暴蝕崩弾

「暴蝕崩弾」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
暴蝕崩弾」を以下のとおり復元します。
&size(15){&italic(){&bold(){&tt(){グラトニィ・イレイザー}}}}


&font(24,b){&color(#7E0505,#000000){「さあ、来るがいい! 殺戮に踊る鉄の猟犬、争いの火種になる武装共!」}}

&font(25,b){&color(#7E0505,#000000){「消えろ鋼鉄、失せろよ戦火ッ」}}



&font(27,b){&color(#7E0505,#000000){「この子には、マレーネにだけは───指一本も触れさせないッ!」}}


&color(#1E0107){&size(14){&bold(){流れるのは、激烈なまでの憤怒と慚愧。自らにさえも呪詛を振り撒きながら、遍く鋼鉄を憎み破壊せんと猛る獰猛な宣誓。}}}
&color(#1E0107){&size(14){&bold(){自己にそんな資格などもはや無くなっていると知りながら、壊れた思考回路はそれを正しく認識できていない。}}}
&color(#1E0107){&size(14){&bold(){行き場のない悲しみだけがそこに募り、救済の意思と共に憎悪へ変わる。}}}
&color(#1E0107){&size(14){&bold(){だからこそ彼は叫ぶのだ────}}}

&font(17,b){&color(#7E0505,#000000){全ては消えろ、無に帰すがいい。&ruby(マレーネ){最愛の妹}を苦しめる鋼の鬼め、森羅万象から滅してやろう。}}


**Status
Power:&color(red){&bold(){10}}
Hardness:&color(red){&bold(){8}}
Speed:5
Generate:&color(red){&bold(){8}}(&bold(){精神状態が錯乱している場合、+2})
Consumption:&color(black){&bold(){2}}
System:&color(orangered){&bold(){6}}


&font(16,b){&color(#7E0505,#000000){……繰り返す慟哭は閉じている。もはやその念しかない単一の自我。}}
&font(16,b){&color(#7E0505,#000000){この世に邪悪を解き放ち、たった一つだけの希望だけが残った神話の匣のように。}}
&font(16,b){&color(#7E0505,#000000){だが、この鉄匣の中に残ったものは希望などではない。}}
&font(16,b){&color(#7E0505,#000000){───それは、世界の全てを、自分自身さえも消し去りたいという最悪の絶望。}}


&bold(){狂乱する[[ハインケル>ハインケル・ヘルツォーク]]の嚇怒の念によって発動する、[[アポルオン]]の[[影装]]。}
その能力とは&bold(){極度の重力偏重によって穿たれた空間の孔}、&color(#1E0107){&bold(){&ruby(マイクロブラックホール){暗黒天体}の創造}である。}
内蔵された極小の核融合炉を用いて体内に擬似極小恒星を発生、それを[[心装永久機関>刻鋼式心装永久機関]]によって意思力による操作特性を付与。
自在に操作できるようにした後、拳を用いて直接攻撃、また掌から射出した瞬間に&bold(){超新星化}させることによって
&bold(){重力崩壊を引き起こし、マイクロブラックホールを形成するという恐るべき決戦兵器である}。
凌駕の持つ[[熱相転移>皆既滅拳]]とはまた別種の消滅攻撃であり、一度その範囲に僅かでも巻き込まれてしまえば、対象は原子核すら残らず次元の狭間に消え失せる末路をたどるだろう。

加えて、ハインケル自身常時狂乱しており、暗黒の弾を乱射し続けている状態で精確な狙いとは程遠いと思われるようだが、
ジュン√の記述等では、(妹も“敵”も静止していたとはいえ)&bold(){すぐ傍にいるマレーネを避けて破壊対象のみに消滅攻撃を直撃させられるだろう}、とされており、
&bold(){その操作性能も極めて高い}と考えられる。


&bold(){&color(black){「自分はすでに死んでいる。死者に成せることは災いのみ」}という覆せない真実。}
&bold(){&color(black){「誰か、どうか、あの子を助けてやってくれ」「誰か、どうか、もう僕を心安らかに眠らせてくれ」}}、
そんなハインケルの、&color(#1E0107){&bold(){死の瞬間のまま留められた尽きぬ慟哭}}こそがこの能力を生み出したのである。

