FILE■■■■■■■■【序章・鏡面異界深話】② ◆0zvBiGoI0k
「あ、ぐ、ぁ───────────!?」
広大な自衛隊基地の敷地で、遠くに聞こえる戦闘の余波をかき消す悲鳴が上がった。
「姐切!? おいどうした!?」
「わかんねえ、急に、目が……!」
「わかんねえ、急に、目が……!」
腫れた右目に手を当て、立っていられなくなった姉切が其の場に蹲る。
それまで鈍痛で済んでいたのが、急に焼きごてでも当てられたかのような熱さと痛みを訴えてきた。
走ろうとする意識が、体内の命令系統が痛みの一言で埋め尽くされ、身動きが取れない。
それまで鈍痛で済んでいたのが、急に焼きごてでも当てられたかのような熱さと痛みを訴えてきた。
走ろうとする意識が、体内の命令系統が痛みの一言で埋め尽くされ、身動きが取れない。
「……見せてくれ」
「永井、お前わかるのか?」
「ただの医者志望の高校生程度の知識だけどな!」
「永井、お前わかるのか?」
「ただの医者志望の高校生程度の知識だけどな!」
圭は膝を折って姐切の容態を窺う。
足踏みも言い争いしてる時間もない。せめてどういう状態になってるくらいかの情報がなければ先に進めようがない。
足踏みも言い争いしてる時間もない。せめてどういう状態になってるくらいかの情報がなければ先に進めようがない。
「……なんだよ、これ」
顔を隠す姐切の手をどかした圭が、うめきを漏らした。
亜人になって以降、人の死に様はかなり見てきたり体験したが、こんなかたちは流石に初めてだ。
腫れや化膿の症状とはまったく違う『変化』だった。
亜人になって以降、人の死に様はかなり見てきたり体験したが、こんなかたちは流石に初めてだ。
腫れや化膿の症状とはまったく違う『変化』だった。
「蛇の、鱗……?」
いつの間にこうなったのか。少なくとも出会った当初はこんな目立つ形ではなかったはずだ。
姐切の眼窩の窪みを中心にして、皮膚が鱗状に角質化していた。
ささくれだった鱗が、触れてないのにかさかさと揺れ動いている。
変貌を遂げているのは皮膚だけでなく、奥の眼球もだ。いわゆる有鱗目の属する、爬虫類じみた縦長の瞳孔が圭を睨み付けている。
姐切の眼窩の窪みを中心にして、皮膚が鱗状に角質化していた。
ささくれだった鱗が、触れてないのにかさかさと揺れ動いている。
変貌を遂げているのは皮膚だけでなく、奥の眼球もだ。いわゆる有鱗目の属する、爬虫類じみた縦長の瞳孔が圭を睨み付けている。
眼は、悶える姐切の意識を無視して、別の生き物であるかのように圭は見ていた。
それはさながら、獲物を見つけた捕食者を見る眼で。
諺のまま金縛りにかかって動けなくなる。蛇は顎を大きく開き、嚥下した圭がこなれるまでゆっくりと腹の中で溶かして───
それはさながら、獲物を見つけた捕食者を見る眼で。
諺のまま金縛りにかかって動けなくなる。蛇は顎を大きく開き、嚥下した圭がこなれるまでゆっくりと腹の中で溶かして───
「傷病者ですか?」
異常な症状に対処が思いつかないまま硬直していた時を動かしたのは、突如聞こえた女の声。
赤い軍服。つかつかと靴音を鳴らす緋色の意志。呑まれかけていた圭を引き戻す程、見る者の目を奪う鮮烈な印象。
二人といない劇濃の特徴を持つ人物は、一足先に自衛隊基地で治療活動を開始していた英霊ナイチンゲールに相違なかった。
赤い軍服。つかつかと靴音を鳴らす緋色の意志。呑まれかけていた圭を引き戻す程、見る者の目を奪う鮮烈な印象。
二人といない劇濃の特徴を持つ人物は、一足先に自衛隊基地で治療活動を開始していた英霊ナイチンゲールに相違なかった。
「だ……誰あんた?」
「巡回中の看護師です。それより傷を負った者がいるのですね? すぐに見せてください。一分一秒の迅速な応急手当てこそが救命措置においてもっとも重要です」
「巡回中の看護師です。それより傷を負った者がいるのですね? すぐに見せてください。一分一秒の迅速な応急手当てこそが救命措置においてもっとも重要です」
口で理念を語りながら、手はとうに実践の為の工程に着手していた。
誰に言っているかわからない発言の威に、周りの面々は後ずさりして道を譲る他なかった。
そこに傷ついた人がいるかどうか。バーサーカーとしての彼女の焦点はそこに固定されている。
工藤達の素性も、基地内に入った目的も、無視して飛ばす要項でしかない。
苦しむ姐切を介抱し、淀みのない熟練にしか出せない手つきで患部を観察する。
誰に言っているかわからない発言の威に、周りの面々は後ずさりして道を譲る他なかった。
そこに傷ついた人がいるかどうか。バーサーカーとしての彼女の焦点はそこに固定されている。
工藤達の素性も、基地内に入った目的も、無視して飛ばす要項でしかない。
苦しむ姐切を介抱し、淀みのない熟練にしか出せない手つきで患部を観察する。
「これは───切除ですね。間違いありません」
どこからともなくメスを取り出して、看護師は早々にそんな結論を口にした。
「目の腫れに激しい湿疹。感染症の恐れがあります。進行具合からして患部に根深く食い込んでいる。これはもう切除する他ありません」
「おいおい、おいおいおい。いきなり切るとか何言っちゃってんのこの人。ヤバイの?
そいつにかかってる呪いを解かなくちゃさ……」
「おいおい、おいおいおい。いきなり切るとか何言っちゃってんのこの人。ヤバイの?
そいつにかかってる呪いを解かなくちゃさ……」
冷静、かつ物騒な処置を言い出したナイチンゲールに食ってかかる工藤。
姐切の心配をしてるわけじゃない。通常の医療で収まる範囲の霊障だと教えてあげようという彼らしからぬ親切心からだ。
姐切の心配をしてるわけじゃない。通常の医療で収まる範囲の霊障だと教えてあげようという彼らしからぬ親切心からだ。
「呪い? 何を言っているのですか? 今はオカルトではなく医療の話をしてるのですが」
「いやだからさ、この子は、蛇女に、呪われてんの! 日本語通じてる? 海外じゃ、あーあれだメデューサとかいやわかるの?」
「いやだからさ、この子は、蛇女に、呪われてんの! 日本語通じてる? 海外じゃ、あーあれだメデューサとかいやわかるの?」
だがそれが逆にナイチンゲールの逆鱗に触れた。
「妄言を吐くのも大概にしなさい。呪いで人が死ぬわけないでしょう」
「は!? はああー!? なんだとこの牛乳女ぁ! 人が親切に教えてやってんのによぉ!」
「あー工藤さんストップ、今は抑えてくれここで騒いでも話がこじれちまうから!」
「は!? はああー!? なんだとこの牛乳女ぁ! 人が親切に教えてやってんのによぉ!」
「あー工藤さんストップ、今は抑えてくれここで騒いでも話がこじれちまうから!」
そして工藤も逆ギレした。
無意味な諍いで浪費してる時間は無いというのに。言い出しっぺの工藤がこのザマである。
当初の目的もすっぽり抜け落ちて、鬼の形相で拳を振りかぶって殴りかからんとする工藤を、善吉が後ろから羽交い締めにして制する。
無意味な諍いで浪費してる時間は無いというのに。言い出しっぺの工藤がこのザマである。
当初の目的もすっぽり抜け落ちて、鬼の形相で拳を振りかぶって殴りかからんとする工藤を、善吉が後ろから羽交い締めにして制する。
「げ、ヤッベ……っ!」
そんな愚行を咎めるように、アスファルトを切りつけるタイヤと剣戟が敷地内に鳴り響く。
煉獄達が押し留めていた人斬り武者が、遂に抑え切れず敷地内に入ってきた音だった。
その音にナイチンゲールも首を向ける。今は点でしか見えない武者を確かに捉えて、眼光を鋭くし。
煉獄達が押し留めていた人斬り武者が、遂に抑え切れず敷地内に入ってきた音だった。
その音にナイチンゲールも首を向ける。今は点でしか見えない武者を確かに捉えて、眼光を鋭くし。
「……む、貴方がたも要救護対象でしたか。ならばここでは治療の妨げになりかねませんね。
幸いにも優秀な助手が出来たところです。手分けして両面から根治させましょう」
幸いにも優秀な助手が出来たところです。手分けして両面から根治させましょう」
生を連れ去り、死を持ち運ぶ源はすなわち病である。
であれば、病から人を救う看護師が立ち向かうのは道理。
まだ救命の見込みがある者と、今すぐにでもここにいる全員を殺してのける者とを秤にかけ、速やかにトリアージをつける。
鋼の白衣が鬼という病の駆逐に戦線に加わるべく駆けて行く。
であれば、病から人を救う看護師が立ち向かうのは道理。
まだ救命の見込みがある者と、今すぐにでもここにいる全員を殺してのける者とを秤にかけ、速やかにトリアージをつける。
鋼の白衣が鬼という病の駆逐に戦線に加わるべく駆けて行く。
少しだが。風向きがよくなった。
想定とは違うが、助勢を得るという工藤の目論見はここに叶うことになった。
