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草笛 切 - (2020/04/20 (月) 22:38:58) の最新版との変更点
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CV:[[百瀬ぽこ]]
[[Zero Infinity -Devil of Maxwell-]]の登場人物。
[[マレーネ>マレーネ・フランケンシュタイン]]の一党に協力する、某国の諜報工作員。
学生である仲間をサポートするために、学園の校医としての顔も持っている。
常人とは確実に思考回路が異なる奇人にして変人であり、独特の間とペースを持つ。
かと思えば時折ふと切れ味のいい返答を口にするなど、掴みづらい性格であるのは否めない。
あるいは、そうやって自分の真を見せない性質こそ、彼女の立場や本質を表しているのかもしれない。
&bold(){本作の&color(#E9F7E8){&s(){メインヒロイン}}親友キャラである[[緋文字礼]]にとってのヒロイン}。
&size(18){&color(#49CC47){「……ん、実に旨い。やっぱりキミ、絶対こういう仕事やってたと思うよ。身体は覚えてるってやつ」}}
&size(12){&color(lightgray){&bold(){――青年が慣れた手つきで淹れた、芳醇な香りたつ珈琲を上品に味わいながら、女はそう告げるのだった。}}}
&size(22){&color(#67CC66){&italic(){「───どう? そろそろ元気戻ってきた?」}}}
&size(20){&color(#67CC66){「……って、無理な話か。そりゃそうだよねぇ……」}}
&size(12){&color(lightgray){&bold(){……地下駐車場の闇の中、微かな雨音の調べが奏でられる。}}}
&size(12){&color(lightgray){&bold(){そこで、瞳に昏い闇を宿した青年に向けられたのは、そんなあっけらかんとした調子の言葉だった。}}}
----
&big(){&color(#A3CCA3){「なんだか不屈の闘志と&ruby(マゾヒズム){被虐性癖}って、紙一重だとワタシャ思ったりするよ。}}
&big(){&color(#A3CCA3){ま、何処までやれるかチキンレースだよね。死体にならない程度まではお付き合いさせてもらうよ。}}
&big(){&color(#A3CCA3){それにまあ、なったらなったで……その時は、有効活用すればいいさ」}}
&size(20){&color(#A3CCA3){&bold(){「&size(21){&italic(){───}}でも何だろうね。こういうの……}}}
&size(20){&color(#A3CCA3){&bold(){自分じゃ、&ruby(・・・・){[[そういう>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1019.html]]}共感をする人間でもないと思ってたんだけど」}}}
&size(20){&color(steelblue){&bold(){「さあ、どうかな。本当の君は、&ruby(・・・・){そういう}人間なのかもしれない」}}}
&size(20){&color(#A3CCA3){&bold(){「……記憶喪失のキミじゃないんだから。ワタシの事はワタシが一番判ってるよ」}}}
26歳。身長164cm。5月24日生まれ。B型。
[[時計機構]]に不満を持つアメリカ側の一部政治派閥から派遣された人物であり、
言ってしまえばマレーネ・フランケンシュタインが率いる&bold(){レジスタンスのスポンサー代理人}。
時計機構側が有してきた[[刻鋼式心装永久機関]]および、最新鋭の兵器である[[刻鋼人機]]の運用データを契約対価として、
平時においては資金面(そのほか情報、装備面等でも)、戦時においてはオペレーターとしてマレーネや凌駕達を支える。
&size(13){&color(limegreen){「いやいや礼クン、大きいことはいいことだよ?}}
&size(13){&color(limegreen){この世の大半は、大型化して地力を上げればゴリ押し通るんだから。女性のおっぱいみたいなものさ」}}
&size(13){&color(limegreen){「あら、お尻がスースーして解放感あるね。ノーパンもたまにはいいかも」}}
&size(13){&color(limegreen){「そーそー。本番前の前戯は大事だよん?」}}
外見はズボラっぽいが大人の女。
眠そうな半目、気だるそうに、さらりと身も蓋もない事実を語る冴えた人物。
