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発言者：[[鵺乱丸]] 対象者：[[秋月凌駕>秋月 凌駕]] &size(11){&color(#8880BC){&bold(){「“人間とはかくあるべし”って理想の形がまずありきで、&ruby(・・・・・・・・・){真ん中に寄ったまま}&ruby(・・・・・・・・・・・){左右どちらにも偏らない}……」}}} &size(11){&color(#8880BC){&bold(){「そんなヤジロベエみたいな“理想人間”なんてさぁ、人間じゃない何かが“人間とはどうあるべきか”って考えた時に思い描く&ruby(ﾌｨｸｼｮﾝ){想像図}だよ」}}} &size(11){&color(#8880BC){&bold(){「だから凌駕ちゃんの言ってる事は、人間じゃなくてそういう人間以上の……うん、神様の理屈って感じかなぁ。&br()普通の人間なら、生きてく上でとっくに欠け落ちて忘れ去っちゃう絵空事を、全力で馬鹿正直に守ってるあたりが特に」}}} &size(11){&color(#8880BC){&bold(){「そのくせ神の後釜には座りたがらず、自分を頑なに一般人って言い張るとか……ハハッ。まるで出来損ないの神様だよ」}}} お前は&bold(){正しいが異常な人間}であって、怠惰な方向に流れる自分や、絶望的な状況に心がへし折れた[[エリザベータ>エリザベータ・イシュトヴァーン]]の反応こそ&bold(){普通の人間の在り方}で、 お前が&bold(){普通}だと思っている[[妹>秋月高嶺]]は[[必死に大好きな兄の歩調に合わせている>生まれた時から、秋月凌駕の妹をやっているんだもの]]のだと凌駕の&ruby(イド){陰我}を切開する言葉をひとしきり告げた後…… [[真面目に生きることなど馬鹿らしい>ほんっと、意味なんか何も、何処にも無いよねぇ……無駄、無駄……]]と考え、それを隠そうともしない&bold(){「弱者」}代表である乱丸が、 星空の下凌駕に対して告げた、嘲りとはまた別の……どこか真摯な願いを乗せているような台詞。 その発言はどこか&bold(){弱者が理由もなくそう生まれたように強者とて理由もなくそう生まれた}のだろうといった諦観、 &bold(){だからこそ飛べる人間は弱者なんかにいちいち気を取られずに飛んでいくべきだ}といった自分には出来ないものをこそ見させて欲しい、 そんな夢を託すかのような常にない真面目さが感じられるものであった。 ****以下本編より抜粋 &sizex(4){&color(#8880BC){「うん、確信したよ、凌駕ちゃんならイケそうだってさ」}} &sizex(4){&color(#8880BC){「神様、化け物……いいじゃない。}} &sizex(4){&color(#8880BC){そんな強ぉい凌駕ちゃんだから、同じような同属にも対抗できるんでしょ？」}} &sizex(3){&color(#0619A8){&bold(){今、この瞬間も&ruby(ｵﾙﾌｨﾚｳｽ){支配者}が座しているであろう、瞬く星空の彼方を顎で示して。}}} &sizex(4){&color(#8880BC){「だったら一つ、ここは胸張って頑張ってもらわないとねぇ。}} &sizex(4){&color(#8880BC){無力なニンゲン様として、精々&ruby(・・・){神頼み}させてもらうよ」}} &sizex(3){&color(#0619A8){&bold(){飽くまで能天気かつ身勝手に、俺の肩を叩いて言うのは相変わらず自堕落な他力本願で。}}} &sizex(4){&bold(){しかし}―――} &sizex(5){&color(#8880BC){&bold(){「}――&bold(){逃げるなよ、理想の人間。あんたの足は、絵空事の向こうまで届くんだ」}}} &sizex(5){&color(#8880BC){&bold(){「怪物だけに成し得るもの、見せてくれよ。ぶっちぎれ」}}} &sizex(6){&color(#8880BC){&bold(){「 “普通” では手の届かない、遠い夜空の彼方まで&size(21){&italic(){───}}」}}} ---- - アドラー帝国民も同じような気持ちで総統を見てたんだろうか -- 名無しさん (2017-03-20 22:27:51) - ゼロイン裏ヒロインその2乱丸 -- 名無しさん (2017-03-20 22:29:33) - 雲水が阿含にかけた言葉思い出すな -- 名無しさん (2017-03-20 22:33:59) - なんだかんだで、人は自分が持ってないものを持つ者に憧れるからなぁ -- 名無しさん (2017-03-20 22:38:31) - 礼さんと凌駕の友情はその辺顕著に出ているよな。