいかない。弱卒とはいえこれは主が手ずから生み出した駒。許可なく潰せば不興を買う。何より鬼同士の戦いは不毛だ。いれば得こそあれ不利益にもなるまい。
「好きにしろ」
上下関係に拘る猗窩座ではないが、明らかな格下の意を呑み込むのも業腹である。
どの道夜が来るまで外には出れないのだ。此処で待ち構え、外から強者がのこのことやって来るならばそれはそれで都合がいい。
こいつが此処で斥候の真似事をするなら要らぬ手間が省ける。そう考えれば適切な役割分担だと腑に落ちてきた。
上弦の参と無銘の鬼。同種である事以外に近寄る余地はない。鬼は群れて徒党を組まないよう性質を付与されている。
本来なら顔を合わす機会も皆無で、今回は様々な異常事態が重なってできた例外だ。
誰かに技を教え、学ばせ、強くする。
そんな、師範と弟子のような関係ではないのだから。
どの道夜が来るまで外には出れないのだ。此処で待ち構え、外から強者がのこのことやって来るならばそれはそれで都合がいい。
こいつが此処で斥候の真似事をするなら要らぬ手間が省ける。そう考えれば適切な役割分担だと腑に落ちてきた。
上弦の参と無銘の鬼。同種である事以外に近寄る余地はない。鬼は群れて徒党を組まないよう性質を付与されている。
本来なら顔を合わす機会も皆無で、今回は様々な異常事態が重なってできた例外だ。
誰かに技を教え、学ばせ、強くする。
そんな、師範と弟子のような関係ではないのだから。
鬼になった人間は、人であった頃にはなかった多くを得る。
尽きぬ寿命。並外れた再生力。圧倒的に密度を増す筋肉量。世の理に反した異能を操る。
鬼になった人間は、人であった頃に持っていた多くを失う。
理性を失い、記憶を失い、倫理を失い、食欲に狂う。
肉を満たし強くなるにつれ理性を得て人格を構築するがそれは後付の外装に過ぎない。
たとえ人間の記憶を有していても、そこには不可逆の変容の弊害による『歪み』が生じる。
始祖である無惨の影響か、わけても力への固執は強固かつ短絡に定められる。
尽きぬ寿命。並外れた再生力。圧倒的に密度を増す筋肉量。世の理に反した異能を操る。
鬼になった人間は、人であった頃に持っていた多くを失う。
理性を失い、記憶を失い、倫理を失い、食欲に狂う。
肉を満たし強くなるにつれ理性を得て人格を構築するがそれは後付の外装に過ぎない。
たとえ人間の記憶を有していても、そこには不可逆の変容の弊害による『歪み』が生じる。
始祖である無惨の影響か、わけても力への固執は強固かつ短絡に定められる。
白銀御行。
この地ではじめて無惨が鬼にした人間。無惨の時代から百数年越えた先に生きている人間。
猗窩座は多量でないと捉えたが、それはあくまで上弦の鬼からの基準だ。せっかく作る手駒を軽々に失うのも癪と考えたのか、与えられた血の量は比較的多寡であった。
血に適合できなければ細胞が破壊して死に至る中、その身は見事耐えきってみせた。更には早期に知識を駆使して作戦を立案する知性までも有している。
総数の鬼が例外なく力の暴威でに酔い人を襲う様において、これは驚くべき性質である。
この地ではじめて無惨が鬼にした人間。無惨の時代から百数年越えた先に生きている人間。
猗窩座は多量でないと捉えたが、それはあくまで上弦の鬼からの基準だ。せっかく作る手駒を軽々に失うのも癪と考えたのか、与えられた血の量は比較的多寡であった。
血に適合できなければ細胞が破壊して死に至る中、その身は見事耐えきってみせた。更には早期に知識を駆使して作戦を立案する知性までも有している。
総数の鬼が例外なく力の暴威でに酔い人を襲う様において、これは驚くべき性質である。
赤貧とはいえ、大正の頃より大幅に質が向上し滋養もついた生活環境にいた健常者の肉体。
平成の世の常識を備え、学生基準で最上位に位置する学力の知識。
この時代には本来起きない要素を備えた鬼の誕生。無惨も、鬼殺隊も知り得ない未知の可能性。
その事実を――――――まだ誰も知らない。
平成の世の常識を備え、学生基準で最上位に位置する学力の知識。
この時代には本来起きない要素を備えた鬼の誕生。無惨も、鬼殺隊も知り得ない未知の可能性。
その事実を――――――まだ誰も知らない。
妨害も、他の参加者と遭遇する事もなく、目的の武器庫には難なくつけた。
国内最大を誇る自衛隊基地となれば、積まれた武器弾薬の総数は計り知れない。
