土八朝生

091107
ちょっと間が空きました。

todo
□本をきめる
□土八たてなおし
□サイコロで本決めシステム

  • 映画一言感想「タクシードライバー」 BGM映画 酒のお供によし。一人でも皆でも

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
悪童日記/アゴタ・クリストフ
第三の男/グレアム・グリーン
長い別れ
阿房列車/内田百閒
ショートソング (枡野浩一/集英社文庫)
庭仕事の愉しみ ヘッセ
ねむれ巴里 (中公文庫) 金子 光晴 (文庫 - 2005/6)
失われた時をもとめて プルースト
月と6ペンス モーム
南方熊楠随筆集 (ちくま学芸文庫) (単行本)h
柳田邦男・遠野物語・海上の道
新編 ぼくは12歳 (ちくま文庫) (文庫) / 岡 真史 (著)
石橋湛山評論集 (岩波文庫 青 168-1) 石橋 湛山
深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1)) (文庫) / ギャビン・ライアル (著),
文庫版 積みすぎた箱舟 (福音館文庫) (文庫) / ジェラルド・ダレル (著),
時間と自己/木村敏
征夷大将軍/
恥辱 (単行本)J.M. クッツェー (著),
★ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く (単行本)リサ ランドール
神とともに行けー弔辞集 開高健編
★物語フランス革命/安達/中公新書
毒舌-身の上相談-集英社文庫-今-東光
世界が仰天する中国人の野蛮 (単行本)
中国料理の迷宮 (講談社現代新書) (新書)勝見 洋一 (著)
ベートーベンの生涯/ロマンロラン(評伝)
異邦人/カミュ/新潮
車輪の下/ヘッセ/新潮
マンガの創り方/山本おさむ
エリックフォッファー自伝
フェルマーの最終定理/サイモン・シン
長田弘詩集 (ハルキ文庫) 長田 弘 (文庫 - 2003/3)
田村隆一
文学から見る「満洲」―「五族協和」の夢と現実/
戦闘美少女の精神分析 斉藤環
奇子 手塚治
ダーウィンアワードhttp://www.nicovideo.jp/watch/sm3926946
エピクロスの園 (岩波文庫) アナトール フランス 大塚 幸男 (文庫 - 1974/1)
旦那の意見/山口瞳
アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫NV) (文庫
リチャード・ドーキンス「利己的な遺伝子」(紀伊国屋書店)
痴愚神礼讃
物語フランス革命/安達/中公新書
亜玖夢博士の経済入門 (単行本(ソフトカバー)) 橘 玲 (著)
知的幸福の技術
ガリバー旅行記
若き詩人への手紙・若き女性への手紙 (新潮文庫) (文庫) リルケ


今回のさいころ
1物語フランス革命
2火星年代記
3神とともに行けー弔辞集 開高健編
4ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く (単行本)リサ ランドール
5痴愚神礼讃
6亜玖夢博士の経済入門 (単行本(ソフトカバー)) 橘 玲 (著)

「1」


11/21のさいころ
1旦那の意見
2私刑 (講談社文庫) パトリシア コーンウェル (12月, 1995)
3石橋湛山評論集 (岩波文庫 青 168-1) 石橋 湛山
4時間と自己
5ガリバー旅行記
6マネーロンダリング入門―国際金融詐欺からテロ資金まで (幻冬舎新書) 橘 玲

「4」

11/28のさいころ
1音楽と音楽家 (岩波文庫 青 502-1)シューマン(1月, 1958)
2若き詩人への手紙・若き女性への手紙 (新潮文庫) (文庫) リルケ
3知的幸福の技術
4居酒屋 (新潮文庫 (ソ-1-3)) (文庫)ゾラ (著), 古賀 照一 (翻訳)
5俺様の宝石さ
6フェルマーの最終定理/サイモン・シン

「1」


土八本決定
091114 物語 フランス革命―バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで (中公新書)
091121 時間と自己 (中公新書 (674)) (新書)
091128 音楽と音楽家 (岩波文庫 青 502-1)シューマン(1月, 1958)


さいころツール
http://iserlone.minidns.net/webtools/dice.htm
ログ有り http://iserlone.minidns.net/webtools/dice3.htm
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



■奥野
  • 石原莞爾はトンデモ
  • Q&Aで思いつきであることが明らかに
  • 思いつき戦争論(p113)
  • 日蓮宗は全方位に敵をつくる

■今村
  • 日蓮のところがすごく適当
  • Q&Aで全般的に適当であることが明らかに!
  • p43私の見当から想像しますと
  • 想像を土台に想像しているのでもう無茶苦茶に