&s(){ただ、他のものに関しては不明だが、珈琲に関しては物語当初からヤバイ腕前である様子}
マレーネを初めとして、凌駕や他のヒロイン達に対しても、
揶揄っているのか、本気で言っているのか判らないような突拍子もない発言を行うが、
一方で仕事上の立場もあるため、必要以上に各人の事情などに立ち入るということは稀で、あまり本人もそれを気にする様子は見せない。
&size(19){&color(#71CC70){&bold(){「………忘れてた。スーパーブラック、超にがい」}}}
&size(19){&color(steelblue){「&size(21){&italic(){───}}&bold(){じゃあ、今度は僕がコーヒーを淹れるよ」}}}
ただ、記憶喪失の礼に対しては、
&bold(){彼の素直過ぎる言動や振る舞いに、[[自分のペースを崩される>分かった、訂正するよ草笛さん――君は仕事が出来る女性だよ。格好いい、素直に僕はそう思う]]場面もあり、}
&bold(){また他のメンバーとは違う部分で互いに感じるものがあるのか……[[一言で言い表せない>ふむ……男を手っ取り早く成長させるのは女だっていうのは、彼を見ていて判ったけど───じゃあ、キミの場合はどうなのかな?]]関係ができあがっている。}
&s(){&color(limegreen){ワタシの白衣姿が忘れられずについフラフラっと、とか。}}
&s(){&color(steelblue){そうだね、それもある。}}
#region([[衝撃の過去>最悪の絶望を与えてくれ────オレならばその程度超えられるはずだ]]、大暴露大会……って流れで、ワタシも一つ便乗しちゃおうかな)
&size(19){&color(#A3CCA3){&bold(){「ワタシ、実は裏切者なんだよね。}}}
&size(19){&color(#A3CCA3){&bold(){それも、記憶が無くて無自覚のキミなんか比じゃなくて。}}}
&size(20){&color(#A3CCA3){&bold(){全部知っていて皆を裏切っていた悪女って訳」}}}
しかし、それらの情報は表向きの茶番。
真の所属はアメリカではなく&bold(){時計機構}であり、
それに対する敵対派閥さえ時計機構の思惑に翻弄されていることを全て知りながら
戦闘のパワーバランスをなるべく水平状態に持っていくように調整している。
本編で語られたところでは、少なくとも凌駕達三人の加入以前、
機構による反抗勢力の戦力「調整」の一つとして、
母親による無理心中で命を落としたばかりの[[美汐>青砥 美汐]]の刻鋼人機化……
その「形ばかりの」選別過程に関与していたことが判明している。
&bold(){正確には、彼女は機構に属しているというより、}
&color(#51344E){&bold(){反抗勢力すら機構の掌の上で踊らされているに過ぎないという現実を知って諦め、道化であることを受け入れてしまった人間。}}
&size(17){&color(#A3CCA3){&bold(){「ワタシが属していたその一派は、自分たちが“敵”という役割を与えられたと知らないままの駒だった。}}}
&size(17){&color(#A3CCA3){&bold(){そして、今も気づいていない。……たった一人、疑り深くて耳聡い偏屈者の女を除いて}―――&bold(){」}}}
切は優秀だった。だからこそ、誰も知らない「舞台の裏側」を自覚してしまった。
所属勢力にその重すぎる真実を伝えれば、大国の一部権勢の一角は跡形もなく消えるだろう。
ならばと、一人真実を背負い反逆を決意しても、先は見えている………。
だから彼女は──&color(black){&bold(){「&ruby(・・){保留}」を選んだ。}}
&bold(){こんな重い真実は背負えない。}裏側を知らぬまま闘う少女の傍で、
諦めていない「振り」をして、自分は困難に立ち向かっている……なんて「恰好」だけして───
&bold(){その先に待ち受ける事を何も考えず、何も望まずに&ruby(耐え続ける){戦い続ける}方が、重荷は少なくていい、心の傷は浅く済むからと………}
そうして、&color(#665163){&bold(){己の心はゆっくりと腐っていった}}と、切は淡々と語る。
&size(17){&color(#A3CCA3){&bold(){「そんな事を思っているうちに、何もしないし何も見たくないって思うようになった。}}}
&size(17){&color(#A3CCA3){&bold(){つまり最悪の敗北主義者なんだよ、ワタシは。今更自分に出来る事なんて、何一つないって思ってる……」}}}
&bold(){立ち向かえず、一歩を踏み出せず、現状維持に甘んじてしまったことが彼女の罪であり……}