医療に通じた看護師という、これ以上なり求めていた人材にも出会えて。姉切にも治療の目処が立ってくる。
想定とは違うが、助勢を得るという工藤の目論見はここに叶うことになった。
医療に通じた看護師という、これ以上なり求めていた人材にも出会えて。姉切にも治療の目処が立ってくる。
「これで……」
なんとかなるか、と誰かが漏らしたその、直後。
悲鳴にも似た高音が、全員の耳朶を叩いて揺らした。
悲鳴にも似た高音が、全員の耳朶を叩いて揺らした。
「うお……!? なんだこの音、お前ら聞こえてる?」
「工藤さんも聞こえるんすか? なんていうか、こう、ガラスを爪で引っかいたみたいなイヤな音が……?」
「みんなに聞こえてる、のか? 鼓膜の異常だけじゃ説明がつかないぞ……」
「工藤さんも聞こえるんすか? なんていうか、こう、ガラスを爪で引っかいたみたいなイヤな音が……?」
「みんなに聞こえてる、のか? 鼓膜の異常だけじゃ説明がつかないぞ……」
ただの耳鳴りにしては不気味な響き。それが全員に等しく伝わってる事に困惑が広まる。
ざわ、と辺りで音がした気がした。
それは本当に錯覚だが、全員が共有した感覚だった。
耳障りな不協和音が響き続け、すぐでにも黙らせたいのに、そうすることができない。
状況は変化し、恐ろしい脅威はすぐそこまで迫り、一刻の猶予もないのに、誰も動こうとはしない。
時間が停まってしまったのかと思うほどの、それは不気味な静寂だった。音が聞こえる者だけが、世界から切り離され孤立していた。
ざわ、と辺りで音がした気がした。
それは本当に錯覚だが、全員が共有した感覚だった。
耳障りな不協和音が響き続け、すぐでにも黙らせたいのに、そうすることができない。
状況は変化し、恐ろしい脅威はすぐそこまで迫り、一刻の猶予もないのに、誰も動こうとはしない。
時間が停まってしまったのかと思うほどの、それは不気味な静寂だった。音が聞こえる者だけが、世界から切り離され孤立していた。
「く、工藤さん……」
最初に気づいたのは前園だった。そして時間が再び動き出す。
慇懃さの失せた驚愕に染まった顔でひとつの場所を指さす。そこはコンビニエンスストアだ。
2エリア分の敷地を占める基地にはこうした商業施設までも設置されている。
その再現であるコンビニの壁、鏡張りになっている鏡面の中に───────いた。
慇懃さの失せた驚愕に染まった顔でひとつの場所を指さす。そこはコンビニエンスストアだ。
2エリア分の敷地を占める基地にはこうした商業施設までも設置されている。
その再現であるコンビニの壁、鏡張りになっている鏡面の中に───────いた。
「へ、蛇女…っ!」
今度ははっきりと輪郭を顕にしていた。
異端の長髪。時代錯誤な着物。頭頂に生えた二つ角。眼は血走り、脚ではなくのたうつ尾が見えている。
見れば誰もが疑わぬ蛇女そのものの姿が鏡には映っていた。
異端の長髪。時代錯誤な着物。頭頂に生えた二つ角。眼は血走り、脚ではなくのたうつ尾が見えている。
見れば誰もが疑わぬ蛇女そのものの姿が鏡には映っていた。
「うおおおっしゃあ! また出やがったなバケモン! ……あれ?」
突如出現したターゲットを見たことで興奮を取り戻す工藤。
デイパックから髪飾り入りの袋を取り出して再度捕獲に乗り出そうとしたが、振り向いた方角に、何故か蛇女の姿はなかった。
デイパックから髪飾り入りの袋を取り出して再度捕獲に乗り出そうとしたが、振り向いた方角に、何故か蛇女の姿はなかった。
「いねえ、いねえぞコイツ!?、そこに映ってるのにどこにもいねえ!」
どこに目を向けても、倒れる姉切、前園達の他には無人の路地が広がるのみで、怪物は影ひとつ見当たらない。
改めて鏡を見れば、なおも変わらず怪物はそこにいて禍々しい眼で睨めつけている。
改めて鏡を見れば、なおも変わらず怪物はそこにいて禍々しい眼で睨めつけている。
「まさかこいつ……鏡の中に……?」
誰もが有り得ないと思いつつも、思わずにはいられなかった想像を口にした、その瞬間。
ばん!と、音がした。
衝戟でコンビニ全体が震え出す。怪物が両手を壁に激しく叩きつけて生まれた音だ。
いや……工藤達からの視点ではそう見えるが、怪物は鏡像の中にしかいない。
ならば怪物側からすれば、今のは『扉』の外にいる工藤達に狂ったような動作で飛びかかろうとした動作だ。
衝戟でコンビニ全体が震え出す。怪物が両手を壁に激しく叩きつけて生まれた音だ。
いや……工藤達からの視点ではそう見えるが、怪物は鏡像の中にしかいない。
ならば怪物側からすれば、今のは『扉』の外にいる工藤達に狂ったような動作で飛びかかろうとした動作だ。
怪物は『扉』を叩き続ける。何度も、何度も。コンビニは全体が激しく揺れ、今にも倒壊しそうだ。
それでも破れないことに業を煮やすように、怪物は手をぴたりと『扉』に張り付ける。
押し付けられた掌が指紋までもくっきりと見えるほど。
そのまま指をついと離し、しかし唯一離れず壁に垂直に立てた爪を、割れんばかりの勢いで思い切り手をずり下ろした。
それでも破れないことに業を煮やすように、怪物は手をぴたりと『扉』に張り付ける。
押し付けられた掌が指紋までもくっきりと見えるほど。
そのまま指をついと離し、しかし唯一離れず壁に垂直に立てた爪を、割れんばかりの勢いで思い切り手をずり下ろした。
「~~~~~~~~~~~!」
身の毛もよだつ、金切り声の如き音が鳴った。
それは、怪物が現れる直前に聞いたあの高音と同じ音であり、怪物が外に出ようとして『扉』を引っ掻いていた音だったのだと全員は把握した。
それは、怪物が現れる直前に聞いたあの高音と同じ音であり、怪物が外に出ようとして『扉』を引っ掻いていた音だったのだと全員は把握した。
先程からずっと流れて、急速に密度を濃くしていった異様な空気は、ここでひとつの臨界を迎えた。
「ア─────────あああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!」
「姉切!?」
「姉切!?」
耳を劈く、身が竦むほどの絶叫。
横臥していた姉切の片目が突如大きく見開かれ、そして口が壊れたように開かれて───
その蒼白な顔は一瞬にして凄まじい恐怖の色に彩られ、凄まじい悲鳴が迸り出た。
横臥していた姉切の片目が突如大きく見開かれ、そして口が壊れたように開かれて───
その蒼白な顔は一瞬にして凄まじい恐怖の色に彩られ、凄まじい悲鳴が迸り出た。
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ─────!!!」
悲鳴は終わらない。
人間が許容する肺活量をとっくに越えた声量声音はサイレンにも似て、基地内全てにくまなく行き渡っていきそうなほど深く響いた。
人間が許容する肺活量をとっくに越えた声量声音はサイレンにも似て、基地内全てにくまなく行き渡っていきそうなほど深く響いた。
そのサイレンが呼び水となったのか、コンビニはおろか周囲のあらゆる建造物が土台から震動する。
鏡の中の怪物が笑う。
そして───
◆
───また誰もいなくなっちゃった……。
ひとり、救護室で取り残されたかぐやはぽつねんと途方に暮れていた。
かぐや以外、集まっていた同行者は既に部屋を出ていた。
義勇が婦長ことナイチンゲールに延々と質問責めされてる最中に、「ちょっと野暮用があるわ」と気づかれないようにこっそりと雅貴が部屋を抜け出し。
「巡回活動に入ります」と一通りの処置を済ませたナイチンゲールが、かぐやに細かいを指示を下した後去ってしまい。
最後に残った義勇も「鬼の気配がする。お前は残っていろ」と言葉短く早々に出てしまっていた。
義勇が婦長ことナイチンゲールに延々と質問責めされてる最中に、「ちょっと野暮用があるわ」と気づかれないようにこっそりと雅貴が部屋を抜け出し。
「巡回活動に入ります」と一通りの処置を済ませたナイチンゲールが、かぐやに細かいを指示を下した後去ってしまい。
最後に残った義勇も「鬼の気配がする。お前は残っていろ」と言葉短く早々に出てしまっていた。
───いや、この人もいるけど。まだ眠ってるし……。
ベッドですやすやと寝息を立てている女剣士───新免武蔵を横目で見やる。
ここに担ぎ運ばれた頃は危篤寸前の重態だったが、ナイチンゲールが八方手を尽くしたおかげで、一命は取りとめていた。
今では寝言でうどんだ美少年だかと零すぐらいだ。とても腕一本を斬り落とされた後の容態とは思えない。
武蔵の名前も素性も預かり知らないかぐやだが、藤原書記並に図太い人物なんだろうなと勝手に決めつけた。煩悩の深さや、体型とかで。
