ヘルプ 心がつなぐストーリー
ストーリー
1960年代。大学を卒業した作家志望のスキーターは地元のジャクソンに帰郷し、地元新聞社の家事コラムの代筆を任されることに。スキーターは友人のエリザベスの家のパーティーに招かれ、仲間たちのリーダー格であるヒリーの黒人メイドたちへの態度に不快感を覚える。
スキーターは自分が幼い頃から面倒を見てくれていた黒人メイドのコンスタンティンが母に解雇されたことを知る。さらにスキーターはコラムのための家事について、エリザベスのメイドのエイビリーンに教わるうち彼女たちの扱いに違和感を覚える。ある日、ヒリーが黒人メイドのミニーが白人用のトイレを使ったとして彼女を解雇する。スキーターは雑誌の編集長エレーン・スタインと連絡を取り、黒人メイドたちの本心の声を集めて出版することを決意する。黒人メイドたちは報復を恐れて証言を拒否するが、次第にスキーターへの協力者が増えていく。
概要
公民権運動の高まる1963年の
ミシシッピ州*で白人家庭で働く黒人メイドの人種差別に焦点を当てた人間ドラマ。作中にメドガー・エヴァース暗殺事件の描写があり、当時の実際のニュース映像が使われている。
2009年に発売された
キャスリン・ストケットの小説を映画化。ストケットは監督の
テイト・テイラーとミシシッピ州ジャクソンの幼馴染だった。また、ストケットはヒリーのミーティングの場面にカメオ出演している。
主人公のスキーターを演じるのは
エマ・ストーン。スキーターの本名はユージニアだが、原作によると生まれたときの細長い足が蚊のようだからスキーターと兄が呼んだのがきっかけだという。
ミニーを演じたのは
オクタヴィア・スペンサー。彼女は原作のオーディオブック版の朗読や、BBC版のラジオドラマでのミニー役も担当している。
キャスト
- 吹替版:2012年9月19日発売。 ※Blu-ray・DVD収録
スタッフ
情報集計中…
最終更新:2024年09月09日 10:53