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世界観


概要

世界観を紹介するページです。しかし、セッションを行うにあたって、これらの情報を共有することで、unealicaの世界をより深く楽しめることでしょう。しかし、これらの情報はGMやPLの想像力を妨げるためのものではありません。GMやPLは、必要に応じてこれらの情報を取捨選択して、セッションに合った世界観を作り上げて下さい。

unealica世界の歴史

unealicaの世界には、かつて神が存在しました。しかし、とある経緯で神は「人間」の前から姿を消しました。このこともあって、歴史も正しく伝わらず、いくつかのことが断片的に伝わっています。ここでは、その経緯や歴史を箇条書きで示していきます。

天地創造時代

  • この頃のことは神が失われて正しいことはわかっていません。
  • 神々はいくつかのまとまりとなってそれぞれ独自に「人間」を生み出したとされています。

神政時代

神が人間を統治していた時代です。ここでの神政とは、文字通り「神」が統治するものの意です。宗教的意味はありません。
  • 神々は自分たちに権能を振り分け、統治していました。
  • 国同士は結界によって区切られていて、統治する神同士の同意がなければ不可侵でした。
  • 親交の深い国同士は「人間」同士が交流することもありました。
  • 友好や戦争は不可侵条約に準じつつも、「人間」同士は互いの存在を認めることになりました。

暗黒時代

世界に魔物と呼ばれる異形の存在がはびこり始めた時代です。世界は混迷を極め、この世界の末期には、神が統治する力を失います。
  • 結界により多くの魔物は防いだものの、隙間から魔物が入り込み、人間を襲うこともありました。
  • 魔物は人間が対処するには強大で、神はこれに対処するために使徒を創りだしました。
  • 元々、神の技術であった魔法は、暗黒時代に「人間」を魔法の使える存在「使徒」に変えると言う形で本格的に与えられるようになります。この時代に作られた使徒は、使徒自身であってもどのようにして生み出されたかを知ることができませんでした。
  • この時期、密かに他国の国の崩壊を目論見、使徒を他国に送り込む勢力がありました。使徒は送られた国の神に敵対したことから、魔女と呼ばれることもありました。
  • 魔女との戦いや戦争にも使徒を使う国が出てきました。これらの使徒は英雄的存在として語られることとなります。
  • 使徒の中には神の力を武器や道具と言った形あるものに人に分け与えるものもありました。
  • これらは後に魔導具と呼ばれることとなります。
  • 神々はこの世界の根本を揺るがす攻撃を受け、人を統治する機能、そして結界を失いました。逆に、神々は結界外の強大な魔物を封印することで国を保持しました。

政治不干渉宣言

  • 神々が人間の前に現れず、「人間」は混乱しました。
  • 神の動向を知っていた使徒は「神はもう統治を行えない」ことを「人間」に告げました。

人治時代 - 初期

神がいなくなり、人が国を統治した時代です。ここでの人治とは、神政に対して人が治めることの意で、政治体制は問いません。
  • 人を統治する者達が現れ、人が国を治める時代となりました。
  • 混乱は徐々に収まっていったが、魔物による被害は徐々に大きくなっていきました。
  • 魔物の対処のために、使徒は機械を用いた魔法技術運用を開発しました。これは魔導器と呼ばれ、適正を持っていれば、使徒よりは弱いものの人間でも魔法を扱うことができるようになりました。(魔導器を使った魔法は、後に錬金術と呼ばれるようになります。)

人治時代 (現代)

  • 冒険者が生まれ、魔法の研究が積極的に行われている時代です。
  • 魔導器技術の一般化が進み、(出力が低いものの)だれでも魔法を使えるようになった時代です。

冒険者の誕生

現在、この世界は神の残した技術である魔法により、急速に文明が発達している段階にあります。
魔法研究の方法としては、現在獲得している魔法技術の拡大・発展と、神の遺産が残されている遺跡の探索の二通りがあります。神の残した神殿などの遺跡を探索することが新しい魔法技術の発見・発明に繋がるため、遺跡探索は広く推奨されている状況です。しかし、遺跡には魔物が巣食っていることが殆どで、一般人や研究者だけでは探索を行うことができません。そこで、探索に必要な技能を持ち合わせ、魔物との戦闘も行える職業として冒険者が誕生しました。
冒険者は、閉鎖された環境での戦闘や柔軟な判断力を有し、様々な技能によって探索を行います。しかし、冒険者が全ての技能を1人で行うとなると、膨大な学習コストと鍛錬が必要になってしまいます。そこで、冒険者は数人のグループ「パーティ」を作り、互いの技能を補いながら探索を行います。
遺跡探索のために生まれた冒険者ですが、現在では周辺にある遺跡の探索は進み、遺跡探索のみで生活することは難しくなっています。しかし、冒険者は魔物との戦闘を行える戦力ということもあって、魔物に関連する、または魔物と遭遇する危険性のある事件や依頼を取り扱う「何でも屋」として、冒険者という職業が確立されています。
冒険者の宿や、冒険者ギルドといったシステムは、そういった冒険者の探索や、依頼の受領のサポートを行うために作られました。
冒険者は、その職の性質上定住することが難しいため、宿が必要となります。しかし、魔物を仕留める武力を持つ冒険者を通常の宿で受け入れることは大変難しいです。そこで、冒険者には「冒険者の宿」が用意されています。冒険者の宿は、通常の宿としての機能のほか、依頼の集積所や情報交換、ギルドの機能を利用する場として都市機能としても大いに活用されています。
冒険者ギルドは冒険者の能力を把握し、適切な依頼や、パーティマッチング、権利や身分の保証を行う団体です。
冒険者はギルドに所属することで、社会的に冒険者としての身分を得ることができ、生活や仕事の保証がなされます。