迷って揺れた上で決断するという只人の尊さに憧れる超人と超人の揺るがない強さに憧れる只人と -- 名無しさん (2017-03-20 22:46:23) - 挫折したことがない凌駕は、挫折してなお立ち上がれることを尊敬し、礼さんはその決して挫折しない強固な精神に憧れるという相互関係はいいよね -- 名無しさん (2017-03-20 22:50:26) - 基本的に超人に憧れる只人2人(トシローさんとアイザックさん、ゼファーさんとルシード)か互いに尊敬しあう只人と超人(凌駕と礼さん、アッシュとヘリオスさん)に分けられる気がするこのラインの主人公と親友の関係。トリニティではアッシュとナギサちゃんが前者も担っていた感ある -- 名無しさん (2017-03-20 23:53:12) - なんか、乱丸って何とも言えないキャラだよな。光でもない、闇でもない、ある意味凌駕とは真逆の「中庸」ではないんだろうか -- 名無しさん (2017-03-20 23:54:00) - ↑2零示とレオナは「達人」二人の関係って感じ。超人ほど飛び抜けてはいないけど、只人を超えた領域にいる存在というのがあの二人って感じ -- 名無しさん (2017-03-21 06:29:48) - 乱丸は明らかに弱者側だから -- 名無しさん (2017-03-21 07:51:25) - 弱者かつ俗人の言い分だから画面越しの俺たちも共感できる言葉 -- 名無しさん (2017-03-21 10:16:50) - 普通の人間は乱丸程には開き直れないから凌駕にそういう本音を伝えるのには乱丸が必要だったんだよな -- 名無しさん (2017-03-21 10:45:12) - 乱丸を単に俗人っていうのはなんか違うと思うんだ。だって俗人ならなおさら一番自分の命と利益が大事なんだから。でも乱丸って自分の命すらどうでもいいっていうニヒリストの究極のようなやつ -- 名無しさん (2017-03-21 14:55:12) - 死病に侵されながらも文字通り懸命に生きてたのにあっさり生き返って超人になったら何もかも馬鹿馬鹿しくなるのはわかる気もする。練炭の言ってる「なくしてすぐ返ってくるのは塵だ」のそのまんまの事例 -- 名無しさん (2017-03-21 20:12:35) - ↑ 命は尊いとかの倫理観も、失ったものは戻って来ないっていう考えに基づいてるからな。ポンポン簡単に死者蘇生できたら命の価値が軽くなるわな -- 名無しさん (2017-03-21 20:16:56) - エグゼイドの元社長｢ﾜﾀｼﾉｲﾉﾁﾊｺﾝﾃｨﾆｭｰｶﾉｳﾀﾞｧｯ」 -- 名無しさん (2017-06-03 01:25:19) - ↑2 俺たちの世界も技術が発展して遠い未来で死者蘇生とかできるようになったら、乱丸みたいな虚無に囚われてしまう人が出てくるのかもな -- 名無しさん (2017-06-03 11:55:52) - ↑まあそれでもいつか順応して進むだろうさ。 -- 名無しさん (2017-06-19 00:50:28) - 助かってしまったことで腐ってあそこまで性格歪んでしまう辺り、元々はむしろ真面目過ぎたんじゃなかろうか、乱丸 -- 名無しさん (2017-06-19 01:02:32) - 助かる前はこの命でもって世界に刻み込んでやるのさ！なおじさんっぽいテンションだったみたいだしな -- 名無しさん (2017-06-19 08:47:18) - ↑5 あの人は能力的にも人格的にも人を超越した神だから(白目(苦笑)てかオルフィレウスの同属じゃね？生命のデータ化と電子生命体の誕生とそれらの軍事利用を為し遂げたってオルフィレウスに匹敵すると思う -- 名無しさん (2017-08-11 21:56:55) - 強い意志力と能力を持つトンチキは、飼い慣らせば本当に優秀ということを示してくれる土管社長 -- 名無しさん (2017-08-12 01:02:46) - 土管社長はただ純粋に皆に自分のゲームで楽しんでもらいたかっただけなんや… -- 名無しさん (2017-08-12 10:03:17) - ↑3 確かにlightゲーで出てきてもおかしくないキャラなんだよなぁ。子どもの頃の境遇で拗らせてる部分が強めだから言動はちょっとアレだけど。 -- 名無しさん (2018-12-03 19:05:24) #comment
