【名前】 |
メアカモッサドクグモ |
【読み方】 |
めあかもっさどくぐも |
【登場作品】 |
『2』 |
【詳細】
アメロッパの一部にしか生息していない毒蜘蛛。
モサモサした体毛と赤い目が特徴。というか名前がその特徴のまんま。
網を張るタイプの蜘蛛ではなくタランチュラのような地面を歩くタイプの蜘蛛で、乗客らが視認できている事からクモの中でもかなり大型の蜘蛛である事がわかる。
ちなみにドット絵だと座布団ぐらいのサイズがある。デカ過ぎる。
アメロッパから帰国する際に空港にいた研究員が「大丈夫かな?でも毒があるし…」と呟いているのだが、そのまま飛行機の機内に持ち込み
案の定脱走。当然大騒ぎになった。
人間が噛まれると数時間は麻痺して動けなくなるという強力な毒を持っており、毒蜘蛛を軽視していた職員が犠牲になった。
偶然
飛行機に搭乗していた
ドクター・アイアンフィストと
日本昆虫学会のおじさんのお陰で大事には至らず、捕獲されて厳重に管理されることになった。
なお、毒蜘蛛の被害に遭った職員は
一人しか搭乗していない飛行機専属のネットバトラーであり、肝心な時に出動出来ない事態になってしまった。
プレイヤーからは「予備の職員は用意してなかったのか」とか管理体制の甘さが突っ込まれる事に
高級
ウイスキーの匂いを好む。これは蜘蛛が繁殖期に出すフェロモンの匂いに似ているかららしい。
これを利用し、
ウイスキー・
わりばし・
さいほういと・
きちょうのぼうしを組み合わせた即席の罠により捕獲された。
余談だが、酒類に誘引される虫はナメクジなどいくつか存在するものの、ウイスキーに惹かれるクモは実在しないようだ。
クモ目は全体で約4万種いるが、実はこの中で毒を持つ種は僅か100種類程度とかなり少ない。
そもそも蜘蛛が持つ毒は脊椎動物には無毒となる場合が多い。これは蜘蛛の餌となる大半の生き物が無脊椎動物であるためで、無脊椎動物と脊椎動物では筋肉作動物質が違うため効果が薄くなるからなのだとか。
しかし、進化の過程で脊椎動物をも捕食する種類や偶発的に脊椎動物にも効果のある毒を得た種類が登場し、その多くは致死率も高い。毒に対する血清がない種も多い。
このメアカモッサドクグモの場合、麻痺して動けなくなるということから神経毒を持つ種であることがうかがえる。
最終更新:2025年02月06日 01:27