マナ

マナはこの世界に存在する不可視の元素で、魔法の元となり、精霊ような実体を持たない生物の構成元素にもなる、不思議な元素です。光と直接相互作用することはありませんが、熱などを経由することで、間接的に他の要素にも影響をあたえることができます。これにより、経由によって他のエネルギー系へと変換することができます。エネルギーをマナへ逆変換することも可能ですが、変換に長時間かかったり、瞬間的な変換効率が悪いです。
この世界はマナに満ちているため、マナの密度が変化した場所は比較的早く均されますが根本的なマナの補充は殆ど行われません。
マナは情報を保存、媒介することもできます。これにより、マナのみで存在する知性体が生まれ、その知性体同士は交流することができるようになります。この知性体をこの世界では精霊と呼びます。

魔法

魔法は物理法則にマナを使用した物理現象の総称です。
全ての魔法は、マナによって物理現象を引き起こすためにマナによる機構(魔法機構)を組み上げます。
これはマナを操作することで行われ、魔法を扱う全ての知性体は、マナを操作する術を持つか、魔法機構を内部に持ちます。
魔法を使用する場合、多くのマナは魔法機構として使用され、少量のマナのみがエネルギーに変換され使用されます。
魔法機構は、魔法を使用されたのち、また元のマナに戻ります。この時、マナを操作した元の近くに魔法機構があると、機構の分解が阻害され、元のマナに戻るのに時間がかかります。

魔物

魔物は魔法を体内で使用、または体外に放出する機構を持つものの総称です。火炎を吐くトカゲから、魔法で動作する機械まで様々なものが魔物として分類されますが、一般的には、この要素に加えて人間に対して危害を加えるものを指していうことが多いです。

魂の存在

生物の魂は、マナによってできています。
これは、神経のように体内に張り巡らされていて、精神活動の基板となっていて、また、生物が得た経験を保存し、次世代へ遺伝する役割も担っています。
生物によって耐性の違いはありますが、魂が一定密度以上のマナにさらされると、魂への干渉が生じます。魂がマナの中にさらされると、軽いもので目眩や嘔吐感、悪化すると手足の痺れや麻痺、精神疾患等を併発します。末期症状では精神活動を行うことができなくなり、放置されればそのまま死に至ります。
生物の魂は通常、死亡時にその意識とともに徐々に霧散していきます。しかし、極稀に、その魂は霧散しきることなく、その一部が死体から離れ空間中を漂うことがあります。これは幽霊よ呼ばれます。幽霊には人間としての記憶と意識の一部が残っていて、それが核となってその場に存在しています。


魔術と錬金術の違い

錬金術は精霊を組み込んだ機械「魔導器」を用いて、魔法を行使する技術体系です。魔導器には精霊に命令を入力する機構が備わっており、魔法はその精霊を介して実行されます。
魔術は自己の精神を拡張し、触媒を通して直接マナを操作する技術体系です。この時の触媒もまた魔導器と呼ばれますが、錬金術と違い精霊は組み込まれておらず、術者は己の精神を用いて魔法を行使します。

歴史的経緯として、「人間」が一般的に使う魔法技術の発生、発展は錬金術から始まります。
人治時代に入るまで、「人間」は魔法を使うことができませんでした。人治時代に入ると、ある使徒が魔導器を作成することに成功しました。この魔導器は少機能・低性能であるものの魔法を使用することができたため、生産コストは決して安くないにも関わらず数多く生産されました。この魔導器の存在により「人間」は魔法を得ることになりました。
錬金術はその操作に習熟が必要なものの、魔導器一つからどんな魔法でも生み出すことができたため、多くの者が学び、様々な魔法を創り出しました。
また、魔導器の機能を限定し、一定の動作を行う道具「魔道具」も作りだされるようにました。魔道具は習熟の必要がありませんが、価格が高いため軍用での利用がほとんどです。
魔導器による魔法が浸透する中で、魔導器を使わない魔法使い「使徒」を目指す者達がいました。彼らは魔法により自らの魂を変質させ、個人の力でマナを操作する技術「魔術」を獲得しました。魔術による魔法は「使徒」には至らないものの、錬金術のような学習コストがかからない、感覚的な魔法技術体系を確率しました。
魔術は、獲得のために魂を変質させることになるので、生命の危険が伴っています。この危険は検査により変質への耐性を計測することで容易に排除することが可能ですが、それを無視して、または耐性以上の変質を行うと、死亡したり、アンデットと呼ばれる化け物になってしまいます。
変質への耐性には個人差があり、魔術を使用できる段階まで耐性があるのは「人間」内3〜4割、実戦まで使用できるのはそのうちの4〜5割とされています。男女比は男3:女7と女性優位です。これらの耐性の個人差は種族や性別による精神的構造の差異も関わっているとされています。
魔術への国の認識の在り方は「聖人である使徒を目指す修行」から「魂を汚す邪教」まで様々ですが、その有用性から冒険者には比較的受け入れられている状況です。



関連項目

最終更新:2016年02月24日 11:07