20131102~の未来侵略
【セッショントレーラー】
金曜の夜、ニューマンハッタンでひとりの老人が死んだ。
老人は善良な自動車修理工。殺される理由など、何一つないはずだった。
殺したのは伝説のヒーロー、マスクファイヤー。
だが残された家族は、かつて老人が悪の秘密結社“VF団”の大幹部、鬼神提督であったことを知る。
悪をなした者は、永遠に悪なのか?
善をなすとは、一体何なのか?
異界戦記カオスフレア『罪と罰~ヒーローの条件~』
人よ、未来を侵略せよ!
【シナリオハンドアウト】
PC1:父への哀しみ 必須:ネフィリム。エルダからの移民でないと話成り立たない。
父、エディ・ブラウンが殺された。実直な自動車整備工で、誰からも愛されていた父。孤児だった君を引き取ってくれた、優しい父。
だが、残された父の遺品が告げたのは、もっと別の冷酷な事実だった。VF団大幹部、“鬼神提督”。それが父のかつての名。
父が殺されたのは、正義の裁きなのか。だがそれでも、君は父の死の真相を知りたいと願った。
PC2:マスクファイヤーへのあこがれ 推奨:ネフィリム以外
オリジンでもその名がとどろく伝説のヒーロー、マスクファイヤー。
彼は君のあこがれだった。だが、彼との出会いは、最悪のものだった。無抵抗の老人、エディ・ブラウンをただ一撃で惨殺したその姿。
なぜ、と思わず問うた君に、彼は「正義のためだ」と答え、闇に消えた。
その後姿が泣いていた。
深い悲しみを背負った背中だった。君は、彼を放置できないと感じた。
PC3:フランツ・グレイク警部への信頼。 推奨:無し。登録ヒーローだが自由に作っていい。
ヒーローが登録され、ヒーローが管理される時代。それを平和と呼ぶべきなのかどうか、君には分からない。
おりしもニューマンハッタンで続発する謎の連続殺人。殺されたのはいずれもかつて悪の組織VF団の関係者だった人々。
君は、ニューマンハッタン市警のフランツ警部の依頼を受けて、この事件の捜査に乗り出した。
PC4:マスクファイヤーへの疑念
二十年前、VF団によってリオフレードから奪われた禁断の魔術書、“サルモンの五芒星”が、ニューマンハッタンの裏オークションに出品されるという。
これを秘密裏に奪還するのが、生徒会からの依頼だ。
だが裏オークションは、突如出現したヒーロー、マスクファイヤーによって、壊滅させられ、本は彼の手に落ちてしまう。
事件の背後関係を推理し、この謎を解かなければ。
最終更新:2013年11月09日 14:51