===========================
悪童日記/アゴタ・クリストフ
第三の男/グレアム・グリーン
長い別れ
阿房列車/内田百閒
ショートソング (枡野浩一/集英社文庫)
庭仕事の愉しみ ヘッセ
ねむれ巴里 (中公文庫) 金子 光晴 (文庫 - 2005/6)
失われた時をもとめて プルースト
月と6ペンス モーム
南方熊楠随筆集 (ちくま学芸文庫) (単行本)h
柳田邦男・遠野物語・海上の道
新編 ぼくは12歳 (ちくま文庫) (文庫) / 岡 真史 (著)
石橋湛山評論集 (岩波文庫 青 168-1) 石橋 湛山
深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1)) (文庫) / ギャビン・ライアル (著),
文庫版 積みすぎた箱舟 (福音館文庫) (文庫) / ジェラルド・ダレル (著),
時間と自己/木村敏
征夷大将軍/
恥辱 (単行本)J.M. クッツェー (著),
★ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く (単行本)リサ ランドール
神とともに行けー弔辞集 開高健編
★物語フランス革命/安達/中公新書
毒舌-身の上相談-集英社文庫-今-東光
世界が仰天する中国人の野蛮 (単行本)
中国料理の迷宮 (講談社現代新書) (新書)勝見 洋一 (著)
ベートーベンの生涯/ロマンロラン(評伝)
異邦人/カミュ/新潮
車輪の下/ヘッセ/新潮
マンガの創り方/山本おさむ
エリックフォッファー自伝
フェルマーの最終定理/サイモン・シン
長田弘詩集 (ハルキ文庫) 長田 弘 (文庫 - 2003/3)
田村隆一
文学から見る「満洲」―「五族協和」の夢と現実/
戦闘美少女の精神分析 斉藤環
奇子 手塚治
ダーウィンアワードhttp://www.nicovideo.jp/watch/sm3926946
エピクロスの園 (岩波文庫) アナトール フランス 大塚 幸男 (文庫 - 1974/1)
旦那の意見/山口瞳
アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫NV) (文庫
リチャード・ドーキンス「利己的な遺伝子」(紀伊国屋書店)
痴愚神礼讃
===========================
091031
タクシードライバー(DVD)/ロバートデニーロ主演/スコセッシ
===========================
物語フランス革命/安達/中公新書
===========================



■奥野
  • みんな変態になる
  • なぜみんなケツの穴に走るのか
  • みんな変態でなにが変態行為か解らないくなる
  • いつもと同じにしていいかね?
  • 自衛隊(性的な意味で)
  • ハンマーの音フェチ/p82
  • 西洋の方が変態が多いような気がする
  • タブー意識
  • 変態も趣味の問題では
  • ウシジマくん
  • 結論:変態だなあ

■今村
  • 性欲の強く分別のある人は変態性癖を持つ
  • 分別がなければただの犯罪者に
  • サドは邪悪でなく無邪気なだけだったのか、、
  • 禁じられていればいるほど興奮する論
  • ものにも興奮(机の足とか)
  • エロ小説によりみんなの妄想力が爆発
  • 妄想から性犯罪へ
  • セックスは必ず失望に終わる論→妄想至上主義


===========================
悪童日記/アゴタ・クリストフ
第三の男/グレアム・グリーン
長い別れ
阿房列車/内田百閒
ショートソング (枡野浩一/集英社文庫)
庭仕事の愉しみ ヘッセ
ねむれ巴里 (中公文庫) 金子 光晴 (文庫 - 2005/6)
失われた時をもとめて プルースト
月と6ペンス モーム
南方熊楠随筆集 (ちくま学芸文庫) (単行本)h
柳田邦男・遠野物語・海上の道
新編 ぼくは12歳 (ちくま文庫) (文庫) / 岡 真史 (著)
石橋湛山評論集 (岩波文庫 青 168-1) 石橋 湛山
深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1)) (文庫) / ギャビン・ライアル (著),
文庫版 積みすぎた箱舟 (福音館文庫) (文庫) / ジェラルド・ダレル (著),
時間と自己/木村敏
征夷大将軍/
恥辱 (単行本)J.M. クッツェー (著),
★ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く (単行本)リサ ランドール
神とともに行けー弔辞集 開高健編
★最終戦争論/石原
★物語フランス革命/安達/中公新書
毒舌-身の上相談-集英社文庫-今-東光
世界が仰天する中国人の野蛮 (単行本)
中国料理の迷宮 (講談社現代新書) (新書)勝見 洋一 (著)
ベートーベンの生涯/ロマンロラン(評伝)
異邦人/カミュ/新潮
車輪の下/ヘッセ/新潮
マンガの創り方/山本おさむ
エリックフォッファー自伝
フェルマーの最終定理/サイモン・シン
長田弘詩集 (ハルキ文庫) 長田 弘 (文庫 - 2003/3)
田村隆一
文学から見る「満洲」―「五族協和」の夢と現実/
戦闘美少女の精神分析 斉藤環
奇子 手塚治
ダーウィンアワードhttp://www.nicovideo.jp/watch/sm3926946
エピクロスの園 (岩波文庫) アナトール フランス 大塚 幸男 (文庫 - 1974/1)
===========================
次回は
最終戦争論/中公文庫ビブロ
===========================



  • 文学部の女子が好き
  • 近代化の前の時代、混沌としてる

奥野
  • 金子達仁と混同
  • 模範的な自分探し。
  • 魔都上海魔都上海
  • 当時の雰囲気。明るい。
  • 流動的な社会。リスクが取れる。
  • 本当の海外放浪ができた時代、うらやましい。
  • 軽い絶望
  • 江戸時代と現代は「時代の終わり」