先程の光景を脳裏に浮かべてかぐやの顔が青ざめる。未だ自分のデイパックで彼女のナマ腕が埋まったままだったのを思い出してしまった。
今すぐ捨ててしまいたくて仕方ないが、その為に手を突っ込んで探り当てる気にもなれずひっつけたままにしてしまっている。
持っていてと言われたがこんなのどうしろっていうのか。投げつけて餌にすれとでもいうのだろうか。
ここに担ぎ運ばれた頃は危篤寸前の重態だったが、ナイチンゲールが八方手を尽くしたおかげで、一命は取りとめていた。
今では寝言でうどんだ美少年だかと零すぐらいだ。とても腕一本を斬り落とされた後の容態とは思えない。
武蔵の名前も素性も預かり知らないかぐやだが、藤原書記並に図太い人物なんだろうなと勝手に決めつけた。煩悩の深さや、体型とかで。
先程の光景を脳裏に浮かべてかぐやの顔が青ざめる。未だ自分のデイパックで彼女のナマ腕が埋まったままだったのを思い出してしまった。
今すぐ捨ててしまいたくて仕方ないが、その為に手を突っ込んで探り当てる気にもなれずひっつけたままにしてしまっている。
持っていてと言われたがこんなのどうしろっていうのか。投げつけて餌にすれとでもいうのだろうか。
───いけないいけない。こんな時こそルーティーンルーティーン……。無駄に消耗してはいけないわ。
心を落ち着かせつつ、かぐやの思考は緩やかに正常な方向に回り始める。
生徒会のはっちゃけた日々で行為が暴走する気が増えてきているかぐやだが、基盤は酷薄に理性を回せる人間だ。
あの暖かい生活が戻ることがない今、どうすることが求められるか、必要とされる優先事項かを測れる精神状態にある。
生徒会のはっちゃけた日々で行為が暴走する気が増えてきているかぐやだが、基盤は酷薄に理性を回せる人間だ。
あの暖かい生活が戻ることがない今、どうすることが求められるか、必要とされる優先事項かを測れる精神状態にある。
現況、かぐやはひとりではあるが、危険ではない。
いや……かなり危ないわと思える人は多少いるが、少なくともかぐやや白銀御行を害する相手ではないぐらいの判断はつけられている。
その思考も殺し合いに反抗するスタンスであり、かぐやの未知の知識、何より力がある点は頼りになる。
ならばかぐやが取るべき行動はひとつに絞られる。余程の事がなければ同行するのが最良。最低でもパイプは維持しておくべきだ。
自己の生存だけでなく、それが白銀御行の早期発見と保護に直結する。
故にこそ今は静養し、体力と精神の回復に努める。
疲ればかりが募る展開だった時間の中で、漸く訪れた休息だ。配分の見誤りは生死を分かつ。
今後これだけ条件で休める保証はない。パフォーマンス維持の観点からも正しい。
いや……かなり危ないわと思える人は多少いるが、少なくともかぐやや白銀御行を害する相手ではないぐらいの判断はつけられている。
その思考も殺し合いに反抗するスタンスであり、かぐやの未知の知識、何より力がある点は頼りになる。
ならばかぐやが取るべき行動はひとつに絞られる。余程の事がなければ同行するのが最良。最低でもパイプは維持しておくべきだ。
自己の生存だけでなく、それが白銀御行の早期発見と保護に直結する。
故にこそ今は静養し、体力と精神の回復に努める。
疲ればかりが募る展開だった時間の中で、漸く訪れた休息だ。配分の見誤りは生死を分かつ。
今後これだけ条件で休める保証はない。パフォーマンス維持の観点からも正しい。
「……」
せわしなく足を組み替えてはそわそわと辺りに目を泳がしたりと、落ち着きがない。
すぐにでも飛び出して会長を探したい思いに囚われている。
無謀で徒労だと、そう存分に弁えた上で、それでもと逸る気持ちを、かぐやは押さえ切れてはいなかった。
そうなる理由は自分で把握できている。だからこそ厄介であった。
すぐにでも飛び出して会長を探したい思いに囚われている。
無謀で徒労だと、そう存分に弁えた上で、それでもと逸る気持ちを、かぐやは押さえ切れてはいなかった。
そうなる理由は自分で把握できている。だからこそ厄介であった。
「ひとりぼっち……かぁ」
自分はこんなに弱い人間だっただろうか。
暴力と血の死の渦巻く世界に突然置かれれば一般人としては当然の反応だが、自分自身ではそう思い込めない。
……本当は分かってる。始めから、自分は弱い人間だったと。
嫌われるのが恐くて、傷つけるのが恐かったから最初から遠ざけた。
臆病だから他人を嫌悪し、見下し、侮蔑し、猜疑し、排他して、そんな自分が嫌いで、けど誰もが踏み出す一歩を踏み出せない。
自分は優秀であっても強くなくて。弱さを武器にしてしまう女だった。
華やかな生活を送りながら、ずっと全てを疑いながら翳り生きていくしかない。
暴力と血の死の渦巻く世界に突然置かれれば一般人としては当然の反応だが、自分自身ではそう思い込めない。
……本当は分かってる。始めから、自分は弱い人間だったと。
嫌われるのが恐くて、傷つけるのが恐かったから最初から遠ざけた。
臆病だから他人を嫌悪し、見下し、侮蔑し、猜疑し、排他して、そんな自分が嫌いで、けど誰もが踏み出す一歩を踏み出せない。
自分は優秀であっても強くなくて。弱さを武器にしてしまう女だった。
華やかな生活を送りながら、ずっと全てを疑いながら翳り生きていくしかない。
だからこそ、そうではない人を尊く思う。
貧しくても。恵まれなくても。腐らず、僻まず、前に進もうとする人を愛しく思う。
頭上に煌めく月ではなくて、路傍に転がる石にこそ心を照らして欲しかった。
貧しくても。恵まれなくても。腐らず、僻まず、前に進もうとする人を愛しく思う。
頭上に煌めく月ではなくて、路傍に転がる石にこそ心を照らして欲しかった。
そうなりたいと思わせてくれたのは。
いらないものとして捨てた良心 を掘り出して、おっかなびっくりにでも前に進みたくなったのは。
紛れもなく疑いなく、閉じていた扉の先から光を見せてくれた─────
いらないものとして捨てた
紛れもなく疑いなく、閉じていた扉の先から光を見せてくれた─────
「……!?」
物思いトリップに耽っていた精神が、慌ただしい物音で引き戻された。
救護室の扉が開かれはしなかった。ただ扉の前を走って通り過ぎただけらしい。
救護室の扉が開かれはしなかった。ただ扉の前を走って通り過ぎただけらしい。
「……会長?」
根拠のない妄言は、何故だか否定しきれない色が混じっていた。
どうしてそう思ったのか。ただ直前まで彼のことを考えていただけで、その妄想の延長ではないのかと自問自答する。
まさか足音だけで会長であるかを判別できるまでに極まってしまったのか?それは流石にドン引きものでは?いやその程度は容易に見極められてこそ妻ではないのか。誰が妻よ!
どうしてそう思ったのか。ただ直前まで彼のことを考えていただけで、その妄想の延長ではないのかと自問自答する。
まさか足音だけで会長であるかを判別できるまでに極まってしまったのか?それは流石にドン引きものでは?いやその程度は容易に見極められてこそ妻ではないのか。誰が妻よ!
「……」
混乱する脳内議論をよそに、体は正直だった。
おそるおそる、念の為荷物を持って扉の外を窺い、走り去った音の方角へ向かう。
四宮の家でも流石に目にしない重厚な銃器の感触が精神を補強した。あるいは狂気を加速しているのかもしれない。
足音を出さないよう、注意を払って廊下を進む。十歩分進んだのか、それとも百なのかも曖昧になる緊張した空気が満ちていく。
おそるおそる、念の為荷物を持って扉の外を窺い、走り去った音の方角へ向かう。
四宮の家でも流石に目にしない重厚な銃器の感触が精神を補強した。あるいは狂気を加速しているのかもしれない。
足音を出さないよう、注意を払って廊下を進む。十歩分進んだのか、それとも百なのかも曖昧になる緊張した空気が満ちていく。
そして、かぐやは見つけた。
窓はなく電灯が行き届かず仄暗くなった廊下の窪みで、肩で息を切らす後ろ姿。金の髪に、黒の制服。
窓はなく電灯が行き届かず仄暗くなった廊下の窪みで、肩で息を切らす後ろ姿。金の髪に、黒の制服。
「会長!」
その背格好を見間違えるはずがない。
隣立つ位置から網膜に焼き付くほど見てきた白金御行の後ろ姿だ。たとえ百万の群衆からでも見分けられる自信がある。
立ち込めていた不安はかき消えて、再会できた喜びと安心感が脳髄を包んでいく。
隣立つ位置から網膜に焼き付くほど見てきた白金御行の後ろ姿だ。たとえ百万の群衆からでも見分けられる自信がある。
立ち込めていた不安はかき消えて、再会できた喜びと安心感が脳髄を包んでいく。
「よかった……無事だったんですね……! わたし、ずっと不安で……」
普段生徒会に晒している、凛としたかぐやの態度からは多少乖離した弱々しさかもしれない、とどこかで思う。