[[支配者>オルフィレウス]]の目的実現のための戦闘人形として、檻から「解き放たれて」しまった彼は、
&bold(){「敵を消したい。過去を消したい。不幸を消したい。自分を消したい」}
&bold(){……憎悪と憤激、そして癒えることなき哀絶の嘆きを周囲に振りまき、出力が躯体の許容限界を超えることも顧みず、}
&bold(){破壊の孔を世界に穿ち続ける……彼の躯体が限界を迎え消滅するその瞬間まで……。}

&size(13){&bold(){彼は気づかない。その脳を埋めるのは“守る”という言葉ただ一つだけ。}}
&size(13){&bold(){[[何故なら彼は、妹の幸せを願っているから。それ以外は総じて不要。守り抜く、ゆえ戦い続けるのみである。>君の幸せを願うから、生きていてほしいから――だから奴から、あの炎から守らせてくれ! 鉄の悪魔を壊すためなら、俺の全てをくれてやろう……!]]}}


&color(#1E0107){&size(22){&tt(){&bold(){&italic(){「救うんだ、助けるんだ、今度は必ず間に合うから。}}}}}
&color(#1E0107){&size(22){&tt(){&bold(){&italic(){俺はそれをしたいんだ、そうすることがたった一つの──}}}}}
&color(#1E0107){&size(22){&tt(){&bold(){&italic(){償い? 義務? 違う、違う、そんなことじゃない!}}}}} 
&color(#1E0107){&size(22){&tt(){&bold(){&italic(){大切だから戦って、彼女を傷つけるものが何一つ近づかないようッ。}}}}}
&color(#1E0107){&size(22){&tt(){&bold(){&italic(){マレーネ、マレーネ、マレーネマレーネマレーネ───」}}}}}



**詠唱


&italic(){&tt(){&font(36,b){&color(#7E0505,#000000){&ruby(エヴォルヴ){展開}!}}}}


&size(22){&color(#1E0107){&bold(){「認証───汝が&ruby(イド){陰我}を問う」}}}



&italic(){&tt(){&font(27,b){&color(#7E0505,#000000){我は鋼鉄の&ruby(とりこ){虜囚}なり……獄の窓より世界を呪う&ruby(まなこ){眼}なり。}}}}
&italic(){&tt(){&font(27,b){&color(#7E0505,#000000){我為すは災厄……我欲すは死……我導くは終焉……!}}}}

&italic(){&tt(){&font(27,b){&color(#7E0505,#000000){この手が掴みしものは、ただ&ruby(うつろ){虚}にしてただ無なり……}}}}

&italic(){&tt(){&font(28,b){&color(#7E0505,#000000){されば我、この&ruby(ろうごく){世界}の総てを打ち砕かん……ッ}}}}



&size(22){&bold(){&color(#1E0107){「受諾───素粒子生成」}}}
&size(22){&bold(){&color(#1E0107){「影装展開開始」}}}



&italic(){&tt(){&font(35,b){&color(#7E0505,#000000){心装ォォッ!}}}}



&italic(){&tt(){&font(38,b){&color(#7E0505,#000000){影装・&ruby(グラトニィ・イレイザー){暴蝕崩弾}ァァッ!!}}}}




----
- なんか暴走状態のアッシュを思い起こさせるな  -- 名無しさん  (2017-04-26 23:31:34)
- ハインケル兄さん「Disce libens.」  -- 名無しさん  (2017-04-26 23:50:52)
- ↑兄さんのブラックホールはそんなに規模でかくねぇよww  -- 名無しさん  (2017-04-27 09:38:45)
- これの核融合炉って影装で構築される機能なのか、オルフィレウスが搭載した物なのか  -- 名無しさん  (2017-12-07 01:39:20)
- 元々搭載されていたやつらしいね  -- 名無しさん  (2017-12-25 22:53:39)
- 心装永久機関で操作特性付けられるって、心装素粒子は使い出の幅が結構広いんかな  -- 名無しさん  (2020-06-06 00:09:28)
#comment

復元してよろしいですか?