100612 歳三の写真
■okn、shrとも未読
岩瀬
■次回の選書では条件を付け加える
23
6月12日
歳三の写真
草森紳一
新人物往来社
24
6月19日
怒りについて ほか
セネカ
岩波書店
25
6月26日
フリー
アンダーソン
NHK
26
7月3日
詩学
アリストテレス
岩波書店
100515
バルバスバウのツイッター
ID:BARUBASUBAU
どんどん書き込んで下さい。
『漫画のスキマ』
■河津
- コマ割りの工夫についての本
- 目の運び方を分析している
- 普通の”マンガの書き方本”にはない高度なノウハウ。深い
- 今村さんと読みたかった
- 視線の先で次のコマへ誘導するなど
- 映画の取り方
- 手塚治虫が映画の手法を取り入れた
コマ割りとは何か、一コマになにを盛り込むのか。そういったただ見てるだけではまず気づかないマンガの放送そういったものを丁寧な事例で紹介する。一言で言えば視線誘導。映画で言えばカメラ編集の仕方に類するモノにメスを入れた本である。これでマンガの見方は確実に変る。ナルホドマンガに似たコマ割りが出まわるわけだ。映画だってそうでしょ。
読みやすさ 8
ためになる 10
面白さ 5
■奥野
===========================
100424
金閣寺 三島由紀夫
◆河津
●桃色老師
どうしてこうなった>柏木
モザイク替わりの金閣寺
女性の描写が淡白、客観的な描写
鶴川と柏木の描写が濃厚
屹立
主人公が金閣寺へ至る道程が丁寧で腑に落ちる
金閣に”私”が至るには……、読者を執拗に執拗に金閣へと導く三島の筆。事件の、犯人と言う一般名詞からから丁寧にのみで一個人へと彫り込んでいく。その登場人物柏木曰く"すべて認識なのだ!"そう、主人公は幾分不幸ではあるがいわゆる普通の環境に暮らしていた。それが認識で見事に掛け違っていく姿は破壊的な爽快感すら覚える。
読みやすさ 8
ためになる 6
面白さ 9
◆岩瀬
●ねちねちランキング 私 柏木 鶴川 老師 母
柏木のキャラすごい
肝心なところで「金閣寺」!
金閣寺=俺
最後、自刃できなかったのはなぜか
3F(極楽浄土)にいけなかったのはなぜか
なぜまり子だけ金閣寺に変貌しなかったのか
金閣寺が好きな人はハウルオススメ
すべての恋愛小説のヒロインの名前を金閣寺にしてみる
31歳でかいてるのかすごいな
一行目から金閣寺
三島由紀夫 金閣寺感想
金閣が放火されるという事実をもとに小説に定着させた技術がすごい。物語をとおして
モノローグで私の執拗なまでの心理描写とココロの闇が展開される。モデルとなった人
物の話を読むとその差は大きいことがわかるだろう。現実は淡々とドライで物語はふく
よかだ。取材というより想像力で書き上げている。
「女と私との間、人生と私との間に金閣がたちあらわれる」この一行が小説を象徴しているようだ。
読みやすさ 8
ためになる 6
面白さ 8
100417 第二次世界大戦/チャーチル/河出書房
■奥野
- 偶然に偶然が重なって起きた大惨禍
- みんな戦争を回避しようとして大戦争へ
- 表紙がいい!
- K君もヒトラーになれる
チャーチルの冷静な社会洞察と歴史認識に舌を巻く。わかりやすくWW2が学べる名著なのに、あまりメジャーでないのが惜しい。司馬遼太郎の代わりになるような本だと思うのだが、どうだろうか。このバージョン自体、短くしたものだが、もっと短くしたハイライト版を作って、解説と図版を加えて高校生くらいにもわかるものを出版してみても面白いかもしれない。戦前の人はもちろんバカではなかった。宥和政策が戦争を招いた、みんなよかれと思ってやっていたことが大惨禍につながったのだ。でもこの認識がどのくらい日本で共有されているだろうか。第三次世界大戦が起きなかったのは、冷戦のおかげだろう。恐怖の均衡に実効力があったのは否定できない。では、冷戦の終わったこれからは何が戦争の勃発を回避するのだろうか。恐慌の今、考えておかないといけない。
読みやすさ 8
ためになる 9
面白さ 7
■河津
- だいぶ偏見がある
- 第二次のあとに第一次大戦の教訓が生かされた
- チャーチルを起こらせて撮ったらしい
- 世論を手に入れた人間は強い
まさに回顧録。葉巻をくわえてふてぶてしい顔をした老人が現れて我々に歴史を語る。誰もが年表で知っているあの場面は経験によって彼でしか語ることができない独自の脚色を持って語られる、主観から放たれるその話は、時代の感情のようなものを我々に届けてくれる。
読みやすさ 8
ためになる 8
面白さ 7
次回は 金閣寺 三島由紀夫!