けれど、それを包み隠せるだけの余裕は今のかぐやには保てはしない。
疲弊した心身を支える拠り所だった白銀と会ったことで一時的に普段のペルソナが剥がれ、幼い面のかぐや───いわゆる(アホ)状態に以降しかけていた。
けれど、それを包み隠せるだけの余裕は今のかぐやには保てはしない。
疲弊した心身を支える拠り所だった白銀と会ったことで一時的に普段のペルソナが剥がれ、幼い面のかぐや───いわゆる(アホ)状態に以降しかけていた。
「ん…………………ああ、ああそうか。そうだよな。もうすぐ、言えるんだったよな。ならいいか、うん」
呼びかけられて振り返った白銀は、どこか上の空なままにかぐやを呆と見つめ。
「ああ。俺も、お前にずっと会いたかったよ」
「──────!」
「──────!」
かぐやの心臓に、稲妻が直撃したかの如き電撃と熱が走る。
顔が熱い。手汗が凄い。羞恥と多幸感がブレンドされた脳がシェイクされていく。
言葉の通り安心を確かめただけにしても、実にストレートな告白の響きに心臓の鼓動は早まるばかり。
これはもう、一日に摂取できるハッピーの量を越えてしまっている。
日々更新されていく胸キュンワードで早くもトップ3まで昇り詰めていた。
顔が熱い。手汗が凄い。羞恥と多幸感がブレンドされた脳がシェイクされていく。
言葉の通り安心を確かめただけにしても、実にストレートな告白の響きに心臓の鼓動は早まるばかり。
これはもう、一日に摂取できるハッピーの量を越えてしまっている。
日々更新されていく胸キュンワードで早くもトップ3まで昇り詰めていた。
「そ、そそそうだ会長、制服もそんなにボロボロで、ひょっとして怪我をしているんですか? たいへんです急いで救護室へ行かないと!。
さっきちょうど通りがかった看護師さんから看護実習を受けましたので処方はバッチリです。疚しい気持ちなんてこれっぽっちもありませんのでさあ早く上着をこちらへ───」
「ん? ああ、大したことはない。ちょっとヘマをしただけだ。今の俺なら心配いらないさ」
「そう、ですか」
さっきちょうど通りがかった看護師さんから看護実習を受けましたので処方はバッチリです。疚しい気持ちなんてこれっぽっちもありませんのでさあ早く上着をこちらへ───」
「ん? ああ、大したことはない。ちょっとヘマをしただけだ。今の俺なら心配いらないさ」
「そう、ですか」
にべもなく拒否されて、ちょっとシュンとなる。
でもこんな状況でもクールさを失わないのは流石だと惚れ直す。
でもこんな状況でもクールさを失わないのは流石だと惚れ直す。
それにしても───今日の会長は雰囲気が違って見える。
所々擦り切れて破れた制服は、生徒会長らしい模範的な着こなし方とは違うギャップがあっていい。
長袖でわかりづらいが少し筋肉質っぽくて、ワイルドみが増している気がする。
特にいつも以上に濃くなった目の隈が素敵だった。一度徹夜したのを介抱した時よりさらに深刻になっていて、目も真っ赤に充血している。
所々擦り切れて破れた制服は、生徒会長らしい模範的な着こなし方とは違うギャップがあっていい。
長袖でわかりづらいが少し筋肉質っぽくて、ワイルドみが増している気がする。
特にいつも以上に濃くなった目の隈が素敵だった。一度徹夜したのを介抱した時よりさらに深刻になっていて、目も真っ赤に充血している。
───ああ……やっぱり無理してるんですね。私の前だからって格好つけるなんて本当に……もう。
見た目が好みストライク過ぎて、一周回って逆にクールダウンしたかぐやの思考が落ち着きを取り戻し始めた。
会長に会えたことは心から嬉しい。
こんな非現実的な状況でもいつもの生徒会長らしく振る舞っているのにも、誇らしさと可愛らしさが同居してむず痒くなる。
けれども、それなら自分ぐらいには、少しぐらい弱気を見せてくれたっていいのに。
それぐらいの信頼関係は構築できてると思っていたのに自惚れていたのかと、我侭とわかっていても不満をこぼしたくなる。
会長に会えたことは心から嬉しい。
こんな非現実的な状況でもいつもの生徒会長らしく振る舞っているのにも、誇らしさと可愛らしさが同居してむず痒くなる。
けれども、それなら自分ぐらいには、少しぐらい弱気を見せてくれたっていいのに。
それぐらいの信頼関係は構築できてると思っていたのに自惚れていたのかと、我侭とわかっていても不満をこぼしたくなる。
「ああ、それに俺はとても気分がいいんだ。ようやく、お前と隣に立てる力を手に入れられたんだからな、■■」
「会長?」
「会長?」
違和感が生じたのは、そこが始まりだった。
会長の口調はどこか浮ついてるというか、高揚してるというか、地に足が着いてないようだった。
飲酒?まさか。ただ近似した記憶が蘇る。これと同じような振る舞いをした人物を、かぐやは知っている。
けどそれは有り得ない。会長はそんな態度を取ったことはないし、取るような人柄ではなかった。
飲酒?まさか。ただ近似した記憶が蘇る。これと同じような振る舞いをした人物を、かぐやは知っている。
けどそれは有り得ない。会長はそんな態度を取ったことはないし、取るような人柄ではなかった。
だって、かぐやが見ている白銀の在り方は。
酒に酔い。権力に酔い。
自分で得たわけでもないものを何か見当違いをして振りかざして悦に浸る、四宮家の会合で見てきた醜い大人達、そのものだったから。
酒に酔い。権力に酔い。
自分で得たわけでもないものを何か見当違いをして振りかざして悦に浸る、四宮家の会合で見てきた醜い大人達、そのものだったから。
「勿論、今のままじゃまだ駄目だ。実際に■■の隣に立つにはまだ俺は強くない。恥ずかしい限りだが腹が減って仕方ないんだ。空腹なんて慣れてるのにな。
思えばそれがよくなかったんだな。強くなりたくば喰らえ。その通りだよ。人を食べるほど俺はどんどん強くなれる」
思えばそれがよくなかったんだな。強くなりたくば喰らえ。その通りだよ。人を食べるほど俺はどんどん強くなれる」
拭えぬ違和感は歪みになり、修復できぬ亀裂を生み出していく。
会長はかぐやを見ていない。
誰かがいることは見えていても、現実の目に見えてはいなかった。
男はただ、目の前のかぐやから虚像を投影して、何か自分に都合のいい独り芝居をしているに過ぎない。
会長はかぐやを見ていない。
誰かがいることは見えていても、現実の目に見えてはいなかった。
男はただ、目の前のかぐやから虚像を投影して、何か自分に都合のいい独り芝居をしているに過ぎない。
「ああ、すまないな■■。だからもう少し待っていてくれ。
俺はもうすぐそっちに行く。お前の隣に立つのに相応しい、いや■■以上の男になる。誰もが俺を認めざるを得なくなり、見下せなくなる存在に」
俺はもうすぐそっちに行く。お前の隣に立つのに相応しい、いや■■以上の男になる。誰もが俺を認めざるを得なくなり、見下せなくなる存在に」
亀裂は止まず、かぐやの信じた世界を崩落させていく。
断崖の端に立たされたに等しい恐怖に駆られたかぐやは、それでも白銀に呼びかける。
これは悪い冗談だと。藁にもすがる思いで。
断崖の端に立たされたに等しい恐怖に駆られたかぐやは、それでも白銀に呼びかける。
これは悪い冗談だと。藁にもすがる思いで。
「かい、ちょ?」
声は、震えていた。
恋も愛も、何も内に宿らないがらんどう。
余りに空虚で、空気が漏れただけのか細い音でしかなかった。
恋も愛も、何も内に宿らないがらんどう。
余りに空虚で、空気が漏れただけのか細い音でしかなかった。
棒立ちする女を見て、男は愛おしそうに笑みを形作る。
獲物を前に舌舐めずりする、それは獣 の貌だった。
獲物を前に舌舐めずりする、それは
「ほら───目の前に、ちょうどいい女 がいるんだ」
振り下ろされる狂気。
細い首が爪に裂かれて、熱い鮮血を散らす。
細い首が爪に裂かれて、熱い鮮血を散らす。
「ギャッ!」
その寸前。
かぐやの影から躍り出た、より濃く黒い影が爪ごと鬼を弾き飛ばす。
かぐやの影から躍り出た、より濃く黒い影が爪ごと鬼を弾き飛ばす。
「え? なに?」
知覚外で起きた攻防にかぐやは追いつけない。
予想外の攻撃に落とした手荷物も気に留めず踵を返し撤退した白銀にも、潜めし影より再び消えた影にも。
予想外の攻撃に落とした手荷物も気に留めず踵を返し撤退した白銀にも、潜めし影より再び消えた影にも。
「え?」
何よりも、いま自分は、誰に、何をされようとしたのか。その認識にすら届いていない。
無意識に起きた光景を拒絶し、解答の消えた疑問に硬直するしかないかぐや。
そして───
無意識に起きた光景を拒絶し、解答の消えた疑問に硬直するしかないかぐや。
そして───
◆
蝶の如く舞う。
超の如く踊る。