今村
  • 阿片
  • 貧乏でもOKな空気
  • ニート村





岩瀬
  • 中国はスケールが違う
  • 政治を変えるとき,のっとるというのが中国式

奥野
  • 中国はすごい、北斗の拳
  • 池が中国、政治はそこに浮かぶ葉でしかない。
  • そろそろ大物がコロリ

今村
  • 中国は同じことを繰り返してる
  • 中国は万事適当
  • 暴動がデフォルト。それが中国
  • 基本パンフレットレベルの知識

河津
  • 三木のローソンのお急ぎ便はあてにならない。

池田
  • 盗賊からの成り上がりが日本じゃ考えられない
===========================
悪童日記/アゴタ・クリストフ
第三の男/グレアム・グリーン
長い別れ
阿房列車/内田百閒
ショートソング (枡野浩一/集英社文庫)
庭仕事の愉しみ ヘッセ
ねむれ巴里 (中公文庫) 金子 光晴 (文庫 - 2005/6)
★どくろ杯 (中公文庫) (文庫) 金子 光晴 (著)
失われた時をもとめて プルースト
月と6ペンス モーム
南方熊楠随筆集 (ちくま学芸文庫) (単行本)h
柳田邦男・遠野物語・海上の道
新編 ぼくは12歳 (ちくま文庫) (文庫) / 岡 真史 (著)
石橋湛山評論集 (岩波文庫 青 168-1) 石橋 湛山
深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1)) (文庫) / ギャビン・ライアル (著),
文庫版 積みすぎた箱舟 (福音館文庫) (文庫) / ジェラルド・ダレル (著),
時間と自己/木村敏
征夷大将軍/
恥辱 (単行本)J.M. クッツェー (著),
★ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く (単行本)リサ ランドール
神とともに行けー弔辞集 開高健編
★最終戦争論/石原
★物語フランス革命/安達/中公新書
毒舌-身の上相談-集英社文庫-今-東光
世界が仰天する中国人の野蛮 (単行本)
中国料理の迷宮 (講談社現代新書) (新書)勝見 洋一 (著)
ベートーベンの生涯/ロマンロラン(評伝)
異邦人/カミュ/新潮
★性のアウトサイダー/コリン・ウィルソン
車輪の下/ヘッセ/新潮
マンガの創り方/山本おさむ
エリックフォッファー自伝
フェルマーの最終定理/サイモン・シン
長田弘詩集 (ハルキ文庫) 長田 弘 (文庫 - 2003/3)
田村隆一
文学から見る「満洲」―「五族協和」の夢と現実/
戦闘美少女の精神分析 斉藤環
奇子 手塚治
ある明治人の記録/石光真人
ダーウィンアワードhttp://www.nicovideo.jp/watch/sm3926946
エピクロスの園 (岩波文庫) アナトール フランス 大塚 幸男 (文庫 - 1974/1)

===========================
091003ある明治人
091010どくろ杯
091017性のアウトサイダー
===========================



岩瀬
  • シンプルな言葉で書かれた哲学書

奥野
  • ナポレオン戦争以後から、戦争の被害が大きく
  • 外交はヨーロッパで生ま
れている
  • 啓蒙しないといけないというのは面白い考え
  • 柄谷行人
  • 啓蒙、教える人がいない
  • 自己啓発の流行→不安だから・一人で考えるのは難しい、考えの輸入、最終手段にすべき。
  • キリスト教と自己啓発。
  • 全人間の経営者化、経営者の孤独→精神的な方向に。

河津
  • 白州次郎的な発想の原点
  • 歯切れ良い感じがなかった
  • 神の存在というような絶対的な思考の壁
  • 個人の戦争状態が平和を、最終的には自然の原理によって導かれるのだ
  • 予言的な内容
  • 哲学者が世界を動かすという自負
  • 啓蒙されたいという動き

池田
  • 224三つの詭弁原則
  • 法律家と哲学者の違い
  • 未成年状態から抜け出せない現在。

===========================
次週は
中国の盗賊/高島
===========================



■奥野
  • 男にも厳しい
  • P26ギムレット「僕の愛を」
  • 「わかってましたよ」システム
  • 本と法話と面会のシステム
  • 現実に沿う言葉を持った宗教者
  • 法律などに詳しい寂聴

■河津
  • 女にも厳しい
  • 教師への叱咤が◎
  • 酒井法子はジャクアンに逃げ込め
  • じゃくあん事件ファイルを作れ
  • デートスポットに寂庵を

■今村
  • 不倫に厳しい
  • 不倫の美学
  • 「彼は人間ではありません」P35
  • 現実社会とのバランス感覚がよい
  • 医学知識
  • 嫉妬に狂う84歳(P79
  • セックスの定義が広い寂聴

次回は永久平和/カント/光文社文庫

===========================


岩瀬
これ以上なく骨太の小説。
その魅力は筋でもないし、文体でもないのだが、南米の土俗的な香りに満ち溢れている。
見世物小屋の猥雑で好奇な雰囲気とでもいうか。
ノーベル文学賞受賞の作者の最高峰であり、聖書的な魅力がある。
それにしてもテーマのチョイスが秀逸。
民族的な悲しみとうらはらな明るさや生きる力を言語化できているし
おそろしく読みにくいのだが小説として定着したのはすごい。
もし香港へ海外に出張になって興奮して寝付かれぬ夜に酔いたい本。

今村
長いので全部読み切れなかった。ゆっくり読んでいきます
シームレスに戦争に突入。
子供に同じ名前を付けるので混乱する
細かい小道具やら描写がよい。漫画で言うと五十嵐大介っぽい

