トシロー・カシマ

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トシロー・カシマ - (2021/08/28 (土) 21:49:05) の最新版との変更点

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**“BLIND” CV:[[ミスター・デリンジャー>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1116.html]] &bold(){20代後半の風貌をした陰のある[[『Vermilion -Bind of blood-』>Vermilion -Bind of blood-]]の主人公。} マキシコートやスーツが似合う古風な美男であるが、&bold(){&color(#040414){どこか無気力な瞳と傍観者的な態度が幽鬼のような印象を与えている。}} 元は日本生まれの武士という&bold(){&ruby(ブラインド){[[縛血者]]}}の中でも珍しい経歴を持っている。 人間社会での顔は流行らない探偵であり、縛血者社会ではコミュニティの治安を管理する&bold(){&ruby(ウォッチャー){[[夜警]]}}(判事兼処刑人)という役割を担っている人物。 &size(19){&color(#040414){&bold(){「仕事だよ、成り立てへのガイダンスだ」}}} &size(18){&color(#040414){&bold(){「&ruby(ルール){掟}はそう多くない。他人に迷惑をかけない。他人の権利を侵さない。まずはこれを覚えろ、新米」}}} &size(20){&color(#040414){&bold(){「&ruby(ちょうじん){吸血鬼}になったという、その勘違いを正してやる。}──&bold(){&ruby(俺たち){縛血者}の生き方を教えてやろう」}}} ---- &size(17){&color(midnightblue){&tt(){&italic(){行く手の摩天楼も霞む、深い夜霧の底。寄り添うように並んだ影は、ふたつ。}}}} &size(17){&color(midnightblue){&tt(){&italic(){揺れて滲んだのは一瞬。そのまま音も無く、夜の彼方へ消えていった。}}}} **能力 &big(){&color(#040414){「予知でも手妻でもない───単なる&ruby(・・・){年の功}だ」}} &big(){&color(#040414){「俺は&ruby(きさまら){吸血鬼}とは違う。&ruby(はや){迅}さ&ruby(つよ){剛}さの天井比べをするつもりはない」}} &big(){&color(#040414){「何年、何十年経とうと、貴様らは変わらんな……&ruby(ケモノ){欲望}に自らを委ねた者は、容易く仕掛けられた罠へと落ちる」}} &ruby(ギフト){[[賜力]]}は&bold(){&ruby(ミッドナイト・ブルー){[[絶戒闇手]]}}。&bold(){血中の鉄分を触媒として、肉体に磁力を発生させる}。 愛刀である[[肥後同田貫]]や短刀、己の血液を塗布した周囲の物体、生物に磁界を作用させ、斥力を攻撃や回避に利用する&bold(){&ruby(リバース){磁極反転}}、 ほか砂鉄を用い即席の索敵網を構築する、相手の負傷痕に己の血液を刻み再生力を奪う等等……&bold(){その応用性は作中登場する縛血者が使う賜力の中でも随一である}。 能力単体ではあまり強力とは言えないが、トシロー本人が修めた剣術と巧みな戦術によって強敵を撃破していく技巧派の剣士と言える。 余談だが、修めた流派は水鴎流。 何故、トシローが、ここまで同族を狩ることに長けているのかに関しては、後述する&bold(){彼の過去にその理由があり……} &size(16){&color(#040414){「見誤っているぞ。貴様の眼前にあるものが、如何に幻想を否定するに足る者か」}} &size(17){&color(#040414){&bold(){「&size(18){&italic(){───}}俺が今まで、何体の&ruby(ヴァンパイア){吸血鬼}を葬ってきたと思う」}}} **過去 &size(18){&color(#040414){「それほど&ruby(かいぶつ){吸血鬼}になりたくば、どんな痛みにも慣れてしまえばいい」}} &size(19){&color(#040414){&bold(){「だが、&ruby(・・・){そっち}には何も無いぞ}───&bold(){&size(21){進むのは、やめておけ}」}}} #region かつて人間だった頃は、武士の家に生まれ剣にひたむきに打ち込む青年であった。 許嫁の[[美影]]とも仲睦まじく、[[本編での雰囲気からは想像もしにくいような冗談で彼女をからかったりと、>杜志郎様は……やはり意地悪で御座います……]]穏やかで実直な武士であったことが伺える。 彼女の父からも婚礼の許しをもらい、二人の前途は万端のはずだった。 トシローが属する藩の藩主が、美影を側室として娶りたいと言い出すまでは。 トシローは武士として堪えよと諭されるが、[[遂に受け入れる事ができず、美影と共に藩を抜け、>ならば、そのような道など……縛りなど、俺は要らぬ! 美影は美影、天にも地にも代わりなどおり申さぬ!]]追われる身となってしまう。 脱藩者として追われる生活から逃れるべく、当時の日本で唯一外国と行き来のあった地である長崎を目指して旅を続けるが、たどり着いたその地で待っていたのは[[《伯爵》]]が率いる死者の船であった。 そこで美影を縛血者に変えられてしまい、体質の変わった彼女を守りながら、10年ばかりの年月を過ごした後にトシローも美影に血を吸わせることで縛血者となる。 その後、彼ら二人は日本各地を放浪していたと推測され、特典VFBのSSでは戊辰戦争、西南戦争といった戦場にも姿を見せたという事が語られている。 武士としての栄達も名誉もすべて失ったトシローに残されていたものは美影だけだった。 &color(#040414){&bold(){[[――この永遠の楽園には、俺と美影の二人だけがいればいい。>いいのだ……これで俺は、お前を生涯離さずにいられるのだから]]}} 移ろいゆく周囲の世界。&bold(){だが、彼にとっては美影と二人でいられる、その愛の楽園だけが価値あるものであり……} 疑心暗鬼に駆られるがまま、同盟を求めてくる相手であろうと構うことなく、全て邪魔者であると斬り棄てた。 &bold(){第二次大戦が終わった後に北米から大量に流入してきた&ruby(バケモノ){縛血者}たちと、自分達が同じ存在であるとは決して許容できぬとして。} しかし、忘れ得ぬ喪失の時は訪れる。 &ruby(ブラインド){縛血者}の代理戦争に巻き込まれるがまま戦い続けたトシローは、やがて若き日の&ruby(ホワイト・パイル){[[白木の杭>白い杭]]}[[クラウス>ヴィクトル・シュヴァンクマイエル・クラウス]]に狙われ、[[目の前で美影の命を奪われてしまう。>吸血鬼だと……化物だと…………許さん、許さんぞぉォ――――ッ!!]] 愛する者を失った憤怒に衝き動かされ、クラウスとの死闘に突入した彼は決着こそつかなかったが、 この最強の狩人に深い傷痕と、消えることのない屈辱を刻み込んでいった。 &bold(){だが、狩人の激しい憎悪の視線も、唯一にして絶対の愛を喪ったトシローにとっては心底どうでもよかった……} &bold(){―――心臓に己の[[忌呪]]である銀の弾丸を撃ち込まれ、トシローは愛する者の元に逝きたいと願うも、} &bold(){それを阻んだのは、意思とは関係無く再生を止めない“縛血者”、己が拒絶してきたはずの「化物」の身体であった。} &bold(){そうして………トシローの怒りと憎悪は独り惨めに生き残った己の存在、“縛血者”という「怪物」の存在そのものへと向けられたのである。} &color(#1B1947){&bold(){自分の&ruby(死に場所){安息}さえ奪ったのは、何だ?}} &color(#B40808){&bold(){二人だけの楽園を、愛を脅かさんとしてきたあの化物と同じ、血を貪り喰らう浅ましき吸血鬼の肉体。}} &color(#1B1947){&bold(){愛する美影を真に殺した者とは、誰だ?}} &color(#B40808){&bold(){切り捨てた化物の血を浴びて、その血の匂いで最悪の狩人を引き寄せた者とは―――己という吸血鬼。}} &color(#1B1947){&bold(){己にとって唯一無二たる彼女を陽の当たらぬ冷たい墓場まで追いやった、その始まりは何処にあった?}} &size(13){&color(#B40808){―――&bold(){そうだ、“&ruby(やつら){吸血鬼}”さえいなければ。}}} &bold(){……陽の下で&ruby(忠){従うべき士の道}に背を向け、闇の中でも離れがたき&ruby(愛){美影との日々}を守ることで、} &bold(){歪ながらも&ruby(ばらんす){天秤}を保ってきた男の精神は、&color(#B40808){[[尽きぬ殺意と妄執に塗りつぶされた。>この三本指に賭けて誓おう……この世の全ての吸血鬼を墓の下に埋め尽くすと……]]}} &size(13){&color(#260026){&bold(){後に最凶の同族殺し&ruby(トライフィンガー){[[三本指]]}と呼ばれる稀代の殺戮者が誕生する。}}} &color(#B40808){常軌を逸した執念と周到な下調べをもとに、己を含めたこの世に存在する&bold(){すべての吸血鬼}を殲滅すべく、無差別に攻撃を開始する。} &color(#B40808){&ruby(ブルーブラッド){[[藍血貴]]}のような血族の支配階級を真っ先に狙い、浮き足だったところを&bold(){容赦なく殲滅した。}} &color(#B40808){その行動様式は、縛血者でありながらむしろ&bold(){&ruby(イェーガー){[[狩人]]}}に近い。表向き人間社会には秘匿された血族社会にも容易に溶け込み、} &color(#B40808){敵の能力を逐一把握し僅かな隙さえ逃さず、&color(#260026){&bold(){人外の如き&ruby(・・){執念}を最大の武器としあらゆる獲物を狩り滅ぼした。}}} &bold(){この時に[[アイザック>アイザック・フォレスト]]の&ruby(おや){血親}を含めた大勢の縛血者を抹殺し、&color(#cc0000){彼に憧憬を抱かせる。}} だが、そんな殺戮の日々も、[[バイロン>ジョージ・ゴードン・バイロン]]を殺すため侵入した古城で瀕死の[[シェリル>シェリル・マクレガー]]と出会ったことにより、トシローを狂わせていた憑き物が落ち、本編の性格が形成されるに至る。 四肢をもがれ、死を待つばかりの状態にまで傷め付けられたシェリルをトシローがどのような手段で救ったかは定かではないが、シェリルとの付き合いはここから始まった。 本編開始前から12年前、内部紛争に荒れる[[フォギィボトム]]に流れ着き、 そこで利害の一致した[[公子]][[ニナ>ニナ・オルロック]]に実力を買われて、彼女に直属する形で夜警の任務に就く。 当時のニナはようやく幼童の時期を脱したばかりで後ろ盾が乏しく、過去を明かせないという条件を呑んででもトシローの力が必要だったのだ。 そのために二人の信頼関係は強いが、[[ゴドフリ>エルンスト・ゴドフリ]]をはじめとした藍血貴たちからは不信感を抱かれてもおり、いざという時には切り捨てられかねない危険性のある共犯者関係になっている。 さらに――トシローはそうした危うい立場の他、その生命にも重大な問題を抱えるようになっていた。 50年前クラウスに撃ち込まれた銀の弾丸の腐食の呪い…… それに抵抗しようとする肉体の再生力…… &bold(){その二つの力の鬩ぎ合いの結果、彼の心臓と銀とは外科手術でも取り出せない程に深く癒着していた。} 50年間という時間の経過、その間のトシローの闘いは、全力の発露を妨げるようになり…… 共通√時点において、賜力と技量を尽くした戦闘が連続したことで、 均衡は崩壊、何時死を迎えてもおかしくないと、彼自身見立てている。 &color(#040414){&bold(){「……たとえ幾百年を生き永らえようと、命とはいずれ必ず滅びるものなのだ」}} そして今、トシロー・カシマは、&bold(){“死を約束された縛血者”}と自己を規定して…… 粛々と任務を行いながら、闇の異能に溺れる者達を[[冷ややかに>俺には理解できん……なぜ、そうまで容易く己の舵を手放す事ができる?]]「俯瞰」し―― [[揺るがぬように戒めながら>それほど吸血鬼になりたくば、どんな痛みにも慣れてしまえばいい。だが、そっちには何も無いぞ───進むのは、やめておけ]]、時折記憶の底より蘇る未練の影に惑っては苦しみ―― &bold(){それでも、自分にとっての死に場所を求めて、見通せぬ霧の中を彷徨っている。} #endregion &size(12){&color(silver){&bold(){『やっぱり。あなた、また後悔しているのね。』}}} &size(12){&color(#2838A9){&bold(){『……本当に、あなたは人間くさい。』}}} &size(13){&color(silver){&bold(){『肩の力を抜くのが下手で、与えられた荷物を全部引き受けて、でもそれが一番誇りで……頼るのが一番苦手』}}} &size(13){&color(#2838A9){&bold(){『思い悩んで、理想と現実の自分を比べては煩悶して、自分に罰を求めている……』}}} &size(14){&color(silver){&bold(){『}――&bold(){気づけば過去の鎖に縛られて、身動きできなくなってるの』}}} &size(14){&color(#2838A9){&bold(){『けど}――&bold(){そんなあなただから、よかったんでしょうね。トシロー』}}} &size(15){&color(#CBAFD6){&bold(){「───ごめん。やっぱり、あんたは&ruby(・・){それ}でいいや」}}} ***本編における活躍 〈シェリルルート〉 &size(13){&color(#9932cc){&bold(){……あたしは、世界の涯てを超えてみせたわ。