ふるいTVの電脳

【エリア名】 ふるいTVの電脳
【読み方】 ふるいてれびのでんのう
【分類】 電脳
【場所】 うらかわ旅館
【登場作品】 『3』

【詳細】

うらかわ旅館の客室にあるふるいテレビの電脳世界。
実はもう映らない(映るのは砂嵐だけ)が、中にいるプログラムくんによれば旅館の女将が気に入っているらしくインテリアとして飾っているとのこと。

砂嵐しか映らないということにちなんで、ウイルス戦に入ると床全てがサンドパネルとなっている。
クエイカーもエンカウントするのだが、サンドパネルによって攻撃が全て不発という悲しい事にもなっていたり…。
その特徴からか、のちにとあるナビの残留データも引き寄せられてきている。

なおテレビの砂嵐はアナログ電波を正常に受信できない際に映るノイズの為、現在のデジタルテレビではそもそも砂嵐自体が発生しない
なので、必然的にこのテレビはアナログテレビということになる。
現実においても地デジ移行により2012年3月31日に全面終了した
(本来は2011年7月24日だったが、ご存じの通り同年3月11日に東北地方太平洋沖地震こと東日本大震災が発生した為、被災した東北3県が延期された)ため、このタイプのテレビはもう砂嵐しか映らない。
まさに当時の時代を象徴する代物である。

ちなみに余談になるが、実際の旅館では建物側にチューナー設備を設けることでアナログテレビが現役で使われている例がある。
レトロな雰囲気を出すためであったり、
当時4:3のアナログテレビのサイズに合わせて棚などを設えた為に16:9のデジタルテレビではぴったり置くことができず、
かといって全室を置き換えようとすると高額になってしまう…という事情がある場合が多いようだ。
こうした形で生き残る個体がある事を2002年時点で予言していたのは、中々の慧眼と言えよう。


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最終更新:2024年03月24日 18:29