河津
  • 南米の歴史を知ってると面白いんだろうなぁ
  • 時代と世代の流れが主人公か

土八候補本

悪童日記/アゴタ・クリストフ
第三の男/グレアム・グリーン
長い別れ
阿房列車/内田百閒
ショートソング (枡野浩一/集英社文庫)
庭仕事の愉しみ ヘッセ
ねむれ巴里 (中公文庫) 金子 光晴 (文庫 - 2005/6)
失われた時をもとめて プルースト
月と6ペンス モーム
南方熊楠随筆集 (ちくま学芸文庫) (単行本)h
柳田邦男・遠野物語・海上の道
新編 ぼくは12歳 (ちくま文庫) (文庫) / 岡 真史 (著)
石橋湛山評論集 (岩波文庫 青 168-1) 石橋 湛山
深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1)) (文庫) / ギャビン・ライアル (著),
文庫版 積みすぎた箱舟 (福音館文庫) (文庫) / ジェラルド・ダレル (著),
永久平和のために/カント★
時間と自己/木村敏
征夷大将軍/
恥辱 (単行本)J.M. クッツェー (著),
●ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く (単行本)リサ ランドール
●神とともにい行けー弔辞集 開高健編
●最終戦争論/石原
物語フランス革命/安達/中公新書
毒舌-身の上相談-集英社文庫-今-東光
世界が仰天する中国人の野蛮 (単行本)
中国料理の迷宮 (講談社現代新書) (新書)勝見 洋一 (著)

===========================
090905
寂聴相談室/人生道しるべ/講談社文庫
===========================
090912
永久平和/カント/光文社文庫
===========================
090919
中国の盗賊/講談社
===========================
===========================




■岩瀬
筋がない小説なので、文体等に工夫がないと読むのがつらい
欧州の雰囲気
深いような軽いようなかい
章タイトルのシンメトリーの意味は
好き嫌いの問題
おしゃれな小説として読めば読める
髪の毛からデルタのにおいがする

■奥野
フランス映画的な感じ

■池田
トマスが死ぬ
テレザの屈折した表現
軽さは一応解消される
集英社文庫の表紙のトマショの手がウサギの影絵


 存在の耐えられない軽さ
68 年のプラハ。トマシュ(ダニエル・デイ・ルイス)は、有能な脳外科医だが、自由奔放に女性とつき合っている独身のプレイボーイ。画家のサビーナ(レナ・オリン)も、そんな彼の数多い女ともだちの1人。2人が逢う時は、必ず、サビーナが大切に保存している祖先から伝わる黒い帽子と楕円形の鏡がそばに置かれていた。ある日トマシュは出張手術に行った先でカフェのウェートレス、テレーザ(ジュリエット・ビノシュ)と出会う。トマシュの本を読む姿に惹かれたテレーザは、トマシュのアパートに押しかけ、2人は同棲生活を始める。トマシュにとっては、初めての女性との深いかかわりだった。トマシュとサビーナの計らいで写真家としての仕事を始めたテレーザ。トマシュは、相変わらずサビーナとも逢い、一方で、共産主義の役人たちを皮肉ったオイディプス論なども書いていた。やがてソ連の軍事介入--チェコ事件が始まり、サビーナは、プラハを去り、ジュネーブへと旅立つ。追いかけるようにしてトマシュとテレーザもジュネーブヘ向かう。相変わらず女性と遊んでいるトマシュにイヤ気がさし緊迫したプラハへと戻ってしまうテレーザ。大学教授フランツ(デリック・デ・リント)と交際していたサビーナもアメリカへと去る。テレーザを追ってプラハに戻ったトマシュだったが、プラハは以前のプラハではなかった。オイディプスの論文が原因で外科医の地位もスポートも失ったトマシュは、テレーザと共に田舎に行き、農夫としてひっそりと暮らし始める。カリフォルニアで新生活を始めていたサビーナのもとに1通の手紙が届いた。それはトマシュとテレーザが事故で突然死んだという知らせだった。

原題は"L'insoutenable legerete de l'etre" 英訳の"The Unbearable Lightness of Being"は直訳で 和訳なら「耐えがたいぐらいの存在の軽さ」でしょうか。

===========================
090828
  • 百年の孤独 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1967)) (単行本)ガブリエル ガルシア=マルケス (著), Gabriel Garc´ia M´arquez (原著), 鼓直 (翻訳)
===========================



■岩瀬
118の多様宇宙の図がおもしろい。

■奥野
わかりやすく書きましたよ、という罠
世界には見栄っ張りがこんなにいるのか
M理論
225、脳

■河津
知識前提
最新は5次元で説明できるのだよ

■池田

   * 図表があるだけで、かなり読むことへの障壁が軽減されている

   * 学術的に深い話になってくると理解するのは難しい(p-ブレーン等)

  不確定性原理とか、量子力学をかじってないと相当ハードルが高い気が

   * 知的でユーモアを感じさせる文章

   * 神様の話題がしばしば出てくる

  よく対立概念とされる科学と宗教だが、意外と科学者は科学一辺倒ではなさそうな感じがした
  うまく科学と宗教の折り合いをつけて認識しているような…
  神の存在をどのように捉えているのか聞いてみたいところ

   * 第6章が印象に残った

  脳神経系に電子デバイスを移植するというような話が出ていたが、これは恐ろしい
  人間がPC化するようなイメージ、人と機械の境界が無くなっていきそうな感じがする
  筒井康隆の作品や、学校怪談という漫画にも同様のエピソードがあったのを思い出す

   * 第4章も興味深い

  決定論に関する参考:ラプラスの魔
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%82%AA%E9%AD%94

