久我 紫苑

「状況開始……突貫する!」
「エビス、きぃさまぁぁぁぁぁ!!」
「そんなこと言わないでよ……私は果たした上で貴女たちと仕事を続けていきたいから、ね」
「あ、あぁ……たす、けて、まなみ、あすみ、たすけ……」

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基本情報

氏名 久我 紫苑(くが しおん)
性別 女性
年齢 25歳
身長・体重 169cm/70kg(左腕装備含む)
戦闘スタイル 槍術
技能 剣術SR2・槍術SR2
ライセンス Aクラス(退魔庁)
得意/好き 中華料理、瞑想、他人の世話
苦手 虫類や蜘蛛
イラストレーター 葵 束
一人称
口調 普段は寡黙気味な優しいお姉さんタイプ。感情の起伏は激しい(特に怒り)
●略歴

 優しき心と苛烈な心を持つ復讐者。

 とある淫魔に襲われたことで重傷を負い、家族を全員失うことになったために、その淫魔だけではなく全ての淫魔に対して復讐を誓う退魔師。
 素養があったため、後述する装備などの力を得て退魔師となった。
 母方が竜胆家であり竜胆 麻衣とは従姉妹関係であるが、麻衣の両親が多忙だったため、久我家で二人は姉妹同前に育てられた。
 久我家、竜胆家ともに古くから続く家であり、退魔師の素養が高い家系である。だが、前述の事件により紫苑は麻衣を逃がすために自らが犠牲になりつつも、救出され……という経緯である。
 紫苑は麻衣が退魔師になるのを反対し、麻衣の両親と共に大学進学をさせたが、麻衣がひそかに退魔師をしているのは知らない。

 退魔庁では着任時点で退魔庁対魔部退魔2課に所属。
 スタンドアローンや刃鳥 澪とのツーマンセルで任務にあたっていたが、経歴と性格もあってか退魔師としての澪も紫苑の扱いに困っていた(後述するように、普段の人間関係は良好だが任務中に豹変するため)。
 そこへ高慢ちきな氷神 真奈美怠惰な火爪 朱恭が2課に異動してきて、真奈美が同情気味に交友を持ったことが3人の接点となる。
 この交友が生まれたことで、上役の2人によって3人をチームとして組ませることとなった(3人とも性格のクセが強すぎるため、真奈美ならば朱恭と紫苑を上手く舵取りできると判断、同時に厄介を押し付けた面もゼロではない)。
 庁内で唯一の通常任務でも3人編成で、通称「トリオ・ザ・退2」と呼ばれていたりしているが、実際は「氷神チーム」が正式名称である。

 普段は人当たりが良く本人の根も優しいのだが、対淫魔戦闘任務となると激しい復讐心だけを行動原理としているのが大きな難点であり課題になっていた。
 そのことにより、戦術的視野が狭まり危機に陥ることが度々あったのを、信頼する真奈美のコントロールや、朱恭のサポートによって安定させる意図もある。
 まぁ、朱恭はよほどのことではない限り能動的に動きはしないのであるが……。

 身体的特徴として怪我と凌辱の影響でほぼ失明に近い極度の弱視、かつ左腕前腕の機能喪失からの切断などを経ているが 目は視力を補うためのセンサーゴーグルを常に装備し、左前腕もサイボーグ化している。
 この義腕は、科研部と民間企業合同開発の最新技術の第5世代の試験装備であり、霊力や脳波コントロールが可能な神経ワイヤーや駆動系に非常に細かい技術が施されており、当時は葛城 悠の義腕よりも高性能であった。
 現在は、CCCNO社の技術提供もあり、第5.5世代の新型義腕となっており、霊力などによるコントロールプログラムなども大幅に改善された。
 普段は退魔庁制式防御スーツであるジャケットを着用し、さらにロンググローブと合わせて義腕を他人に見せないようにしている。
 だが、武器を失うと襲われたときのトラウマがよみがえるのか、極度に弱気になり戦闘意欲を喪失してしまう。

 胸部装甲(おっぱい)は庁内No.1ともっぱらの噂。
 何人か彼女の過去を知りつつも告白した男性も居たようだが、全て敗北している。

●戦闘スタイル

 基本は槍術。特に得物の専用の槍は科研部の特注品で、先端から大きな刃を出す槍モード、刀のように鞘部外側に霊力刃を放出させる太刀モードといった使い分けが可能なので、剣術も行うことができる。
 それでも、大体は鞘状態での槍モードが多い。
 武器本体である専用の槍は、その鞘部から抜くことで使用でき、本人にとっては攻撃力を大幅に上げるために用いる模様。
 外見は細身槍ではあるがかなりの強度を持ち、また鞘に内蔵されていたとき以上に霊力刃を出力できる。
 また細身槍を右手、左手の義腕に鞘部を盾を兼ねた攻守の武器として装着することで幅広い戦闘手段にも対応可能。
最終更新:2025年04月21日 03:19