キアラ
概要
好奇心旺盛な性格。父親譲りのおてんば娘で、シンバの過保護っぷりを窮屈に思うことも。
ティモンと
プンバァとも仲は良いが、お目付け役を務めることも多いため警戒することも。
キアラはスワヒリ語で「姫」を意味し、イタリア語では「明るい」、アイルランド語では「闇」を表す。
エピソード
プライド・ランド*の王となった
シンバと
ナラの間に生まれた王女のキアラは父親譲りに好奇心旺盛。ある日、キアラは
コブという男の子と出会い、ワニから逃げ回るうちに仲良くなる。しかし、コブはシンバのかつての敵である
スカーの跡を継ぐ者だった。コブの母
ジラは、スカーを倒して自分たちを
アウト・ランド*へ追放したシンバを憎んでいた。
シンバはキアラに「
私たちはひとつ」という教えを授け、優しく育てる。キアラが成人して初めて狩りをすることになる。キアラはシンバに一人でやらせてほしいと頼むが、過保護なシンバは
ティモンと
プンバァにお目付役を任せてしまう。彼らに気づいて怒るキアラだったが、その後火災に巻き込まれてしまい、立派に成長したコブによって救出される。スカーとの因縁からコブを信用できないシンバだが、ナラの後押しもあり、アウト・ランドを捨てたというコブを仲間に迎え入れる。
キアラとコブは次第に仲を深めていき、シンバも彼を仲間として認めるようになる。しかし、ジラや
ヌカや
ビタニがコブを利用してシンバに危害を加えようとしたため、シンバはコブを裏切り者として追放する。キアラは彼を追いかける。お互いの気持ちを確かめ合った二人は、プライド・ランドとアウト・ランドの争いを止めるためにシンバのもとへ戻る。
やがて、ジラが仲間たちを引き連れてプライド・ランドを襲撃し、シンバと仲間たちは応戦する。そこへキアラとコブが現れて「同じライオン同士、過去は水に流して前へ進もう」とお互いの仲間を説得する。全員が納得したが、ジラだけはスカーのためにシンバに襲いかかる。シンバを守ろうとしたキアラはジラを食い止めようとするが、2匹とも濁流に呑まれそうになる。ジラの命も助けようとするキアラだが、ジラは自ら手を放して川へと飛び落ちる。
シンバは改めてキアラとコブの交際を認め、コブとアウト・ランドのライオンたちを仲間へと迎え入れた。それはシンバがキアラに伝えた「私たちはひとつ」という教えそのものでもあった。
その他
登場作品
1990年代
2000年代
2010年代
声
大人
子供
最終更新:2024年09月08日 21:52