}}} &size(13){&color(#9932cc){&bold(){そして掴み取った、この明日を、この愛を……何処の誰にも奪わせはしない――}}} ラスボスはバイロン。正反対の性格ながらもどこかビジネスライクな[[関係>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1022.html]]を続けてきた二人の前に暴君と悪名高い藍血貴、ジョージ・ゴードン・バイロンが現れる。 シェリルはバイロンの継嗣でもあり、過去に幾度となく惨い仕打ちを受けてきた、抗い難い恐怖の象徴だった。 &ruby(ディアスポラ){[[鎖輪]]}の秩序を乱す、&ruby(テスタメント){[[『裁定者』]]}と[[『柩の娘』]]。水面下で密かに進行する罠に[[絡>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/858.html]][[め>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/901.html]][[取られていく>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/900.html]]二人。徐々にトシローの[[支え>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/826.html]]になっていくシェリルが見られる。 ボスキャラとしての威厳を保ったバイロンの姿は何気に貴重かもしれない。エンディングは、鎖輪を[[ギャラハッド>ウィリアム・ギャラハッド]]の手引きで脱出し、新天地を目指すエンドになる。 &size(17){&color(#040414){&bold(){「今度は俺がおまえを守る……約束しよう」}}} &size(17){&color(#CBAFD6){&bold(){「ふふ……やっとプロポーズっぽい台詞を聞けたかな」}}} 〈アンヌルート〉 &size(13){&color(#EA9198){&bold(){この悲しみも、胸の痛みも、必要なんです……}}} &size(13){&color(#EA9198){&bold(){&ruby(・・・・・・・・・・・){無かった事にはできない}。わたしがわたしでいる為に。}}} &size(13){&color(#EA9198){&bold(){――そして……あなたを好きになった、わたしの想いも……}}} ラスボスはシェリルルートに引き続いてバイロンだが、こちらの展開では[[裁定者に変貌してしまっている。>私は───己など要らなかった!]] 銀の呪毒に命を蝕まれるトシローを健気な努力で支えようとする[[アンヌ>アンヌ・ポートマン]]。そんなアンヌの姿に美影の面影を感じるトシロー。 アリヤまで利用しながらも奮闘するアンヌだったが、結局[[ケイトリン>ケイトリン・ワインハウス]]とはこのルートでも死別し短い縛血者の生活をバイロンの死によって終えることになる。 エンディングは、[[人間として天寿を全うしたアンヌを死の間際、トシローが看取りにくるというもの。>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1126.html]] &size(17){&color(#040414){&bold(){「50年振り……か、アンヌ}――&bold(){」}}} &size(17){&color(#BC88CE){&bold(){「……52年、です。カシマさん}――&bold(){」}}} 〈ニナルート〉 &size(13){&color(#c0c0c0){&bold(){私は……月がいい。}}} &size(13){&color(#c0c0c0){&bold(){夜の闇はとても深くて、自分は怪物だって叫ばなければ耐えられない。}}} &size(13){&color(#c0c0c0){&bold(){けれど日の光は眩しくて、この両目が潰れてしまうから。}}} &size(13){&color(#c0c0c0){&bold(){雛鳥でいる時間はおしまい。}}} &size(14){&color(#c0c0c0){&bold(){これから私が、迷う雛の&ruby(しるべ){導}になる……!}}} ラスボスはほぼアイザック。バイロンはいつものように暴走し、ニナに襲いかかるが公子としての [[真の自覚と誇りを獲得した>雛鳥でいる時間はおしまい。これから私が、迷う雛の導になる……!]]ニナに言い負かされるという醜態を晒している。士道よりも忠誠を取ったトシローのルートとも言える。 ゴドフリがニナに密かに寄せていた[[信頼>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1054.html]]、意外とウマが合った[[アルフライラ>アルフライラ・ワ・ライラ]]との[[共闘>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1105.html]]などが印象的。 エンディングでは、ニナが三本指を屈服させたことになりフォギィボトムへ攻め込んできた&ruby(イェーガー){狩人}の軍勢を迎え撃つシーンで幕を閉じる。 &size(18){&color(#A1A9BA){&bold(){「我が名は公子ニナ・オルロック。}}} &size(18){&color(#A1A9BA){&bold(){この地にて徒に騒擾を為すと言うならば、その権と力を以て断罪するも如くは無し」}}} &size(18){&color(#040414){&bold(){「そして我は、名も無きその断罪の剣なり」}}} &size(20){&color(#A1A9BA){&bold(){「往きなさい、トシロー。 勝利を我ら薔薇の眷属に!」}}} 〈アリヤルート〉 &size(13){&color(darkblue){&bold(){答えは最初から決まっていた。}}} &size(13){&color(darkblue){&bold(){私が私として、そして&ruby(ホワイト・パイル){白木の杭}としてやるべきことはたった一つ……}}} &color(darkblue){&size(14){―――&bold(){あの&ruby(かいぶつ){吸血鬼}を斃す。}}} &size(13){&color(darkblue){&bold(){アリヤ・タカジョウを&ruby(・・・・・){生かすため}に、私は挑むのです。}}} &size(13){&color(darkblue){&bold(){……あなたなら、わかるのではないですか?}}} ラスボスは伯爵だが、完全に倒し切ることには失敗してしまう。 壁を突破し、クラウスも認めるほどの狩人へ成長した[[アリヤ>アリヤ・タカジョウ]]。&br()[[表舞台に>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1024.html]][[姿を>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/891.html]][[現した>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1025.html]]伯爵と[[凄まじい>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/64.html]][[猛威>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/890.html]]を発揮するクラウスによって、トシローの周囲の登場人物の多くが犠牲になるルート。 エンディングでは、別の鎖輪に現れた『柩の娘』を追い、二人が再び戦いを始めるシーンで幕を閉じる。 &size(19){&color(#040414){&bold(){「往くぞ───遅れるなよ、&ruby(ホワイト・パイル){白木の杭}」}}} &size(19){&color(darkblue){&bold(){「そちらこそ、誰に言ってるつもりですか? &ruby(トライフィンガー){三本指}」}}} &size(13){そして……} &size(13){&color(#1B1947){&bold(){俺は、今でも&ruby(かこ){美影}に答えを求め続けている。}}} &size(12){&color(#E5ACBC){&bold(){罰も、罪も、ありません。}}} &size(12){&color(#E5ACBC){&bold(){全ては別れが生みだした、幻痛……。}}} &size(12){&color(#E5ACBC){&bold(){私の心は、今も変わらず……杜志郎様への想いで、満たされているのですから}}} &size(13){&color(#1B1947){&bold(){&ruby(かこ){三本指}の愚かさを捨てたがっている。}}} &size(12){&color(#cc0000){&bold(){だから……誇ってくれよ、トシロー。}}} &size(12){&color(#cc0000){&bold(){いい気分だったと言ってくれ。&ruby(トライフィンガー){三本指}だった時間を、肯定してくれ……}}} &size(12){&color(#cc0000){&bold(){俺は、そんなおまえからこそ、この&ruby(あざな){字}を勝ち取りたい。誇りたいんだよ、頼むよ……!}}} &size(13){&color(#1B1947){&bold(){自責が趣味の愚か者は、ここから先に行けばいい。}}} &size(13){&color(#1B1947){&bold(){明日を見つめられる彼女達は、連れて行くべきではないのだ。}}} &size(14){&color(#1B1947){&bold(){何よりも、この先にある決着は}――&bold(){俺の&ruby(エゴ){問題}で向き合いたい。}}} &size(14){&color(#1B1947){&bold(){だからこんな愚かさに、付き合わせなくていい。}}} &size(19){&color(#1B1947){&tt(){&italic(){───そう、ここからは俺の身勝手な&ruby(ドラマ){古傷}なのだから。}}}} 《グランドルート》 &size(19){&color(#1B1947){&bold(){「夢物語へ帰れ、&ruby(ヴァンパイア){吸血鬼}。理想と夢想の幻よ。その身は所詮、夜霧へ投影された幻に過ぎん」}}}   &size(19){&color(#1B1947){&bold(){「俺もまた、&ruby(おまえ){吸血鬼}に惑わされた。故にその総身切り刻ませてもらおう」}}} &size(20){&color(#1B1947){&bold(){「そして、今こそ奪い返す……&size(22){あの日失ったものを、この手に}」}}} &tt(){&italic(){&font(24){&color(#040414,#F4F2EF){だから──待っていてくれ、美影。}}}} 縛血者の真実が明かされ、鎖輪に終焉の危機が迫る中、トシローは&ruby(・・){独り}、二つの&ruby(きず){過去}と、己の歪みと向き合う。 &size(14){&bold(){穢れぬ&ruby(りそう){吸血鬼}と傷つき続ける&ruby(げんじつ){人間}}&size(12){───}&bold(){二つの狭間で数多の想いが交差する。}} &size(14){&bold(){その中で、新たな道に背を向け、ひたすら過去に墜ちていくトシロー・カシマの&ruby(いのち){魂}は、果たして何処へ向かうのか。}} &color(#FF0F1B){真なる&ruby(ヴァンパイア){吸血鬼}と成った《伯爵》と完全な決着をつけるルート。} 自らに常に否定的だったトシローが、アイザックと美影の後押しを得て&ruby(ギフト){賜力}を[[新生>朱銀幻燈・人魂帰譚]]させ反撃に挑むシーンは鳥肌もの。 《伯爵》の打倒と共に全縛血者の異能、&ruby(カース){[[忌呪]]}が[[消滅し新しい生き方を余儀なくされる。>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1051.html]] トシローは生還はできなかったようだが、ヒロインたちの表情は不思議と晴れやか。 通称[[墓]]参りエンド。 #center(){ &big(){&color(#E5ACBC){杜志郎様は、最後にこの命を生きたい……生きてみたいと、そう願われました。}} &big(){&color(#E5ACBC){全てが終わった今……その願いは叶いましたか?}} &big(){&color(#7F7FFF){ああ……俺は────}} } ---- ***登場作品 &italic(){&size(14){&bold(){[[Vermilion -Bind of blood-]]}}} ***関連人物 [[美影]] [[シェリル・マクレガー]] [[ニナ・オルロック]] [[アンヌ・ポートマン]] [[アリヤ・タカジョウ]] [[アイザック・フォレスト]] [[三本指]] [[ヴィクトル・シュヴァンクマイエル・クラウス]] [[エルンスト・ゴドフリ]] [[モーガン・クインシー]] [[ケイトリン・ワインハウス]] [[《伯爵》]] ***余談 #region(第二回人気投票第五位入賞時の[[高濱氏>高濱亮]]からのコメント ※ちなみに同じ五位は相棒の彼女) &color(#cc0000){&bold(){「未練だらけで葛藤大好き、おまけに立場からキツイ縛り受けてる上に重たい過去まで背負ってるとか、}} &color(#cc0000){&bold(){改めて書くとすごいな……オイそれどんなSMプレイだよ!}} &color(#cc0000){&bold(){んで、そんな煩悶してる姿にヒロインはキュンとしちゃう訳ですか、ジゴロも真っ青だな。}} &color(#cc0000){&bold(){クソッ、高二病患者のくせしていい身分よのう!}} &color(#cc0000){&bold(){必死に打ち込んでるものないと死にたくなる、マグロみたいな性を持ってます。