100403/スティグマの社会学/アーヴィング・ゴッフマン
■自転車ブーム
自転車選びの相談に乗ります
■岩瀬
- マンウォッチングみたいな社会学の本
- 「大学出」はブルーカラーの中では隠さなきゃならない
マイノリティ研究の古典的名著。うん、確かに抜群の安定感で論が進められる。基本的には例示と考察という展開なので単調ではある。ただ、文章自体は非常に読みやすい(新訳なのかもしれない)のでちょっとした時間に無機質な良い文章を読みたいというむきにはなかなかおすすめ。社会的弱者についての本なのでそれを面白がって読んでいるのではという背徳感にかられてしまうだろう。
読みやすさ 8
ためになる 4
面白さ 6
■今村
- 烙印を背負った人たちが社会でどう扱われるか
- 差別もあれば保護も
- 差別するのも同情するのも嫌がられる
- 条件付きの受け入れ
- かなり古い
スティグマ(肉体的、社会的に避けられるような烙印)を持った人たちが周りに対してどう反応するか、どう反応されるか、が書かれています。
スティグマを持ったものは、その程度によると思いますがあくまで条件的な受け入れを相手&自分がすることで安定した関係を築ける、しかしそれはあくまで条件付きでの受け入れであって完全な受け入れではない。
なかなか残酷ですが事実でしょう。
読みやすさ 6
ためになる 8
面白さ 3
100327 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん/入間人間/電撃
岩瀬
電車の中では読みにくかった
ライトノベルの入門書としてはごくオーソドックスなもの。ライトノベルは他の本とは読み方の作法が違うのでとまどうかもしれない。マンガみたいにふとんでイッキ読みが正しい。また書き方の作法も異なっているため拒否反応がおこるだろう。しかし筋ではなく文体、全体ではなくディテール重視という流れは今の日本文学より健全かもしれない。
読みやすさ 6
ためになる 4
面白さ 5
今村
忙しくて手を付けれれず
殺伐とした雰囲気
河津
ラノベ200冊は読んでる
漫画ははずかしくないのにラノベははずかしいのはなぜか?
2/3ぐらいは厳しい描写が多い
作者がバグってないこと
ひぐらし的どんでん返し
読める!
人は嘘なしには生きられない。真実が隠されたまま上滑りして行くストーリー。アノ事件は少年と少女の心に癒されぬ爪痕をのこした。きしんだ音を立てて展開するストーリー。再びであった彼らは最後に向けて突き進む。目覚め始めた過剰なまでの自意識を題材にと日常へ続けるジュヴナイル。
読みやすさ 8
ためになる 1
面白さ 8
【第2クールの本を決めよう】
【各自5冊もちよる】
オクノ
_1日本人とユダヤ人/ベンダサン
/2荘子―古代中国の実存主義/中公新書36
/3俺様の宝石さ/浮谷
/4フランケンシュタイン/シェリー
_5第二次世界大戦/チャーチル
イワセ
_6日本国怪物列伝 (単行本)/福田 和也 (著)
_7海洋奇譚集 (知恵の森文庫) (文庫)/ロベール・ド・ラ・クロワ (著), 竹内 廸也 (翻訳)
_8怒りについて 他二篇 (岩波文庫) (文庫)/セネカ (著), 兼利 琢也 (翻訳)
_9歳三の写真 (単行本)/草森 紳一 (著)
_10フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略/クリス・アンダーソン、小林弘人、 高橋則明
イマムラ
_11詩学/アリストテレス
/12女の一生/モーパッサン
_13教養としての官能小説案内(ちくま)
_14スティグマの社会学
_15金閣寺(三島由紀夫)
カワズ
/16 存在と無 上巻(サルトル)
_17 金枝篇
/18 君主論(マキャベリ)
_19 漫画のスキマ
/20 文学論(夏目漱石)
【えらびかた】20面体サイコロで落とす本を7冊えらぶ
◎落とした本
20 文学論(夏目漱石)
12女の一生/モーパッサン
2荘子―古代中国の実存主義/中公新書36
18 君主論(マキャベリ)
3俺様の宝石さ/浮谷
4フランケンシュタイン/シェリー
16 存在と無 上巻(サルトル)
14
4月10日
5第二次世界大戦/チャーチル
15
4月17日
15金閣寺(三島由紀夫)
16
4月24日
1日本人とユダヤ人/ベンダサン
17
5月1日
6日本国怪物列伝 (単行本)/福田 和也 (著)
18
5月8日
19 漫画のスキマ
19
5月15日
17 金枝篇
20
5月22日
13教養としての官能小説案内(ちくま)
21
5月29日
7海洋奇譚集 (知恵の森文庫) (文庫)/ロベール・ド・ラ・クロワ (著), 竹内 廸也 (翻訳)
22
6月5日
9歳三の写真 (単行本)/草森 紳一 (著)
23
6月12日
