種別:通常音源/マーク:グー/HP:50/PW:20
ILLUST:きづち
【ボーカル】ペルマ・フロスト 20+
AP対象がおやすみ中の場合、威力が20増加。
アピール後、相手の全ボーカルをおやすみ状態にする。
【コーラス】ツンドラ少年
ステージ上に存在するグーのボーカル1枚をおやすみ状態にする。
そのボーカルは、おやすみ中から起こしたフェイズでPWが20増加する。
「~ダイヤモンドの令嬢~」で登場。
ボーカル技はAP対象がおやすみ状態の時限定のパンプアップ効果と、その後に相手ボーカル全員をおやすみ状態にする2つの効果を持ち合わせている。
出来る事は多いのだが、実質効果が無かったり器用貧乏な点が目立つ効果である。
2つ目のアピール後に相手ボーカル全員をおやすみ状態にする効果だが、
凍弦トーカのような注釈が無いので返しの相手フェイズに全員起きてしまい、おやすみ状態にする効果を全く生かせない。普通に使うといわゆる死に技状態になってしまっている。
先ほどのパンプアップ効果が威力控えめなのはこの効果が付いているからの措置なのだろうが、結果として足枷となってしまってるのが非常に残念である。
せめてこの2つの効果の解決順が逆だったら確定威力40の技だったので評価は丸っきり変わっていただろう。
さて、長く酷評してしまったが、それらはあくまでも「普通に使ったら」の場合の評価である。このボーカル技にしか出来ない点を意識してサポートカードと組み合わせれば充分使える効果として扱えるだろう。
このボーカル技にしか出来ない点は「相手ボーカルのみ全員をおやすみ状態にする」事である。返しのフェイズで起きてしまうのが問題なら、連続して自分のフェイズを行えるように工夫すれば良いのである。
後攻フェイズ→次のターンの先攻フェイズを自分のフェイズにする事が出来れば、アピール権を残しつつ相手ボーカル全員をおやすみ状態にしたままにする事が出来る。この状況を作るには後攻フェイズでもボーカル技が使えるようにしないといけない。
ルークや
後音曇流(C05-05)・
騒音ユズヤ(C05-15)でボーカル技を発動させて次のターンはなんとか勝ち取ろう。
上手く先攻フェイズを勝ち取ったらおやすみ状態の相手ボーカルへ追い討ちをかけられる技と組み合わせたい。
錫鳴ル雨のボーカル技と組み合わせる事で相手ボーカルのみを全滅させる事が出来る。少々回りくどいが、工夫次第で使い道はまだまだあるだろう。
似たような境遇に
黒堵ビスクがある。あちらは敵味方問わず全員をおやすみ状態にするが、やはりおやすみ状態の固定をさせる効果を持ち合わせていなかったので長らく使いにくい状態であった。しかし
彩音ゆめ(R01-14)が登場してからは味方ボーカル全員をおやすみ状態にすると言う効果とシナジーを組み、
彩音ゆめ(R01-14)を相手ボーカルを確定除去させる技に出来る唯一の手段となった。
凍音フィン(C04-14)にも今後相性が良い技が出る事を望むばかりである。
コーラス技は、ステージ上に存在するグーのボーカル1枚をおやすみ状態にする効果。さらにそのボーカルは、おやすみ中から起こしたフェイズでPWが20増加するパンプアップ効果も追加される。
味方ボーカルに使うならターンを跨いだパンプアップ効果として扱えるだろう。PWが20上がるので、場持ちが良くPWも高めなHP60 PW30の
ネギっ娘(C02-01)・
後音雨天(C05-01)と組み合わせればPW50と並大抵のボーカルを一撃で仕留められる威力へと変える事が出来るだろう。さらにターンを跨いでいるおかげでコーラス技を使う事が出来るので
欲音ルコ♂のコーラス技と併用してPW50三連打なんて事も可能である。
味方ボーカルのパンプアップとして使う場合は、相手の
くなっぽいど(C02-06)には注意したい。使われるとパンプアップが暴発してしまい空撃ち同然となってしまう。
相手ボーカルに対して使うのであれば、おやすみ状態にさせる事を重点にして使いたい。パンプアップ効果を利用されないように、
錫鳴ル雨や
箱音ラムで速やかにダウンさせよう。グーマーク限定の
唱地ヨエとしても扱えるので、おやすみ状態を参照するデッキではデッキスロットと相談して採用してみたい。
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最終更新:2018年03月10日 15:03