}} &color(#cc0000){&bold(){きっと夢は&color(#0619A8){&size(15){『綺麗に死にたい』}}……うん、みんなはこんな面倒くさい男に引っかかっちゃダメだぞっ♪」}} ●特典のVFBでは、こんな発言も…… &size(13){&color(#cc0000){女性キャラ陣、もう一度あの心理描写書けと言われたら、ちょいと無理なんじゃなかろうか?}} &size(13){&color(#cc0000){だって、考えてみてくださいよ。生き死にかかってる危険な世界観において、}} &size(13){&color(#cc0000){恋人失くした経験のあるストイックな侍主人公相手に、揺れる恋心を書いてちゃんと結ばれるまで書いてみろって、そりゃきついすわ。}}    &size(14){&color(#cc0000){&bold(){ああもうトシロー、ほんっとおまえ面倒くせぇ性格してんなァッ!?}}} &size(14){&color(#cc0000){&bold(){[[男相手にチャンバラしてる時はメチャクチャ生き生きしてんのによォォオッ!!>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/316.html]]}}} &s(){つ鏡} &size(21){&color(#040414){『………見聞きする分には構わんが、俺は華々しい主演など御免被る』}}&size(20){&icon_fa(fa fa-flag)} ***本編での声 &size(16){&color(#9C9C9C){&s(){『ジゴロは何をしても女性を泣かすって本当ね、タチの悪いこと』byお嬢}}} &size(16){&color(darkblue){&s(){『自慢の&ruby(おとこ){男性}ではあるのですが、こうまで引く手数多では障害も横槍も多すぎます』by変態狩人}}} &size(16){&color(#cc0000){&s(){『変人に好かれるのさ、あいつは。真っ当な神経を持ってるやつは見向きもしない』by変人筆頭}}} #endregion ---- - 作中最も面倒くさい人、というイメージだったな。この人は -- 名無しさん (2015-03-29 07:04:39) - 強さはピカイチなんだよな。作中のほとんどを弱った状態で戦ってるなんて普通の縛血者からしたら驚愕ものだろう -- 名無しさん (2015-03-29 17:28:33) - 相手の心を折ろうとして逆に覚醒させるという素晴らしいスキルをお持ち -- 名無しさん (2015-04-01 10:09:52) - 初回特典の過去編SSにて、元新選組の土方歳三と対戦した経験有り -- 名無しさん (2015-04-01 14:15:34) - 個人的にはグランドルートが一番好きだったな -- 名無しさん (2015-09-08 17:40:42) - なかなかいない素晴らしい設定の主人公 -- 名無しさん (2015-09-22 19:27:28) - ↑4 しかもそれで覚醒させたのがよりにもよって作中最強クラスの二人(伯爵、アリヤ)って辺りがもうねw -- 名無しさん (2015-10-11 00:26:05) - 恋人殺されてホワイトパイルゆるさねぇ!じゃなくてホワイトパイルのやることはもっともだ!そもそも吸血鬼が悪いんだ!吸血鬼死ねぇ!!!ってなるのがこの人のめんどくさいところであり魅力でもある -- 名無しさん (2015-10-12 18:35:28) - シグルイ読んだあとに、トシローさんの脱藩考えると当時から異端だったんだと思う -- 名無しさん (2015-11-08 20:13:52) - 零示とは最初の頃は仲悪いと思う。でも零示はルールとか弁えるほうだから徐々に打ち解けていく感じ、凌駕とは最初は普通だろうけど段々異常性に気づいて忠告する感じ。 -- 名無しさん (2016-01-04 09:29:33) - ↑3 ホワイトパイルをもっともだと考えたというよりは、ホワイトパイルなどどうでもいい、ただ吸血鬼を皆殺しにして復讐するという感じだった気がするが。そういう極まった凄まじさが三本指の伝説にも繋がったんだろうな -- 名無しさん (2016-02-21 14:33:02) - 強さ的には 人魂回帰Ver(VS伯爵最終戦仕様)>それぞれの√終盤に立ち戻る全盛期Ver>三本指Ver>銀の弾丸を受ける前の全盛期Ver>本編  位なのかな -- 名無しさん (2016-11-06 05:40:01) - ↑3 オルフィレウス、エヴァン、ゼファー、ヴァルゼライドと出会った場合の相性はどうなるんだろ? -- 名無しさん (2016-11-07 01:21:39) - 理想の不死者になりたいアイザックと違って理想の人間になりたいトシローは大変面倒だなこいつ。 -- 名無しさん (2016-11-10 00:12:32) - 高濱ァはゼファーさんで主人公虐めに目覚めたと言っていたが、トシローさんの時点で割とその気あったよね... -- 名無しさん (2016-11-10 00:19:28) - ↑でもあれは昏式が主導の企画で高濱はまだサブだったんだよな。まあそれに影響を受けた部分はあるんだろう -- 名無しさん (2016-11-10 10:32:04) - 敵を覚醒させてしまうことに定評のあるトシローさんを総統に会わせたらどうなってしまうのか、わりと気になります -- 名無しさん (2016-11-10 16:36:47) - ↑ただでさえ覚醒祭りなのにそんな人物を絡ませたら天元突破するわ! いや、覚醒しすぎてメルトダウンするのか? -- 名無しさん (2016-11-10 18:08:00) - 総統は己の闇とすでに向き合っているゼロインでいう影装は習得している段階だから普通に貴様の言う通りだ俺は歪んでいるで覚醒とかせずにその覚悟の重さにトシローさんが気圧されそう。 -- 名無しさん (2016-11-15 17:49:14) - トシローさんに煽られればウラヌスちゃんでも覚醒出来るだろうか... -- 名無しさん (2016-11-15 18:02:00) - ウラヌスちゃんはそのまま処刑用BGMが流れ出してやられるポジ -- 名無しさん (2016-11-15 18:06:40) - トシローさんと敵対した相手は覚醒するかそのまま死ぬかトシローを殺すかの三択しかないからな。トシロー磁力系だから下手すると星殺しできる可能性あるしそのまま死ぬのでは。 -- 名無しさん (2016-11-16 23:52:11) - 星殺し出来る上に、ルシードと違って本体性能もべらぼうに高いからな...なんか覚醒しちゃいそうな総統以外なら勝てそう -- 名無しさん (2016-11-17 00:00:17) - ただ星殺しとしてはそこまで強力でも無い気がする。まぁ多少削減出来るだけでもトシローさんには充分過ぎるんだが……少なくとも総統とカグツチ以外相手にする分には -- 名無しさん (2016-11-17 07:10:06) - ヴェンデッタの世界じゃ日本人の血は優秀みたいな設定があったけど、ヴァーミリの世界もトシローさんにアリヤと日本人が割と意味不明な性能してたな。 -- 名無しさん (2016-11-17 07:35:53) - ↑いや血筋とは基本的に関係ないだろう。トシローの性能は物理面では剣術を学んだガチの武士出身ならではの戦闘スキル、精神面では元同族狩りゆえの特異視点という個人の経歴に立脚している。アリヤの強さも白木の杭という一騎当千のイェーガーとして鍛えられたからであって、日本人だから優れているなんて気持ち悪い設定はない(強いて言うならトシローの背景である武士階級が日本独自のものという部分はあるが)。それにヴェンデッタの設定も、あくまでナチスの金髪碧眼アーリア人種至上主義みたいな一種の宗教であって優秀性に裏付けがあるものじゃなかったかと -- 名無しさん (2016-11-17 10:21:17) - ↑↑↑エスペラントはともかく魔星は金属部品で出来てるので星殺しできなくてもかなり天敵なんだよな。 -- 名無しさん (2016-11-17 13:24:19) - 武士への理想を棄てきれてないみたいなトコが好き。藩主が無茶を言わなかったら剣術道場の師範になってたかもしれないんだよね -- 名無しさん (2016-11-17 23:23:16) - ゼファー(スラムで生まれて姉たちと共に細々と暮らしてたけど姉が失踪し仲間たちと離散。軍に拾われ超能力手にいれて特殊部隊の副隊長になったけど義妹のために脱走兵に。今は親友から斡旋された仕事を元に妹に世話を焼かれてる)零示(DV&ネグレクトの両親が過去にいて父が死んで保険金掻っ払って幼馴染みの家に逃亡。今は可愛い幼馴染みが朝起こしに来てくれて退屈な日常過ごしてる)凌駕(普通に恵まれた家族がいて普通に恵まれた日常があってそれを謳歌している)トシロー(相思相愛の恋人がいたけど藩主が寝取りたいと言うから武士の誇り捨てて脱藩して日本から逃亡しようとしたら怪物に恋人を怪物にされる。その後怪物になって同盟組もうとする奴も疑って殺して何とかしていたけど狩人に恋人殺されて発狂。怪物(見た目人間と同じで中には人の心持っている奴もいるかも)を殺しまくる。過去の全てに後悔しまくってる)...な ん だ こ の 鬼 畜 さ は -- 名無しさん (2016-11-20 17:29:54) - 凌駕君以外ハードモードじゃねぇか…… -- 名無しさん (2016-11-20 17:40:24) - れ、レイジも可愛い幼馴染居る分まだ良心的だし... -- 名無しさん (2016-11-20 17:59:58) - アッシュも大虐殺で家族友人亡くしたの濃厚だしなぁ -- 名無しさん (2016-11-20 18:06:40) - なんで一番イージーモードな人生送ってるやつがメンタル面で一番超人なんだ・・・ -- 名無しさん (2016-11-20 18:22:12) - ↑生まれつきの怪物だから仕方ない -- 名無しさん (2016-11-20 18:30:18) - こんなイージーモードの人生なのに、あんなメンタル出来るのが異常事態。大抵は「俺は普通の学生なんだ! お前らみたいなのと付き合ってられるか!」って喚いてから妹が危機に合うシーンに出逢って戦うことを決意するとかそんな感じだけど。凌駕は「帳尻は合ってる」で片付けるからね…… -- 名無しさん (2016-11-20 18:42:37) - トシローさんは過去が一番悲惨な上に、その過去からの影が追いかけまくって来てるのが酷い。妖怪丸太ジジイとかその弟子とかヤンホモストーカーとか。 -- 名無しさん (2016-11-20 18:51:47) - トシローさんいも凌駕のメンタルがあれば全然違ったんだろうな -- 名無しさん (2016-11-20 18:57:25) - ↑それはもう別人だし魅力的なキャラでも何でもなくなるな -- 名無しさん (2016-11-20 20:29:12) - 悟った様でいて全然悟れてなくて未だに過去を引きずり続けているトシローさんがそれでも傷だらけの過去と向き合い「全てに意味があった」といえるようになるっていうのがグランドの肝だしな -- 名無しさん (2016-11-20 20:53:46) - ゼファーさんも過去を振り返るシナリオだから、テーマの根底は一緒なのか -- 名無しさん (2016-11-20 21:08:31) - 凌駕と零示のテーマは? -- 名無しさん (2016-11-20 21:12:38) - エロ武器は知らんが凌駕に関しては「如何にして異常者が自身の異常性と向き合うか、凡人のひしめく社会と折り合いをつけていくか」ってところにテーマがあると思う。他人の意見や都合など知らん、私は科学文明を牽引するのだっていうオルフィレウスと対比して -- 名無しさん (2016-11-20 21:49:23) - アッシュも過去を振り返るシナリオになりそうだな。ヒロイン全員幼馴染だし。 -- 名無しさん (2016-12-09 09:54:57) - 過去を振り返ったら「大虐殺以前にも総統に会ってた!(結局英雄ムーブ)」とかいう流れになったら吹く -- 名無しさん (2016-12-09 09:58:19) - まぁ、根幹にあるのは総統への憧れよりも、守り抜けなかった幼馴染への贖罪の念が強そうだし。そういう点じゃトシローさんに近そうだし、最後は吹っ切ると信じてるよ -- 名無しさん (2016-12-09 23:21:30) - この人のせいでみんなが心の中でアッシュの墓を建ててるぞどうしてくれる -- 名無しさん (2016-12-09 23:24:01) - ヴェンデッタでグランドルート=主人公昇天説を再び再燃させた高濱が悪いよ高濱が -- 名無しさん (2016-12-09 23:26:24) - よくよく考えると最終ルートで主人公死亡って結構アレなのに、トシローさんの場合特に不満もなく受け入れられたな。何でだろう。 -- 名無しさん (2016-12-09 23:28:36) - 不老不死を良いものとあまり捉えておらずにずっと死に場所を求めている感があった主人公だからじゃないかね -- 名無しさん (2016-12-09 23:32:29) - 俺は美影と共に死にたかったのだ、って気づいたというか改めて認識したグランドルートだからな -- 名無しさん (2016-12-09 23:41:47) - トシロー→ある意味大往生、アシュレイ→お前は若いのに死に急ぎ過ぎだろぉ! -- 名無しさん (2016-12-10 07:11:28) - トシローさん、善なる左手に特に大ダメージ喰らいそうだな。いやまああれそんな単純なものじゃないけどさ -- 名無しさん (2016-12-13 11:12:53) - 大丈夫...一番大切だった相手が既に故人だったトシローさんと違って、アッシュはまだ取り戻せる範囲に居るから...だから墓参りの再来はない筈だ... -- 名無しさん (2017-01-23 19:14:33) - トシローさんは是非アッシュと話して欲しい。師匠と同じように救われると思う -- 名無しさん (2017-02-08 19:16:36) - トシローさん系ヒロインとか妄想してしまった...すげぇめんどくさくて攻略難度が高そうだ... -- 名無しさん (2017-02-08 19:32:10) - ↑↑むしろ泣いてしまいそう -- 名無しさん (2017-02-08 22:43:20) - ↑4 個別だけど、あったね・・・ -- 名無しさん (2017-02-08 23:38:39) - 個別で生存してグランドで昇天するトシローさんと、個別で死んでグランドで生存するアッシュ...