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ヨネア「魔王再送還失敗だって?なにやってんのよ。」
ムクガイヤ「むう、しかも
ルートガルト諸都市が私に従っていない。我ながら人望がないな」
ヨネア「仕方ないでしょ。とりあえず1区を動ける人だけでさっさと制圧して、そこから
兵を2分、いえ5分して迅速に諸都市を制圧しましょう」
ムク「兵を分けるのは兵法では下作ではないのか?」
ヨネア「なに言ってんのっ!
ムクガイヤとゾーマ、
ハイトロームとニースルー、
ヒューマックと弓の人、
私、
サルステーネ。はい、これで5つの軍団ができあがり。さっさとやるわよ!」
軍師
ヨネアの戦略の通り、
ルートガルト国は驚くべき速度で諸都市を制圧した。
ムクガイヤ「
ファルシス騎士団が迫ってきているな」
ヨネア「三区は陥ちるわね。我が国に従う意志のある人たちには避難勧告を出しておきましょう。
既に、オステアに影たちを送りこんだわ。遅滞戦術で侵攻を遅らせればこっちの策が効いてくるでしょ」
軍師
ヨネアは隠密を操り外交を遊ばせる。
ファルシス騎士団は前後を
ヨネアの智謀によって踊らされ、
弱体化し、凄惨な最期を迎えることとなる。
ムクガイヤ「むう、魔王が迫ってきたな。やはり魔王は強大だ。なにか策はないか
ヨネアよ」
ヨネア「
サーザイトを南へ、オステア人を東へ。これで将兵を水のように動かせるようになるわ。
魔軍は私と
ゾーマがいれば食い止められる。
ムクガイヤは内政でもしてなさい」
ムクガイヤ「ヨネア。そなたの闇魔法では
魔王軍に太刀打ちできんのではないか?」
ヨネア「大丈夫。悪魔のことなら私が一番よく知ってるわ」
闇の賢者はそう言うと円卓の上に金塊を積み上げはじめる。この金はオステアの復興にあてられた。
露骨なえこひいきであるが、オステアは瞬く間にかつての活気を取り戻した。
サーザイトはこのことに
眉をひそめる。
闇の賢者は次に南に目向けた。悪魔たちを好き勝手に暴れさせられるのはローイス海のみであった。
各島々の住民をも巻き込んで水軍が虐殺されていく。ちょうどその頃、大いなる力が西進してきていた
ので、住民虐殺は全部それのせいにした。
レオーム軍は住民救済に手間取り、予定よりも北上の時期が遅れる。その途中で
ドルスが病没。
ヨネア「レオーム軍がやっと
ルートガルトの沖まで来たわね」
王都攻略戦は行われず、レオームは海上にて
ヨネアと悪魔らに襲われる。
レオームに従う者は悉く海の藻屑となった。
この戦いの後に用済みとなった悪魔たちは
ヨネアの手で再送還され、大陸から消える。
ヨネア「楽勝だったわね!」
ムクガイヤ「うむ。
ヨネアこそ地上最高の軍師である」
ルートガルト国は戦乱に勝利した。知識層による支配は実現し、人類に新たな時代が訪れる。
君主である
ムクガイヤが天寿をまっとうした後も、老いることも衰えも知らぬ
ヨネアは
大陸の秩序の番人となった。
それから数百年の後、
ムクガイヤが作り上げた王国は滅び、
ヨネアも姿を消した。
その後も人類は幾度も醜い争いをしたが、その中で闇の力と恐るべき智謀を持った空飛ぶ少女の姿があった。
戦乱の勝利者の傍らには常に彼女の姿があったという。
世界は
ヨネアの遊び場・・・・・・なのかもしれない。
- 面白かったよ。
でもキャラサイトって誰だよ
-- 名無しさん (2011-03-01 23:23:59)
- ムクガイヤが頼りっぱすぐる・・ -- 名無しさん (2011-03-02 17:35:40)
- なんだ夢オチじゃなかったのかw -- 名無しさん (2012-07-09 00:50:23)
- ザーサイト? サーザイト?どっちだっけ -- 名無しさん (2012-07-10 10:16:04)
- さすがはヨネア様ww
なんて軍師っぷりw -- 名無しさん (2014-06-24 17:14:58)
- キャラ崩壊 -- 名無しさん (2014-06-24 19:10:17)
- 時報にすらしてもらえないリューネ騎士ェ・・・ -- 名無しさん (2016-06-29 03:03:50)
- ハイトロームと、ヒューマックと弓の人が初期人材からいなくなってしまったため、開幕5都市制圧が難しくなってしまった。 -- 名無しさん (2016-06-29 11:29:47)
- ↑これな
さすがに強すぎたか(他の陣営の強化でもよかったのに) -- 名無しさん (2020-03-27 18:03:07)
- 実は黒幕だったのか -- 名無しさん (2023-10-28 09:16:12)
最終更新:2023年10月28日 09:16