プラクロ大辞典
執筆者のみなさま、新しいストーリーと同時に必ず新出単語をこれを編集していってください。ある程度、設定や人物の辻褄をあわすためです。設定は必要とあらば展開上くつがえしてもかまいません。
ーーーーーーーーーーーーー登場人物紹介ーーーーーーーーーーーーーー
【フェデリック=L=コースマス】
地球育ちの28歳。
BBB号のキャプテン。
※以下、まだ明らかになっていない設定。
かつては地球で軍役についていたがある理由で除隊された。挫折しても年金暮らしはできたのだが世をすねるようになってスイーパーの道を選んだ。冷笑主義者。本当は熱血漢だが軍時代の経験から生きることに空虚な感じがぬぐいきれない。そんな自分が嫌になって生きる希望を失っている。イタオスの熱さがうらやましくも思っている。
口癖=仕事だからな
イタオスの自死をきっかけに再び理想に目覚める。
【イタオス=ポルンガ】
あまたある火星民族のうち、一番屈強な体を持つペノーカ族の男。口は悪いがよく働く。フェデリックのパートナー。
※以下、まだ明らかになっていない設定。
火星のレジスタンスに育てられた孤児のテロリスト。
PCを手に入れるためBBB号に潜入したが、次第に嫌悪していた地球人フェドと心通わす。
しかし、最終的にはペノーカの運命を選ぶ
「フェド、おまえは自分だけの人生を生きろよ……」
クロニクルの運命に身を捧げる。
「何も怖くない。おれの運命はは生まれたときからそう決められていたんだ……」
ペノーカはユダヤ人のような悲劇の民族。
イタオスの最後はフェドが人間性を取り戻すきっかけとなる。
【テューボ=ロイ】
巨体のミュータント。メカニックでその半身は機械。フェデリックとは古いつきあいらしい。
まじめフェドに対するサンチョパンサ的キャラ
【「ハルカ」と名づけた女】
遥か昔に絶滅したという「地球の女」、のプロファイリング・プログラム。
フェデリックのリストップに寄生中。カラダはなぜかコールドスリープ状態。
本名はまだわかっていない。
【長官と呼ばれた男】
長身で全身白ずくめ
【部下のミュータント】
異形の容貌を持つ長官の秘書官
【星学者】
太陽系の惑星の数に合わせて7人いる?
ーーーーーーーーーーーーー設定資料紹介ーーーーーーーーーーーーーー
【ブリック by ブリック号】
初期航海時代の古い設計だが、テューボが「業務」用に改造。とにかく堅牢な船だ。
【星間難民】
人類は惑星の物理的または政治的事情によって大宇宙を流浪することになる。
航路次第ではコールドスリープを使用する。
【リストップコンピュータ】
スイーパーである主人公たちが身につけている基本装備。各種のツールプログラムが使用できる。また、ここにはライセンスやIDなど「業務」に必要なデータが格納されている。
【地球】
惑星そのものが管理され”あるべき姿”に向かって環境改造されている。
【世界環境管理局(GEAB=Global Earth Absoluttion )】
地球環境を完全管理している。
【月】
テラにより実験台にされた死の星。GEABにより8つのコロニーが建設されるも、壊滅した。
【シルバニアコロニー】
月面にあったコロニーの最後の生き残り。テラとの独立戦争をへて現在に至る。
【惑星年代記】
宇宙の始まりからのすべてを記した「歴史書」と言われる。作者不明。ペノーカ族の伝承では、生命の誕生、宇宙の果てなど、すべての謎が記された「宇宙意志の書」と呼ばれる。何冊あるのかわかっていない上、真贋も疑わしい
【星間光速航海法】
地球で開発された技術で火星へのルートで試用された。これによって太陽系までは現実的な時間で航海可能に。
【異種交配技術】
ありとあらゆる遺伝子の交配が可能になり強固な雑種=ミュータントを生み出した。すべての源は地球上の生物であることは間違いないらしい。これによって生殖にはかならずオスとメスが必要という原則が崩れた。
【グラビティ・コンソール】
通称グラブ、簡単にいえば重力発生装置だ。あのGC社が開発した。
【モメンタム航法】
このほど実用化される新技術。圧倒的なスピードで瞬間的な星間移動が可能になる。
【広域人工視覚】
元は医療のための人工眼の技術開発から発展した。視覚神経に電気刺激を人工的に入力し風景を見せる。この技術を応用し、部分的に機械化すると、密閉されたシップの中からでも外界を知覚できる。さまざまなハードがあり、360度の視界を持つものもある。慣れないと当然酔う。
【ホログラフィ】
アレ
【ロケットエンジンについて】