どっちも大概だなぁ、おい -- 名無しさん (2017-02-09 01:13:05) - ↑グランドで墓参りなのにプレイし終わってこれでよかったなぁと思えるトシローさんもすごいよな -- 名無しさん (2017-02-09 05:46:20) - シェリル√の壮絶な過去編が効いてるよな。あれを描くにはシェリルとの出遭いが必要不可欠なわけで、やっぱり重要な√だったと思う -- 名無しさん (2017-02-09 10:34:38) - 理性的に見えてきっかけひとつあればヤバいくらい暴走する危うさがいい -- 名無しさん (2017-03-03 09:38:23) - 吸血鬼など何処にもいないとしっかり大人な意見言ってるように見えて、本質は作中で語られてた通り割と餓鬼なトシローさん。そんなトシローさんが俺は好きです -- 名無しさん (2017-03-03 09:46:42) - 恋人への愛を貫くために社会体制はおろか人間の枠すらも逸脱する熱さがこの人の芯だからな -- 名無しさん (2017-03-03 10:40:47) - スペックが高く恋人への愛が重い日本人...あれ、これなんてアマ(ry -- 名無しさん (2017-03-17 20:42:26) - 愛なら愛を、忠なら忠を、何かたった1つの価値を定めて、その価値のためだけに生きて死にたい。それが出来ないならばそもそも生きていたくなどない。なんて面倒くさい男なんだ。 -- 名無しさん (2017-03-17 21:52:32) - 師匠のプロトタイプと言われるだけあって本当に面倒臭いひとだな -- 名無しさん (2017-03-17 22:02:46) - だがそれがいい -- 名無しさん (2017-03-17 22:04:32) - 若者よりも歳食った大人の主人公の方が精神的に幼さを抱えてるよね、このライン -- 名無しさん (2017-04-29 02:15:52) - おそらく一番若い凌駕さんが仏メンタルだけど、そもそも比較対象としておかしいぞあの人 -- 名無しさん (2017-05-23 12:46:15) - イカロス 赫怒 まだだ が ホワイトパイル戦でつかわれてるんじゃが? この頃からかよ もしくはもっと前から? -- 名無しさん (2017-05-31 10:38:43) - ↑普通にある言葉だから。無理やり関連付けせんでもいいのよ? -- 名無しさん (2017-05-31 13:21:56) - ⬆3 精神性だけなら人類のハイエンドモデルだからなぁ凌駕さん -- 名無しさん (2017-06-25 14:55:37) - 人気投票では五位とそこそこの順位でしたね -- 名無しさん (2017-06-26 01:37:57) - 今思ったんだが、トシローさんって他の主人公とは状況の毛色が違うね。敵キャラの仲間割れ若しくは同士討ちとか。 -- 名無しさん (2017-09-29 21:11:18) - 練炭→騎士団の仲間割れ(割と有難い): 四四八→甘粕VS廃神以外の六勢力(微妙):ゼファー→ヴァルゼライドとカグツチ率いる魔星連中の聖戦(気の合いそうな連中と組んで聖戦を妨害する):トシロー→アイザックVSバイロンVSゴドフリVSクラウス師父(困惑) うーん。この差よ。 -- 名無しさん (2017-09-29 21:15:22) - ↑練炭は首領率いる団員達と副首領の闘争を推奨し、ゼファーさんは神星率いる魔星達と英雄の闘争を妨害する。 -- 名無しさん (2017-09-29 21:18:40) - ↑つまり、練炭とゼファーさんはコインの表と裏か。計画の仲間割れを推奨するか妨害するかの違いだが。 -- 名無しさん (2017-09-29 21:19:43) - 凌駕→アレクサンドル少佐率いるギアーズVSオルフィレウス(割と協力しそう) アッシュ→糞眼鏡・本気おじさん・ケルベロス・ヘリオスの殺し合い(ケルベロスと協力して勝利を目指す) -- 名無しさん (2017-09-29 21:22:11) - 一応トリニティはグランドの開始がそんな感じだったが、ナギサちゃんのファインプレーで散り散りになったしな -- 名無しさん (2017-09-29 21:24:40) - シルヴァリオ3作目の主人公が三本指時代のトシローさんみたいな感じのキャラを想定してるらしくオラワクワクしてきたぞ -- 名無しさん (2017-11-14 01:29:34) - つまりは……復讐者とかそっち系? そうなるとその主人公のヒロインに対する扱いが面倒くさい事になりそうだな…… -- 名無しさん (2017-11-14 02:05:35) - 既にヒロイン失ってるのか… -- 名無しさん (2017-11-14 12:11:45) - グランドルート墓参りエンド…… -- 名無しさん (2017-11-14 22:47:47) - DMMで購入したからパッケージ版売りに行こうと思うんだが売れる……よね? 同じ理由でkkk曙之光買って、旧kkk売りに行ったら売れなかった。 -- 名無しさん (2017-11-16 12:44:56) - ↑飾っておけば? -- 名無しさん (2017-11-16 22:34:18) - ↑6 三本指時代って項目に書かれてる様に、自分含めた吸血鬼を皆殺しが目的だったし、聖騎士達を殺戮しまくってるのか…?或いは美影さんみたいに過去の女が権力者にNTRされたとか… -- 名無しさん (2017-12-28 17:43:04) - されかけただ -- 名無しさん (2017-12-28 17:43:31) - 権力者が寝取るわって言い出さなかったらヴァーミリは始まらなかった…? -- 名無しさん (2018-01-12 19:49:26) - 普通は他藩へ移動なんてしないし(したとしても参勤交代くらいだから単身赴任)始まらないだろうね。 -- 名無しさん (2018-01-12 20:15:22) - ところで、この人の出身地と生年ってヒントとかあったっけ。 -- 名無しさん (2018-01-12 20:24:24) - この人モチーフってことは、三作目の主人公も自分の望み通りに生きれなかった系の未練マシマシ主人公なんだろうか・・・・・? -- 名無しさん (2018-01-25 10:48:15) - 2↑なかったはず。初回特典の小説では戊辰戦争に参加してたけど、その時点で吸血鬼化からだいぶ経ってそうな塩梅だったし参考にはならない -- 名無しさん (2018-01-25 12:52:38) - あれ。てことはトシローさんや美影さんも藍血貴かそれに比するレベルの年月を送ってるかもしれないのか? -- 名無しさん (2018-01-25 13:52:48) - どこかに150年程度と出てきたはずだから、江戸時代末期じゃないか -- 名無しさん (2018-01-25 15:06:19) - ラストシーンで伯爵に「吟遊詩人(オルフェウス)」って言われててびびった」 -- 名無しさん (2018-01-27 17:33:17) - まあ死別した恋人同士を例えるモチーフとしてはそんなに珍しくないし -- 名無しさん (2018-01-27 19:52:09) - 何気に銀の呪毒そのものからはどのルートでも解放されてるんだよな。全5ルートの内2ルートはアイザックの手によるものってのは……うんw -- 名無しさん (2018-01-27 20:04:01) - 最近名台詞見て思うだけどさ、この人本当にめんどくさい! -- 名無しさん (2018-03-12 20:47:48) - 客観的に見てみるとモーガンとゴドフリさんの気持ちが分かるというか、普通にゼファーさんと並ぶこのラインの駄目人間筆頭だと思う。 -- 名無しさん (2018-03-15 00:11:28) - なんか悟ったような事言って冷水ぶっかけてくる(実際は自分に言い聞かせている)とかそら嫌われるよねって感じ -- 名無しさん (2018-03-21 06:57:01) - ゼファーさんと一緒の部屋に放り込んだら凄く鬱屈とした雰囲気の空間が出来上がりそう -- 名無しさん (2018-03-21 19:50:45) - ↑多分ゼファー君が発狂して死ぬ -- 名無しさん (2018-03-21 23:59:24) - ぶっちゃけ同族嫌悪でギスギスしそうなイメージしかしない -- 名無しさん (2018-03-22 00:05:33) - トシローさんは基本的に他人には干渉しないから割と過ごしやすいかもしれない -- 名無しさん (2018-03-22 11:39:30) - ↑ゼファーさんが愚痴ってそれについついマジレスしてしまうトシローさんが見えるわ -- 名無しさん (2018-03-23 01:10:01) - ゼファーさん側も積極的には干渉しないだろうし表面上は平和になりそう。ぶっちゃけロリオカンというツッコミ役がいる分ゼファーさん側の方がなんかマシに見える -- 名無しさん (2018-03-23 01:36:19) - アッシュは師匠みたいに気に入るかまぶしく思うか、直は共感するか自暴自棄になりながらそれを人を助けることに向けたことに嫉妬するか、零時はしらん。凌駕はイレギュラーすぎて化け物みたいに思いそう -- 名無しさん (2018-03-23 16:06:47) - ↑凌駕とヴァルゼライドは見たら心折れることは余裕で想像できる -- 名無しさん (2018-03-25 12:19:35) - トシローさんが一番会っちゃいけないのは凌駕だと思う。総統は軍人だしつらい過去とかも体験してるけど、凌駕はそこら辺一切なしに自分の理想通りの超人だからな -- 名無しさん (2018-03-25 15:06:01) - ↑ ゴドフリの時みたいに憧れるというか純粋に凄い奴と思って尊敬するのでは。この方は面倒くさいレベルで拗らせた人ですよ自分より凄い奴とか理想的な人間みて心折れるほど殊勝な人ではないでしょ。良くも悪くも拗らせたお人なんだし。 -- 名無しさん (2018-03-25 17:47:33) - ↑尊敬てか凌駕やヴァルゼライドに嫉妬する自分マジ塵とか思いそうだし… -- 名無しさん (2018-03-25 21:28:04) - 理想を外れた時点で既に心折れてるから今さらでしょ。トシローさんって満点とれなかったテストで聞いてもないのに「いやー勉強してなかったからなー」とか言い訳してる小学生みたいな精神構造でずっと生きてんだぞ -- 名無しさん (2018-03-28 23:34:32) - ↑テストで100点すら取れぬ俺は塵だとか普通に思ってそう -- 名無しさん (2018-03-29 00:44:26) - ↑2 高濱が言ってたように理想外れた後は自分ごと侮蔑しながら生きてるからどっちかって言ったら、「俺90点だった、俺も含めて90点以下のやつなにしてんの?まじないわー」じゃね? -- 名無しさん (2018-03-29 00:55:04) - そこだけ聞くとすごい傍迷惑なやつに聞こえる -- 名無しさん (2018-03-29 06:38:56) - 作中でケイトリンやらに説教してんのとかぜんぶそういうとこから来てるんで普通に迷惑だぞ。完璧でない自分が嫌いで、しょうがないんだって言い訳ばっかしてて、だから達観してるふりしてんだから。どうしようもなくガキなのよ -- 名無しさん (2018-03-29 06:58:42) - しょうがないんだとも言い切れずどこまでも理想に焦がれ続けてるからね仕方ないね -- 名無しさん (2018-03-29 14:04:18) - 師匠が言ってたみたいに、自分が勝手に作り上げた基準でしか無いし、他人の評価もどうでも良い、だからか。師匠は自己完結してるけど、トシロ―さんは周囲に漏らしちゃってるのか… -- 名無しさん (2018-04-19 20:53:19) - ↑師匠も周りにけっこうもらしてるぞ、トシローさんほど酷くはないが -- 名無しさん (2018-05-06 18:46:30) - 「――俺が今まで、何体の吸血鬼を葬ってきたと思う」ってやっぱり仮面ライダーから来てるのかね? -- 名無しさん (2018-07-21 08:04:11) - 個人的にトシローさんは老成している感じがあるから。とっつきにくいイメージがある。 -- 名無しさん (2019-06-01 12:23:30) - シルヴァリオから興味持ってさかのぼってついにここまでたどり着いたのだが、10分に1回くらいのペースで美影のこと思い出してるのめっちゃ笑う。特にヒロインと話してるとき昔の女のことばっか考えてるの失礼極まりなくてめっちゃ笑う(現在おそらくアンヌルート) -- 名無しさん (2019-12-26 01:09:37) - やっべ笑えなくなってきた…… -- 名無しさん (2019-12-26 01:36:21) - なんだかんだでこの御仁、全ルート見返してみると最愛の影以外には(♂含め)ヒロインに一回は刃向けてんだよな…… -- 名無しさん (2020-05-12 22:06:38) - この人をアキネータで出したときの最後の質問が吸血鬼(ヴァンパイア)?でとてつもない皮肉を感じた。 -- 名無しさん (2020-05-29 12:21:18) - この人ゼファーさんの原型なのかな -- 名無しさん (2020-06-03 11:23:15) - ↑師匠じゃね? -- 名無しさん (2020-06-03 16:04:13) - ↑2 一面では確かに原型ではあると思われる やったことを後悔しててそこからどんな答えを掴むかってとこらへん -- 名無しさん (2020-06-03 17:46:58) - 仕事が出来て情が深いが関係ない他人ごと自分をディスりまくる駄目人間 そしてその事に自覚薄い上にいちいち過激だからコントロール出来なくてモテる嫌われ者というよくわからん人間像になる -- 名無しさん (2020-09-10 18:15:43) #comment()
