
AMD
内蔵GPUがないRyzen CPU(Threadripper含む)と、内蔵GPUがあるRyzen Gシリーズ & Athlon APUの2種類がある。
前者は多コアマシンを割安で狙えるし、後者はグラボなし軽ゲームマシン(高コスパ&ワッパ)を狙える。
前者は多コアマシンを割安で狙えるし、後者はグラボなし軽ゲームマシン(高コスパ&ワッパ)を狙える。
TDPがそのまま最大消費電力を示しているのでわかりやすい。
CPU内の通信速度がメモリクロックと同期(※DDR4-3733まで)する設計なので、本来であれば速いメモリを選びたいところだが、
速すぎる(主にDDR4-3400以上)とPCの起動に失敗したり、OSが不安定になったりする。というか性能差を体感しにくい。
メモリ調整に自信が無ければ2666~2933あたりにしておこう。
CPU内の通信速度がメモリクロックと同期(※DDR4-3733まで)する設計なので、本来であれば速いメモリを選びたいところだが、
速すぎる(主にDDR4-3400以上)とPCの起動に失敗したり、OSが不安定になったりする。というか性能差を体感しにくい。
メモリ調整に自信が無ければ2666~2933あたりにしておこう。
Ryzenは、GシリーズAPUも含めて全てオーバークロックが解禁されている。
ただし、OCの伸びしろはintelと比べると小さめ。
ただし、OCの伸びしろはintelと比べると小さめ。
※!注意!※Ryzen Gシリーズと、Athlon以外のCPUには内蔵GPUがない。グラボ必須!
製品名 | ひとこと | 周波数 [GHz] |
コア/ スレッド |
PassMark Multi/Single |
消費 電力 (TDP) |
価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
Socket AM5 ロークラス~メインストリーム、Ryzen & Athlon | ||||||
Ryzen 9 7950X ※1 |
メインストリーム初の16コアCPU!!! 君は果たして使いこなせるか!? |
3.5-4.7 | 16 / 32 | 35639 / 2981 | 105W | 79.7k~ |
Ryzen 9 7900X | こちらもメインストリーム初12コア!! VRMの良いマザボと組み合わせよう |
3.8-4.6 | 12 / 24 | 31961 / 2940 | 105W | 60.8k~ |
Ryzen 7 7700X BOX | コスパ&ワッパ重視の万人向け8コア! XFR付きなのに65Wで済んでる! Core i7より安価に、i9と同格性能!!! |
3.6-4.4 | 8 / 16 | 23836 / 2906 | 65W | 42.8k~ |
Ryzen 5 7600X | ミドルクラスのコスパ王…だったが、 3500登場で微妙な立ち位置に。 3500で性能不足ならこれ買うより3700Xの方が… |
3.6-4.2 | 6 / 12 | 19863 / 2804 | 65W | 32.4k~ |
注:以下、SocketAM4 Zen2 | ||||||
Ryzen 7 5700X | コスパ&ワッパ重視の万人向け8コア! XFR付きなのに65Wで済んでる! Core i7より安価に、i9と同格性能!!! |
3.6-4.4 | 8 / 16 | 23836 / 2906 | 65W | 39.8k~ |
Ryzen 5 5600 | ミドルクラスのコスパ王…だったが、 3500登場で微妙な立ち位置に。 3500で性能不足ならこれ買うより3700Xの方が… |
3.6-4.2 | 6 / 12 | 19863 / 2804 | 65W | 24.4k~ |
Ryzen 5 5500 | GPU無しのRyzenとしては ガラ空きだった1万円台を埋めるべく OEM限定品を急遽自作市場に投入! SMTなんか体感できねーよ、という人に!! |
3.6-4.1 | 6 / 6 | 14792 / 2728 | 65W | 16.0k~ |
注:以下、GシリーズAPUとAthlonは7nm Zen2ではない | ||||||
Ryzen 5 3400G | 2400GよりOCしやすく進化! ・ハンダTIM採用 ・付属クーラーをWraith Spireに変更 GPUこそついているものの 3500よりコア数が劣る点とZen2でない点が難所? |
3.7-4.2 | 4 / 8 | 9948 / 2098 | 65W | 19.8k~ |
Ryzen 3 3200G | 2200Gとの変更点はほぼナシ コスパは変わらず上々 |
3.6-4.2 | 4 / 4 | 7772 / 1994 | 12.6k~ | |
Athlon 3000G | 200GEと比べて OC正式対応、周波数引き上げがされている しかし少しだけ高価 |
3.5 | 2 / 4 | 5303 / 1794 | 35W | 7.4k~ |
Athlon 200GE | ローエンドの真の魔物、登場。 PentiumよりもGPUが強く、 しかもメチャ省エネなAPU!! |
3.2 | 2 / 4 | 4957 / 1638 | 35W | 5.5k~ |
Socket sTRX4 ハイエンド、Ryzen Threaripper | ||||||
3960X ※1 | Ryzen TRの(比較的)ゲーム向けなCPU それでも24コア 280W |
3.8-4.5 | 24 / 48 | 46203 / 2937 | 280W | 173.8k~ |
製品名 | ひとこと | 周波数 [GHz] |