ロケットエンジンは、別々のタンクから燃料と酸化剤が供給される「液体ロケット方式」と、燃料と酸化剤を混ぜて固体状にし機体内に入れた「固体ロケット方式」があります。液体ロケットは主に液体水素、ケロシン、炭化水素、アルコールやアミンが燃料として使われ、液体酸素は酸化剤として使われます。日本の最新ロケットエンジン「LE-7A」を例に挙げてみると、まず始めにターボポンプを駆動し液体水素と液体酸素をタンクからエンジンに入れます。このターボポンプを毎分4万回転以上で270気圧まで高めて高膨張ノズルと燃焼室を冷却してからプリバーナへと流れます。この時、液体酸素はターボポンプによって8対2の割合に分けられ、20%の方は液体水素とともにプリバーナで1回目の燃焼をして主燃焼室よりも高い圧力で不完全燃焼させてガスを発生させます。ガスはターボポンプを駆動しますが、高速回転するターボポンプの軸が大きく振動しないようにポンプの羽根車、タービンの回転翼や軸などの固有振動数と重なり合わないように振動数をずらすように工夫されています。そしてガスは燃焼室に送られ先ほど分けた80%の液体酸素と混合されて再び燃焼します。ここで約3000度のガスが発生します。これは燃焼室を出る直前にあるもっとも狭い部分(スロート)を通るため十分に膨張できない仕組みになっています。ガスはこの場所で燃焼をほぼ完了していますが、すぐには膨張できないため、高温・高圧の状態になっています。そしてスロート部分でガスは音速に達し、さらに膨張・加速して最終的には秒速4300メートルの速さで吹き出します。高膨張ノズルはベルのような形をしていて、短い長さで効率よくガスを膨張させ噴出することが出来ます。
エンジンサイクルは、タービンを駆動したガスの排気方法によって、開ループサイクルと閉ループサイクルの二つがあります。開ループサイクルは、タービンを駆動したガスが低圧の状態で燃焼器の低圧部分に放出されるで、推力への変換効率は低いです。一方、閉ループサイクルはタービンを駆動した後のガスを燃焼室の高圧部分に導いてエンジンノズルの中で十分に膨張できるので、高性能なエンジンを作ることが可能なのです。「LE-7」エンジンは閉ループサイクルの二段燃焼式エンジンです。このエンジンは、同じ燃料がプリバーナと燃焼器で二度にわたり燃焼することから二段燃焼式エンジンと呼ばれています。これは燃料を無駄なく使うことができる、高性能で効率的なエンジンです。その反面、プリバーナやターボポンプの開発が難しくなっていることも事実です。そのため、現在このエンジンタイプを利用したエンジンは、アメリカのスペースシャトルや旧ソ連の「エネルギヤ」、現ウクライナの「ゼニット」、アメリカの「アトラスⅢ」、そして日本の「LE-7」及び「LE-7A」と、実用している国は意外と少ないのが現状です。これらのエンジンは通常、ロケットのメインエンジンとして搭載されています。
さて固体ロケットはどうなのでしょうか。初期の宇宙開発では開発が容易なため多数用いられていましたが、燃焼時間が比較的短く、再着火もできない固体ロケットは、近年では補助的な用途に使われるようになりました。再着火能力は衛星打ち上げにとって非常に重要な点でありこれを覆すことは出来ませんでした。また開発が容易ではありましたが、大型化にとても時間がかかったことも問題でした。さらに液体ロケットが高性能化するにつれ、比推力の低さが固体ロケットをメインエンジンの座から引き離しました。しかしその存在は、大推力が得られるためロケットの打ち上げにはなくてはならない存在であり、未だにその価値は絶大です。日本には宇宙科学研究所のM-Vロケットがあり火星探査機の「のぞみ(PLANET-B)」を打ち上げたことで有名です。
またこの固体ロケットは保存が液体ロケットより容易なことから大陸間弾道ミサイル(ICBM)に代表される弾道ミサイルに採用されています。
【LE-7エンジン系統図と計測位置】
宇宙開発事業団(NASDA)提供
【LE-7Aエンジン 配管系統図】
宇宙開発事業団(NASDA)提供
液体水素 【liquid hydrogen】
水素を液体にしたもの。イギリスのデュワーは25気圧に圧縮された水素ガスを液体空気をもって約零下180℃に冷却し、この気体を熱交換器を通してジュール‐トムソン効果によって膨張させ、液化させることに初めて成功した。
ケロシン(灯油) 【 kerosene】