  絶対的時間や完全な決定論等、科学者にも信仰的なものがあるんですね

   * LHC実験によって新しい発見があるといいなぁ

土八候補本

  • 悪童日記/アゴタ・クリストフ
  • 第三の男/グレアム・グリーン★
  • 長い別れ
  • 阿房列車/内田百閒
  • ショートソング (枡野浩一/集英社文庫)
  • 庭仕事の愉しみ ヘッセ★
  • ねむれ巴里 (中公文庫) 金子 光晴 (文庫 - 2005/6)★
  • 失われた時をもとめて プルースト
  • 月と6ペンス モーム
  • 南方熊楠随筆集 (ちくま学芸文庫) (単行本)★
  • 柳田邦男・遠野物語・海上の道
  • 新編 ぼくは12歳 (ちくま文庫) (文庫) / 岡 真史 (著)
  • ガルシア・マルケス 百年の孤独 ★★
  • 石橋湛山評論集 (岩波文庫 青 168-1) 石橋 湛山
  • 深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1)) (文庫) / ギャビン・ライアル (著),
  • 文庫版 積みすぎた箱舟 (福音館文庫) (文庫) / ジェラルド・ダレル (著),
  • 永久平和のために/カント★
  • ホーキング、未来を語る (SB文庫) (文庫)★
  • 時間と自己/木村敏★
  • 征夷大将軍/
  • 恥辱 (単行本)J.M. クッツェー (著),
  • クンデラ ・存在の耐えられない軽さ (集英社文庫) ・笑いと忘却の書★★★

===========================
090821
  • 存在の耐えられない軽さ (集英社文庫) ミラン クンデラ、Milan Kundera、 千野 栄一 (文庫 - 1998/11)
===========================
090828
  • 百年の孤独 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1967)) (単行本)ガブリエル ガルシア=マルケス (著), Gabriel Garc´ia M´arquez (原著), 鼓 直 (翻訳)







■池田
  • 図表があるだけで、かなり読むことへの障壁が軽減されている
  • 学術的に深い話になってくると理解するのは難しい(p-ブレーン等)
  不確定性原理とか、量子力学をかじってないと相当ハードルが高い気が
  • 知的でユーモアを感じさせる文章
  • 神様の話題がしばしば出てくる
  よく対立概念とされる科学と宗教だが、意外と科学者は科学一辺倒ではなさそうな感じがした
  うまく科学と宗教の折り合いをつけて認識しているような…
  神の存在をどのように捉えているのか聞いてみたいところ
  • 第6章が印象に残った
  脳神経系に電子デバイスを移植するというような話が出ていたが、これは恐ろしい
  人間がPC化するようなイメージ、人と機械の境界が無くなっていきそうな感じがする
  筒井康隆の作品や、学校怪談という漫画にも同様のエピソードがあったのを思い出す
  • 第4章も興味深い
  決定論に関する参考:ラプラスの魔
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%82%AA%E9%AD%94

  絶対的時間や完全な決定論等、科学者にも信仰的なものがあるんですね

  • LHC実験によって新しい発見があるといいなぁ



■岩瀬
  • 絶妙な長さと絶妙な内容
  • 内容が普遍的、古くならない
  • 安定感と余裕、ユーモアある視線
  • あまねくやさしい視線を持つ知識人はそういない
  • 「目を磨け」アラーキー

■奥野
  • 政治的動物
  • エッセイなのに充足感。論理の飛躍があるから読み応え
  • お手本的な筆はこび
  • むこうはコラムニストの地位が高い→インテリ
  • 日曜日の新聞文体「幸福論」も同じ
  • もの書きの理想
  • 比喩が決まる
  • ロボットで有名
  • 35歳でこの文章
  • 町行く人のスケッチがうまいのは眼がいいからだ
  • 劇作家だから
  • 古い手紙、オチが秀逸
  • 虫の視線でかけ
  • いわなきゃならん「コミュニストでないのか」
  • P225 肉

■河津
  • ヤフオク届き待ち

■池田
  • 1章がすき。職人の姿が眼にうかぶようだ
  • 不平不満家たちについてが



■奥野
  • すすまない。上でシャンディでてこない
  • おもしろいんじゃないか。クセになるかも
  • 批評家へのいやがらせ文学。イギリス人の皮肉。
  • ドンキホーテ(1605)、シェイクスピアの引用>シャンディ(1760)。
  • 元祖ブリティッシュロック。イギリス的ジョークセンス
  • 人称の問題、未完成
  • >作者が出てくる 司馬遼太郎 メタフィクション
  • 楽屋落ちは大昔からある
  • 脱線しすぎ、最後は脱線術の話に
  • 主題がない トリストラムシャンディの話を語る気がない、目的意識を感じない
  • 本について語るのを楽しませる 作者とのやり取りを楽しむ本 (パフォーンマンス)
  • 屈託のない子供のよう
  • 古典に対する尊敬を感じる 文学好きだ
  • たぶん書きながらメモをいっぱい引っ張り出してきて書いてる

■岩瀬
  • 河津さんの文章に似ている気がした。
  • 古い新聞・文章によくある気がする。
  • ダッシュが多い
  • 小説としての形が確定してないので作者が出てくる
  • 生涯と意見という大で書き進めて死ぬので、そうゆうものなのかなぁと
  • 何百年も時を超えてコレがあるのは深いネ
  • ぼけっぱなし感がある
  • 近代に行くわけでも中世でもない牧歌的な時代

■河津
  • 挿絵?べた塗りがよくわからない。
  • 科学的な話(動物精気等)
  • 日常会話
  • 笑いながら話せるというのはいい。

■池田
  • 父親が怒っているところが印象的(80頁あたり)
  • どういう方向に向かって読んでるかがわからない

野生のエルザ
ショートソング (枡野浩一/集英社文庫)