&bold(){[[何もしないこと、見てみない振りこそが最も臆病な悪>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/564.html]]という言葉の体現者でもあった。}
&color(#858687){&size(13){&bold(){常に仲間の中にいて、その場にいないような中立曖昧な立ち位置。}}}
&color(#665163){&size(14){&bold(){それは、切の立場と、屈していた心そのものを現していたのかもしれない}――――}}
そして――その実質的な役割上、彼女は礼と非常によく似た立場であるが、
彼が記憶を無くした&color(#39405C){&bold(){「無自覚な裏切り者」}}であるのに対し、切は&color(#00422E){&bold(){「自覚してしまった裏切り者」}}という事になるか。
……上記のように、&color(#665163){&bold(){己は既に敗北者、諦めてしまった負け犬}}だと自覚する切は、しかし───
空虚になりながらも必死に足掻く礼の姿に対し、初めから彼の真実を知った上で、&bold(){憐れみと共感、&color(#69AFAF){そして羨望混じりの思慕}}を抱き始める。
&size(19){&color(#A3CCA3){&bold(){「別に、いいんじゃないかな。汚れてたって、利用されてたって。}}}
&size(19){&color(#A3CCA3){&bold(){その想いが、自分にとって大事なら……さ」}}}
&color(#71CC70){&bold(){自分は大きな歯車に抗えなかったから、どうか彼にはその想いを貫いてほしい……}}となかなかに複雑な心境を抱えている模様。
#endregion
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- 前情報なしで彼女を初めて見たとき攻略出来ると思っていましたよ、はい -- 名無しさん (2016-11-17 14:40:33)
- 礼さんが攻略したからな -- 名無しさん (2016-11-17 16:59:50)
- ヒロイン専用攻略ヒロインだったなぁ…… -- 名無しさん (2017-03-24 09:51:40)
- ヒロインがヒロインを攻略とはこれいかに -- 名無しさん (2017-07-10 06:29:35)
- 横線部分みたいな、からかったのを礼さんがそのまま肯定して逆に照れるみたいな二人の会話が好きだった -- 名無しさん (2018-07-04 00:32:12)
#comment
CV:[[百瀬ぽこ]]
[[『Zero Infinity -Devil of Maxwell-』>Zero Infinity -Devil of Maxwell-]]の登場人物。
[[マレーネ>マレーネ・フランケンシュタイン]]の一党に協力する、某国の諜報工作員。
学生である仲間をサポートするために、学園の校医としての顔も持っている。
常人とは確実に思考回路が異なる奇人にして変人であり、独特の間とペースを持つ。
かと思えば時折ふと切れ味のいい返答を口にするなど、掴みづらい性格であるのは否めない。
あるいは、そうやって自分の真を見せない性質こそ、彼女の立場や本質を表しているのかもしれない。
&bold(){本作の&color(#E9F7E8){&s(){メインヒロイン}}親友キャラである[[緋文字礼]]にとってのヒロイン}。
&big(){&color(#A3CCA3){&bold(){「なんだか不屈の闘志と&ruby(マゾヒズム){被虐性癖}って、紙一重だとワタシャ思ったりするよ。}}}
&big(){&color(#A3CCA3){&bold(){ま、何処までやれるかチキンレースだよね。死体にならない程度まではお付き合いさせてもらうよ。}}}
&big(){&color(#A3CCA3){&bold(){それにまあ、なったらなったで……その時は、有効活用すればいいさ」}}}
&size(18){&color(#49CC47){「……ん、実に旨い。やっぱりキミ、絶対こういう仕事やってたと思うよ。身体は覚えてるってやつ」}}
&size(12){&color(#00BF4C){&bold(){青年が慣れた手つきで淹れた、芳醇な香りたつ珈琲を上品に味わいながら、女はそう告げるのだった。}}}
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&size(20){&color(#00A341){&bold(){「&size(21){&italic(){───}}でも何だろうね。こういうの……}}}
