frame_decoration

ムカデさん

名前:Mr. Centipede
デビュー:『ジャイアント・ピーチ』(1996年)

概要

おばけ桃で旅をする「陽気なムカデ」。魔法のワニの舌の効果で巨大化している。

顔は薄いオレンジ色で、ボーダーのシャツを着ておりベージュの帽子をかぶっている。喫煙者で、いつもタバコを吹かしている。腕は12本ある。

お調子者な性格で、目立ちたがり屋。見栄を張って仲間を窮地に晒すこともしばしばで、キリギリスさんとは揉めることもある。身体能力は高く、幽霊船の海賊たちにも果敢に戦う。

ブルックリン訛りで話す。

エピソード

ジャイアント・ピーチ

ジェームス・ヘンリー・トロッターが謎の老人からもらった魔法のワニの舌の効果によって巨大化したおばけ桃の中には、巨大な虫たち(クモさん、ムカデさん、キリギリスさんテントウムシさんミミズくんツチボタルさん)が暮らしていた。意地悪なスポンジおばさんスパイカーおばさんがジェームスを捜しに来ると、ムカデさんはおばけ桃を枝から切り離し、おばけ桃は大西洋*へと転がりついた。ジェームスは新しい友達と夢のニューヨーク*を目指す。

世界中を旅したことがあると豪語するムカデさんは舵を取ることを買って出る。ジェームスの発案でカモメを捕まえ桃ごと空を飛ぶことにした仲間たちはサメのロボットに攻撃されるが、ムカデさんが囮となり抜群のチームワークで窮地を脱する。

やがて一行は北極*に迷い込み、ムカデさんの船乗り経験が嘘であることが露呈する。責任を感じたムカデさんは幽霊船に乗り込み、ジェームスとクモさんの援護もありジャック・スケリントン船長からコンパスを盗み出す。ジェームスと虫たちは互いを家族のように感じていた。

ニューヨークに近づくと、ジェームスはサイの幻との決戦の末、一人でエンパイア・ステート・ビル*の頂上に不時着する。クレーンの作業員に救い出されたジェームスが警官に事情を説明していると、スポンジおばさんとスパイカーおばさんが現れて桃とジェームスを引き取ろうとする。そこへ虫たちが現れておばさんたちをノックアウト。おばけ桃はニューヨークの人々に振る舞われ、残った種はジェームスと新しい家族の住居に使われることとなった。

ムカデさんはニューヨーク市長に立候補するが、公約はやはり口から出任せだった。

登場作品

1990年代




タグ:

キャラクター
最終更新:2021年04月12日 01:44