8怒りについて 他二篇 (岩波文庫) (文庫)/セネカ (著), 兼利 琢也 (翻訳)
24
6月19日
10フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略/クリス・アンダーソン、小林弘人、 高橋則明
25
6月26日
11詩学/アリストテレス
===========================
100320拷問の歴史 高平鳴平
■奥野
いやー、人間って本当に嫌な生き物ですね! と言いたくなる拷問の図鑑。昔の人たちの悪魔的な想像力にクラクラする。まあしかし、こういう影があるから、人間の素晴らしさも気高さもあるのだ、ということは忘れてはならないだろう。
同テーマで思い出されるのは、やはり『死刑執行人サンソン』である。あの本では、車引きや五体割きを家畜の解体のように淡々とやれるサンソンも、ギロチンで一日に何十人も殺すようになって精神を病んでしまった。残虐でなくても、人間を殺すことが簡単すぎるということもまた底知れぬ恐ろしさがある。
拷問をやめた現代社会は、何を失ったろうか
着たくない服を着て、ききたくないオンガク、みたくない映画、本を延々みさせ、食べたくないものを食べさせる拷問=仕事。
仕事とは、金をもらえる拷問である。
torture.
仕事だと思うな、拷問だと思え
http://netamichelin.blog68.fc2.com/blog-entry-422.html
21世紀の拷問大全
誤変換、簡単な仕事、word
読みやすさ 10
ためになる 8
面白さ 7
歯医者も
■岩瀬
213不眠の牢獄
西洋の拷問はいかがわしい、対して日本の処刑は爽やか
貞操帯とか、異様にデザインされているのはなんで?
一生懸命作りすぎている
学校に拷問の授業を
想像力、ギリギリの秀逸さ
ひとりでも完全に縛れる機械
他人にカギをつけられると変な気分になる
纏足、ちゅう
考える手で問う、と書いて拷問。やはり人間の想像力と残虐さは限界というものがない。本書の拷問はすべてが実際に頻繁に行われていたものとは思えないが、文章だけでもなかなか真に迫る痛々しいリアリティが感じられる。時代地域によって文化の違いが感じられるので思いを馳せるのもよい。通勤などで一駅一拷問を読むのがおすすめ。
地獄で石を積んでたら鬼が着てガシャーン、の刑
読みやすさ 8
ためになる 6
面白さ 6
トレーニング器具は拷問器具に似ている
月刊拷問業界
日本拷問協会NGK
■次回
3月27日
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん
入間人間
アスキー
■次回は抽選!
ひとり4冊選んでおくこと。
サイコロ抽選して
6月末までの本を決めます
100313
淀どの日記/井上靖/角川
■岩瀬
- 文章が好きになれなかった。「彼女」が、とか、現代的な印象
- あっさりした文体。司馬的ストーリーテリングではない
- 女性主人公なのでふんわり下読み心地だと思ったのにドライでした
- ラストがよかった
- 淀殿のキャラをプッシュすることはない
淀どの日記 井上靖
運命に翻弄される気丈な女性。古風なキャラクターだ、発表当時の1950年代当時には新しく感じさせるものがあったのかも。彼女のキャラクターを反映した押し殺したような文体はドライでクールな印象。個人的にはあまり感情移入できなかったけど。司馬遼太郎とは違う枯れたシブい歴史小説ならこれ。高校生のころ毎日通学につかっていた京阪電車の淀駅から垣間見えた淀城の石垣がなつかしく思い出された。
読みやすさ 6
ためになる 4
面白さ 4
■河津
- 時代に流される中で感情を抑えている感じが
- お茶々が淡泊
戦国の世、目車しく映り変わる政治体制の中で、その道具として政治の動脈の中を流される淀どの。状況が彼女に老成した達観を与えたのか、練りこまれるように積もる思いが綴られた、架空の歴史日記。メタ上のメタそんな味がする。
読みやすさ 8
ためになる 2
面白さ 4
■奥野
11
3月20日
拷問の歴史
拷問史研究班
新紀元社
今村
12
3月27日
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん
入間人間
アスキー
河津
■奥野
- 未読
- 科学啓蒙書なら、もう少し手心というか、なんというか……
■河津
- 全く理解のできない素粒子の世界を文系が雰囲気だけでも覗き見るのに役立つ良書。ただし概念の上を行ったり来たりし、きき慣れない単語が飛び交うので何度もページを目繰り返さなければいけないのは必定。自然からいかに法則を抽出するかという科学者の視点がわずかながらでも体験できる。相対性理論や素粒子物理学のまとめがわかり易い。あなたは物理の世界の冒険者アリスになれる。
次回は よどどの日記!