もし仮に、一個人がこの倉庫を占領し、あらゆる火器を十二分に扱える技能を有しているとしたら。
更にそれが人智の及ばぬ不死の存在としたら。
齎される被害、人間に与えられる損害は計り知れないものとなろう。
国内最大を誇る自衛隊基地となれば、積まれた武器弾薬の総数は計り知れない。
もし仮に、一個人がこの倉庫を占領し、あらゆる火器を十二分に扱える技能を有しているとしたら。
更にそれが人智の及ばぬ不死の存在としたら。
齎される被害、人間に与えられる損害は計り知れないものとなろう。
何も、建物同様にそのままそっくり装備までも全て再現されてるとは思ってない。
それではこのゲームでは余りにバランスを欠く要素だ。テレビゲームかテーブルゲームかの違いこそあれ、■■書紀も■■もブーイングの嵐だろう。
ある程度まで没収されてるか制限が設けられてるか。果たして想定は正しかった。
ただし、その形式までは想定しきれなかったが。
それではこのゲームでは余りにバランスを欠く要素だ。テレビゲームかテーブルゲームかの違いこそあれ、■■書紀も■■もブーイングの嵐だろう。
ある程度まで没収されてるか制限が設けられてるか。果たして想定は正しかった。
ただし、その形式までは想定しきれなかったが。
「……なんだ?」
内外を隔てる重々しい扉は、似つかわしくないものに置き換わっていた。
近未来的でありながらアーケスティックな扉、いや鍵型だろうか。コンクリート尽くしの周囲とは配色が異なってる。
露骨なまでに分かりやすく『新しく作り変わった』部位だった。
近未来的でありながらアーケスティックな扉、いや鍵型だろうか。コンクリート尽くしの周囲とは配色が異なってる。
露骨なまでに分かりやすく『新しく作り変わった』部位だった。
「……」
不思議だ。
材質は知れないがこの扉を破壊できる気がしない。いや、破壊するという気が湧いてこない。
精緻な作りをしてる分脆そうなものだが、何ものにも触れさせない、触れられてはならないと拒絶感を全身で受けているようだ。
材質は知れないがこの扉を破壊できる気がしない。いや、破壊するという気が湧いてこない。
精緻な作りをしてる分脆そうなものだが、何ものにも触れさせない、触れられてはならないと拒絶感を全身で受けているようだ。
「なにをしている。どけ」
見ているだけで焦れた猗窩座が扉の前に立つ。同様に攻撃を禁ずる圧迫を受けるが自らの殺気で振り切り、そのまま無造作に拳を叩きつける。
石扉を容易に砕く鬼の膂力で振るわれた拳は、勢いのまま逆方向に弾き出された。拳は傷つかず、扉にもまた傷一つない。
石扉を容易に砕く鬼の膂力で振るわれた拳は、勢いのまま逆方向に弾き出された。拳は傷つかず、扉にもまた傷一つない。
「弾かれた……いや、そもそも当たっていないな。殺気も闘気も感じられん……幻術かこれは?」
鬼にも壊せない硬度なのかと思ったが、猗窩座の見解は違うようだ。
不可思議そうに己の掌を見つめ、起きた現象を推察する。
これは硬さや破壊といった領域にない。無に拳を打ったに等しい感触だった。猗窩座はそれを幻惑に似た血鬼術と見做した。
不可思議そうに己の掌を見つめ、起きた現象を推察する。
これは硬さや破壊といった領域にない。無に拳を打ったに等しい感触だった。猗窩座はそれを幻惑に似た血鬼術と見做した。
と。
ポーン、という軽快な電子音が鳴り、壁に埋め込まれていた液晶ディスプレイに光が灯った。
最初の放送で見た花弁のエフェクトの後に文字列が映し出される。説明書きとして表示されたそれによれば――――――
ポーン、という軽快な電子音が鳴り、壁に埋め込まれていた液晶ディスプレイに光が灯った。
最初の放送で見た花弁のエフェクトの後に文字列が映し出される。説明書きとして表示されたそれによれば――――――
🌸 🌸 🌸
【シールド3☆ヴァージンロード・パラディオン】
この扉は『Secret Garden』―――人の感情の恥部・心理領域を防壁化するシールドのちょっとした応用によって構成されています。
通常の攻撃手段での破壊は一切不可能です。
解錠には異性の人物二名が必要です。扉の両脇にある腕輪を嵌めて接触させ、測定される【お互いの好感度】によって解錠の段階が変化します。
数値が高いほど貴重なアイテムが手に入るでしょう。逆に低ければ種火(イクラ)一枚分の価値しか貰えません。
もし100%に達したら月旅行行きのペアチケットで生還できるかも……?