原油の常圧蒸留におけるナフサと軽油の中間留分で、比重0.76~0.82、沸点150~270度Cの油。以前はおもに灯火用に用いられたので、このようによばれている。ケロシンともいう。灯油はJIS(ジス)(日本工業規格)により1号と2号の2種類に分けられる。1号はいわゆる白灯油であり、灯火用および暖房・厨房(ちゅうぼう)用燃料に用いられる。原油の常圧蒸留により分け取った灯油留分を水素化脱硫処理により硫黄(いおう)分を0.015%以下にしたものであり、無色の油である。2号はいわゆる茶灯油であり、石油発動機用燃料、塗料用溶剤、洗浄用などに用いられる。硫黄分は0.50%以下と定められているので水素化脱硫を省略し、原油の蒸留により得られる灯油留分をそのまま用いることもある。
炭化水素 【hydrocarbon】
有機化合物の骨格をつくり、母体となっている炭素と水素のみからなる化合物群の総称。配列の仕方により鎖状のもの、環状のものに大別し、それぞれが飽和化合物か、二重結合、三重結合をもつ不飽和化合物に分類される。
アミン 【amine】
アンモニアNH3の水素原子を炭化水素残基R(アルキル基あるいはアリール基)で置換した化合物の総称。置換した基の数によって第一アミンR-NH2、第二アミンRR′-NH、第三アミンRR′R″Nに分類される。アルコールと異なり、アミノ基-NH2が結合している炭素原子の種類に関係なく、アミンは窒素原子に結合している置換基の数だけで区別し、それぞれのアンモニア残基を第一、第二、第三アミノ基とよぶ。一般にベンゼン環に直接アミノ基が結合しているものを芳香族アミンといい、アルキル基のみのアンモニア置換体を脂肪族アミンといって、区別している。
液体酸素 【liquid oxygen】
酸素を液化したもの(臨界温度は零下118.8℃、臨界圧49.7気圧)。液体空気の分留、または空気の分別液化によって得られる。酸素95%以上の液体酸素は、液体空気に加圧したガス状空気を通し、蒸発熱によって窒素の分留を促進することでたやすく得られる。これを工業的に液体酸素、あるいは略して液酸とよんでいる。
ターボポンプ
燃焼器に推進剤を供給するポンプと、それを駆動するタービンは通常一体で組み立てられ、それのことをターボポンプと言います。
タービン 【turbine】
流水、蒸気、ガス、空気などの運動エネルギーを有用な機械的仕事に変換する回転型の機械。19世紀初頭、フランスのブールダンが新型の水車をタービンとよんだのが始まりである。高所のダムから水を落とし、それを翼に当てて流水のエネルギーを利用するのが水力タービンで、その形式によりペルトンタービン、フランシスタービン、カプランタービンなどがある。円筒の周囲に多数の羽根を植え付け、それに蒸気をノズルより噴き付けて高速回転を得るのが蒸気タービンで、その形式によりド・ラバルタービン、パーソンスタービンなどがある。いずれのタービンも衝動型と反動型とがある。水力タービン、蒸気タービンとも火力発電所、原子力発電所などで発電機を動かすのに利用されている。
高膨張ノズル
液体や気体を噴出させる細い管。流体のもっているポテンシャル・エネルギーを効率よく速度エネルギーに変換し、高速噴流を得る装置である。流体を噴出させるとき、噴出断面積を小さくすると圧力エネルギーが速度エネルギーに変わることを利用したものである。一般家庭にある霧吹き、加圧式石油こんろの石油出口、自動車の気化器などに使用されている。また水車、蒸気タービンなどでは、水あるいは蒸気をノズルから噴出させて羽根車に当て、これを回転させ速度エネルギーを機械的エネルギーに変換し動力源としている。高膨張ノズルは断面積を増加させ十分に膨張できなかった気体が膨張することによって速度を得ることが出来ます。
燃焼室
燃料と酸化剤を効率よく混ぜて燃焼させる場所。
プリバーナ
二段燃焼サイクルというエンジンサイクルでは、水素に最初は少量の酸素を混ぜて不完全燃焼させ、その燃焼エネルギーでターボポンプを駆動、その後十分な酸素を混入して主燃焼室で燃やし、ノズルから噴射する。こうすることで水素の全量が推力に使えるようになる。始めの不完全燃焼を行う燃焼室をプリバーナという。
※H-ⅡA解説シート、Lycosディクショナリの百科事典(ポケット版)より
空対空ミサイル (AAM, Air-to-Air Missile)
航空機から発射される対空ミサイル。航空機同士の戦闘で使用される兵器である。視程外距離戦闘で用いられる長射程ミサイルと近距離で使用される短射程ミサイルがある。短射程ミサイルはヘリコプターや低脅威度の航空目標への攻撃や格闘戦に用いられる。
最終更新:2009年08月02日 01:29