■奥野
人間も動物であり、身体動作の観察ができるという切り口はおもしろい。この取材には膨大な時間がかかっただろう。これがひとりの人間の手でまとめ上げられたことは奇跡に近いような気すらする。文化人類学や民族学とも違う新しい視点。アイデアの勝利だろう。ただ、この人間観察の視点を身につければ、コミュニケーションが円滑になったり、真意がつかめるということはない。そんなこと、本能はとっくにわかっているからだ。役に立たない知識。その意味では、この本はとても90年代のサブカルブームの潮流を感じさせる。
読みやすさ 9
ためになる 4
面白さ 6
■今村
- 無意識なところほど嘘がつきにくい
- これを利用して人を騙そうとか、見抜こうとかそういう本ではない
仕草などに関する豆知識がたくさん詰め込まれ600ページの分量。
この本を読んで日常生活のどこかに役立てよう!的な内容ではないのでそういう意識で
購入した人は少し肩すかしかも。人間、嘘をついている時は無意識的なところほど
本音がでてしまうとのことで、これは人間観察をする上で参考になります。
顔より下半身を見よう!
読みやすさ 9
ためになる 5
面白さ 4
■河津
買えず。
次回!3月6日 ワープする宇宙 ランドール NHK 河津
amazonレビュー 一部抜粋
通常の超弦理論では余剰次元はカラビーヤウ空間にコンパクト化されて、われ等の手段ではそれを実験等で確認は不可能であったが、著者たちは通常の道を採らず、ブレーンの存在をメインに考察する事により、直接超弦理論に挑まずに、いくつかのタイプの歪曲した5次元モデルを提唱し、スイスCERNに建設中の大型ハドロン加速器(LHC)の完成稼動により、余剰次元が存在した場合の素粒子反応などについて詳細に述べている。
■奥野
- リルケはピュアだなぁ
- 森鴎外の翻訳で日本に紹介された
- 解説の人がリルケ好き
- p.28俺の本を買え
- 後世に残る前提で書いている
- 手紙の最後の一文がうまい。
リルケは本当に真面目な人なのだろう。マジレスに次ぐマジレス。本当に親身になってカプス君の行く末を案じてくれているのがわかる。
だが、彼らのような一直線の詩へのピュアネス、芸術への信奉を持てないでいる現代の我々にとっては、リルケの言葉は、どうも叱咤されているような気持ちがして、穏やかには聞けない。
リルケの芸術家としての態度の指南は、原理原則に近いものだ。マスメディアと手を組み、徒党を組むことで本質から遠ざかっていくという「文学」のもつ宿痾がこの時代から、あったことがよくわかる。
カプス君はこの手紙をどんな気持ちで読んだのだろうか。ひょっとして、ジャーナリスティックな気持ちで、有名人リルケの言葉を集めたのかもしれないという気もする。それで良かったのかもしれない。
読みやすさ 9
ためになる 6
面白さ 5
■河津
- 中二病に関する暖かい共感
- 相手への想像力がすごい
- 比喩が上手
手紙の向こうの見えない書き手を想像しながら、切々と綴られる書簡集。そこには相手との距離感、果ては自分の生に対する距離感をきりきりと引き絞る、リルケの丁寧で潔癖ともいえる糞真面目な精神性が伺える。孤独を感じたら読むべし。正しい中二病の処方箋。
読みやすさ 7
ためになる 8
面白さ 8
■今村
中二病を発症したカプス君に共感し紳士に手紙を書くリルケ。
人間は永遠に中二病を発症してしかるべき、それが詩人の資質だ、しかし
中二病を発症しつつもそれを客観的に見つめ、文章ににできる人が詩人なのだと思いました。
カプス君はたぶん一過性の中二病、つまりただの中二病だったんじゃないでしょうか。
読みやすさ 8
ためになる 8
面白さ5
平均
読みやすさ 8
ためになる 8
面白さ 6
次回は……
2月27日 マンウィッチング モリス 小学館
■奥野
- 天皇は現人神であるといった感覚>反進化論
- マルサスの原理を動植物界に拡張、アイデアの飛躍
読みやすさ
ためになる 未読
面白さ
■河津
- 教科書的雰囲気
- 意外と淡泊
- あまり主張しない
- 我々は抵抗を感じない
種と変種の間にどれだけの差があるか着目し、そこから生存者同士の闘争によって最も有利なものがより生き残っていくのだと言う着案にいたった。しかし難題として何が有益かは分からないとしている。