コア/ スレッド |
PassMark Multi/Single |
消費 電力 (TDP) |
価格 |
脚注※1:リテールクーラーは付属しないので注意
- おすすめしないもの
- Ryzen 7 3800X
- シングルスレッドこそ3950Xに並ぶほどの超性能を誇るが、3700Xと比べて体感できない。コスパ・ワッパも劣る。
- ベース3.9GHz、ブースト4.5GHz、8コア16スレッド、Passmark 24504 / 2981点、TDP105W、価格46.0k~
- Ryzen 5 3600X
- 上記と同様。
- ベース3.8GHz、ブースト4.4GHz、6コア12スレッド、Passmark 20493 / 2911点、TDP95W、価格29.8k~
- 末尾にX3Dとついているもの(5800X3Dなど)
- 一部ゲームで性能上がるが、コスパが悪い。
- ほとんどのゲームやゲーム以外のパフォーマンスだと無印と性能あまり変わらない。
- Ryzen 7 3800X
Intel(インテル)
とにかくシングルスレッド性能が高く、ゲーム用途ではAMD CPUを上回ることが多いが、コア数でのコスパは大変低い。また、オーバークロック耐性も高いが、発熱も多く、限界まで冷やすために殻割りをする者もいる。
さらにTDPの指標がほぼ形骸化しておりアテにならない。
※マザーボードのPower Limitの設定で「PL1(非ブースト時)をTDPと同じに、PL2(ブースト有効時)をTDP*1.25」に設定すると、Intelの想定通りの最大消費電力(95*1.25=約120W)になるが、消費電力が大きめの処理ではIntel表記の周波数で動作しなくなることは言うまでもない。
さらにTDPの指標がほぼ形骸化しておりアテにならない。
※マザーボードのPower Limitの設定で「PL1(非ブースト時)をTDPと同じに、PL2(ブースト有効時)をTDP*1.25」に設定すると、Intelの想定通りの最大消費電力(95*1.25=約120W)になるが、消費電力が大きめの処理ではIntel表記の周波数で動作しなくなることは言うまでもない。
また、脆弱性が毎月のようにポンポン見つかっており、その対策プログラムを当てる度に性能が下がっている(特にNVMe SSDのストレージ性能)。
上述したAMD Ryzen 3000シリーズ(Zen2)の出来の良さや、将来性を考えると、2020年2月現在、Intel環境でPCを組むのは得策ではない。但し、VMWareなどの仮想化環境で旧OSを使う場合はAMDよりIntelのCPUの方が親和性は高い傾向があるので、その用途に限れば有用。
上述したAMD Ryzen 3000シリーズ(Zen2)の出来の良さや、将来性を考えると、2020年2月現在、Intel環境でPCを組むのは得策ではない。但し、VMWareなどの仮想化環境で旧OSを使う場合はAMDよりIntelのCPUの方が親和性は高い傾向があるので、その用途に限れば有用。
Intel CPUは、K型番のCPUとZチップセット搭載のマザーボードを組み合わせた場合に限りオーバークロックが解禁される。
なお、9000番台のCPUからは、内蔵GPUが無効化されている「F型番」のものが出回っている。
なお、9000番台のCPUからは、内蔵GPUが無効化されている「F型番」のものが出回っている。
※!注意!※LGA2066ソケット対応CPUには内蔵GPUがないので、グラボは必須となる。
製品名 | ひとこと | 周波数 [GHz] |
コア/ スレッド |
PassMark Multi/Single |
消費 電力 (TDP) |
価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
LGA1700 メインストリーム、Core | ||||||
Core i7 13700KF BOX | EコアPコア採用、スマホみたいな感じに 2倍のスレッドじゃないってなんかキモいな |
5.2 | 16 / 24 | |||
Core i5 13400F BOX | Intelでグラボを差す場合の定番だが Ryzen 5 5500の登場で影が薄い |
2.5-5.1 | 14 / 20 | 9667 / 2393 | 65W | 17.5k~ |
Core i5 13600 BOX | GPU内蔵のIntel CPUで選ぶなら... グラボ不要の6コアCPU! |
4.7-5.1 | 14 / 20 | 11206 / 2846 | 95W | 25.5k~ |
Core i3 13100 BOX | GPU内蔵の安いIntel CPUで選ぶなら... グラボ不要の4コアCPU! |
3.4-4.5 | 4 / 8 | 60W | ||
FCBGA1264 ローエンド、Intel Processor(旧Atom) | ||||||
Intel Processor N100 | 超低電力・超低発熱(CPUファンレス) CPUオンボード※2 |
3.4 | 4 / 4 | 6W | ||
LGA2066 ハイエンド、Core X Series | ||||||
なし。Ryzen 9 3950Xが出た以上、おすすめする理由がない。 | ||||||
製品名 | ひとこと | 周波数 [GHz] |
コア/ スレッド |
PassMark Multi/Single |
消費 電力 (TDP) |
価格 |
脚注※2:CPU単独での発売はされず、あらかじめマザーボードに組み込まれた状態で発売される。マザーボードからCPUを取り出すことは不可能