一匹のケモノが宙で雀躍と跳び跳ねる。
超の如く踊る。
一匹のケモノが宙で雀躍と跳び跳ねる。
クラゲアマゾンの攻撃は単調だった。
背面からの伸びる触手を飛ばし、突くか払うか搦め捕るかのいずれかをする。
速度と手数こそ脅威だが、本体の動きは亀のように鈍く、緩慢だ。思考パターンも機械的で多彩な戦術を練りもしない、ひたすら原始的な攻撃しかしてこない。
保有能力のみを評価すれば、鬼とは呼ぶべくもない、虫と呼ぶべき存在だ。
だがその速度と手数が一際図抜ければ、それは恐るべき脅威となる。
オリジナルと呼ばれるアマゾン。その危険性は溶原性細胞のみならず、個体そのものの戦闘力の高さにある。
最も完成されたアマゾンである水澤悠ですら、このアマゾンを前に一度の有効打も与えられないまま敗北したのだ。
傍に守るべき者がいた点を考慮しても、一個体が持つには危険過ぎる性能である事が覆らない。
背面からの伸びる触手を飛ばし、突くか払うか搦め捕るかのいずれかをする。
速度と手数こそ脅威だが、本体の動きは亀のように鈍く、緩慢だ。思考パターンも機械的で多彩な戦術を練りもしない、ひたすら原始的な攻撃しかしてこない。
保有能力のみを評価すれば、鬼とは呼ぶべくもない、虫と呼ぶべき存在だ。
だがその速度と手数が一際図抜ければ、それは恐るべき脅威となる。
オリジナルと呼ばれるアマゾン。その危険性は溶原性細胞のみならず、個体そのものの戦闘力の高さにある。
最も完成されたアマゾンである水澤悠ですら、このアマゾンを前に一度の有効打も与えられないまま敗北したのだ。
傍に守るべき者がいた点を考慮しても、一個体が持つには危険過ぎる性能である事が覆らない。
穿通力、切断力、共に優れた触手を、見る者が羽と錯覚するほどの量を飛ばす。
それだけで十分だった。圧倒的な速度と手数。これさえ揃っていれば、敵を殲滅するのに不足するものはない。
興奮したピラニアの魚群に飲まれるようなものだ。人もアマゾンも、誰一人別け隔てなく飲み込む。穿ち、刻み、裂き、千切られるのみ。
それだけで十分だった。圧倒的な速度と手数。これさえ揃っていれば、敵を殲滅するのに不足するものはない。
興奮したピラニアの魚群に飲まれるようなものだ。人もアマゾンも、誰一人別け隔てなく飲み込む。穿ち、刻み、裂き、千切られるのみ。
ではその透明な殺意の射程から尽く逃れられるのは、猿 の芸当か。
いいや。宙を舞うのは尻の赤い猿に非ず。軽やかに、流麗に、翼なき身には仰ぎ見るしか許されぬ領域を我が物顔で占有するは、蝶と見紛う美体であった。
いいや。宙を舞うのは尻の赤い猿に非ず。軽やかに、流麗に、翼なき身には仰ぎ見るしか許されぬ領域を我が物顔で占有するは、蝶と見紛う美体であった。
現人鬼・波裸羅、この地にて初めての本格的な闘い。
初めて見えた、少年勝次の時の戯れとは違う。
決闘を見物した、剣士武蔵の時の試しとは違う。
摘まみ食いとはいえ手心はない、ガチの気構えだった。
自らの五体を余す事なく躍動させる昂り、心に惹かれるままに振るわれる殺戮武芸。
そうして手折った花の実を全身に浴び、恍惚に破顔してみせる。
初めて見えた、少年勝次の時の戯れとは違う。
決闘を見物した、剣士武蔵の時の試しとは違う。
摘まみ食いとはいえ手心はない、ガチの気構えだった。
自らの五体を余す事なく躍動させる昂り、心に惹かれるままに振るわれる殺戮武芸。
そうして手折った花の実を全身に浴び、恍惚に破顔してみせる。
触手が捉えられぬ飛空の種は足場。
地面、塀、電柱、屋根、あらゆる障害物を足蹴にし、接地面が割れるほど力を込めて上に押し出す事で可能とした。
慶安とはまるで違う町並みにも慣れ、勝手の違う感触に煩わされもしない。
前後左右のみならず上下と移動域を増やす事で触手を散らす事で、被害を最小限に抑えていた。
地面、塀、電柱、屋根、あらゆる障害物を足蹴にし、接地面が割れるほど力を込めて上に押し出す事で可能とした。
慶安とはまるで違う町並みにも慣れ、勝手の違う感触に煩わされもしない。
前後左右のみならず上下と移動域を増やす事で触手を散らす事で、被害を最小限に抑えていた。
そう、最小限。
初めての化粧で紅を塗りたくったように血に濡れた顔も、はだけた袴から覗く乳房や四肢に通った赤線も。
波裸羅の体は銘刀同田貫でも骨にまで届かぬほど強靭だ。この程度は軽傷。むしろ戦に相応しい化粧であるともいえよう。
初めての化粧で紅を塗りたくったように血に濡れた顔も、はだけた袴から覗く乳房や四肢に通った赤線も。
波裸羅の体は銘刀同田貫でも骨にまで届かぬほど強靭だ。この程度は軽傷。むしろ戦に相応しい化粧であるともいえよう。
にたりと、波裸羅が笑う。
今度は避けもせず、降りかかる肉の槍衾の中を恐るるに足らずと掻き分けて前進する。
如何に高速で数が多いとはいえ、こうも乱発すれば目も慣れる。
波裸羅ならばさらにその先、その身であえて受け続ける事で肌感覚で軌道を読む事まで可能になる。
檻の肉格子を抜け、遂に本体に迫り旋脚を見舞う。
今度は避けもせず、降りかかる肉の槍衾の中を恐るるに足らずと掻き分けて前進する。
如何に高速で数が多いとはいえ、こうも乱発すれば目も慣れる。
波裸羅ならばさらにその先、その身であえて受け続ける事で肌感覚で軌道を読む事まで可能になる。
檻の肉格子を抜け、遂に本体に迫り旋脚を見舞う。
「ぐふ!」
幾重に固まった触手の繭に弾かれて、波裸羅の体が吹き飛ばされた。
クラゲアマゾンに届いたのは血反吐の飛沫のみで、詰めた間合いを離され、振り出しに戻された。
クラゲアマゾンに届いたのは血反吐の飛沫のみで、詰めた間合いを離され、振り出しに戻された。
「強いな、海月 」
両腕をだらりと下ろし、血の混ざる涎を垂らして、やはり波裸羅は笑みを崩さない。
散り際に微笑まぬ者は生まれ変われないと知るような、おぞましくも狂おしい笑みだった。
散り際に微笑まぬ者は生まれ変われないと知るような、おぞましくも狂おしい笑みだった。
「だが勃たんぞ。凶剣 を昂らせない戦いぶりで、波裸羅を殺せると思うたか!」
列挙すれば確かにクラゲアマゾンは『強い』と評価するに相応しい猛者だ。
しかしそこには華がない。慧漏 が足りない。
色も感情も介さぬ虫相手と張り合って何になろう。純粋たる命の奪い合いにも美はあろうが、人と鬼の戦いはそうはならない。
骨肉をぶち撒け、五臓六腑を噴き出しても、波裸羅の戦いは『華』でなければならない。
しかしそこには華がない。
色も感情も介さぬ虫相手と張り合って何になろう。純粋たる命の奪い合いにも美はあろうが、人と鬼の戦いはそうはならない。
骨肉をぶち撒け、五臓六腑を噴き出しても、波裸羅の戦いは『華』でなければならない。
「身持ちの固い赤貝の殻、そろそろこじ開けてくれようか」
破れた袴がずれていよいよ裸身間際になった懐から刀を抜き取る。
刀身の半ばが折れた日輪刀。宮本武蔵から譲り受けたそれは敵を斬る為の武器に非ず。之こそは、無双化身忍法の極意也。
刀身の半ばが折れた日輪刀。宮本武蔵から譲り受けたそれは敵を斬る為の武器に非ず。之こそは、無双化身忍法の極意也。
クラゲアマゾン、正確無比の触手突きに波裸羅は驀進。
串刺しの再演を見せるかと思いきや、波裸羅に触手は一本足りとも届かない。
触手は伸びなかった。細く鋭利な無数の手は、波裸羅から噴き出した血が変質した蝶が絡みつき、動きを封じていた。
串刺しの再演を見せるかと思いきや、波裸羅に触手は一本足りとも届かない。
触手は伸びなかった。細く鋭利な無数の手は、波裸羅から噴き出した血が変質した蝶が絡みつき、動きを封じていた。
忍法【婆斬羅蝶】。婆斬羅とは怨身忍者の血液の中の金属成分。婆斬羅蝶とは即ち金属粉塵を一帯に充満させる技。
その意味、危険性を解する知能をアマゾンは持たず、代わるように波裸羅が己の腹に乱れ刃をねじ込んだ。
その意味、危険性を解する知能をアマゾンは持たず、代わるように波裸羅が己の腹に乱れ刃をねじ込んだ。
爆発。
爆散。
石造りの家々を巻き込んだ爆心地にて立つ異形は……二つ。
一つはクラゲアマゾン。婆斬羅蝶が張り付いた触手は吹き飛ばされながらも本体は健在。
そしてもう一つの影。之こそはバトルロワイアルにて初のお目見えとなる衛府の鬼の姿。
世に類なき見目形。
百鬼夜行の頂きに咲く黒薔薇 。
現人鬼なりし波裸羅が顕す、第四の怨身忍者!
爆散。
石造りの家々を巻き込んだ爆心地にて立つ異形は……二つ。
一つはクラゲアマゾン。婆斬羅蝶が張り付いた触手は吹き飛ばされながらも本体は健在。
そしてもう一つの影。之こそはバトルロワイアルにて初のお目見えとなる衛府の鬼の姿。
世に類なき見目形。
百鬼夜行の頂きに咲く
現人鬼なりし波裸羅が顕す、第四の怨身忍者!