読みやすさ 9
ためになる 7
面白さ 6
■岩瀬
- 淡泊なのは時代背景だろうね。宗教上の理由とか
- いっぱい例を出して「自明だよね」として反感をクリア
- 150ギガ飛びました
- 理想的な心地よい文章
- 鳩マニアだったダーウィン
ダーウィンの自然へのリスペクトがひしひしと感じられる1冊。ものすごい量と種類の傍証をあげられるのも、だれよりも植物や動物へのフェティシズムともいえる愛があったから。無数に羅列される生き物の生態は妙に心が癒される。自然淘汰というあたらしいコンセプトは「時間のイメージ」を明確にした。
読みやすさ 8
ためになる 8
面白さ 8
■今村
- 具体例が多い
- 論文の要約、わかりやすい
- 先回り反証がすごい
- この前にも一般向けの本を出しているのが意外、科学啓蒙書ライターだった
- 新訳は新しい
大量の具体例がすごい。しかし遺伝子が発見されていないということもあり本質的なことには迫れない。ここは素直にわからないと言っているのに好感が持てました。進化論はなかなか実験が難しいと言うことがあり大量の事例を集めることでそれをカバーしようとしたのかと思います。
読みやすさ 9
ためになる 7
面白さ 6
■平均
読みやすさ 9
ためになる 7
面白さ 7
次回=若き詩人への手紙/リルケ/新潮文庫
■奥野
右脳とか左脳とかってえせ科学だと思ってたけど、そうじゃなかったんだ。でもなんとなく釈然としない印象は残る。なんでアメリカのインテリはヨガとか仏教とかにはまろうんだろうね。ニューエイジ思想みたいでちょっと気持ち悪いです。ダニエルピンクってのは「フリーエージェント時代の到来」という名著があるんだけど、この本はその半分にも満たないね。帯のコメントはあの人だし。感性の時代になった、てな話はかなり昔からあるが、そこに経済のグローバル化という新しい味付けをを加えてみた感じだろうか。危機感を煽るのはわかる。アイデアの時代だと言うことにも大賛成である。ただ、これを曲解した人が暴走して妙なセミナーをするような時代にならないことを祈りたい。
年収160万円のエリートインド人。(79
豊かさは全人口のほんの一握りのひとのものであった「自己実現の追及」がすべてのひとにひろげることを可能にしたのである(77
名言がピンとこない
笑いセミナー?アメリカ人のセンスに疑問
13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
目次を読めば分かる内容, 2006/6/24
By 中尾信之 "吟遊詩人・信" - レビューをすべて見る
論理的思考だけでは,すでに「時代遅れ」になっているという事実を,この本によってはっりと認識させられた。, 2009/6/17
By 長谷川 純一 "J-HASE" (神奈川県) - レビューをすべて見る
また「ハンドルネーム狩り」
これからの時代に必要とされる人材になるために, 2006/11/20
By 私撰 綜(市川聡:さとる) (神奈川県) - レビューをすべて見る
相変わらずのオーマエさん, 2006/7/1
By レッツトライ! "ややこしやあ" (東京都渋谷区)
読みやすさ 10
ためになる 6
面白さ 5
■岩瀬
あなたのやっている仕事は第三諸国やコンピュータにとってかわられるだろう、とこれからの時代のホワイトカラーに警鐘を鳴らす。そうならないためには、「もうひとつの価値」のようなものが必要。たとえば、デザイン、物語性、遊びゴコロといったもの。
いかに日常生活にデザインが必要か紹介しているが内容はごくふつう。全体的に老人向けデザインの啓発書。な印象。
読みやすさ 7
ためになる 4
面白さ 4
■今村
これからはコンピュータでできる仕事、知識・技能職でもルーチンワーク的なものはみんな発展途上国の人が安い給料でやってくれる(しまう)のでじゃあ生き残る道は!というお話でした。書いてあることはその通りだと思いますがじゃあ具体的にどうすればいいんだろう、ってのは各人で見つけていかなければ行けないんだと思います。
- オビが勝間和代
- 新しい時代が!というよりむしろ今までの仕事が低賃金化することに対する危機感から売れた?