===========================
来週は
  • いろいろな人/チャペック

★読みたい作品募集中★
各自、ツイッターであげてください。

===========================
090725
二〇億光年の孤独/谷川俊太郎

■岩瀬
  • セリフシリーズがいい「初夏」「一九五一年一月」
  • 三好達治の推薦
  • http://www.youtube.com/watch?v=zdamOuoDuDc
  • 女のことが書いていない
  • 素人の詩は演歌みたいな感じ
  • 固有名詞を入れるのは難しい。センスが問われるから
  • 夏が敗戦を想起させるのか
  • 宇宙や時間のモチーフ


■奥野
  • なぜ素養なくかけるのか
  • 手書きノートにセンス
  • 最近パソコンはじめて詩の一行が長くなった!
  • 詩で喰えてる人
  • 詩人とは誰しも1秒ぐらいはってみようと思うもの
  • 時代性>敗戦体験
  • 詩を読むシチュエーション
  • エッセイがうまい。言語センス
  • 亜流っぽさがない
  • 素人の詩は
  • http://aurasoul.mb2.jp/_toukoujou/
  • 抽象概念をデッサンするツールである
  • 敗戦のイメージが強い
  • 「それらがすべて僕の病気かもしれない」当時のカルチャー
  • 稲垣足穂的さわりごこち
  • レトロSF
  • http://www.youtube.com/watch?v=XQSxwzOngMU
  • 前衛さ
  • 骨董と同じ。さわりごこちをたのしむもの
  • 親父とのエピソードがほのぼの

■河津
  • 拝聴
  • レトロSF De la terre à la lune
  • 外さない

■池田
  • 正直わかりにくかった
  • リズムを楽しむのかな「一九五一年一月」

===========================
次回は
「トリストラム・シャンディ」
===========================



■岩瀬
  • かなり上級者向き
  • 原本もタイトルあったのでは
  • 戦争描写は淡泊、あくまで外交録
  • 戦争には勝っているが中国のスケール感に及ばない
  • 明治になってからたった27年で
  • 今からしたら昭和ぐらいの時間距離
  • 重要なことしている意識。近代日本最初の戦争

■奥野
  • 記録文書、読者を考えておらず。日記の盗み見的おもしろさ
  • 将来の外交官向け
  • 今と変わらぬ国際関係
  • 美文
  • ラノベにすべき
  • 高陞号事件のとこもりあがってる
  • 軍人像
  • ヨーロッパの作った交渉ごとに日本が乗って行く感じで試行錯誤間
  • 176/文明論的面白さ東洋と西欧
  • 日清戦争は負けの確率も高かった
  • この時期外交、国際関係のシステムがととのっている
  • 敗戦からの変貌 「昭和二万日」
  • ころっと変われる国民性
  • 今と変わらぬ構図日本と中国ロシア、ヨーロパの干渉
  • あの中国的な「乱」はなんなんだ
  • 歴史を意識した叙述
  • すらすら読める文語体

■河津
  • 李鴻章の描写が梟雄ぽい
  • 当時の空気感が伝わってくる。
  • 面倒見てやらなきゃ論
  • 一等国目指してツッパっている感
  • ものすごい頑張ってる感

===========================
ベートーベンの生涯/ロマンロラン(評伝)
トリストラムシャンディ/スターン/岩波
永久平和のために/カント
異邦人/カミュ/新潮
性のアウトサイダー/コリン・ウィルソン
車輪の下/ヘッセ/新潮
マンガの創り方/山本おさむ
チャペック
エリックフォッファー自伝
フェルマーの最終定理/サイモン・シン
二十億光年の孤独/谷川俊太郎
長田弘詩集 (ハルキ文庫) 長田 弘 (文庫 - 2003/3)
田村隆一
文学から見る「満洲」―「五族協和」の夢と現実/
===========================
次回090725は
二十億光年の孤独 (集英社文庫 た 18-9) 谷川 俊太郎、川村 和夫、 W.I.エリオット (文庫 - 2008/2/20
===========================
次々回090731は
トリストラム・シャンディ 上 (岩波文庫 赤 212-1) ロレンス・スターン 朱牟田 夏雄 (文庫 - 1969/8
===========================
その次090801は
いろいろな人たち―チャペック・エッセイ集 (平凡社ライブラリー (90)) (単行本(ソフトカバー)

===========================


■奥野
  • ジェットコースター
  • 藪の中
  • 人の視点だけ真実がある(あとあじがわるい)
  • カタルシスにしないところに作者の意図が・復讐劇の否定
  • 事件が重なっている感じが面白い
  • 作者は人間アレルギー、女の人が書く小説だわって感じがする
  • 時代は再びエログロナンセンス。ひたすらセンセーショナル
  • 何でこういった小説を今かいたか不思議

■河津
  • 「けんけんろく」と勘違い

■岩瀬
  • 一気読みした。中盤で飽きた
  • 森口先生のトリックは有効?
  • 文体煮えきらない感じ(もっとうまくやれるのでは)
  • 読み終わりが気持ち悪いけど、一気に読んでしまった(仕掛け)
  • 「こころ」を思い出した
  • 自殺させる環境を恣意的に作る・一人称で進行

■今村
  • バトルロワイヤルに似ている
  • 森口先生のトリックは有効?
  • 章の最後に新事実(引きを作っている)

■池田
  • うまくストーリー作ってある
  • 爽快である(先生に感情移入)
  • 森口先生イイ、ザマァミロ
  • 牛乳に血を入れるのは罪になるのか(法学的な)

■水谷
  • おはようございます

===========================
次回は
ケンケンロク/陸奥宗光/岩波
===========================


7/4


■岩瀬
  • 読みやすかったけど途中で飽きた
  • 上手いエッセイ
  • 山の写真を貼りまくる
  • 想像の登山
  • 植物を名前で呼びたい

■奥野
  • 文明批評(117)
  • スキーは移動
  • 新田 次郎も同世代
  • ABC同じ
  • 自選なのでベスト版
  • 旅行の友
  • ヘンリライクラフトの私記