&size(20){&color(#00A341){&bold(){自分じゃ、&ruby(・・・・){[[そういう>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1019.html]]}共感をする人間でもないと思ってたんだけど」}}}
&size(20){&color(steelblue){&bold(){「さあ、どうかな。本当の君は、&ruby(・・・・){そういう}人間なのかもしれない」}}}
&size(20){&color(#00A341){&bold(){「……記憶喪失のキミじゃないんだから。ワタシの事はワタシが一番判ってるよ」}}}
26歳。身長164cm。5月24日生まれ。B型。
&ruby(ホロロギウム){[[時計機構]]}に不満を持つアメリカ側の一部政治派閥から派遣された人物であり、
言ってしまえばマレーネ・フランケンシュタインが率いる&bold(){レジスタンスのスポンサー代理人}。
時計機構側が有してきた[[刻鋼式心装永久機関]]および、最新鋭の兵器である&ruby(イマジネイター){[[刻鋼人機]]}の運用データを契約対価として、
平時においては資金面(そのほか情報、装備面等でも)、戦時においてはオペレーターとしてマレーネや凌駕達を支える。
&size(13){&color(limegreen){「いやいや礼クン、大きいことはいいことだよ?}}
&size(13){&color(limegreen){この世の大半は、大型化して地力を上げればゴリ押し通るんだから。女性のおっぱいみたいなものさ」}}
&size(13){&color(limegreen){「あら、お尻がスースーして解放感あるね。ノーパンもたまにはいいかも」}}
&size(13){&color(limegreen){「そーそー。本番前の前戯は大事だよん?」}}
外見はズボラっぽいが大人の女。
眠そうな半目、気だるそうに、さらりと身も蓋もない事実を語る冴えた人物。
&s(){ただ、他のものに関しては不明だが、珈琲に関しては物語当初からヤバイ腕前である様子}
マレーネを初めとして、凌駕や他のヒロイン達に対しても、
揶揄っているのか、本気で言っているのか判らないような突拍子もない発言を行うが、
一方で仕事上の立場もあるため、必要以上に各人の事情などに立ち入るということは稀で、あまり本人もそれを気にする様子は見せない。
&size(19){&color(#71CC70){&bold(){「………忘れてた。スーパーブラック、超にがい」}}}
&size(19){&color(steelblue){「&size(21){&italic(){───}}&bold(){じゃあ、今度は僕がコーヒーを淹れるよ」}}}
ただ、記憶喪失の礼に対しては、
&bold(){彼の素直過ぎる言動や振る舞いに、[[自分のペースを崩される>ん、実に旨い。やっぱりキミ、絶対にこういう仕事やってたと思うよ。身体は覚えてるってやつ]]場面もあり、}
&bold(){また他のメンバーとは違う部分で互いに感じるものがあるのか……[[一言で言い表せない>ふむ……男を手っ取り早く成長させるのは女だっていうのは、彼を見ていて判ったけど───じゃあ、キミの場合はどうなのかな?]]関係ができあがっている。}
&s(){&color(limegreen){ワタシの白衣姿が忘れられずについフラフラっと、とか。}}
&s(){&color(steelblue){そうだね、それもある。}}
#region([[衝撃の過去>最悪の絶望を与えてくれ────オレならばその程度超えられるはずだ]]、大暴露大会……って流れで、ワタシも一つ便乗しちゃおうかな)
&size(19){&color(#A3CCA3){&bold(){「ワタシ、実は裏切者なんだよね。}}}
&size(19){&color(#A3CCA3){&bold(){それも、記憶が無くて無自覚のキミなんか比じゃなくて。}}}
&size(20){&color(#A3CCA3){&bold(){全部知っていて皆を裏切っていた悪女って訳」}}}
しかし、それらの情報は表向きの茶番。
真の所属はアメリカではなく&bold(){時計機構}であり、
それに対する敵対派閥さえ時計機構の思惑に翻弄されていることを全て知りながら
戦闘のパワーバランスをなるべく水平状態に持っていくように調整している。
本編で語られたところでは、少なくとも凌駕達三人の加入以前、
機構による反抗勢力の戦力「調整」の一つとして、
母親による無理心中で命を落としたばかりの[[美汐>青砥 美汐]]の刻鋼人機化……
その「形ばかりの」選別過程に関与していたことが判明している。
&bold(){正確には、彼女は機構に属しているというより、}
&color(#51344E){&bold(){反抗勢力すら機構の掌の上で踊らされているに過ぎないという現実を知って諦め、道化であることを受け入れてしまった人間。}}
