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ブレア・ラビット

名前:Br'er Rabbit
デビュー:『南部の唄』(1946年)

概要

リーマスおじさんの物語に登場する南部のウサギ。和名は「うさぎどん」。

力は弱いが頭の回転が早くてすばしっこく、ブレア・フォックスブレア・ベアの悪知恵をたびたび弾き返している。自信過剰なところがあり、捕まってしまうこともあるが最終的には脱出してみせる。

ブライアー・パッチにあるイバラに覆われた家に暮らしており、その環境を煩わしく思っている。

ピンク色のシャツに青いズボンを履いており、『ズートピア』の主人公ジュディ・ホップスの私服のデザインにも引用されている。

エピソード

南部の唄

ブレア・ラビットはリーマスおじさんの物語に登場する。

第一の物語では、ブライアー・パッチにあるイバラに覆われた家に嫌気が差して家を出ることを決意。ブレア・フォックスの罠にかかってしまうが、そこを通りかかったブレア・フォックスの相棒である間抜けなブレア・ベアに「僕は今捕まっているんじゃなくて、割の良い仕事をしてるんだよ。僕はもう十分稼いだから代わってあげようか?」を嘘を付く。ブレア・ベアは騙されたとも知らずにブレア・ラビットに感謝して罠にかかる。ブレア・フォックスはブレア・ラビットが罠にかかったと思って罠へと駆けつけるが、捕まっているのはブレア・ベアであった。

第二の物語では、ブレア・ラビットは道端に座っていた人に挨拶をするが、返事が帰ってこなかったことに腹を立てる。自分の話している相手がタール人形であることに気付かないブレア・ラビットはタール人形を素手で触ってしまい、身動きが取れなくなる。ブレア・フォックスとブレア・ベアはタールまみれになったブレア・ラビットを見て大喜び。ブレア・ラビットは「僕にどんな仕打ちをしてもいいけど、あの痛そうなイバラの茂みにだけは絶対に投げ込まないでくれ」と懇願する。嫌味なブレア・フォックスはブレア・ラビットの調理をやめて彼をイバラの茂みに投げ込むが、イバラの茂みはブレア・ラビットの故郷だった。ブレア・ラビットは大喜びし、ブレア・フォックスとブレア・ベアは呆気にとられるのだった。

第三の物語では、ブレア・ラビットが捕まってしまい、ブレア・フォックスに調理されそうになる。ブレア・ラビットは見逃してくれたら「笑いの国*」へと連れて行くと約束する。騙されまいとするブレア・フォックスだが、どうしても笑いの国に行きたいブレア・ベアはブレア・ラビットの言い分を聞こうと主張する。ブレア・フォックスとブレア・ベアがブレア・ラビットの案内で向かった笑いの国は蜂の巣だった。ハチに追いかけられる二匹の様子を見て、ブレア・ラビットは大笑いするのだった。

映画の最後では、ブレア・ラビットがジョニーたちと前に現れ、愉快に「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー」を歌う。

その他

ハウス・オブ・マウス ミッキーとディズニーのなかまたち*』では、ミッキーマウスが「いたずらはダメ!」と規則を説明する場面で、ブレア・ラビットを捕らえているブレア・フォックスとブレア・ベアの姿が映っている。

ゲーム


テーマパーク

アトラクション「スプラッシュ・マウンテン」に登場する。

アトラクション「ミッキーマウス・レビュー」では、ブレア・フォックス、ブレア・ベアとともに「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー」を披露している。

NHK紅白歌合戦出場履歴

第63回(2012年) ジッパ・ディー・ドゥー・ダー

登場作品

1940年代

1946年
南部の唄

1970年代

1971年
ミッキーマウス・レビュー ※マジック・キングダム

1980年代

1989年
スプラッシュ・マウンテン ※ディズニーランド

2000年代



2010年代




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キャラクター
最終更新:2024年10月05日 21:35