**“BLIND” CV:[[ミスター・デリンジャー>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1116.html]] &bold(){20代後半の風貌をした陰のある[[『Vermilion -Bind of blood-』>Vermilion -Bind of blood-]]の主人公。} マキシコートやスーツが似合う古風な美男であるが、&bold(){&color(#040414){どこか無気力な瞳と傍観者的な態度が幽鬼のような印象を与えている。}} 元は日本生まれの武士という&bold(){&ruby(ブラインド){[[縛血者]]}}の中でも珍しい経歴を持っている。 人間社会での顔は流行らない探偵であり、縛血者社会ではコミュニティの治安を管理する&bold(){&ruby(ウォッチャー){[[夜警]]}}(判事兼処刑人)という役割を担っている人物。 &size(19){&color(#040414){&bold(){「仕事だよ、成り立てへのガイダンスだ」}}} &size(18){&color(#040414){&bold(){「&ruby(ルール){掟}はそう多くない。他人に迷惑をかけない。他人の権利を侵さない。まずはこれを覚えろ、新米」}}} &size(20){&color(#040414){&bold(){「&ruby(ちょうじん){吸血鬼}になったという、その勘違いを正してやる。}───&bold(){&ruby(俺たち){縛血者}の生き方を教えてやろう」}}} ---- **能力 &big(){&color(#040414){「予知でも手妻でもない───単なる&ruby(・・・){年の功}だ」}} &big(){&color(#040414){「俺は&ruby(きさまら){吸血鬼}とは違う。&ruby(はや){迅}さ&ruby(つよ){剛}さの天井比べをするつもりはない」}} &font(27,b){&color(#040414,#0E3B73){《奔れ、&ruby(ミッドナイト・ブルー){絶戒闇手}!》}} &ruby(ギフト){[[賜力]]}は&bold(){&ruby(ミッドナイト・ブルー){[[絶戒闇手]]}}。&bold(){血中の鉄分を触媒として、肉体に磁力を発生させる}。 愛刀である[[肥後同田貫]]や短刀、己の血液を塗布した周囲の物体、生物に磁界を作用させ、斥力を攻撃や回避に利用する&bold(){&ruby(リバース){磁極反転}}、 ほか砂鉄を用い周囲の空間に即席の索敵網を構築する、相手の負傷痕に己の血液を刻み再生力を奪う等等……&bold(){その応用性は作中登場する縛血者が使う賜力の中でも随一である}。 能力単体ではあまり強力とは言えないが、トシロー本人が修めた剣術と巧みな戦術によって強敵を撃破していく技巧派の剣士と言える。 余談だが、修めた流派は水鴎流。 何故、トシローが、ここまで&bold(){同族を狩ること}に長けているのかに関しては、後述する&bold(){彼の過去にその理由があり……} &size(16){&color(#040414){「見誤っているぞ。貴様の眼前にあるものが、如何に幻想を否定するに足る者か」}} &size(17){&color(#040414){&bold(){「&size(18){&italic(){───}}俺が今まで、何体の&ruby(ヴァンパイア){吸血鬼}を葬ってきたと思う」}}} **過去 &size(18){&color(#040414){「それほど&ruby(かいぶつ){吸血鬼}になりたくば、どんな痛みにも慣れてしまえばいい」}} &size(19){&color(#040414){&bold(){「だが、&ruby(・・・){そっち}には何も無いぞ}───&bold(){&size(21){進むのは、やめておけ}」}}} #region かつて人間だった頃は、武士の家に生まれ剣にひたむきに打ち込む青年であった。 許嫁の[[美影]]とも仲睦まじく、[[本編での雰囲気からは想像もしにくいような冗談で彼女をからかったりと、>杜志郎様は……やはり意地悪で御座います……]]穏やかで実直な武士であったことがうかがえる。 彼女の父からも婚礼の許しをもらい、二人の前途は万端のはずだった。 トシローが属する藩の藩主が、美影を側室として娶りたいと言い出すまでは。 トシローは武士として堪えよと諭されるが、[[遂に受け入れる事ができず、美影と共に藩を抜け、>ならば、そのような道など……縛りなど、俺は要らぬ! 美影は美影、天にも地にも代わりなどおり申さぬ!]]追われる身となってしまう。 脱藩者として追われる生活から逃れるべく、当時の日本で唯一外国と行き来のあった地である長崎を目指して旅を続けるが、たどり着いたその地で待っていたのは[[《伯爵》]]が率いる死者の船であった。 そこで美影を縛血者に変えられてしまい、体質の変わった彼女を守りながら、10年ばかりの年月を過ごした後にトシローも美影に血を吸わせることで縛血者となる。 その後、彼ら二人は日本各地を放浪していたと推測され、特典VFBのSSでは戊辰戦争、西南戦争といった戦場にも姿を見せたという事が語られている。 武士としての栄達も名誉もすべて失ったトシローに残されていたものは美影だけだった。 &color(#040414){&bold(){[[――この永遠の楽園には、俺と美影の二人だけがいればいい。>いいのだ……これで俺は、お前を生涯離さずにいられるのだから]]}} 移ろいゆく周囲の世界。&bold(){だが、彼にとっては美影と二人でいられる、その愛の楽園だけが価値あるものであり……} 疑心暗鬼に駆られるがまま、同盟を求めてくる相手であろうと構うことなく、全て邪魔者であると斬り棄てた。 &bold(){第二次大戦が終わった後に北米から大量に流入してきた&ruby(バケモノ){縛血者}たちと、自分達が同じ存在であるとは決して許容できぬとして。} しかし、忘れ得ぬ喪失の時は訪れる。 &ruby(ブラインド){縛血者}の代理戦争に巻き込まれるがまま戦い続けたトシローは、やがて若き日の&ruby(ホワイト・パイル){[[白木の杭>白い杭]]}[[クラウス>ヴィクトル・シュヴァンクマイエル・クラウス]]に狙われ、[[目の前で美影の命を奪われてしまう。>吸血鬼だと……化物だと…………許さん、許さんぞぉォ――――ッ!!]] 愛する者を失った憤怒に衝き動かされ、クラウスとの死闘に突入した彼は決着こそつかなかったが、 この最強の狩人に深い傷痕と、消えることのない屈辱を刻み込んでいった。 &bold(){だが、狩人の激しい憎悪の視線も、唯一にして絶対の愛を喪ったトシローにとっては心底どうでもよかった……} &bold(){―――心臓に己の[[忌呪]]である銀の弾丸を撃ち込まれ、トシローは愛する者の元に逝きたいと願うも、} &bold(){それを阻んだのは、意思とは関係無く再生を止めない“縛血者”、己が拒絶してきたはずの「化物」の身体であった。} &bold(){そうして………トシローの怒りと憎悪は独り惨めに生き残った己の存在、“縛血者”という「怪物」の存在そのものへと向けられたのである。} &color(#1B1947){&bold(){自分の&ruby(死に場所){安息}さえ奪ったのは、何だ?}} &color(#B40808){&bold(){二人だけの楽園を、愛を脅かさんとしてきたあの化物と同じ、血を貪り喰らう浅ましき吸血鬼の肉体。}} &color(#1B1947){&bold(){愛する美影を真に殺した者とは、誰だ?}} &color(#B40808){&bold(){切り捨てた化物の血を浴びて、その血の匂いで最悪の狩人を引き寄せた者とは―――己という吸血鬼。}} &color(#1B1947){&bold(){己にとって唯一無二たる彼女を陽の当たらぬ冷たい墓場まで追いやった、その始まりは何処にあった?}} &size(13){&color(#B40808){―――&bold(){そうだ、“&ruby(やつら){吸血鬼}”さえいなければ。}}} &bold(){……陽の下で&ruby(忠){従うべき士の道}に背を向け、闇の中でも離れがたき&ruby(愛){美影との日々}を守ることで、} &bold(){歪ながらも&ruby(ばらんす){天秤}を保ってきた男の精神は、&color(#B40808){[[尽きぬ殺意と妄執に塗りつぶされた。>この三本指に賭けて誓おう……この世の全ての吸血鬼を墓の下に埋め尽くすと……]]}} &size(13){&color(#260026){&bold(){後に最凶の同族殺し&ruby(トライフィンガー){[[三本指]]}と呼ばれる稀代の殺戮者が誕生する。}}} &color(#B40808){常軌を逸した執念と周到な下調べをもとに、己を含めたこの世に存在する&bold(){すべての吸血鬼}を殲滅すべく、無差別に攻撃を開始する。} &color(#B40808){&ruby(ブルーブラッド){[[藍血貴]]}のような血族の支配階級を真っ先に狙い、浮き足だったところを&bold(){容赦なく殲滅した。}} &color(#B40808){その行動様式は、縛血者でありながらむしろ&bold(){&ruby(イェーガー){[[狩人]]}}に近い。表向き人間社会には秘匿された血族社会にも容易に溶け込み、} &color(#B40808){敵の能力を逐一把握し僅かな隙さえ逃さず、&color(#260026){&bold(){人外の如き&ruby(・・){執念}を最大の武器としあらゆる獲物を狩り滅ぼした。}}} &bold(){この時に[[アイザック>アイザック・フォレスト]]の&ruby(おや){血親}を含めた大勢の縛血者を抹殺し、&color(#cc0000){彼に憧憬を抱かせる。}} だが、そんな殺戮の日々も、[[バイロン>ジョージ・ゴードン・バイロン]]を殺すため侵入した古城で瀕死の[[シェリル>シェリル・マクレガー]]と出会ったことにより、トシローを狂わせていた憑き物が落ち、本編の性格が形成されるに至る。 四肢をもがれ、死を待つばかりの状態にまで傷め付けられたシェリルをトシローがどのような手段で救ったかは定かではないが、シェリルとの付き合いはここから始まった。 本編開始前から12年前、内部紛争に荒れる[[フォギィボトム]]に流れ着き、 そこで利害の一致した[[公子]][[ニナ>ニナ・オルロック]]に実力を買われて、彼女に直属する形で夜警の任務に就く。 当時のニナはようやく幼童の時期を脱したばかりで後ろ盾が乏しく、過去を明かせないという条件を呑んででもトシローの力が必要だったのだ。 そのために二人の信頼関係は強いが、[[ゴドフリ>エルンスト・ゴドフリ]]をはじめとした藍血貴たちからは不信感を抱かれてもおり、いざという時には切り捨てられかねない危険性のある共犯者関係になっている。 さらに――トシローはそうした危うい立場の他、その生命にも重大な問題を抱えるようになっていた。 50年前クラウスに撃ち込まれた銀の弾丸の腐食の呪い…… それに抵抗しようとする肉体の再生力…… &bold(){その二つの力の鬩ぎ合いの結果、彼の心臓と銀とは外科手術でも取り出せない程に深く癒着していた。} 50年間という時間の経過、その間のトシローの闘いは、全力の発露を妨げるようになり…… 共通√時点において、賜力と技量を尽くした戦闘が連続したことで、 均衡は崩壊、何時死を迎えてもおかしくないと、彼自身見立てている。 &color(#040414){&bold(){「……たとえ幾百年を生き永らえようと、命とはいずれ必ず滅びるものなのだ」}} そして今、トシロー・カシマは、&bold(){“死を約束された縛血者”}と自己を規定して…… 粛々と任務を行いながら、闇の異能に溺れる者達を[[冷ややかに>俺には理解できん……なぜ、そうまで容易く己の舵を手放す事ができる?]]「俯瞰」し―― [[揺るがぬように戒めながら>それほど吸血鬼になりたくば、どんな痛みにも慣れてしまえばいい。だが、そっちには何も無いぞ───進むのは、やめておけ]]、時折記憶の底より蘇る未練の影に惑っては苦しみ―― &bold(){それでも、自分にとっての死に場所を求めて、見通せぬ霧の中を彷徨っている。} #endregion &size(12){&color(silver){&bold(){『やっぱり。あなた、また後悔しているのね。』}}} &size(12){&color(#2838A9){&bold(){『……本当に、あなたは人間くさい。』}}} &size(13){&color(silver){&bold(){『肩の力を抜くのが下手で、与えられた荷物を全部引き受けて、でもそれが一番誇りで……頼るのが一番苦手』}}} &size(13){&color(#2838A9){&bold(){『思い悩んで、理想と現実の自分を比べては煩悶して、自分に罰を求めている……』}}} &size(14){&color(silver){&bold(){『}――&bold(){気づけば過去の鎖に縛られて、身動きできなくなってるの』}}} &size(14){&color(#2838A9){&bold(){『けど}――&bold(){そんなあなただから、よかったんでしょうね。トシロー』}}} &size(15){&color(#CBAFD6){&bold(){「───ごめん。やっぱり、あんたは&ruby(・・){それ}でいいや」}}} ***本編における活躍 &size(17){&color(midnightblue){&tt(){&italic(){行く手の摩天楼も霞む、深い夜霧の底。寄り添うように並んだ影は、ふたつ。}}}} &size(17){&color(midnightblue){&tt(){&italic(){揺れて滲んだのは一瞬。そのまま音も無く、夜の彼方へ消えていった。}}}} 〈シェリルルート〉 &size(13){&color(#9932cc){&bold(){……あたしは、世界の涯てを超えてみせたわ。}}} &size(13){&color(#9932cc){&bold(){そして掴み取った、この明日を、この愛を……何処の誰にも奪わせはしない――}}} ラスボスはバイロン。正反対の性格ながらもどこかビジネスライクな[[関係>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1022.html]]を続けてきた二人の前に暴君と悪名高い藍血貴、ジョージ・ゴードン・バイロンが現れる。 シェリルはバイロンの継嗣でもあり、過去に幾度となく惨い仕打ちを受けてきた、抗い難い恐怖の象徴だった。 &ruby(ディアスポラ){[[鎖輪]]}の秩序を乱す、&ruby(テスタメント){[[『裁定者』]]}と[[『柩の娘』]]。