「!」
咄嗟、波裸羅は『呼び声』を聞いた。
口上の最中に中断という無作法を晒してでも見逃せぬ、己を呼び寄せる声を察知した。
声の元の仔細は読み取れぬ。だが現人鬼は無数の鼓動を離れていながらに感知し、地獄の底から湧く灼熱の躍動に胸震わせた。
口上の最中に中断という無作法を晒してでも見逃せぬ、己を呼び寄せる声を察知した。
声の元の仔細は読み取れぬ。だが現人鬼は無数の鼓動を離れていながらに感知し、地獄の底から湧く灼熱の躍動に胸震わせた。
「この波裸羅を差し置いて催し物か! 弩 許せん!!」
跳び立つ。
絶好の機会を得ていながらクラゲアマゾンを放置し震源地へ向かう。
なにせ波裸羅を直々に指名しての誘いで。これで乗らねば鬼の名が廃る。
脳に送られた信号だけで甘美なる味を見た。ならばこの鉄火場の渦中で味わうものは如何ほどのものか。
稀に見る極上の馳走に向けて波裸羅は走る。正銘の鬼と化した肉体はコンクリートの森を抜けて祭りの場所を只管目指す。
そして───
絶好の機会を得ていながらクラゲアマゾンを放置し震源地へ向かう。
なにせ波裸羅を直々に指名しての誘いで。これで乗らねば鬼の名が廃る。
脳に送られた信号だけで甘美なる味を見た。ならばこの鉄火場の渦中で味わうものは如何ほどのものか。
稀に見る極上の馳走に向けて波裸羅は走る。正銘の鬼と化した肉体はコンクリートの森を抜けて祭りの場所を只管目指す。
そして───
◆
そして───『扉』が開く。
叫び声と、反響が、不協和音の二重奏をかき鳴らした時、自衛隊基地内のガラス、鏡、全ての『映すもの』が砕き割れた。
段々と薄くなっていた現実の異界の狭間の境界が、最後の一押しによって破壊される。
段々と薄くなっていた現実の異界の狭間の境界が、最後の一押しによって破壊される。
割れた先には何もない。幾何学的な異次元に繋がってもいなければ、常識を冒涜する怪物も出てこない。
出てきたのは、割れた鏡面の破片からだ。
大小様々なサイズに割れて四散していく破片の中から、一本の手が伸びた。
それは細長く、まるで青黴たミミズのような造形で、それ自体が意思を持ってるかのようにのたうって破片から這い出てきた。
宙に舞ったひとつずつの破片から、ひとつずつの触手。無数の破片から無数の触手が波濤の如し勢いでなだれ込む。
あらゆる区別をつけず四方八方から殺到する触手は、手当たりしだいに生きとし生けるものに絡みつき、抗えない強制力をもって引き寄せていく。
それは細長く、まるで青黴たミミズのような造形で、それ自体が意思を持ってるかのようにのたうって破片から這い出てきた。
宙に舞ったひとつずつの破片から、ひとつずつの触手。無数の破片から無数の触手が波濤の如し勢いでなだれ込む。
あらゆる区別をつけず四方八方から殺到する触手は、手当たりしだいに生きとし生けるものに絡みつき、抗えない強制力をもって引き寄せていく。
全ての破片が地面に落ちた時、自衛隊基地は無人になっていた。
人も、鬼も、どこにもいない。ただ、至る箇所に散乱するガラス片や割れた鏡が残るのみだった。
人も、鬼も、どこにもいない。ただ、至る箇所に散乱するガラス片や割れた鏡が残るのみだった。
◆
【 異 界 領 域 展 開 】
【自衛隊基地内の全ての参加者 バトルロワイアル会場より消失】
◆
【???/???】
【永井圭@亜人】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2、ナノロボ入り注射器@ナノハザード
[思考・状況]
基本方針:佐藤を倒す
1:使える武器や人員の確保。
2:雅や猗窩座といった鬼達を警戒。
3:波裸羅を上手く対主催側に誘導できないか。
[備考]
※File:48(10巻最終話)終了後からの参戦
※亜人の蘇生能力に制限らしい制限がかけられていないことを知りました。
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2、ナノロボ入り注射器@ナノハザード
[思考・状況]
基本方針:佐藤を倒す
1:使える武器や人員の確保。
2:雅や猗窩座といった鬼達を警戒。
3:波裸羅を上手く対主催側に誘導できないか。
[備考]
※File:48(10巻最終話)終了後からの参戦
※亜人の蘇生能力に制限らしい制限がかけられていないことを知りました。
【人吉善吉@めだかボックス】
[状態]:精神的疲労(小)、全身にダメージ(大) 、頬に傷
[道具]:基本支給品一式、御行のママチャリ、佐藤のコルトガバメント(レッグホルスター付き)
[思考・状況]
基本方針:殺し合いを止める。めだかちゃんに勝つ。
1:めだかと球磨川との早期の合流。もしも殺し合いに賛同するような行動をとっていれば、自分が必ず止める。
2:波裸羅に感謝すると同時に警戒。
[状態]:精神的疲労(小)、全身にダメージ(大) 、頬に傷
[道具]:基本支給品一式、御行のママチャリ、佐藤のコルトガバメント(レッグホルスター付き)
[思考・状況]
基本方針:殺し合いを止める。めだかちゃんに勝つ。
1:めだかと球磨川との早期の合流。もしも殺し合いに賛同するような行動をとっていれば、自分が必ず止める。
2:波裸羅に感謝すると同時に警戒。
【煉獄杏寿郎@鬼滅の刃】
[状態]:疲労(中)
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2 、煉獄杏寿郎の日輪刀@鬼滅の刃、日本刀@彼岸島、涼司の懐刀
[思考・状況]
基本方針:力なき多くの人を守る。
1:目の前の者達を守る。
2:炭治郎、禰豆子、善逸、義勇、しのぶとの合流。
3:無惨、猗窩座には要警戒。必ず討ち倒す。
4:日輪刀が欲しい。
5:雅のような鬼ではない存在の討滅手段を探す。
[備考]
※参戦時期は死亡寸前からです。
[状態]:疲労(中)
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2 、煉獄杏寿郎の日輪刀@鬼滅の刃、日本刀@彼岸島、涼司の懐刀
[思考・状況]
基本方針:力なき多くの人を守る。
1:目の前の者達を守る。
2:炭治郎、禰豆子、善逸、義勇、しのぶとの合流。
3:無惨、猗窩座には要警戒。必ず討ち倒す。
4:日輪刀が欲しい。
5:雅のような鬼ではない存在の討滅手段を探す。
[備考]
※参戦時期は死亡寸前からです。
【宮本武蔵@衛府の七忍】
[状態]:ダメージ(大)、疲労(小)、頬に傷。
[道具]:基本支給品一式×2、ランダム支給品0~3、折れた嘴平伊之助の日輪刀@鬼滅の刃、武蔵の剣@衛府の七忍
[思考・状況]
基本方針:この世にまたとない命を散らせる――鬼を討つ。
1:鬼を討つ。
2:事情通の者に出会う。
3:煉獄や波裸羅から、さらに詳しく事情を聴く。
4:波裸羅に対し一騎討ちを望む。
[備考]
※参戦時期、明石全登を滅したのち。
[状態]:ダメージ(大)、疲労(小)、頬に傷。
[道具]:基本支給品一式×2、ランダム支給品0~3、折れた嘴平伊之助の日輪刀@鬼滅の刃、武蔵の剣@衛府の七忍
[思考・状況]
基本方針:この世にまたとない命を散らせる――鬼を討つ。
1:鬼を討つ。
2:事情通の者に出会う。
3:煉獄や波裸羅から、さらに詳しく事情を聴く。
4:波裸羅に対し一騎討ちを望む。
[備考]
※参戦時期、明石全登を滅したのち。
【工藤仁@戦慄怪奇ファイル コワすぎ!】
[状態]:健康
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2、ステルスドローン@ナノハザード、口裂け女の髪(強化後)@戦慄怪奇ファイル コワすぎ!
[思考・状況]
基本方針:脱出はするが、「コワすぎ」も撮るに決まってんだろ
1:化け物(禰豆子)にマッチアップする別の化け物を探す
2:ステルスドローンを回して撮影する
[備考]
※参戦時期は「コワすぎ! 史上最恐の劇場版」開始前。タタリ村へ乗り込む準備中
[状態]:健康
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2、ステルスドローン@ナノハザード、口裂け女の髪(強化後)@戦慄怪奇ファイル コワすぎ!
[思考・状況]
基本方針:脱出はするが、「コワすぎ」も撮るに決まってんだろ
1:化け物(禰豆子)にマッチアップする別の化け物を探す
2:ステルスドローンを回して撮影する
[備考]
※参戦時期は「コワすぎ! 史上最恐の劇場版」開始前。タタリ村へ乗り込む準備中
【姐切ななせ@ラブデスター】
[状態]:呪い、目が腫れている、■■症状進行、
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2、蛇のお守り@戦慄怪奇ファイル コワすぎ!、藤の花の毒付きの苦無@鬼滅の刃
[思考・状況]
基本方針:脱出する
1:????????????
[備考]
※参戦時期はキスデスター編終了後
※清姫のシャドウサーヴァントとの接触で呪われました
※目の腫れ方は「コワすぎ劇場版:序章」における市川のそれと酷似しています
[状態]:呪い、目が腫れている、■■症状進行、
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2、蛇のお守り@戦慄怪奇ファイル コワすぎ!、藤の花の毒付きの苦無@鬼滅の刃
[思考・状況]
基本方針:脱出する
1:????????????
