ユーザーがマルチプレイで使いそうなコマンド。コマンドはコンソールで実行する。Shift+Escでコンソールを開く。Escでコンソールを閉じる。コンソールの文字の大きさを調整するcvarは"con_textsize"で、既定値8。
マルチプレイで使うコマンドの中で、最も使用頻度の高いと思われるのはvote関連のコマンド。voteとは、サーバー上で或るコマンド(gametypeや試合時間の変更、mutatorの有効化/無効化など)を実行すべきかを全クライアントに問い、賛成多数ならばそのコマンドが実行される仕組み。
vote関連のヘルプを表示する。vcallで実行可能なコマンドを調べるのに使う。"cmd vote help"と同じ。
voteを開始する。実行したいコマンドを後に続ける。 "cmd vote call"と同じ。
例1 : vcall endmatch
例2 : vcall "gotomap afterslime"
サーバーの設定により異なる。vhelpで一覧が表示される。一部を下に記す。
指定したクライアントを接続禁止にする。ユーザーIDまたはユーザー名を後に続ける。これはstatusコマンドで調べる。"vcall kick"を省略して"vkick"でよい。
例1 : vcall "kick # 999999"
例2 : vkick ExamplePlayer
次の試合のマップを指定する。利用可能なマップはlsmapsコマンドで調べる。"vcall nextmap"を省略して"vnextmap"でよい。
例1 : vcall "nextmap xoylent"
例2 : vnextmap stormkeep
指定したマップに移動する。"vcall gotomap"を省略して"vmap"でよい。
試合を終了する。"vcall endmatch"を省略して"vend"でよい。
試合時間を延長する。既定値は5分間。
それぞれ賛成、反対、棄権。
vote関連以外で、使う機会のありそうなコマンド。
現在のgametypeで利用可能なマップの一覧を表示する。
指定したマップが次の試合のマップの候補の1つとなる。
例 : suggestmap runningman
サーバーの状態を表示する。
チャット、チームチャット、指定したユーザーとチャット。
例1 : say good game
例2 : tell # 999999 good game
非公開サーバーに接続する時に使う。
例 : connect 127.0.0.1