水面下で密かに進行する罠に[[絡>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/858.html]][[め>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/901.html]][[取られていく>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/900.html]]二人。徐々にトシローの[[支え>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/826.html]]になっていくシェリルが見られる。 ボスキャラとしての威厳を保ったバイロンの姿は何気に貴重かもしれない。エンディングは、鎖輪を[[ギャラハッド>ウィリアム・ギャラハッド]]の手引きで脱出し、新天地を目指すエンドになる。 &size(17){&color(#040414){&bold(){「今度は俺がおまえを守る……約束しよう」}}} &size(17){&color(#CBAFD6){&bold(){「ふふ……やっとプロポーズっぽい台詞を聞けたかな」}}} 〈アンヌルート〉 &size(13){&color(#EA9198){&bold(){この悲しみも、胸の痛みも、必要なんです……}}} &size(13){&color(#EA9198){&bold(){&ruby(・・・・・・・・・・・){無かった事にはできない}。わたしがわたしでいる為に。}}} &size(13){&color(#EA9198){&bold(){――そして……あなたを好きになった、わたしの想いも……}}} ラスボスはシェリルルートに引き続いてバイロンだが、こちらの展開では[[裁定者に変貌してしまっている。>私は───己など要らなかった!]] 銀の呪毒に命を蝕まれるトシローを健気な努力で支えようとする[[アンヌ>アンヌ・ポートマン]]。そんなアンヌの姿に美影の面影を感じるトシロー。 アリヤまで利用しながらも奮闘するアンヌだったが、結局[[ケイトリン>ケイトリン・ワインハウス]]とはこのルートでも死別し短い縛血者の生活を&ruby(血親){バイロン}の死によって終えることになる。 エンディングは、[[人間として天寿を全うしたアンヌを死の間際、トシローが看取りにくるというもの。>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1126.html]] &size(17){&color(#040414){&bold(){「50年振り……か、アンヌ}――&bold(){」}}} &size(17){&color(#BC88CE){&bold(){「……52年、です。カシマさん}――&bold(){」}}} 〈ニナルート〉 &size(13){&color(#c0c0c0){&bold(){私は……月がいい。}}} &size(13){&color(#c0c0c0){&bold(){夜の闇はとても深くて、自分は怪物だって叫ばなければ耐えられない。}}} &size(13){&color(#c0c0c0){&bold(){けれど日の光は眩しくて、この両目が潰れてしまうから。}}} &size(13){&color(#c0c0c0){&bold(){雛鳥でいる時間はおしまい。}}} &size(14){&color(#c0c0c0){&bold(){これから私が、迷う雛の&ruby(しるべ){導}になる……!}}} ラスボスはほぼアイザック。バイロンはいつものように暴走し、ニナに襲いかかるが公子としての [[真の自覚と誇りを獲得した>雛鳥でいる時間はおしまい。これから私が、迷う雛の導になる……!]]ニナに言い負かされるという醜態を晒している。士道よりも忠誠を取ったトシローのルートとも言える。 ゴドフリがニナに密かに寄せていた[[信頼>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1054.html]]、意外とウマが合った[[アルフライラ>アルフライラ・ワ・ライラ]]との[[共闘>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1105.html]]などが印象的。 エンディングでは、ニナが三本指を屈服させたことになりフォギィボトムへ攻め込んできた&ruby(イェーガー){狩人}の軍勢を迎え撃つシーンで幕を閉じる。 &size(18){&color(#A1A9BA){&bold(){「我が名は公子ニナ・オルロック。}}} &size(18){&color(#A1A9BA){&bold(){この地にて徒に騒擾を為すと言うならば、その権と力を以て断罪するも如くは無し」}}} &size(18){&color(#040414){&bold(){「そして我は、名も無きその断罪の剣なり」}}} &size(20){&color(#A1A9BA){&bold(){「往きなさい、トシロー。 勝利を我ら薔薇の眷属に!」}}} 〈アリヤルート〉 &size(13){&color(darkblue){&bold(){答えは最初から決まっていた。}}} &size(13){&color(darkblue){&bold(){私が私として、そして&ruby(ホワイト・パイル){白木の杭}としてやるべきことはたった一つ……}}} &color(darkblue){&size(14){―――&bold(){あの&ruby(かいぶつ){吸血鬼}を斃す。}}} &size(13){&color(darkblue){&bold(){アリヤ・タカジョウを&ruby(・・・・・){生かすため}に、私は挑むのです。}}} &size(13){&color(darkblue){&bold(){……あなたなら、わかるのではないですか?}}} ラスボスは伯爵だが、完全に倒し切ることには失敗してしまう。 壁を突破し、クラウスも認めるほどの狩人へ成長した[[アリヤ>アリヤ・タカジョウ]]。&br()[[表舞台に>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1024.html]][[姿を>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/891.html]][[現した>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1025.html]]伯爵と[[凄まじい>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/64.html]][[猛威>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/890.html]]を発揮するクラウスによって、トシローの周囲の登場人物の多くが犠牲になるルート。 エンディングでは、別の鎖輪に現れた『柩の娘』を追い、二人が再び戦いを始めるシーンで幕を閉じる。 &size(19){&color(#040414){&bold(){「往くぞ───遅れるなよ、&ruby(ホワイト・パイル){白木の杭}」}}} &size(19){&color(darkblue){&bold(){「そちらこそ、誰に言ってるつもりですか? &ruby(トライフィンガー){三本指}」}}} &size(13){そして……} &size(13){&color(#1B1947){&bold(){俺は、今でも&ruby(かこ){美影}に答えを求め続けている。}}} &size(12){&color(#E5ACBC){&bold(){罰も、罪も、ありません。}}} &size(12){&color(#E5ACBC){&bold(){全ては別れが生みだした、幻痛……。}}} &size(12){&color(#E5ACBC){&bold(){私の心は、今も変わらず……杜志郎様への想いで、満たされているのですから}}} &size(13){&color(#1B1947){&bold(){&ruby(かこ){三本指}の愚かさを捨てたがっている。}}} &size(12){&color(#cc0000){&bold(){だから……誇ってくれよ、トシロー。}}} &size(12){&color(#cc0000){&bold(){いい気分だったと言ってくれ。&ruby(トライフィンガー){三本指}だった時間を、肯定してくれ……}}} &size(12){&color(#cc0000){&bold(){俺は、そんなおまえからこそ、この&ruby(あざな){字}を勝ち取りたい。誇りたいんだよ、頼むよ……!}}} &size(13){&color(#1B1947){&bold(){自責が趣味の愚か者は、ここから先に行けばいい。}}} &size(13){&color(#1B1947){&bold(){明日を見つめられる彼女達は、連れて行くべきではないのだ。}}} &size(14){&color(#1B1947){&bold(){何よりも、この先にある決着は}――&bold(){俺の&ruby(エゴ){問題}で向き合いたい。}}} &size(14){&color(#1B1947){&bold(){だからこんな愚かさに、付き合わせなくていい。}}} &size(19){&color(#1B1947){&tt(){&italic(){───そう、ここからは俺の身勝手な&ruby(ドラマ){古傷}なのだから。}}}} 《グランドルート》 &size(19){&color(#1B1947){&bold(){「夢物語へ帰れ、&ruby(ヴァンパイア){吸血鬼}。理想と夢想の幻よ。その身は所詮、夜霧へ投影された幻に過ぎん」}}}   &size(19){&color(#1B1947){&bold(){「俺もまた、&ruby(おまえ){吸血鬼}に惑わされた。故にその総身切り刻ませてもらおう」}}} &size(20){&color(#1B1947){&bold(){「そして、今こそ奪い返す……&size(22){あの日失ったものを、この手に}」}}} &tt(){&italic(){&font(24){&color(#040414,#F4F2EF){だから──待っていてくれ、美影。}}}} 縛血者の真実が明かされ、鎖輪に終焉の危機が迫る中、トシローは&ruby(・・){独り}、二つの&ruby(きず){過去}と、己の歪みと向き合う。 &size(14){&bold(){穢れぬ&ruby(りそう){吸血鬼}と傷つき続ける&ruby(げんじつ){人間}}&size(12){───}&bold(){二つの狭間で数多の想いが交差する。}} &size(14){&bold(){その中で、新たな道に背を向け、ひたすら過去に墜ちていくトシロー・カシマの&ruby(いのち){魂}は、果たして何処へ向かうのか。}} &color(#FF0F1B){真なる&ruby(ヴァンパイア){吸血鬼}と成った《伯爵》と完全決着をつけるルート。} 自らに常に否定的だったトシローが、アイザックと美影の後押しを得て&ruby(ギフト){賜力}を[[新生>朱銀幻燈・人魂帰譚]]させ反撃に挑むシーンは鳥肌もの。 《伯爵》の打倒と共に全縛血者の異能、&ruby(カース){[[忌呪]]}が[[消滅し新しい生き方を余儀なくされる。>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1051.html]] トシローは生還はできなかったようだが、ヒロインたちの表情は不思議と晴れやか。 通称[[墓]]参りエンド。 #center(){ &big(){&color(#E5ACBC){杜志郎様は、最後にこの命を生きたい……生きてみたいと、そう願われました。}} &big(){&color(#E5ACBC){全てが終わった今……その願いは叶いましたか?}} &big(){&color(#7F7FFF){ああ……俺は────}} } ---- ***登場作品 &italic(){&size(14){&bold(){[[Vermilion -Bind of blood-]]}}} ***関連人物 [[美影]] [[シェリル・マクレガー]] [[ニナ・オルロック]] [[アンヌ・ポートマン]] [[アリヤ・タカジョウ]] [[アイザック・フォレスト]] [[三本指]] [[ヴィクトル・シュヴァンクマイエル・クラウス]] [[エルンスト・ゴドフリ]] [[モーガン・クインシー]] [[ケイトリン・ワインハウス]] [[《伯爵》]] ***余談 #region([[第二回人気投票>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1506.html]]第五位入賞時の[[高濱氏>高濱亮]]からのコメント ※ちなみに同じ五位は相棒の彼女) &color(#cc0000){&bold(){「未練だらけで葛藤大好き、おまけに立場からキツイ縛り受けてる上に重たい過去まで背負ってるとか、}} &color(#cc0000){&bold(){改めて書くとすごいな……オイそれどんなSMプレイだよ!}} &color(#cc0000){&bold(){んで、そんな煩悶してる姿にヒロインはキュンとしちゃう訳ですか、ジゴロも真っ青だな。}} &color(#cc0000){&bold(){クソッ、高二病患者のくせしていい身分よのう!}} &color(#cc0000){&bold(){必死に打ち込んでるものないと死にたくなる、マグロみたいな性を持ってます。}} &color(#cc0000){&bold(){きっと夢は&color(#0619A8){&size(15){『綺麗に死にたい』}}……うん、みんなはこんな面倒くさい男に引っかかっちゃダメだぞっ♪」}} ●特典のVFBでは、こんな発言も…… &size(13){&color(#cc0000){女性キャラ陣、もう一度あの心理描写書けと言われたら、ちょいと無理なんじゃなかろうか?}} &size(13){&color(#cc0000){だって、考えてみてくださいよ。生き死にかかってる危険な世界観において、}} &size(13){&color(#cc0000){恋人失くした経験のあるストイックな侍主人公相手に、揺れる恋心を書いてちゃんと結ばれるまで書いてみろって、そりゃきついすわ。}}    &size(14){&color(#cc0000){&bold(){ああもうトシロー、ほんっとおまえ面倒くせぇ性格してんなァッ!?