Cyk(R01-15)

サイク【登録タグ:HP:50 PW:30 グー
種別:通常音源/マーク:グー/HP:50/PW:30
ILLUST:きゃしぃ
【ボーカル】大激怒メテオストライク 10+
ステージ上にあなたのボーカルが3枚いる場合、威力が990増加し、
あなたのボーカルがすべてダウンする。
【コーラス】いやしんぼエイリアン
あなたのバックヤードと山札の全ての音源を手札に加える。
このターン終了時、あなたのLPに1000ダメージ。

「UTAUカードゲームR Beginning」で登場。



ボーカル技は条件達成で威力が+990され、同時に味方ボーカル全員をダウンさせる効果となっている。

…誤植では無く+990である。最終的な威力は、定数威力上昇技としては最高の1000ダメージを叩き出す。
ちなみに理論上最高値を出せるのは惑音イドのじゃんけんに勝った回数×20+10で、こちらはじゃんけんの続く限り無限に攻撃力を上げる事が出来る。

直接ダウンさせる技」だと思えば簡単だろう。ただし織音ゆんを使われると、例え1000ダメージを与えようと10で耐えられるうえに自分のボーカルを全てダウンさせる事になる。

パンプアップ条件は味方ボーカルが3体居る時である。相手に依存しない条件なので達成は簡単だが、後のダウンの事を考えると欲しくない条件である。
本気で戦術として組み込むなら破壊音マイコ壁音ドンのような低HPを並べ、ダウンしてもLPダメージを最小限に抑える工夫が必要だろう。ちなみに、どんなに工夫してもLP90ダメージ(cykの50、HP20が2体)受けてしまうのを忘れてはいけない。



コーラス技は自分の山札とバックヤードを全て手札に加え、このターンにLP1000ダメージを受ける効果になっている。

まず山札とバックヤードを全て加える効果。見て分かる通り、ぶっ壊れも良いドロー効果とバックヤード回収を合わせ持っている。攻撃力やコーラス技を手札の枚数に依存させた粍音モン探歌すぴ(C02-16)鼻音サンを組み合わせると、今までは卓上論であったロマン砲を容易に扱う事が出来るようになる。

もちろんそんな効果を使うからには代償が存在し、2番目の効果でターン終了時にLP1000ダメージを受けることになる。
…LP100ダメージの見間違いではない。
LP1000ダメージである。LP上限が200である事も踏まえると早い話、「5回〇ね!」と言わんばかりの尖った性能である。
なので無計画に使うと、LPダメージで自滅を招く事となる。使い所には本当に注意しよう。

ちなみに、例えLP1000ダメージを克服したとしても、山札が0枚なので次の自分のフェイズが始まれば、ドローステップの解決が行なえず、ライブラリーアウトで負けてしまう。まさかの自滅二段構えであった。



しかしこの「使ったら最後、絶対負ける効果」は防ぐ方法が無い訳ではない。
  • LP1000ダメージを克服する
  • ライブラリーアウトを防ぐ
この2点を行えれば、誰でもゲームを続行する事が可能である。

【ゲームを続行する為の方法】


山札に存在せずバックヤードや手札にあれば大和内庵を選択して使う事で無理やりCyk(R01-15)使う事が出来る。


  • 頻音クロクで使用中の音源は「どこにも属さないゾーン」に存在する為、Cyk(R01-15)の効果で手札に加わる事は無い。
その後、頻音クロクの効果で使用した音源(Cyk(R01-15)又は大和内庵)を山札に戻し、1枚しか無いがシャッフルする。
※この時点で山札が1枚ある為、次のターンが来てもライブラリーアウトによる敗北を回避出来る。

  • ターン終了時、頻音クロクの効果も合わさりLP2000ダメージを受ける事になるが、物音サシの効果でLP10で耐え残る事が出来る。

  • 結果としてLP10で生き残り、追加で1ターンの猶予を持った上で25枚以上の手札を確保出来る。

生き残った後は低いLPと豊富な手札を使い重音テトルーク&欲音ルコ♀で倒す戦法が現実的か。
またはカウンター技を溜め込んで探歌すぴ(C02-16)蒼水歌ワタツミ(C02-09)でLP200以上のダメージを与える事に特化するのも良いだろう。


テストプレイのこぼれ話になるが、元々カードテキストが決まった段階からぶっ壊れ効果を持っていて、その時は「山札を1枚残して全ドロー+バックヤード全回収のみ」と言う効果だった。つまり次のターンにライブラリーアウトで負ける事も無く、LPダメージも無い為、確実に1ターン耐えられるようにデザインされていた。
当然待ったが入り、並なカードテキストにする案もあったが、キャラクターの個性を出す事を優先した為このような尖った性能となった。

負けを二重かければ、この効果も許されるだろう・・・と言う事で現在のカードテキストとなったが後日、負けを二重を提案した本人が生き残る方法を見つけてしまった。なんとも皮肉な話である。

ちなみに初期のカードテキストをデザインした人曰く、負ける効果はデュエルマスターズの【爆笑必至 じーさん】を意識したようだ。
だがテストプレイヤーからの返答は「UTAUカード版【無双竜機ボルバルザーク】」と言われたようだ。負ける効果が付いているとは言え、負ける前に勝負を決めてしまえる程のメリットがある為、デメリットが機能しない=バランスブレイカーになりやすい。と言う図はカードゲームではよくある話である。
さらに言えば、初期テキストであればzontan+鉛音ピネを使えば更なる延命が可能であり、実際にカード化されていればUTAUカードゲームは「cykマスターズ」と皮肉られてただろう。

なお蛇足になるが、参考にされていた【爆笑必至 じーさん】も 強制敗北効果を逆手に使ったデッキタイプも存在する。
強制敗北効果を【奇天烈Xグランドダイス】の効果で置換ドローを行い、【偽りの名 iFormulaX】の効果でゲームにエクストラウィン(カードテキストによる特殊勝利の事)すると言う立派な戦法が存在していたりする。

結局、どんなに敗北効果を付けても勝利する戦法が編み出されてしまうのは、デュエルマスターズもUTAUカードゲームも「カードゲームである限り」避けられない事なのかもしれない。

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最終更新:2018年03月10日 14:00