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正義の騒動 6

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 -後日談の正義-

 アルティメットジャスティスフラッシュはダークジャスティスマンを包み込み、一連の騒動に終止符を打った。
 これでダークジャスティスマンの騒動はすべて終わりを迎えたかのように見えたが、そうではない。
 警備隊やルネイヴ軍の将らは各地に残った妖魔退治に東へ西へと奔走する毎日。もちろん、退魔士である大介もそれに参加している。
 最後まで退魔士であると皆に認められることのなかったかかりにはその要請は来ることはなく、真田や諏訪や中留御たちと一緒に噂の火消しに回っている。

「そうそう、今妖魔って言うのは警備隊の実験所から逃げ出したクリチャーなの。見かけたら警備隊に連絡してね」
 何度目か解らない注意を言い終えた諏訪は盛大に溜息をついた。
「気持はわかるけど、ちゃんとしろよ諏訪」
 そんな諏訪を真田がたしなめる。
「解ってるけど、なーんか釈然としないのよ」
「まぁ、気持はわからないでもないわ」
 結局警備隊に振り回される形となった中留御も不機嫌そうにそう言う。
「でも、もうすぐ妖魔の方も完全に討滅出来るんですから……」
 かかりはそう言ってビラ配りを再開する。
「つーか、結局コスプレ娘はただのコスプレ娘だったわね」
 ニヤニヤと笑みを浮かべてかかりを弄る中留御。かかりは顔を真っ赤にして「コスプレ娘なんかじゃないですぅぅ!」なんて反応を期待していたのだが。
「どうとでも言っていればいいですよ。中留御さん達が信じてくれなくても信じてくれる人はちゃんといるんですから。ね、真田さん?」
 こんな前ふりで真田に話を振れば、信じてくれる人は真田であるということは明白である。
「あー、まぁ……な」
 中留御たちになんて説明すればいいか分からない真田は言葉を濁す。
「あ、そう言えば携帯電話教えてもらっていいですか?」
「ん? そう言えばアドとか交換してなかったな。えーっと俺が送ればいいんだな?」
 真田はポケットから携帯を取り出すとアドレスを送信した。
「アドレス、ゲットです!」
 携帯を抱えて笑うかかり。
「ちょっとちょっと、マジで真田いったい何したのよ!? かかりちゃんの対応、これじゃまるで……」
「私誰にも負けませんよ?」
 そうにっこりと笑うかかり。
「おう、がんばれかかり」
 真田は真田で負けないの意味を壮絶に勘違いしていた。みんなに退魔士として認めてもらうようにがんばると言ったと思っているのだ。
 さて、次の場所に向かうかと一人その場を離れようとした真田の肩を諏訪が捕まえる。
「ちょーっといろいろ聞きたいことあるんだけどぉ?」
 笑ってるけど、笑ってない笑顔を見て真田が後ずさる。
「え? え? 何? 俺何かしたっけ? ちょ? 中留御や春日までどーしたのよ?」
「なーんかあんただけ面白いこと知ってそうだけど……」
「気になるんですよねぇ」
「えー、どうしちゃったのよ……みんな……さらば!」
 身の危険を察知した真田がその場から逃げだす。
『ちょ、待ちなさいよぉ!』
 学生たちは今日も今日で平和のようだ。

「結局今回の騒動……ハッキリ言ってジャスティスマンが早くこちらに事情を教えてくれればこうはならなかったってのに……」
 レオロナが討滅が終わった公園のベンチに腰かけて愚痴をこぼす。
「それもそうですね……」
 今回の騒動の原因は、ジャスティスマンが古代のオーパーツを見つけてしまい、二人に分裂してしまった事が原因なのだ。
 ダークジャスティスマンはジャスティスマンの暗い心そのもので、人に害を成すであろうことは明らかであった。
 もっと早くそれを警備隊に伝えていれば、こんな世間を騒がすような事態にはならなかったはずなのだ。
『ちょっと、レオロナさん! 早く次のポイントに向かってください!』
 通信機からエルフォースのどなり声。
「休憩する暇すらないのかよ!」
『ルネイヴ軍の方はもっと働いてますわよ!』
 やれやれと溜息をつくとレオロナはかったるそうにベンチから腰を上げた。

「……」
 見晴らしの良い丘にジャッジメント・ジャスティスマンは立っていた。
「ダークジャスティスマン……お前は強かった。しかし、間違った強さだったよ。お前の掲げた理想は正しいのかも知れない。だが、お前はそこに至る道を間違ったのだ。次に生まれてくるときがあるのなら……」
 そう言うジャスティスマンを一陣の風が吹き抜ける。
『私はお前であって、お前は私なのだ。もしお前が自分の正義を疑うときあれば、また私は現れるだろう。しっかりと心の中に正義を持っておくのだな』
 ジャスティスマンの耳にそんな幻聴が聞こえてきた。ジャスティスマンは軽く笑うと、
「もう、私は迷わない。己の正義があるからな」
 ここに、一連の騒動は終わりを告げた。  


あとがきというか、言い訳というか。
この話はもともとコラボのために書かれた作品です。
よって、この話で生じたフラグやキャラ関係はifのものになります。
つか、このストーリーで他作者キャラを混ぜるのって無理じゃないか?
とりあえず、ほかの人の何らかの起爆剤になれば幸いかなっと。
ところどころ端折ったところもあるが、そこは勘弁してくれw
なお、キャラでも影の薄い奴もいたが、そこも気にしないでくれw
これ以上いろんなキャラにスポット当ててたらどれだけの長さになるか想像つくだろう?w
まぁ、いろいろと妄想垂れ流しで悪かったと思う、反省している、許してください。アンバサ。

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