■今村
  • なぜ自分を苦しめるのか(76)
  • 道具が進歩している ゴアテックスによって、山での死者がへった
  • ロッククライミングは知的ゲーム

■池田
  • 山登りしたくなった。富士山に上りたい(123)
  • 旅にでたくなる文章

===========================
次回 090710
告白/ミナトカナエ/双葉社
本屋大賞を取ったミステリ
===========================
次々回 090717
ケンケン録/陸奥宗光/岩波
===========================
090724
※次回決める
===========================
候補本
  • 小説神髄は絶版
  • ベートーベンの生涯/ロマンロラン(評伝)
  • トリストラムシャンディ/スターン/岩波
  • 西郷札/松本清張/新潮
  • 魔の山/マン
  • 永久平和のために/カント
  • それでも人生にイエスという
  • 異邦人/カミュ/新潮
  • 性のアウトサイダー/コリン・ウィルソン
  • 車輪の下/ヘッセ/新潮
  • マンガの創り方/山本おさむ
===========================
http://www1.gifu-u.ac.jp/~masaru/soseki/
怪癖放縦(かいへきほうしょう)にして病的神経質なる「スターン」を後世に伝ふべきものは、怪癖放縦にして病的神経質なる「トリストラム、シャンデー」にあり、「シャンデー」程人を馬鹿にしたる小説なく、「シャンデー」程道化たるはなく、「シャンデー」程人を泣かしめ人を笑はしめんとするはなし、
===========================


■岩瀬
  • 会社のミッションに沿って働く様になっている
  • 大量生産・大量消費のサイクルから抜け出るのは難しそう
  • 何も考えずに働かなくていいのかということを問題提起する書
  • ロスジェネ
  • 自己分析した悩み
  • 能力を得るためではなく、仕事を得るために会社にいっているのではないか

■奥野
  • 仕事の本音論と建前論
  • アンチ産業革命
  • 定年後哀れなサラリーマンも
  • p267能力と対価
  • 会社員、腹芸と無礼講の罠
  • 『FA社会の到来』パソコンがあれば会社いらねえ
  • 働き方が変わってきている=団塊の世代と意識の差
  • 地獄のふたをあける本か? そこまで仕事の意味を追求してもいいのか?
  • 刑事魂? 自分の相撲?

■今村
  • 自動車絶望工場と対極
  • 後書きがすごい
  • 大量生産、大量消費の前提
  • 一部の職能のみの話
  • 仕事で自己実現すべき
  • 「ぶっちゃけましょう会」
  • 自己分析の弊害
  • 自分のしたいことしかしちゃダメならみんな不幸

■池田
  • 「時間を気にせず‥」ものづくりでもむずかしい
  • 在宅ワーカー
  • 「自分の仕事にする」
  • 専門分野、個人向け営業

■河津
  • 実用書ノウハウ

===========================

次回=山のパンセ/串田孫一
また土八にお会いしましょう!

===========================

{090613/自動車絶望工場/鎌田彗/講談社文庫]

■岩瀬
  • 「トヨタ工場絶望工場」にしてほしかった
  • 貧困大国アメリカはもっと酷い
  • M社のひと「もっと赤くして、もっと赤くして、もっと……」「無理ッス!」
  • 一番絶望したカ所は「月賦でトヨタ車を買って工場へ行く途中で事故、ローンを払うため工場」
  • 青森から来たクドウ君、倒れる→廃人
  • ベルトコンベア回すと粛々と作業
  • これはすべての労働に対して言えることではないか、自分も含めて
  • クリエイティブも重ねればルーチン。テクニック。
  • アイデア→否定→次のアイデア→否定……
  • 「できるかー」となる気持ちがわかる
  • 「このお客のこの仕事しかできない人間になるかもしれない」という不安

■今村
  • フルキャストがフラッシュバック
  • 工場にはよくあること
  • 忙しい工場ならもっと思考停止できる
  • 省人化(=カイゼン)のトヨタ方式p271 p268
  • けっこう手とか飛ぶ
  • 労災は切り傷ぐらいでは適用されない
  • 体験もののルポとして優れている
  • 愛知県田原市は自殺者が多い
  • プリウスの電池で追い込まれた
  • 自殺都市:http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1243661856/
  • 手取り40万ならOK
  • 死ぬまでなら100万円、いや……
  • 刑務所の方がマシ
  • 自尊心破壊工場
  • フルキャストにもいた「消える人」
  • 見た目でわかる工場労働者。えもいわれぬ雰囲気
  • 印刷はオペレーションだけ、生産はロボット
  • 組み立て工場とは違う
  • 仕事中に倒れた人は切られる
  • あきらめの境地
  • いまは外国人が増えていると思う
  • L社
  • ベルコンのプレッシャー
  • トヨタはエリート工場。工場が非人間的なのは仕方ない。

■奥野
  • モダンタイムスの問題提起
  • 8miles エミネムの半自伝的な作品
  • 苦悩はない

■河津
  • バイト思い出す
  • 労災握りつぶしがすごい
  • 労働運動を粉砕する手法
  • 内側からの切り崩しp249
  • 自衛隊の取り込み
  • 「先が完全に見える」のが絶望
  • 苦役が続くのと出世の天井
  • ロボットの替わり
  • 社員「命令なんで仕方ないです」
  • トヨタ新聞
  • 単純反復不熟練工 P121
  • 鈴木さんを思い出す
  • 労働に価値を見いだせないと人間は生きていけない。それを実感できないのがきついのだろう

===========================

さて次回は……
『自分の仕事を作る』です!