ドキドキのコロシアイの舞台、吊り橋効果も期待して気になるあの子と一緒に【真実の愛】にトライしてみてはいかがでしょうか?
目指せ、B(ボックスが)・M(満杯になるぐらいの)・P(プレゼント)!
この扉は『Secret Garden』―――人の感情の恥部・心理領域を防壁化するシールドのちょっとした応用によって構成されています。
通常の攻撃手段での破壊は一切不可能です。
解錠には異性の人物二名が必要です。扉の両脇にある腕輪を嵌めて接触させ、測定される【お互いの好感度】によって解錠の段階が変化します。
数値が高いほど貴重なアイテムが手に入るでしょう。逆に低ければ種火(イクラ)一枚分の価値しか貰えません。
もし100%に達したら月旅行行きのペアチケットで生還できるかも……?
ドキドキのコロシアイの舞台、吊り橋効果も期待して気になるあの子と一緒に【真実の愛】にトライしてみてはいかがでしょうか?
目指せ、B(ボックスが)・M(満杯になるぐらいの)・P(プレゼント)!
※同性同士での診断も可能ですが、その場合の気まずい雰囲気・修羅場・グッドルッキングについては一切責任を負いかねます。
🌸 🌸 🌸
殆ど意味がわからない。
わかるのは限りなく悪ふざけに等しい仕掛けである事だけだ。
見れば扉の両端には腕輪が複数設置されてあり、何かの計測器らしきものがある事から、一応は説明通りの用意がされているらしい。
わかるのは限りなく悪ふざけに等しい仕掛けである事だけだ。
見れば扉の両端には腕輪が複数設置されてあり、何かの計測器らしきものがある事から、一応は説明通りの用意がされているらしい。
「くだらん。結局無駄足だったな」
踵を返して来た通路へ戻る猗窩座。既に構造物への興味は完全に失せたと思しい。そこには概ね同意だ。
罠かどうかを疑うのすら億劫になる。このどこまでも小馬鹿にした仕掛けをどこまで本気にする者がいるのか。
引っかかるのはそれこそ■■書紀ぐらいのものではないだろうか。というか本人が考案してそうな頭の悪い文面だ。
罠かどうかを疑うのすら億劫になる。このどこまでも小馬鹿にした仕掛けをどこまで本気にする者がいるのか。
引っかかるのはそれこそ■■書紀ぐらいのものではないだろうか。というか本人が考案してそうな頭の悪い文面だ。
ああ、そういえば似たような機械が支給品にあった気がする。正しくは猗窩座の支給品にあったものだが。
武に生きる猗窩座にとって小手先の道具は無用の長物だ。突風を起こす団扇共々、食料以外は押し付けられていた。
バッグに手を突っ込み、ハートの形状をした道具―――【フィーリング測定機】を取り出す。
入力した相手と相性のいい異性を表示するそうだが、これもまた実に眉唾臭い代物である。
道具に頼って何が愛だ。鬼となり真実の強さを手に入れた自分には必要ない品だ。
この力を高めていけば遠からず■■の愛を手に入れられる。
武に生きる猗窩座にとって小手先の道具は無用の長物だ。突風を起こす団扇共々、食料以外は押し付けられていた。
バッグに手を突っ込み、ハートの形状をした道具―――【フィーリング測定機】を取り出す。
入力した相手と相性のいい異性を表示するそうだが、これもまた実に眉唾臭い代物である。
道具に頼って何が愛だ。鬼となり真実の強さを手に入れた自分には必要ない品だ。
この力を高めていけば遠からず■■の愛を手に入れられる。
だから指を伸ばす行為も不要で、名前を入力する理由もない。
放り捨てても構わないし、握り潰したところで支障はない。
無意味な道具に、鬼はいつまでも視線を離さないままでいた。
放り捨てても構わないし、握り潰したところで支障はない。
無意味な道具に、鬼はいつまでも視線を離さないままでいた。
【B-4・自衛隊基地/1日目・午前】
※武器庫の扉には心の防壁を応用したシールドと腕輪@ラブデスターが設置されています。