読みやすさ 9
ためになる 3
面白さ 4
■次回
種の起源
ダーウィン
光文社
岩
今までのロシア文学とイメージが違う
イチオシは「公共のために」
マトリョーナ:視点の移り変わり、作者の意見へ
明るいソビエト!明るい農村!ドストエフスキーとは対極にあるかもしれない。非常に読みやすくとっつきやすいロシア文学。頑固だが力強い老婆マトリョーナが主人公の「マトリョーナの家」、若々しい女教師リディアが活躍する「公共のためには」など人物の活写がとても魅力的。料理にたとえるなら、決して豪華ではないが、田舎の素朴なロシア家庭料理。おいしいです。
読みやすさ 7
ためになる 6
面白さ 7
今
マトリョーナはおばあさん萌え
よみやすい訳
随所にソビエト的モチーフが「コルホーズ」とか
共産主義 腐敗
泥炭
作者は小説の中でソビエト(社会主義)をそこはかと批判している。実際腐っている。でもなんだかんだで人々はうまく立ち回っていて、いろんな意味でずるくなっている。そんな中でマトリョーナみたいな人もいる。それがすばらしい。みたいな感じを受けました。ロシア文学というと硬い印象を受けるけどこれはぜんぜんそんな感じがしない。
読みやすさ 9
ためになる 5
面白さ 6
奥
河
バーチャン萌なので泣きかけた。泣きゲー。
作品としては駅のやつがシビれた。良心のほかで人を裁いた時のわだかまりが、なんともいえない読後感。
あとがきを読むとどうやら駅の話の最後に登場した男は作者も部分的にモチーフのようで少し笑った。
読みやすさ 9
ためになる 5
面白さ 6
次回は!
2月6日 ハイコンセプト ピンク 三笠書房
goo
大学1年の内容
文系の人には辛い
θの回転は基本
教科書か
自分で計算しないとわからない
参考文献がよい
テトラはデレ
ミルカはツン
読みやすさ 8(ただし本人の理解度による)
ためになる 9
面白さ 6
憧憬混じりの数学の道な部分これがミルカさんだ、近づけども近づけども謎ぶかく断言的で僕を振り回す。
一方僕の知っている数学がテトラちゃんだ。知っていると思いつつ見守っているとハッとさせられる。
そんな二人の振動がぼくの知性を熱くする。
(文系)
読みやすさ:3
面白さ:5
ためになる:7
iwase
小説のあり方としては面白い
数学はこういうのというのがわかった
数学の本質的な面白さにとりつかれていく青春ストーリー。
主人公の僕は数式をいじるのが大好き。数学とは何か?ー数学に惹かれていくキモチは女の子に惹かれていくキモチに似ている。そんな数式のメタファーが主人公「僕」と女の子たちとの物語を導いていく。
もし僕の揺れるキモチをsinで表したなら…
読みやすさ 4(文系)
ためになる 8
面白さ 8
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
来週は4 1月30日 ソルジェニーツィン短編集 ソルジェニーツィン 岩波書店 岩瀬
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■奥野
■河津
- キリスト教と自由主義の対立
- 法律家の文章では
- 良識あるとされる人の狭量
- 進歩する存在としての社会を作るためには自由な思想とその表現の場が必要不可欠である。それは社会が圧制的になり何人かを害したりすることがないようにするためのシステムである。これはキリスト教の歴史を紐解いても明白だ。
読みやすさ 8
ためになる 8
面白さ 7
■今村
- 訳が悪いのでは、p40
- 現代においては割と当たり前になっている内容。
最大多数の最大幸福を実現することは少数意見をないがしろにするという意味ではない。
少数意見、取るに足らない意見と「あなたが」考えるものにも発表の機会を与えないと行けない。
- 思想信条の自由とそれを発表する自由「表現の自由」はセットになっているべき。
- また、これは自由として許されるのか?という微妙な問題にも言及している。(この辺は読み切れず)
読みやすさ 3
ためになる 7
面白さ 5
→次回は数学ガール
■岩瀬
- わかりやすかった。よくキリスト教批判ここまでできるなあ。
- キリスト教信仰者=ルサンチマンな人間が「憎悪」を形作った。これがすべてのマイナスのエネルギーの根源になっている。さらにこの「マイナス」のポイントに人間をおくことによって「教育」がおこなられている。大きな意味で「教育」「禁欲」などのすべての「苦痛」はこの「憎悪」を忘れないようにするためである。
【点数60】
- 部屋の中にいても世界は撮れる、という写真家
- 思ってたよりアグレッシブな思想家だった
■奥野
- 空手形としての来世
- ルサンチマン=法界悋気=自分に関係ないことを悔しがる
- インターネットはルサンチマン
- どうしてニーチェはここにたどりつくことができたのか
- 特別な思想のために特別な経験がいるわけではない
- 太宰治「親友交歓」が傑作
- 負け犬が自己正当化したのがキリスト教の発想。肉食獣が草食獣を食べるのは善でも悪でもない。なのに、この子羊どもはそこに「道徳」という概念を持ち込み、すり替えやがった。人間が矮小化し生の可能性を追求できなかったのは、キリスト教=負けるが勝ち教のせいだ。世の中狂ってる! 人間は本来自由なのに、その手足を進んで縛つけ、精神や体を痛めつけ、あるわけもない来世だけを考えて今を進んで悶々としてすごすド変態に成り下がった。それもみんなキリスト教のせいだ! キリスト教というシステムを突き崩さない限り人間は人間らしく生きられないんだよ。神は死ね!