[備考]
※参戦時期はキスデスター編終了後
※清姫のシャドウサーヴァントとの接触で呪われました
※目の腫れ方は「コワすぎ劇場版:序章」における市川のそれと酷似しています
【前園甲士@ナノハザード】
[状態]:健康
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~1、ベレッタM92F@現実、青酸カリ@現実、人肉ハンバーグ@仮面ライダーアマゾンズ、ナノロボット(円城)のサンプル@ナノハザード 、圧裂弾(5/6)@仮面ライダーアマゾンズ、『顔のない王』@Fate/Grand Order、ステルスドローン@ナノハザード、トンプソン・コンテンダー@Fate/Grand Order、救急箱@現実、22口径ロングライフル弾(29/30発)、ランダム支給品0~1(累のもの、未確認)
[思考・状況]
基本方針:人を殺してでも生き残る。
1:人間よりも強い『超人』を利用して禰豆子と殺し合わせる。
2:工藤・姐切を利用する
[備考]
※参戦時期、未定。後続に任せます。
[状態]:健康
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~1、ベレッタM92F@現実、青酸カリ@現実、人肉ハンバーグ@仮面ライダーアマゾンズ、ナノロボット(円城)のサンプル@ナノハザード 、圧裂弾(5/6)@仮面ライダーアマゾンズ、『顔のない王』@Fate/Grand Order、ステルスドローン@ナノハザード、トンプソン・コンテンダー@Fate/Grand Order、救急箱@現実、22口径ロングライフル弾(29/30発)、ランダム支給品0~1(累のもの、未確認)
[思考・状況]
基本方針:人を殺してでも生き残る。
1:人間よりも強い『超人』を利用して禰豆子と殺し合わせる。
2:工藤・姐切を利用する
[備考]
※参戦時期、未定。後続に任せます。
【源頼光@Fate/Grand Order】
[状態]:健康。中度の疲労。
[装備]:絶刀・鉋@刀語、弓矢@Fate/Grand Order 、ハーレー・ダビッドソン(雅貴)@HiGH&LOW
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~1
[思考・状況]
基本方針: 英霊剣豪として一切合切を粛正する。
1. カルデアのサーヴァントを排除する。
2.もう一体の鬼については状況を見て判断。
[備考]
※源頼光ではなく、英霊剣豪七番勝負のライダー・黒縄地獄としての参戦です。
[状態]:健康。中度の疲労。
[装備]:絶刀・鉋@刀語、弓矢@Fate/Grand Order 、ハーレー・ダビッドソン(雅貴)@HiGH&LOW
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~1
[思考・状況]
基本方針: 英霊剣豪として一切合切を粛正する。
1. カルデアのサーヴァントを排除する。
2.もう一体の鬼については状況を見て判断。
[備考]
※源頼光ではなく、英霊剣豪七番勝負のライダー・黒縄地獄としての参戦です。
【新免武蔵守藤原玄信@Fate/Grand Order】
[状態]:疲労(小)、右目に眼帯、右腕が斬られた・隻腕、血まみれ(いずれも応急処置済み)
[道具]:物干し竿@Fate/Grand Order(半分斬れてる)
[思考・状況]
基本方針:無空の高みに至る。藤丸立香と合流する。
1:----------
2:強者との戦いで、あと一歩の剣の『なにか』を掴む
[備考]
※参戦時期、セイバー・エンピレオ戦の最中。空位に至る前。
※彼女が知っている藤丸立香は、というより何故かこの宮本武蔵は、『男の藤丸立香』を知る宮本武蔵である。
※応急処置で一命は取り留めました。
[状態]:疲労(小)、右目に眼帯、右腕が斬られた・隻腕、血まみれ(いずれも応急処置済み)
[道具]:物干し竿@Fate/Grand Order(半分斬れてる)
[思考・状況]
基本方針:無空の高みに至る。藤丸立香と合流する。
1:----------
2:強者との戦いで、あと一歩の剣の『なにか』を掴む
[備考]
※参戦時期、セイバー・エンピレオ戦の最中。空位に至る前。
※彼女が知っている藤丸立香は、というより何故かこの宮本武蔵は、『男の藤丸立香』を知る宮本武蔵である。
※応急処置で一命は取り留めました。
【雨宮雅貴@HiGH&LOW】
[状態]:疲労(中)、腕に痺れ
[装備]:ハーレー・ダビッドソン VRSCDX【ナイトロッドスペシャル】@HiGH&LOW、明神切村正@Fate/Grand Order
[道具]:基本支給品一式、コブラのスカーフ、カップヌードル 北海道ミルクシーフー道ヌードル×数個@現実、オルタナティブ・ゼロのカードデッキ(ブランク体)、ランダム支給品0~2
[思考・状況]
基本方針:弟、仲間と一緒に生還する
1:禰豆子のもとへ義勇を連れていく
2:広斗との合流
3:中野姉妹、鑢姉妹、竃門炭治郎を探す
4:村山とスモーキーは……まあ余裕があったら探してもいいかな
5:いずれ水澤悠、竃門禰豆子と合流する
6:あのクラゲのバケモン、なんか気になるんだよな
[備考]
※水澤悠と情報を交換し、数時間後に落ち会う約束をしました。落ち会う日時は、第三回目の放送後のC-7・街(悠たちと別れた場所)です。
※鑢七花を女性だと確信しています。
[状態]:疲労(中)、腕に痺れ
[装備]:ハーレー・ダビッドソン VRSCDX【ナイトロッドスペシャル】@HiGH&LOW、明神切村正@Fate/Grand Order
[道具]:基本支給品一式、コブラのスカーフ、カップヌードル 北海道ミルクシーフー道ヌードル×数個@現実、オルタナティブ・ゼロのカードデッキ(ブランク体)、ランダム支給品0~2
[思考・状況]
基本方針:弟、仲間と一緒に生還する
1:禰豆子のもとへ義勇を連れていく
2:広斗との合流
3:中野姉妹、鑢姉妹、竃門炭治郎を探す
4:村山とスモーキーは……まあ余裕があったら探してもいいかな
5:いずれ水澤悠、竃門禰豆子と合流する
6:あのクラゲのバケモン、なんか気になるんだよな
[備考]
※水澤悠と情報を交換し、数時間後に落ち会う約束をしました。落ち会う日時は、第三回目の放送後のC-7・街(悠たちと別れた場所)です。
※鑢七花を女性だと確信しています。
【冨岡義勇@鬼滅の刃】
[状態]:疲労(小)
[装備]:無毀なる湖光@FGO、
[道具]:基本支給品一式×2、木剣、ランダム支給品0~3、真っ二つの半半羽織(私物)@鬼滅の刃
[思考・状況]
基本方針:鬼舞辻無惨を討つ。鬼を切り、人を守る。
0:禰豆子と会い、人を食ったかどうかを見極める。もしも食っていれば斬り、炭治郎に伝えた後に共に切腹する。
1:鬼を斬る。
[備考]
※参戦時期、柱稽古の頃。
[状態]:疲労(小)
[装備]:無毀なる湖光@FGO、
[道具]:基本支給品一式×2、木剣、ランダム支給品0~3、真っ二つの半半羽織(私物)@鬼滅の刃
[思考・状況]
基本方針:鬼舞辻無惨を討つ。鬼を切り、人を守る。
0:禰豆子と会い、人を食ったかどうかを見極める。もしも食っていれば斬り、炭治郎に伝えた後に共に切腹する。
1:鬼を斬る。
[備考]
※参戦時期、柱稽古の頃。
【四宮かぐや@かぐや様は告らせたい】
[状態]:疲れ、混乱
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2、H&K MP7@仮面ライダーアマゾンズ、武蔵の右腕、フィーリング測定機@ラブデスター
[思考・状況]
基本方針:私はスキを諦めない
0:え?
1:会長と会いたい。え?
2:石上を殺した犯人を許さない。
3:巌窟王さん……本当にいたのね……
4:なんだか銃の使い方がわかった気がする
[備考]
具体的な参戦時期は後続に任せます
[状態]:疲れ、混乱
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~2、H&K MP7@仮面ライダーアマゾンズ、武蔵の右腕、フィーリング測定機@ラブデスター
[思考・状況]
基本方針:私はスキを諦めない
0:え?
1:会長と会いたい。え?
2:石上を殺した犯人を許さない。
3:巌窟王さん……本当にいたのね……
4:なんだか銃の使い方がわかった気がする
[備考]
具体的な参戦時期は後続に任せます
【フローレンス・ナイチンゲール@Fate/Grand Order】
[状態]:魔力消費(大)
[道具]:基本支給品一式、魔術髄液@Fate/Grand Order(9/10)、ランダム支給品0~2
[思考・状況]
基本方針:救う。殺してでも。
1:目の前の病に侵された者たちを治療する。今の優先対象は黒縄地獄。
2:傷病者を探し、救助する。
3:童磨は次に会ったなら必ず治療する。
4:『鬼化』を振り撒く元凶が、もし居るのなら───
5:かぐやの治療は特効薬の結果を見るまで保留。エドモン・ダンテスは捕獲次第直ちに治療する。
[備考]
※参戦時期はカルデア召喚後です。
※宝具使用時の魔力消費量が大きく増加しています。
※円城周兎からナノロボについて簡単な説明を受けました。
※沖田総司をカルデアに召喚された沖田総司であると認識しています。
※情報交換により前園、権三の情報を得ました。
※ナノロボの暴走による爆発に巻き込まれましたが、現時点では影響は不明です。
[状態]:魔力消費(大)
[道具]:基本支給品一式、魔術髄液@Fate/Grand Order(9/10)、ランダム支給品0~2
[思考・状況]
基本方針:救う。殺してでも。
1:目の前の病に侵された者たちを治療する。今の優先対象は黒縄地獄。
2:傷病者を探し、救助する。
3:童磨は次に会ったなら必ず治療する。
4:『鬼化』を振り撒く元凶が、もし居るのなら───
5:かぐやの治療は特効薬の結果を見るまで保留。エドモン・ダンテスは捕獲次第直ちに治療する。
[備考]
※参戦時期はカルデア召喚後です。
※宝具使用時の魔力消費量が大きく増加しています。
※円城周兎からナノロボについて簡単な説明を受けました。
※沖田総司をカルデアに召喚された沖田総司であると認識しています。
※情報交換により前園、権三の情報を得ました。
※ナノロボの暴走による爆発に巻き込まれましたが、現時点では影響は不明です。
【エドモン・ダンテス@Fate/Grand Order】
[状態]:健康
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:復讐。脱獄。その手助け。
1:巌窟王として行動する
2:何のかんの言いつつ、かぐやに陰ながら同行し、そのピンチには駆けつける(?)
