2018/04/22の悪夢
使用システム
ダブルクロス3rd
参加メンバー
トレーラー
『大きな腕……。 私の分まで……生きて…………色んな人を…………助けて……あげて…………』
綾瀬真花は、呪いを遺して事切れた。永遠に消えない血の刻印。癒えぬ傷を創って、キミを見つめたまま。
『君がどんな選択をしようと、わたしは受け入れる。 君が世界を……日常を脅かす敵になるなら、わたしはそれを止めなくちゃならないから』
華蘭奈シノンは、キミに選択を迫った。日常を切り捨てる覚悟、闇の世界に足を踏み入れる最後の一線を、その身で問うた。
『さあ、選べ■■君――――その手を汚し世界を変革するか、与えられた偽りの日常に生きるか。 今こそ決別の時だ。 その力を、示せ！』
“シューラ・ヴァラ”は高く言い放った。力を解放しろと、欲望に素直になれと、衝動を受け入れよと。怪物に成り果てることを、怪物は肯定した。
『この世は夢。 あなたの思うままに生きればいい。 私はそれを否定しない。 ――あなたの欲望はなんですか？』
“臨月天光”は甘く誘惑した。世界の変革。停滞した普遍的な静止を打ち砕く蜜のような言葉を紡ぎ、彼の手を取る。
じゃらり。と、鎖が音を立てた。どす黒い血によって紡がれた、呪いの鎖だ。
キミを戒め、刺し苛める苦痛の矢。それでも尚、キミは歩いて行かなければいけない。
周りを見ても、あるのはただ闇。何度も躓きながら、手探りで光を探す。
それはまるで、悪夢のようで。
そうだ。
キミは、悪夢を見ていた――――。
ダブルクロスThe 3rd edition『NIGHTMARE』
ダブルクロス——それは、裏切りを意味する言葉。
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最終更新：2018年05月19日 13:27
