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ミュークト名鑑

とまかぜ 10年後if

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
ログ 2012.01.11の後、こんな会話が。

渚&稀石弟妹 > (とまかぜも、くっついた瞬間にフェードアウトしそうな感じがすごくすごくするカップルだな・・・)
シフォン+ > ぽ:ミュークトのお約束ですな・・・。
雷風 > あ:デレたあとにどんな展開を描けというんだ
命王の主 > (ラブコメってくっついた時が物語の終わりだよね)
渚&稀石弟妹 > (たまに喧嘩してみるとか)
渚&稀石弟妹 > (遠距離になって一回別れてみるとか)
シフォン+ > ぽ:それ面白いな。やってみっか?
雷風 > あ:まぁ確かに面白そうである


というあたりから、妄想が広がって↓



――あれは、いつのことだったか。


オレには、好きな人が居た。


どこで会ったのか、どうやって会ったのか、何故だかはっきり思い出せないことだらけだけど、
「その人」の笑った顔だけは、はっきりと思い出せる。

多分、あれから10年くらい経つけれど、きっと未だに好きな人。
大学生になった今でも、小学生の頃の恋心を引きずっているなんて、笑い話にもならない。
けれど、「好きな人」という単語で真っ先に浮かぶのが、「その人」の笑顔なんだから、こればっかりは、仕方ない。

その頃のことを、よく知ってるはずの知り合いのおねーさんに尋ねても、切なそうな、困ったような、曖昧な笑顔を浮かべるだけで、答えはくれない。
オレはその笑顔がニガテで、それ以上聞けずにいる。


もうほとんど記憶にも残っていない、10年も前も話だし、そんなの忘れてしまうべきかとも思う。

けれどなぜか、なぜだか、全く不思議ではあるけれど、
「その人」とは、そのうちひょっこり、また会えそうな気がして、いる。


『その、気を長くして、その、待っててね?』

 ――そう、

 『その、待ってたほうが、楽しいっていうか』

   だって、まだ、

   『……うん!』

        あの約束を、果たしていない。


「楽しみにして、待っとくよ」

 空に向かって呟いた。まったく、われながら――


『―――』

 馬鹿な約束を、

「……遅いよ」

 してしまった、

『――。……――!』

 ものだ。


「うん、オレもだよ」



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