}}} &size(14){&color(#cc0000){&bold(){[[男相手にチャンバラしてる時はメチャクチャ生き生きしてんのによォォオッ!!>https://w.atwiki.jp/vermili/pages/316.html]]}}} &s(){つ鏡} &size(21){&color(#040414){『………見聞きする分には構わんが、俺は華々しい主演など御免被る』}}&size(20){&icon_fa(fa fa-flag)} ***本編での声 &size(16){&color(#9C9C9C){&s(){『ジゴロは何をしても女性を泣かすって本当ね、タチの悪いこと』byお嬢}}} &size(16){&color(darkblue){&s(){『自慢の&ruby(おとこ){男性}ではあるのですが、こうまで引く手数多では障害も横槍も多すぎます』by変態狩人}}} &size(16){&color(#cc0000){&s(){『変人に好かれるのさ、あいつは。真っ当な神経を持ってるやつは見向きもしない』by変人筆頭}}} #endregion ---- - 作中最も面倒くさい人、というイメージだったな。この人は -- 名無しさん (2015-03-29 07:04:39) - 強さはピカイチなんだよな。作中のほとんどを弱った状態で戦ってるなんて普通の縛血者からしたら驚愕ものだろう -- 名無しさん (2015-03-29 17:28:33) - 相手の心を折ろうとして逆に覚醒させるという素晴らしいスキルをお持ち -- 名無しさん (2015-04-01 10:09:52) - 初回特典の過去編SSにて、元新選組の土方歳三と対戦した経験有り -- 名無しさん (2015-04-01 14:15:34) - 個人的にはグランドルートが一番好きだったな -- 名無しさん (2015-09-08 17:40:42) - なかなかいない素晴らしい設定の主人公 -- 名無しさん (2015-09-22 19:27:28) - ↑4 しかもそれで覚醒させたのがよりにもよって作中最強クラスの二人(伯爵、アリヤ)って辺りがもうねw -- 名無しさん (2015-10-11 00:26:05) - 恋人殺されてホワイトパイルゆるさねぇ!じゃなくてホワイトパイルのやることはもっともだ!そもそも吸血鬼が悪いんだ!吸血鬼死ねぇ!!!ってなるのがこの人のめんどくさいところであり魅力でもある -- 名無しさん (2015-10-12 18:35:28) - シグルイ読んだあとに、トシローさんの脱藩考えると当時から異端だったんだと思う -- 名無しさん (2015-11-08 20:13:52) - 零示とは最初の頃は仲悪いと思う。でも零示はルールとか弁えるほうだから徐々に打ち解けていく感じ、凌駕とは最初は普通だろうけど段々異常性に気づいて忠告する感じ。 -- 名無しさん (2016-01-04 09:29:33) - ↑3 ホワイトパイルをもっともだと考えたというよりは、ホワイトパイルなどどうでもいい、ただ吸血鬼を皆殺しにして復讐するという感じだった気がするが。そういう極まった凄まじさが三本指の伝説にも繋がったんだろうな -- 名無しさん (2016-02-21 14:33:02) - 強さ的には 人魂回帰Ver(VS伯爵最終戦仕様)>それぞれの√終盤に立ち戻る全盛期Ver>三本指Ver>銀の弾丸を受ける前の全盛期Ver>本編  位なのかな -- 名無しさん (2016-11-06 05:40:01) - ↑3 オルフィレウス、エヴァン、ゼファー、ヴァルゼライドと出会った場合の相性はどうなるんだろ? -- 名無しさん (2016-11-07 01:21:39) - 理想の不死者になりたいアイザックと違って理想の人間になりたいトシローは大変面倒だなこいつ。 -- 名無しさん (2016-11-10 00:12:32) - 高濱ァはゼファーさんで主人公虐めに目覚めたと言っていたが、トシローさんの時点で割とその気あったよね... -- 名無しさん (2016-11-10 00:19:28) - ↑でもあれは昏式が主導の企画で高濱はまだサブだったんだよな。まあそれに影響を受けた部分はあるんだろう -- 名無しさん (2016-11-10 10:32:04) - 敵を覚醒させてしまうことに定評のあるトシローさんを総統に会わせたらどうなってしまうのか、わりと気になります -- 名無しさん (2016-11-10 16:36:47) - ↑ただでさえ覚醒祭りなのにそんな人物を絡ませたら天元突破するわ! いや、覚醒しすぎてメルトダウンするのか? -- 名無しさん (2016-11-10 18:08:00) - 総統は己の闇とすでに向き合っているゼロインでいう影装は習得している段階だから普通に貴様の言う通りだ俺は歪んでいるで覚醒とかせずにその覚悟の重さにトシローさんが気圧されそう。 -- 名無しさん (2016-11-15 17:49:14) - トシローさんに煽られればウラヌスちゃんでも覚醒出来るだろうか... -- 名無しさん (2016-11-15 18:02:00) - ウラヌスちゃんはそのまま処刑用BGMが流れ出してやられるポジ -- 名無しさん (2016-11-15 18:06:40) - トシローさんと敵対した相手は覚醒するかそのまま死ぬかトシローを殺すかの三択しかないからな。トシロー磁力系だから下手すると星殺しできる可能性あるしそのまま死ぬのでは。 -- 名無しさん (2016-11-16 23:52:11) - 星殺し出来る上に、ルシードと違って本体性能もべらぼうに高いからな...なんか覚醒しちゃいそうな総統以外なら勝てそう -- 名無しさん (2016-11-17 00:00:17) - ただ星殺しとしてはそこまで強力でも無い気がする。まぁ多少削減出来るだけでもトシローさんには充分過ぎるんだが……少なくとも総統とカグツチ以外相手にする分には -- 名無しさん (2016-11-17 07:10:06) - ヴェンデッタの世界じゃ日本人の血は優秀みたいな設定があったけど、ヴァーミリの世界もトシローさんにアリヤと日本人が割と意味不明な性能してたな。 -- 名無しさん (2016-11-17 07:35:53) - ↑いや血筋とは基本的に関係ないだろう。トシローの性能は物理面では剣術を学んだガチの武士出身ならではの戦闘スキル、精神面では元同族狩りゆえの特異視点という個人の経歴に立脚している。アリヤの強さも白木の杭という一騎当千のイェーガーとして鍛えられたからであって、日本人だから優れているなんて気持ち悪い設定はない(強いて言うならトシローの背景である武士階級が日本独自のものという部分はあるが)。それにヴェンデッタの設定も、あくまでナチスの金髪碧眼アーリア人種至上主義みたいな一種の宗教であって優秀性に裏付けがあるものじゃなかったかと -- 名無しさん (2016-11-17 10:21:17) - ↑↑↑エスペラントはともかく魔星は金属部品で出来てるので星殺しできなくてもかなり天敵なんだよな。 -- 名無しさん (2016-11-17 13:24:19) - 武士への理想を棄てきれてないみたいなトコが好き。藩主が無茶を言わなかったら剣術道場の師範になってたかもしれないんだよね -- 名無しさん (2016-11-17 23:23:16) - ゼファー(スラムで生まれて姉たちと共に細々と暮らしてたけど姉が失踪し仲間たちと離散。軍に拾われ超能力手にいれて特殊部隊の副隊長になったけど義妹のために脱走兵に。今は親友から斡旋された仕事を元に妹に世話を焼かれてる)零示(DV&ネグレクトの両親が過去にいて父が死んで保険金掻っ払って幼馴染みの家に逃亡。今は可愛い幼馴染みが朝起こしに来てくれて退屈な日常過ごしてる)凌駕(普通に恵まれた家族がいて普通に恵まれた日常があってそれを謳歌している)トシロー(相思相愛の恋人がいたけど藩主が寝取りたいと言うから武士の誇り捨てて脱藩して日本から逃亡しようとしたら怪物に恋人を怪物にされる。その後怪物になって同盟組もうとする奴も疑って殺して何とかしていたけど狩人に恋人殺されて発狂。怪物(見た目人間と同じで中には人の心持っている奴もいるかも)を殺しまくる。過去の全てに後悔しまくってる)...な ん だ こ の 鬼 畜 さ は -- 名無しさん (2016-11-20 17:29:54) - 凌駕君以外ハードモードじゃねぇか…… -- 名無しさん (2016-11-20 17:40:24) - れ、レイジも可愛い幼馴染居る分まだ良心的だし... -- 名無しさん (2016-11-20 17:59:58) - アッシュも大虐殺で家族友人亡くしたの濃厚だしなぁ -- 名無しさん (2016-11-20 18:06:40) - なんで一番イージーモードな人生送ってるやつがメンタル面で一番超人なんだ・・・ -- 名無しさん (2016-11-20 18:22:12) - ↑生まれつきの怪物だから仕方ない -- 名無しさん (2016-11-20 18:30:18) - こんなイージーモードの人生なのに、あんなメンタル出来るのが異常事態。大抵は「俺は普通の学生なんだ! お前らみたいなのと付き合ってられるか!」って喚いてから妹が危機に合うシーンに出逢って戦うことを決意するとかそんな感じだけど。凌駕は「帳尻は合ってる」で片付けるからね…… -- 名無しさん (2016-11-20 18:42:37) - トシローさんは過去が一番悲惨な上に、その過去からの影が追いかけまくって来てるのが酷い。妖怪丸太ジジイとかその弟子とかヤンホモストーカーとか。 -- 名無しさん (2016-11-20 18:51:47) - トシローさんいも凌駕のメンタルがあれば全然違ったんだろうな -- 名無しさん (2016-11-20 18:57:25) - ↑それはもう別人だし魅力的なキャラでも何でもなくなるな -- 名無しさん (2016-11-20 20:29:12) - 悟った様でいて全然悟れてなくて未だに過去を引きずり続けているトシローさんがそれでも傷だらけの過去と向き合い「全てに意味があった」といえるようになるっていうのがグランドの肝だしな -- 名無しさん (2016-11-20 20:53:46) - ゼファーさんも過去を振り返るシナリオだから、テーマの根底は一緒なのか -- 名無しさん (2016-11-20 21:08:31) - 凌駕と零示のテーマは? -- 名無しさん (2016-11-20 21:12:38) - エロ武器は知らんが凌駕に関しては「如何にして異常者が自身の異常性と向き合うか、凡人のひしめく社会と折り合いをつけていくか」ってところにテーマがあると思う。他人の意見や都合など知らん、私は科学文明を牽引するのだっていうオルフィレウスと対比して -- 名無しさん (2016-11-20 21:49:23) - アッシュも過去を振り返るシナリオになりそうだな。ヒロイン全員幼馴染だし。 -- 名無しさん (2016-12-09 09:54:57) - 過去を振り返ったら「大虐殺以前にも総統に会ってた!(結局英雄ムーブ)」とかいう流れになったら吹く -- 名無しさん (2016-12-09 09:58:19) - まぁ、根幹にあるのは総統への憧れよりも、守り抜けなかった幼馴染への贖罪の念が強そうだし。そういう点じゃトシローさんに近そうだし、最後は吹っ切ると信じてるよ -- 名無しさん (2016-12-09 23:21:30) - この人のせいでみんなが心の中でアッシュの墓を建ててるぞどうしてくれる -- 名無しさん (2016-12-09 23:24:01) - ヴェンデッタでグランドルート=主人公昇天説を再び再燃させた高濱が悪いよ高濱が -- 名無しさん (2016-12-09 23:26:24) - よくよく考えると最終ルートで主人公死亡って結構アレなのに、トシローさんの場合特に不満もなく受け入れられたな。何でだろう。 -- 名無しさん (2016-12-09 23:28:36) - 不老不死を良いものとあまり捉えておらずにずっと死に場所を求めている感があった主人公だからじゃないかね -- 名無しさん (2016-12-09 23:32:29) - 俺は美影と共に死にたかったのだ、って気づいたというか改めて認識したグランドルートだからな -- 名無しさん (2016-12-09 23:41:47) - トシロー→ある意味大往生、アシュレイ→お前は若いのに死に急ぎ過ぎだろぉ! -- 名無しさん (2016-12-10 07:11:28) - トシローさん、善なる左手に特に大ダメージ喰らいそうだな。いやまああれそんな単純なものじゃないけどさ -- 名無しさん (2016-12-13 11:12:53) - 大丈夫...一番大切だった相手が既に故人だったトシローさんと違って、アッシュはまだ取り戻せる範囲に居るから...だから墓参りの再来はない筈だ... -- 名無しさん (2017-01-23 19:14:33) - トシローさんは是非アッシュと話して欲しい。師匠と同じように救われると思う -- 名無しさん (2017-02-08 19:16:36) - トシローさん系ヒロインとか妄想してしまった...すげぇめんどくさくて攻略難度が高そうだ... -- 名無しさん (2017-02-08 19:32:10) - ↑↑むしろ泣いてしまいそう -- 名無しさん (2017-02-08 22:43:20) - ↑4 個別だけど、あったね・・・ -- 名無しさん (2017-02-08 23:38:39) - 個別で生存してグランドで昇天するトシローさんと、個別で死んでグランドで生存するアッシュ...どっちも大概だなぁ、おい -- 名無しさん (2017-02-09 01:13:05) - ↑グランドで墓参りなのにプレイし終わってこれでよかったなぁと思えるトシローさんもすごいよな -- 名無しさん (2017-02-09 05:46:20) - シェリル√の壮絶な過去編が効いてるよな。あれを描くにはシェリルとの出遭いが必要不可欠なわけで、やっぱり重要な√だったと思う -- 名無しさん (2017-02-09 10:34:38) - 理性的に見えてきっかけひとつあればヤバいくらい暴走する危うさがいい -- 名無しさん (2017-03-03 09:38:23) - 吸血鬼など何処にもいないとしっかり大人な意見言ってるように見えて、本質は作中で語られてた通り割と餓鬼なトシローさん。