100%に達すれば本当に生還できるのか、アイテムが貰えるのか、それともミミック的なモンスターが出てくるのかは不明です。
細かい仕様は後の書き手にお任せします。
※武器庫の扉には心の防壁を応用したシールドと腕輪@ラブデスターが設置されています。
100%に達すれば本当に生還できるのか、アイテムが貰えるのか、それともミミック的なモンスターが出てくるのかは不明です。
細かい仕様は後の書き手にお任せします。
【猗窩座@鬼滅の刃】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品一式
[思考・状況]
基本方針: 強さを求める。
1.無惨様のために動く。
2.鬼殺隊、それに童磨か……。
3.新たな鬼(白銀)は妙に不愉快だ。
4.自衛隊入間基地に身を置き敵を迎え撃つ。
[備考]
※煉獄さんを殺した以降からの参戦です。
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品一式
[思考・状況]
基本方針: 強さを求める。
1.無惨様のために動く。
2.鬼殺隊、それに童磨か……。
3.新たな鬼(白銀)は妙に不愉快だ。
4.自衛隊入間基地に身を置き敵を迎え撃つ。
[備考]
※煉獄さんを殺した以降からの参戦です。
【白銀御行@かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~】
[状態]:鬼化、軽い飢餓、強い怒り
[装備]:
[道具]:フィーリング測定機@ラブデスター、可楽の羽団扇@鬼滅の刃、ランダム支給品0~2(猗窩座)
[思考・状況]
基本方針:この力を振るって、■■の隣に。■■に■される、自分に。
1:無惨様の役に立つ。
2:人吉善吉、次に会ったら必ず殺す!
3:自衛隊入間基地に身を置き敵を迎え撃つ。手段は選ばない。
4:武器庫の防壁は……
[備考]
※奉心祭の準備を視野に入れるぐらいの時期。
※無惨の血によって鬼化しました。与えられた血は比較的多量ですが下弦には及ばないぐらいです。順応すればまた違う変化があるかもしれません。
[状態]:鬼化、軽い飢餓、強い怒り
[装備]:
[道具]:フィーリング測定機@ラブデスター、可楽の羽団扇@鬼滅の刃、ランダム支給品0~2(猗窩座)
[思考・状況]
基本方針:この力を振るって、■■の隣に。■■に■される、自分に。
1:無惨様の役に立つ。
2:人吉善吉、次に会ったら必ず殺す!
3:自衛隊入間基地に身を置き敵を迎え撃つ。手段は選ばない。
4:武器庫の防壁は……
[備考]
※奉心祭の準備を視野に入れるぐらいの時期。
※無惨の血によって鬼化しました。与えられた血は比較的多量ですが下弦には及ばないぐらいです。順応すればまた違う変化があるかもしれません。
【フィーリング測定機@ラブデスター】
猗窩座に支給。
入力した人物と相性のいい異性が表示される機械。名前と顔を同時に把握可能。
原作でこれを利用して中級以上の女(キープ)を確保し支配体制を画策していたのがあの猛田である。
範囲は名簿に書かれた参加者全域。なぜかBBや藤原書紀等、名簿外の人物も入ってる。
使用者は五日以内に死亡するデメリットがあるがここでも機能するかは不明。
猗窩座に支給。
入力した人物と相性のいい異性が表示される機械。名前と顔を同時に把握可能。
原作でこれを利用して中級以上の女(キープ)を確保し支配体制を画策していたのがあの猛田である。
範囲は名簿に書かれた参加者全域。なぜかBBや藤原書紀等、名簿外の人物も入ってる。
使用者は五日以内に死亡するデメリットがあるがここでも機能するかは不明。
| 前話 | お名前 | 次話 |
| 第二回放送 | 猗窩座 | FILE■■■■■■■■【序章・鏡面異界深話】① |
| 白銀御行 | FILE■■■■■■■■【序章・鏡面異界深話】② |