3:メルセデスの治療は避ける。
[備考]
※参戦時期、他のFate/Grand Orderのキャラとの面識、制限は後続に任せます
※ナイチンゲールから見つからないところに消えましたが、かぐやになんかあったらすぐ駆け付けられるくらいのところにはいます。
[状態]:健康
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:復讐。脱獄。その手助け。
1:巌窟王として行動する
2:何のかんの言いつつ、かぐやに陰ながら同行し、そのピンチには駆けつける(?)
3:メルセデスの治療は避ける。
[備考]
※参戦時期、他のFate/Grand Orderのキャラとの面識、制限は後続に任せます
※ナイチンゲールから見つからないところに消えましたが、かぐやになんかあったらすぐ駆け付けられるくらいのところにはいます。
【猗窩座@鬼滅の刃】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品一式
[思考・状況]
基本方針: 強さを求める。
1.無惨様のために動く。
2.鬼殺隊、それに童磨か……。
3.新たな鬼(白銀)は妙に不愉快だ。
4.自衛隊入間基地に身を置き敵を迎え撃つ。
[備考]
※煉獄さんを殺した以降からの参戦です。
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品一式
[思考・状況]
基本方針: 強さを求める。
1.無惨様のために動く。
2.鬼殺隊、それに童磨か……。
3.新たな鬼(白銀)は妙に不愉快だ。
4.自衛隊入間基地に身を置き敵を迎え撃つ。
[備考]
※煉獄さんを殺した以降からの参戦です。
【白銀御行@かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~】
[状態]:鬼化、軽い飢餓、強い怒り
[装備]:
[道具]:可楽の羽団扇@鬼滅の刃、ランダム支給品0~2(猗窩座)
[思考・状況]
基本方針:この力を振るって、■■の隣に。■■に■される、自分に。
1:無惨様の役に立つ。
2:人吉善吉、次に会ったら必ず殺す!
3:自衛隊入間基地に身を置き敵を迎え撃つ。手段は選ばない。
4:武器庫の防壁は……
[備考]
※奉心祭の準備を視野に入れるぐらいの時期。
※無惨の血によって鬼化しました。与えられた血は比較的多量ですが下弦には及ばないぐらいです。順応すればまた違う変化があるかもしれません。
[状態]:鬼化、軽い飢餓、強い怒り
[装備]:
[道具]:可楽の羽団扇@鬼滅の刃、ランダム支給品0~2(猗窩座)
[思考・状況]
基本方針:この力を振るって、■■の隣に。■■に■される、自分に。
1:無惨様の役に立つ。
2:人吉善吉、次に会ったら必ず殺す!
3:自衛隊入間基地に身を置き敵を迎え撃つ。手段は選ばない。
4:武器庫の防壁は……
[備考]
※奉心祭の準備を視野に入れるぐらいの時期。
※無惨の血によって鬼化しました。与えられた血は比較的多量ですが下弦には及ばないぐらいです。順応すればまた違う変化があるかもしれません。
【波裸羅@衛府の七忍】
[状態]:健康、胸に傷
[装備]:派手な和服
[道具]:基本支給品一式、ナノロボ入り注射器@ナノハザード、ホログラム@ラブデスター、折れた嘴平伊之助の日輪刀@鬼滅の刃、真田の六文銭@衛府の七忍
[思考・状況]
基本方針:びぃびぃの企画には現状惹かれていないが、割と愉快になってきた。
1:自衛隊基地に急行。催し物に飛び入る。
2:勝次のことは忘れぬぞ。
3:善吉の生き方が実に愉快。
4:永井圭に興味。
5:彼岸島勢に興味。すぐ隣に雅がいるなら、会ってみようか。
[備考]
※第十四話以降からの参戦。
※波裸羅の食料品は他の参加者と違い、桃100個が与えられています。
[状態]:健康、胸に傷
[装備]:派手な和服
[道具]:基本支給品一式、ナノロボ入り注射器@ナノハザード、ホログラム@ラブデスター、折れた嘴平伊之助の日輪刀@鬼滅の刃、真田の六文銭@衛府の七忍
[思考・状況]
基本方針:びぃびぃの企画には現状惹かれていないが、割と愉快になってきた。
1:自衛隊基地に急行。催し物に飛び入る。
2:勝次のことは忘れぬぞ。
3:善吉の生き方が実に愉快。
4:永井圭に興味。
5:彼岸島勢に興味。すぐ隣に雅がいるなら、会ってみようか。
[備考]
※第十四話以降からの参戦。
※波裸羅の食料品は他の参加者と違い、桃100個が与えられています。
【C-4/1日目・昼】
【クラゲアマゾン@仮面ライダーアマゾンズ】
[状態]:ダメージ(大・回復中)、触手欠損(回復中)
[道具]:無し
[思考・状況]
基本方針:――千■、■
1:邪魔する者は攻撃する。
[備考]
※九話より参戦です。
【クラゲアマゾン@仮面ライダーアマゾンズ】
[状態]:ダメージ(大・回復中)、触手欠損(回復中)
[道具]:無し
[思考・状況]
基本方針:――千■、■
1:邪魔する者は攻撃する。
[備考]
※九話より参戦です。
「え? なんですかこれ?」
「複数の参加者の配置と時間軸が一斉にジャンプって……ええ、まさかもう起きたんですか?」
「んー……、確かにMAP上の施設の幾つかは、彼らが居着きやすくなるスポットの条件を備えてますけど、まさかこんなに早く来るなんて予想外です。
人にしろ物にしろ、よっぽど『出る』条件が揃ってたんでしょうか?
くじ箱に一本しかない大凶を一発で引き当てるようなものですよ? 逆に選ばれた人間の証ですね!」
人にしろ物にしろ、よっぽど『出る』条件が揃ってたんでしょうか?
くじ箱に一本しかない大凶を一発で引き当てるようなものですよ? 逆に選ばれた人間の証ですね!」
「元々あの世界は、人の想像力を形にして産み出す土壌を持った、空想と虚構の鏡面界。彼らにとっても馴染みがいい。
抑止の対象になる『外』からの来訪者にとって、現実世界よりも顕現の制限は緩くなります。
そして、あそこからなら現実に介入するのもまた容易となる。これ以上ない『前例』がありますから」
抑止の対象になる『外』からの来訪者にとって、現実世界よりも顕現の制限は緩くなります。
そして、あそこからなら現実に介入するのもまた容易となる。これ以上ない『前例』がありますから」
「鏡とは境界にして繋げるもの。無限に合わせ鏡を繰り返す行為は、内と外の境界線に近づくのを意味する。
好奇心によって怪物の棲み家に足を踏み入れ、頭からバリバリと食べられるのは、物語のお約束です」
好奇心によって怪物の棲み家に足を踏み入れ、頭からバリバリと食べられるのは、物語のお約束です」
「さて今後ですが、恐らくは前例に寄った形として出て来る気でしょう。
人を襲う鏡の中の怪物。そしてそれと契約する戦士。過去の事実ごと忘れ去られた、ある正義の系譜の物語。そこに当て嵌めれば自ずと答えは出るはず。
おっと、この場合は生贄と言った方が正確ですね」
人を襲う鏡の中の怪物。そしてそれと契約する戦士。過去の事実ごと忘れ去られた、ある正義の系譜の物語。そこに当て嵌めれば自ずと答えは出るはず。
おっと、この場合は生贄と言った方が正確ですね」
「え? 対策ですか?
……まあ、参加者の皆さんは虚数空間中でも位置情報を特定できるBBちゃん特製首輪をはめてますから、即消滅することはないでしょう。
外付けの存在証明がない限り肉体が消滅するというルールはギミック的に面白いですが、流石に乱入者の仕業で大量脱落なんてオチはゴメンです。企画の趣旨的に大NGです!
でもここで主催者権限でお助けしちゃうのも、バトロワ主催系ヒロインとしての評判に傷がついちゃいそうですし……。
『やっぱりチョロインじゃないか!』『黒幕に操られるポジションから抜けられないんだね』『BBちゃんマジ劇場版三部作のメインヒロイン!』って!」
……まあ、参加者の皆さんは虚数空間中でも位置情報を特定できるBBちゃん特製首輪をはめてますから、即消滅することはないでしょう。
外付けの存在証明がない限り肉体が消滅するというルールはギミック的に面白いですが、流石に乱入者の仕業で大量脱落なんてオチはゴメンです。企画の趣旨的に大NGです!
でもここで主催者権限でお助けしちゃうのも、バトロワ主催系ヒロインとしての評判に傷がついちゃいそうですし……。
『やっぱりチョロインじゃないか!』『黒幕に操られるポジションから抜けられないんだね』『BBちゃんマジ劇場版三部作のメインヒロイン!』って!」
「というわけで、しばらくは経過観察としましょう。タイムスタンプは押されてますので、手段さえ見つけられれば帰還自体は可能ですし。
彼らの底力と運命力、主人公力の発揮に期待するとしましょう!」
彼らの底力と運命力、主人公力の発揮に期待するとしましょう!」
| 前話 | お名前 | 次話 |
| FILE■■■■■■■■【序章・鏡面異界深話】① | 工藤仁 | [[]] |
| 前園甲士 | ||
| 姐切ななせ | ||
| 永井圭 | ||
| 人吉善吉 | ||
| かぐや様は困らせられる~天然達の狂騒曲~ | 新免武蔵守藤原玄信 | |
| フローレンス・ナイチンゲール | ||
| 四宮かぐや | ||
| エドモン・ダンテス | ||
| 触れた指の先が運命を待ちわびている | 白銀御行 | |
| FILE04「辻斬り出没!首狩り武者」 | 波裸羅 | |
| クラゲアマゾン | [[]] |