ガウス・マグネッツ

「人が憎かった・・・ 社会が憎かった!」

【名前】 ガウス・マグネッツ
【読み方】 がうす・まぐねっつ
【分類】 登場人物
【所属】 ゴスペル
【所有ナビ】 マグネットマン
【登場作品】 『2』
【アニメ版CV】 梅津 秀行
【海外名】 Gauss Magnus

【詳細】

世界的にも有名な財閥であるガウスコンツェルンの会長。マグネットマンオペレーター
名前の由来は磁力の単位*1から。ビジュアルの面でも磁石モチーフの黒と赤のツートンカラーが特徴的なスーツに身を包み、公式イラストでは大抵磁石を持っている。

幼い頃はとても貧しい家庭に育ち、その両親も病死。
この厳しい状態でありながら自分を助けてくれなかった社会を恨み、見返してやろうと死ぬ気で働いて会社を興した。
そんな生い立ちから今の社会は腐りきっていると考えており、ゴスペルの誘いを受けて「究極のナビ開発プロジェクト」のリーダーとなる。
そして、究極のナビの完成に必要なハイパワープログラムを奪取すべく、ひこうきの電脳マグネットマンを送り込んでハッキングを行った。
ロックマンにマグネットマンが倒されると憤慨し取り乱すも、その声を聞きつけた日本昆虫学会のおじさんに取り押さえられて、飛行機の着陸後にオフィシャルに逮捕される。
彼の逮捕後、自らが興したガウスコンツェルンと持ちナビのマグネットマンは娘であるテスラ・マグネッツに引き継がれた。

作中で熱斗が話した通り、ハイパワープログラムの奪取は飛行機の墜落に直結するほどの危険行為であった。
ガウス自身は別に脱出する手段を持っていたのかもしれないが、上記の動機から自分も共に散るつもりだった可能性もある。
ただし、悲願である現代社会の滅亡のため、奪ったプログラムはゴスペル首領に渡すつもりであったことは間違いないだろう。
なおガウス本人が知っていたのかどうかは不明だが、当の首領 本人は正体を隠して同じ飛行機内にいた少年

実は、『1』に登場したエレキ伯爵ことジャック・エレキテルは彼の弟。
裕福な家庭に引き取られた彼は何不自由なく暮らすことができるも、電気と機械が主役の世界を作るためにWWWに入り、同じく光熱斗らの活躍で逮捕されている。


アニメ版では無類のワイリーマニアであり、Dr.ワイリーに関するグッズを余さず所持している(ただし、WWWのことは「ワイリー様唯一の汚点」として激しく見下している)。
また、感情が昂るとオカマ口調になる(ひどい時には蝶マスクを付けて女装までする)というイヤな特徴を持っている。
後に投獄されるも、テスラ・マグネッツの力を借りて脱獄*2
引き続き活躍…とはいかず、エプロンを着用して世話役に回されるというメイド属性まで発揮するようになってしまった。
…とまあイロモノ要素ばかりが強調されがちであるが、Axess最終盤でCFロックマンに倒された巨大レーザーマンの破片からデータを抽出することで独自にシンクロチップを作り出すなど、要所要所で真っ当な活躍も見せる。

ちなみに声優の梅津 秀行氏は、本家ロックマンシリーズの『11』においてワイリーの声を担当している。

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最終更新:2023年06月20日 22:12

*1 厳密には磁束密度の単位。電磁気学や数学に多大な功績を残すカール・フリードリヒ・ガウスに由来する。

*2 尤もテスラの目的はマグネットマンであり、ガウスの脱獄はあくまで物のついででしかなかった