===========================


■奥野
  • クリスマスキャロル ゼロ作ろうぜ
  • プロットがすごい
  • 最初に出た伏線(スクルージの言葉等)が終わりまでに全て消化されている
  • ガリガリ亡者
  • 二人目の幽霊の描写
  • 山本周五郎
  • 人間が活写されている
  • 暮らしの手帖のようなメッセージ
  • 31才で恐ろしい人間肯定力
  • 日本も「正月」みたいなのつくったらいい

■池田
  • 食べ物描写の素晴らしさ
  • 元奥さんの家庭のクリスマスが印象的

■佐藤
  • クリスマスのイメージわからない
  • 主人公がころころ性格が変わってた気がした
  • タイニー・ティムがかわいいと思った
  • p84の食べ物
  • マーリーのあごが外れているのはなに?
  • スクルージさんが最後馬車にひかれる結末
  • 海外の気むずかしいおじいさんのイメージは本書のおかげかも

■岩瀬
  • スクルージのセリフがいい
  • ストーリーは単純なのに回るのがうまい
  • 高度な表現、場面展開
  • 現実との境目ぼかしながら
  • カメラワークが高度
  • スクルージさんが悪ではなくて愛されているという描写がうまい
  • スラム描写がリアル
  • 精霊のデザインがすごい

■今村
  • 描写が細かい

===========================
次回=自分の仕事をつくる / 西村佳哲
1自動車絶望工場
2山のパンセ/串田/岩波
3告白/湊かなえ
4ケンケン録/陸奥宗光/岩波文庫
5文学から見る「満洲」―「五族協和」の夢と現実 吉川弘文館
===========================
読書メーター http://book.akahoshitakuya.com/
も使ってみよう
===========================


池田
  • 収容所ものはじめて
  • 終戦のお告げを貰った人
  • ここまで冷静に観察できるのはすごい
  • 正当に語れないナチズム
  • 奥さんと子供なくした
  • 自分の街を観る(そんなに見たんだったら見なくていいだろ)
  • 靴が履けなくてなく
  • パンの食べ方のリアリティ
  • ボタン一つで殺す狡い
  • アイヒマン実験(ミルグラム実験)
  • ここまでの「実験」はない
  • 夕日が美しい、という場面

奥野
  • 取っつきにくそうだったけど、以外と読みやすかった
  • この本が世の中にあんまり出てきていないことに驚く
  • 圧巻!
  • なんでもあり
  • 人間が考えるあらゆる残酷なことはすべて実現する
  • ホロコーストは人間の行った悪の中でもケタが違う
  • 人間は慣れる(p27)
  • 昆虫からみたら人間は棒きれのようなもの
  • ミュンヘン
  • 人間にできぬ悪はない
  • 自分が講演をしている姿を想像して正気を保つ
  • 弓矢を人間が武器につかうようになってからおかしくなった
  • 拷問 人間の性質が出ている気がする
  • こういう事実をみんなが知る必要がある
  • ニュルンベルク裁判は妥当だったといわれている
  • 大脱走
  • 小学6年の教科書にすべき

岩瀬
  • 愛の存在は自分の中にしかない
  • 政治的な批判がなく、すっきり読める
  • 座右の本になる
  • 最後まで自分を持ち続ける人がいることがすごい
  • 収容所の中では、ドアのとってを想像 現実はそうでもない
  • 誰にでもぴったりな本

今村
  • マズローの欲求階層説思い出した
  • 刑務所の中というマンガ、に印象が近い。幼稚園児と同じになる
  • 「一日は一週間より長い」は派遣労働で同じことを感じた

「ミュンヘン」(Munich)は、2005年12月公開のアメリカ映画(日本公開2006年2月)。スティーヴン・スピルバーグ制作、監督のサスペン
ス・スパイ映画。

映画は1972年のミュンヘンオリンピック事件後のイスラエル諜報特務局による黒い九月に対する報復を描く。ジョージ・ジョナスによるノンフィクション
小説『標的(ターゲット)は11人モサド暗殺チームの記録』を原作とし、トニー・クシュナーとエリック・ロスが脚本を担当した。『シンドラーのリス
ト』、『プライベート・ライアン』に続くリアルなグロテスク描写のある作品であり、日本における公開ではPG-12指定を受けた。

この映画に登場するアヴナー率いる暗殺チームは実在した集団であるとされ、一部創作しているが、この映画の大体の様に「黒い九月」の幹部達を次々と殺害
したと言う(なお、アヴナーら当事者は全て仮名である)。現在アヴナーは本名を変えてアメリカで暮らしている。しかしアヴナーの証言をイスラエル諜報特
務局の元高官らは否定している。

ストーリー [編集]

1972 年9月5日、ミュンヘンオリンピックの開催中、「黒い九月」に所属するテロリスト8名がオリンピック村を襲撃、イスラエル選手団11名を殺害
した。これに激怒したイスラエル政府は報復としてテロの首謀者達とされる11名のパレスチナ人を暗殺する任務をアヴナー達に託した。アヴナーらは11人
の標的を次々と消すが・・・

次回=クリスマスキャロル/ディケンズ/光文社文庫

『それでも人生にイエスという』
フランクル特集をやろう!
最終更新:2010年02月06日 12:27
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。
添付ファイル