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コブ

名前:Kovu
デビュー:『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』(1998年)

概要

アウト・ランド*に住むライオンで、黒いたてがみに緑の瞳を持つ。ジラの養子で、ヌカビタニの弟として育てられた。

群れのリーダーであったスカーの悪事を知らず、スカーを倒したシンバを敵として教えられていたが、子供の頃は純粋さがあり、母のやり方に疑問を持つこともあった。大人になるにつれて彼への復讐の駒として育てられたが、シンバの娘のキアラと出会って運命が変わっていく。

コブはスワヒリ語で「傷跡」(scar)を意味する。

エピソード

ライオン・キング2 シンバズ・プライド

プライド・ランド*の反逆者スカーの死後、新たな王シンバはスカーの仲間たちをアウト・ランド*へ追放した。スカーの妻であるジラはスカーの跡取りであるコブを利用し、シンバへの復讐を企んでいた。

ある日、コブはキアラという女の子と出会い、ワニから逃げ回るうちに仲良くなる。しかし、キアラはシンバの娘であり、その場へ駆けつけたジラとシンバは互いに睨み合う。隠れ家に戻ったジラはスカーの実の子であるヌカビタニにスカーの仇を討つように厳しく言い聞かせる。一方、ヌカはコブばかり贔屓されることに不満を持っていた。

キアラが成人して初めて狩りをすることになると、ヌカとビタニは火災を起こしてキアラを陥れようとする。コブはキアラを助け出し、二人は再会を果たす。コブは「アウト・ランドを捨てたのでプライド・ランドに入れてほしい」と頼む。スカーとの因縁からコブを信用できないシンバだが、キアラを助けてもらったことや妻ナラの後押しもあり、コブを仲間に迎え入れる。

キアラとコブは次第に仲を深めていき、シンバも彼を仲間として認めるようになる。コブは次第に本心からキアラのそばにいたいと思うようになる。コブはシンバからスカーがシンバの父ムファサを殺したことを聞き、スカーとは別の道を歩むためにシンバに本当のことを告げようとする。しかし、ジラやヌカやビタニが二人の関係性を利用してシンバに危害を加えようとしてしまう。コブはジラの命令を無視してシンバの殺害を拒むが、代わりに実行しようとしたヌカが事故死してしまう。

コブは裏切り者としてジラからもシンバからも追放されてしまい、キアラは彼を追いかける。お互いの気持ちを確かめ合った二人は、プライド・ランドとアウト・ランドの争いを止めるためにシンバのもとへ戻る。

やがて、ジラが仲間たちを引き連れてプライド・ランドを襲撃し、シンバと仲間たちは応戦する。そこへキアラとコブが現れて「同じライオン同士、過去は水に流して前へ進もう」とお互いの仲間を説得する。全員が納得したが、ジラだけはスカーのためにシンバに襲いかかる。シンバを守ろうとしたキアラはジラを食い止めようとするが、2匹とも濁流に呑まれそうになる。ジラの命も助けようとするキアラだが、ジラは自ら手を放して川へと飛び落ちる。

シンバは改めてキアラとコブの交際を認め、コブとアウト・ランドのライオンたちを仲間へと迎え入れた。

登場作品

1990年代


2000年代


2010年代



大人



子供


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キャラクター
最終更新:2024年09月08日 21:52