そんなトシローさんが俺は好きです -- 名無しさん (2017-03-03 09:46:42) - 恋人への愛を貫くために社会体制はおろか人間の枠すらも逸脱する熱さがこの人の芯だからな -- 名無しさん (2017-03-03 10:40:47) - スペックが高く恋人への愛が重い日本人...あれ、これなんてアマ(ry -- 名無しさん (2017-03-17 20:42:26) - 愛なら愛を、忠なら忠を、何かたった1つの価値を定めて、その価値のためだけに生きて死にたい。それが出来ないならばそもそも生きていたくなどない。なんて面倒くさい男なんだ。 -- 名無しさん (2017-03-17 21:52:32) - 師匠のプロトタイプと言われるだけあって本当に面倒臭いひとだな -- 名無しさん (2017-03-17 22:02:46) - だがそれがいい -- 名無しさん (2017-03-17 22:04:32) - 若者よりも歳食った大人の主人公の方が精神的に幼さを抱えてるよね、このライン -- 名無しさん (2017-04-29 02:15:52) - おそらく一番若い凌駕さんが仏メンタルだけど、そもそも比較対象としておかしいぞあの人 -- 名無しさん (2017-05-23 12:46:15) - イカロス 赫怒 まだだ が ホワイトパイル戦でつかわれてるんじゃが? この頃からかよ もしくはもっと前から? -- 名無しさん (2017-05-31 10:38:43) - ↑普通にある言葉だから。無理やり関連付けせんでもいいのよ? -- 名無しさん (2017-05-31 13:21:56) - ⬆3 精神性だけなら人類のハイエンドモデルだからなぁ凌駕さん -- 名無しさん (2017-06-25 14:55:37) - 人気投票では五位とそこそこの順位でしたね -- 名無しさん (2017-06-26 01:37:57) - 今思ったんだが、トシローさんって他の主人公とは状況の毛色が違うね。敵キャラの仲間割れ若しくは同士討ちとか。 -- 名無しさん (2017-09-29 21:11:18) - 練炭→騎士団の仲間割れ(割と有難い): 四四八→甘粕VS廃神以外の六勢力(微妙):ゼファー→ヴァルゼライドとカグツチ率いる魔星連中の聖戦(気の合いそうな連中と組んで聖戦を妨害する):トシロー→アイザックVSバイロンVSゴドフリVSクラウス師父(困惑) うーん。この差よ。 -- 名無しさん (2017-09-29 21:15:22) - ↑練炭は首領率いる団員達と副首領の闘争を推奨し、ゼファーさんは神星率いる魔星達と英雄の闘争を妨害する。 -- 名無しさん (2017-09-29 21:18:40) - ↑つまり、練炭とゼファーさんはコインの表と裏か。計画の仲間割れを推奨するか妨害するかの違いだが。 -- 名無しさん (2017-09-29 21:19:43) - 凌駕→アレクサンドル少佐率いるギアーズVSオルフィレウス(割と協力しそう) アッシュ→糞眼鏡・本気おじさん・ケルベロス・ヘリオスの殺し合い(ケルベロスと協力して勝利を目指す) -- 名無しさん (2017-09-29 21:22:11) - 一応トリニティはグランドの開始がそんな感じだったが、ナギサちゃんのファインプレーで散り散りになったしな -- 名無しさん (2017-09-29 21:24:40) - シルヴァリオ3作目の主人公が三本指時代のトシローさんみたいな感じのキャラを想定してるらしくオラワクワクしてきたぞ -- 名無しさん (2017-11-14 01:29:34) - つまりは……復讐者とかそっち系? そうなるとその主人公のヒロインに対する扱いが面倒くさい事になりそうだな…… -- 名無しさん (2017-11-14 02:05:35) - 既にヒロイン失ってるのか… -- 名無しさん (2017-11-14 12:11:45) - グランドルート墓参りエンド…… -- 名無しさん (2017-11-14 22:47:47) - DMMで購入したからパッケージ版売りに行こうと思うんだが売れる……よね? 同じ理由でkkk曙之光買って、旧kkk売りに行ったら売れなかった。 -- 名無しさん (2017-11-16 12:44:56) - ↑飾っておけば? -- 名無しさん (2017-11-16 22:34:18) - ↑6 三本指時代って項目に書かれてる様に、自分含めた吸血鬼を皆殺しが目的だったし、聖騎士達を殺戮しまくってるのか…?或いは美影さんみたいに過去の女が権力者にNTRされたとか… -- 名無しさん (2017-12-28 17:43:04) - されかけただ -- 名無しさん (2017-12-28 17:43:31) - 権力者が寝取るわって言い出さなかったらヴァーミリは始まらなかった…? -- 名無しさん (2018-01-12 19:49:26) - 普通は他藩へ移動なんてしないし(したとしても参勤交代くらいだから単身赴任)始まらないだろうね。 -- 名無しさん (2018-01-12 20:15:22) - ところで、この人の出身地と生年ってヒントとかあったっけ。 -- 名無しさん (2018-01-12 20:24:24) - この人モチーフってことは、三作目の主人公も自分の望み通りに生きれなかった系の未練マシマシ主人公なんだろうか・・・・・? -- 名無しさん (2018-01-25 10:48:15) - 2↑なかったはず。初回特典の小説では戊辰戦争に参加してたけど、その時点で吸血鬼化からだいぶ経ってそうな塩梅だったし参考にはならない -- 名無しさん (2018-01-25 12:52:38) - あれ。てことはトシローさんや美影さんも藍血貴かそれに比するレベルの年月を送ってるかもしれないのか? -- 名無しさん (2018-01-25 13:52:48) - どこかに150年程度と出てきたはずだから、江戸時代末期じゃないか -- 名無しさん (2018-01-25 15:06:19) - ラストシーンで伯爵に「吟遊詩人(オルフェウス)」って言われててびびった」 -- 名無しさん (2018-01-27 17:33:17) - まあ死別した恋人同士を例えるモチーフとしてはそんなに珍しくないし -- 名無しさん (2018-01-27 19:52:09) - 何気に銀の呪毒そのものからはどのルートでも解放されてるんだよな。全5ルートの内2ルートはアイザックの手によるものってのは……うんw -- 名無しさん (2018-01-27 20:04:01) - 最近名台詞見て思うだけどさ、この人本当にめんどくさい! -- 名無しさん (2018-03-12 20:47:48) - 客観的に見てみるとモーガンとゴドフリさんの気持ちが分かるというか、普通にゼファーさんと並ぶこのラインの駄目人間筆頭だと思う。 -- 名無しさん (2018-03-15 00:11:28) - なんか悟ったような事言って冷水ぶっかけてくる(実際は自分に言い聞かせている)とかそら嫌われるよねって感じ -- 名無しさん (2018-03-21 06:57:01) - ゼファーさんと一緒の部屋に放り込んだら凄く鬱屈とした雰囲気の空間が出来上がりそう -- 名無しさん (2018-03-21 19:50:45) - ↑多分ゼファー君が発狂して死ぬ -- 名無しさん (2018-03-21 23:59:24) - ぶっちゃけ同族嫌悪でギスギスしそうなイメージしかしない -- 名無しさん (2018-03-22 00:05:33) - トシローさんは基本的に他人には干渉しないから割と過ごしやすいかもしれない -- 名無しさん (2018-03-22 11:39:30) - ↑ゼファーさんが愚痴ってそれについついマジレスしてしまうトシローさんが見えるわ -- 名無しさん (2018-03-23 01:10:01) - ゼファーさん側も積極的には干渉しないだろうし表面上は平和になりそう。ぶっちゃけロリオカンというツッコミ役がいる分ゼファーさん側の方がなんかマシに見える -- 名無しさん (2018-03-23 01:36:19) - アッシュは師匠みたいに気に入るかまぶしく思うか、直は共感するか自暴自棄になりながらそれを人を助けることに向けたことに嫉妬するか、零時はしらん。凌駕はイレギュラーすぎて化け物みたいに思いそう -- 名無しさん (2018-03-23 16:06:47) - ↑凌駕とヴァルゼライドは見たら心折れることは余裕で想像できる -- 名無しさん (2018-03-25 12:19:35) - トシローさんが一番会っちゃいけないのは凌駕だと思う。総統は軍人だしつらい過去とかも体験してるけど、凌駕はそこら辺一切なしに自分の理想通りの超人だからな -- 名無しさん (2018-03-25 15:06:01) - ↑ ゴドフリの時みたいに憧れるというか純粋に凄い奴と思って尊敬するのでは。この方は面倒くさいレベルで拗らせた人ですよ自分より凄い奴とか理想的な人間みて心折れるほど殊勝な人ではないでしょ。良くも悪くも拗らせたお人なんだし。 -- 名無しさん (2018-03-25 17:47:33) - ↑尊敬てか凌駕やヴァルゼライドに嫉妬する自分マジ塵とか思いそうだし… -- 名無しさん (2018-03-25 21:28:04) - 理想を外れた時点で既に心折れてるから今さらでしょ。トシローさんって満点とれなかったテストで聞いてもないのに「いやー勉強してなかったからなー」とか言い訳してる小学生みたいな精神構造でずっと生きてんだぞ -- 名無しさん (2018-03-28 23:34:32) - ↑テストで100点すら取れぬ俺は塵だとか普通に思ってそう -- 名無しさん (2018-03-29 00:44:26) - ↑2 高濱が言ってたように理想外れた後は自分ごと侮蔑しながら生きてるからどっちかって言ったら、「俺90点だった、俺も含めて90点以下のやつなにしてんの?まじないわー」じゃね? -- 名無しさん (2018-03-29 00:55:04) - そこだけ聞くとすごい傍迷惑なやつに聞こえる -- 名無しさん (2018-03-29 06:38:56) - 作中でケイトリンやらに説教してんのとかぜんぶそういうとこから来てるんで普通に迷惑だぞ。完璧でない自分が嫌いで、しょうがないんだって言い訳ばっかしてて、だから達観してるふりしてんだから。どうしようもなくガキなのよ -- 名無しさん (2018-03-29 06:58:42) - しょうがないんだとも言い切れずどこまでも理想に焦がれ続けてるからね仕方ないね -- 名無しさん (2018-03-29 14:04:18) - 師匠が言ってたみたいに、自分が勝手に作り上げた基準でしか無いし、他人の評価もどうでも良い、だからか。師匠は自己完結してるけど、トシロ―さんは周囲に漏らしちゃってるのか… -- 名無しさん (2018-04-19 20:53:19) - ↑師匠も周りにけっこうもらしてるぞ、トシローさんほど酷くはないが -- 名無しさん (2018-05-06 18:46:30) - 「――俺が今まで、何体の吸血鬼を葬ってきたと思う」ってやっぱり仮面ライダーから来てるのかね? -- 名無しさん (2018-07-21 08:04:11) - 個人的にトシローさんは老成している感じがあるから。とっつきにくいイメージがある。 -- 名無しさん (2019-06-01 12:23:30) - シルヴァリオから興味持ってさかのぼってついにここまでたどり着いたのだが、10分に1回くらいのペースで美影のこと思い出してるのめっちゃ笑う。特にヒロインと話してるとき昔の女のことばっか考えてるの失礼極まりなくてめっちゃ笑う(現在おそらくアンヌルート) -- 名無しさん (2019-12-26 01:09:37) - やっべ笑えなくなってきた…… -- 名無しさん (2019-12-26 01:36:21) - なんだかんだでこの御仁、全ルート見返してみると最愛の影以外には(♂含め)ヒロインに一回は刃向けてんだよな…… -- 名無しさん (2020-05-12 22:06:38) - この人をアキネータで出したときの最後の質問が吸血鬼(ヴァンパイア)?でとてつもない皮肉を感じた。 -- 名無しさん (2020-05-29 12:21:18) - この人ゼファーさんの原型なのかな -- 名無しさん (2020-06-03 11:23:15) - ↑師匠じゃね? -- 名無しさん (2020-06-03 16:04:13) - ↑2 一面では確かに原型ではあると思われる やったことを後悔しててそこからどんな答えを掴むかってとこらへん -- 名無しさん (2020-06-03 17:46:58) - 仕事が出来て情が深いが関係ない他人ごと自分をディスりまくる駄目人間 そしてその事に自覚薄い上にいちいち過激だからコントロール出来なくてモテる嫌われ者というよくわからん人間像になる -- 名無しさん (2020-09-10 18:15:43) - ↑モーガンからボロクソ言われてたけどその通り過ぎて吹いた記憶がある。好きな主人公だけど生々しい嫌われ者っぷりが凄い -- 名無しさん (2021-08-29 01:44:38) - アイザックも言ってたな。上から目線で説教してきて、だから貴様はクズなんだ、悔しかったら覚醒しろ、さあ逆襲だって言ってくる奴とか嫌われるに決まってるだろって -- 名無しさん (2023-07-14 22:30:11) - 上から目線で説教した結果相手が覚醒して苦労する羽目になってるのだいぶ面白い -- 名無しさん (2023-12-16 19:06:12) - まあ相手に覚醒されて逆転負けしても、なんだよ弱くても心ひとつで覚醒できるじゃん、それができなかったとかやっぱ俺はクズだったなって納得してある種の救いと共に死ぬからね、面倒臭いの塊だよトシローさん -- 名無しさん (2023-12-17 00:10:12) - 半額セールやってたから買ってみたけど、トシローさん、かっこいいな。ただ、3クリックと言わないまでもナニが早く -- 名無しさん (2024-02-25 15:54:31) - ミス ナニが早くないかな -- 名無しさん (2024-02-25 15:54:59) #comment()

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