- 反ニーチェ的で現世的な中国人
- 聖書のプロットの素晴らしさ、ディテールがよくできてる
- 負け犬根性、足の引っ張り合いはそろそろやめようじゃないか
■今村
■河津
- ニーチェのキレ芸
- 自己肯定すること自体は自然か。互いに尊重すべき
略奪者の自己肯定(ほかより多く物質所有することへの肯定)
被略奪者の自己肯定(できないことへの肯定)
この二つが古代において発生した
そして被略奪者のやましい良心が
勝利する。
自己(本能)に対する闘争が起きる。
全体としてまとまり虚無への回帰。
===========================
■次回の本を決めよう
四半期分(今回は11冊)
1拷問の歴史 (Truth In Fantasy)
2ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 ダニエル・ピンク (著), 大前 研一
3悲しき熱帯〈1〉 (中公クラシックス) (単行本)レヴィ=ストロース (著)
4マンウォッチング〔文庫〕 (小学館文庫)デズモンド・モリス (著), 藤田 統 (訳)
5海洋奇譚集 (知恵の森文庫) (文庫)ロベール・ド・ラ・クロワ (著), 竹内 廸也 (翻訳)
6自由論 (光文社古典新訳文庫)ミル (著
1数学ガール
2フーコー・コレクション〈4〉権力・監禁 (ちくま学芸文庫) (文庫)
3嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸 (電撃文庫)
4第二次世界大戦〈1〉 (河出文庫)ウィンストン・S. チャーチル (著)
5種の起源〈上?〉 (光文社古典新訳文庫)
6ワープする宇宙
1プラグマティズムの思想 (ちくま学芸文庫)魚津 郁夫 (著)
2人間不平等起源論 (光文社古典新訳文庫)
3ソルジェニーツィン短篇集 (岩波文庫) (文庫)
ソルジェニーツィン (著), 木村 浩
4オーウェル評論集 1 象を撃つ ジョージ オーウェル (著), その他
5若き詩人への手紙
6淀どの日記 (角川文庫) (文庫) 井上 靖 (著)
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当選!さいころ抽選
1/16:自由論 (光文社古典新訳文庫)ミル (著
1/23:数学ガール1 結城 浩(単行本) ソフトバンククリエイティブ
1/30:ソルジェニーツィン短篇集 (岩波文庫) (文庫)
2/6 :ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 ダニエル・ピンク (著), 大前 研一
2/13:種の起源〈上?〉 (光文社古典新訳文庫) ダーウィン
2/20:若き詩人への手紙 リルケ(新潮文庫)
2/27:マンウォッチング〔文庫〕 (小学館文庫)デズモンド・モリス (著), 藤田 統 (翻訳)
3/6 :ワープする宇宙 単行本 リサ ランドール 日本放送出版協会
3/13:淀どの日記 (角川文庫) (文庫) 井上 靖 (著)
3/20:拷問の歴史 (Truth In Fantasy)高平 鳴海、拷問史研究班、 シブヤ ユウジ 新紀元社
3/27:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸 入間人間(電撃文庫)
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■落選
- オーウェル
- 人間不平等起源論
- プラグマティズム
- WW2
- フーコー
- 海洋奇譚集
- 悲しき熱帯
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今村
種の起源〈上?〉 (光文社古典新訳文庫)
マンウォッチング〔文庫〕 (小学館文庫)
人間不平等起源論 (光文社古典新訳文庫)
拷問の歴史 (Truth In Fantasy)
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おくの
プラグマティズムの思想 (ちくま学芸文庫)魚津 郁夫 (著)
第二次世界大戦〈1〉 (河出文庫)ウィンストン・S. チャーチル (著)
自由論 (光文社古典新訳文庫)ミル (著
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 ダニエル・ピンク (著), 大前 研一 (翻訳)
オーウェル評論集 1 象を撃つジョージ オーウェル (著), その他
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いわせ
悲しき熱帯〈1〉 (中公クラシックス) (単行本)
レヴィ=ストロース (著), Claude L´evi‐Strauss (原著), 川田 順造 (翻訳)
海洋奇譚集 (知恵の森文庫) (文庫)
ロベール・ド・ラ・クロワ (著), 竹内 廸也 (翻訳)
フーコー・コレクション〈4〉権力・監禁 (ちくま学芸文庫) (文庫)
ミシェル フーコー (著), 小林 康夫 (編集), 松浦 寿輝 (編集), 石田 英敬 (編集), Michel Foucault (原著)
ソルジェニーツィン短篇集 (岩波文庫) (文庫)
ソルジェニーツィン (著), 木村 浩
淀どの日記 (角川文庫) (文庫)
井上 靖 (著)
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かわず
数学ガール
ワープする宇宙
若き詩人への手紙
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸 (電撃文庫)
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次回抽選日:3月27日
梗概まとめシステム(5分)
本評価システム。wcrop文庫>殿堂入り
【道徳の系譜】
■岩瀬
■奥野
■河津
※10点満点で
■平均
合計=19
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回数 日付 書名 著者 出版社 選書者
1 1月9日 道徳の系譜学 ニーチェ 光文社 奥野
2 1月16日 自由論 ミル 光文社 奥野
3 1月23日 数学ガール第一巻オイラーの定理 結城浩 ソフトバンク 河津
4 1月30日 ソルジェニーツィン短編集 ソルジェニーツィン 岩波書店 岩瀬
5 2月6日 ハイコンセプト ピンク 三笠書房 奥野
6 2月13日 種の起源 ダーウィン 光文社 今村
7 2月20日 若き詩人への手紙 リルケ 新潮社 河津
8 2月27日 マンウィッチング モリス 小学館 今村
9 3月6日 ワープする宇宙 ランドール NHK 河津
10 3月13日 淀どの日記 井上靖 角川 岩瀬
11 3月20日 拷問の歴史 拷問史研究班 新紀元社 今村
12 3月27日 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 入間人間 アスキー 河津
13 4月3日
14 4月10日
15 4月17日
16 4月24日
17 5月1日
18 5月8日
19 5月15日
20 5月22日
21 5月29日
22 6月5日
23 6月12日
24 6月19日
25 6月26日
26 7月3日
27 7月10日
28 7月17日
29 7月24日
30 7月31日
31 8月7日
32 8月14日
33 8月21日
34 8月28日
35 9月4日
36 9月11日
37 9月18日
38 9月25日
39 10月2日
40 10月9日
41 10月16日
42 10月23日
43 10月30日
44 11月6日
45 11月13日
46 11月20日
47 11月27日
48 12月4日
49 12月11日
50 12月18日
51 12月25日
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旦那の意見
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道徳の系譜学
光文社古典新訳文庫)
フリードリヒ ニーチェ
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091212
■岩瀬
- 楽しいが……どう反論していいかわからない
- ちょっとでも作ってやろうという気持ちが大事。例:オロC→デカビタ
- 1ドル60円で米は輸出に競争力
- ドル投資で失敗した。まだ下がる、買うな。金を買え
- 日経平均を買っても同じでは
■奥野
- 大言壮語芸
- 日米新興国もゆきづまり
- 55Pなめてんのか!
- でかい嘘ほどばれない
- 金もらってもくいたくないジャンク=1ドル10円で十分
- B級感
- 焼畑農業的な繁栄はもうないのか
- 「社会人としてどう生き抜くか」本
- 「資本主義の限界」って根本的に限界はある
- 『4000万損している』「選挙にいく」「党員になる」
- 自民出の人々がいい感じ
- リターンマッチが用意されていない
- 大きな枠組みで語れるコトバを持っている人がいない。大宅壮一
- アメリカ人気ない
- 工業化された都市に環境事業を(キレイにしてヨゴすで循環!)
■河津
本の感想はヤマシだ・・・景気はわるくなりそうだそんな気分だ!といったところです。あとこの人講義うまいですね。講師してたからなのかな。
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来週091219
旦那の意見 (中公文庫) (文庫)山口 瞳 (著)
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次回以降の候補
それは、うつ病ではありません! (宝島社新書) (新書) 林公一 (著)
折れそうな心の鍛え方 (幻冬舎新書)
忘れられた日本人 (岩波文庫) (文庫)宮本 常一 (著)
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■今村
けがしたチンパンジーは悲惨じゃない
次回
091128 音楽と音楽家 (岩波文庫 青 502-1)シューマン(1月, 1958)
ロベルト・アレクサンダー・シューマン(Robert Alexander Schumann, 1810年6月8日 - 1856年7月29日)
■おくの
ナポレオンの出現がうまいことできてる
時代が動くという味
ロベスピエールかっこいい
大量の血、そして優秀な人が全員死
自由平等友愛
革命の末に独裁者
そしてドロドロの民主主義が誕生した
ナポレオン他国ではヒトラー的扱い>ゴヤの絵
ギロチンがやばすぎた絶えられない
イデオクラシー映画
フランス革命題材の小説漫画はまだあんまりない
幕末、コスチュームの激変
■いわせ
革命が連鎖していくのがすごい
■いまむら
読みやすかった。
ベッドに置いておくことが重要。
ナポレオンは戦争中に毎日恋文
ぐだぐだなクーデターP315
■かわづ
ロベスピエールがおかしくなっていく感じがひしひし伝わってくる。
先鋭的民主主義者が偏執狂くさくてナポレオンがほんとに救世主に見える。
筆者がヒューマニストなのかそういう書き口なのか細やかに登場人物に共感している
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最終更新:2010年06月12日 11:16