&size(17){&color(#A3CCA3){&bold(){「ワタシが属していたその一派は、自分たちが“敵”という役割を与えられたと知らないままの駒だった。}}}
&size(17){&color(#A3CCA3){&bold(){そして、今も気づいていない。……たった一人、疑り深くて耳聡い偏屈者の女を除いて}―――&bold(){」}}}
切は優秀だった。だからこそ、誰も知らない「舞台の裏側」を自覚してしまった。
所属勢力にその重すぎる真実を伝えれば、大国の一部権勢の一角は跡形もなく消えるだろう。
ならばと、一人真実を背負い反逆を決意しても、先は見えている………。
だから彼女は──&color(black){&bold(){「&ruby(・・){保留}」を選んだ。}}
&bold(){こんな重い真実は背負えない。}裏側を知らぬまま闘う少女の傍で、
諦めていない「振り」をして、自分は困難に立ち向かっている……なんて「恰好」だけして───
&bold(){その先に待ち受ける事を何も考えず、何も望まずに&ruby(耐え続ける){戦い続ける}方が、重荷は少なくていい、心の傷は浅く済むからと………}
そうして、&color(#665163){&bold(){己の心はゆっくりと腐っていった}}と、切は淡々と語る。
&size(17){&color(#A3CCA3){&bold(){「そんな事を思っているうちに、何もしないし何も見たくないって思うようになった。}}}
&size(17){&color(#A3CCA3){&bold(){つまり最悪の敗北主義者なんだよ、ワタシは。今更自分に出来る事なんて、何一つないって思ってる……」}}}
&bold(){立ち向かえず、一歩を踏み出せず、現状維持に甘んじてしまったことが彼女の罪であり……}
&bold(){[[何もしないこと、見てみない振りこそが最も臆病な悪>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/564.html]]という言葉の体現者でもあった。}
&color(#858687){&size(13){&bold(){常に仲間の中にいて、その場にいないような中立曖昧な立ち位置。}}}
&color(#665163){&size(14){&bold(){それは、切の立場と、屈していた心そのものを現していたのかもしれない}―――}}
そして――その実質的な役割上、彼女は礼と非常によく似た立場であるが、
彼が記憶を無くした&color(#39405C){&bold(){「無自覚な裏切り者」}}であるのに対し、切は&color(#00422E){&bold(){「自覚してしまった裏切り者」}}という事になるか。
……上記のように&color(#665163){&bold(){己は既に敗北者、諦めてしまった負け犬}}だと自覚する切は、しかし───
空虚になりながらも必死に足掻く礼の姿に対し、初めから彼の真実を知った上で、&bold(){憐れみと共感、&color(#69AFAF){そして羨望混じりの思慕}}を抱き始める。
&size(19){&color(#A3CCA3){&bold(){「別に、いいんじゃないかな。汚れてたって、利用されてたって。}}}
&size(19){&color(#A3CCA3){&bold(){その想いが、自分にとって大事なら……さ」}}}
&color(#71CC70){&bold(){自分は大きな歯車に抗えなかったから、どうか彼にはその想いを貫いてほしい……}}となかなかに複雑な心境を抱えている模様。
#endregion
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- 前情報なしで彼女を初めて見たとき攻略出来ると思っていましたよ、はい -- 名無しさん (2016-11-17 14:40:33)
- 礼さんが攻略したからな -- 名無しさん (2016-11-17 16:59:50)
- ヒロイン専用攻略ヒロインだったなぁ…… -- 名無しさん (2017-03-24 09:51:40)
- ヒロインがヒロインを攻略とはこれいかに -- 名無しさん (2017-07-10 06:29:35)
- 横線部分みたいな、からかったのを礼さんがそのまま肯定して逆に照れるみたいな二人の会話が好きだった -- 名無しさん (2018-07-04 00:32:12)
- 描写は多くないけど、礼さんとのやり取りの距離感というか雰囲気がよかったように思う -- 名無しさん (2020-05-18 10:19:07)
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