刃鳥 澪 - 退魔師闇奇譚@Wiki

「我が一閃に断てぬものものなし！」
「人は痛みを忘れても、傷は残るのよ。それが物理的であれ、精神的であれ。だから――一緒に居てくれる人が必要だし、そこにいるのよ」
「最初は小さなズレでも、それは後々大きなズレになる……だから、常に忘れないようにするのよ」

基本情報

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氏名	刃鳥 澪（はとり みお）
性別	女性
年齢	26歳
身長・体重	168cm／61kg
戦闘スタイル	近接・剣戟
技能	剣術SR4・異能SR4
ライセンス	Aクラス（退魔庁）
得意/好き	和食、丼物、刀剣蒐集
苦手	辛すぎる食べ物
イラストレーター	N.O.P
一人称	わたし
口調	かなりフランクでフレンドリー

●略歴

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　その太刀筋、虚ろすら薙ぐ。

　退魔庁対魔部退魔2課所属のエース。2課第一係係長。
　服装は制式退魔スーツを完全に自分用にカスタマイズした物を、出勤中は常に着用している（私服とは別）。
　私服はスーツに比べるとおとなしめだが、かなりオシャレだとか。

　霊力が込められた刀を常に手放さない居合術、抜刀術、剣術の達人。それらから解る通り、彼女の特性は“斬る”ことにある。
　居合術、抜刀術は基本的に異能である「位相切断」の際に用いる手法。
　結界など強力な霊場のものでも、さっくり斬ってしまうことができる――ときどき一部の淫魔には通じなかったりもする。
　また、位相ごと斬ることができるため、影を用いて戦う黒鳥 美影や叢瀬 翔には非常に強い。
　もっとも、彼女らに振るうことなどあるはずもないことであるが。

　豊富な戦闘経験と技術で、2課の退魔師を引っ張る存在である。
　また、退魔4課の天羽 刹那とは、同じ剣術使いとして懇意。また、二係の係長である篁 翠風は入庁時代からの同期で異動時期の差はあれど仲はかなり良い。
　2課に異動してきた東雲 明日香とは、突入作戦時の時点でも戦場を共にしたこともあり懇意。既にツーカーのレベルの付き合いがある。
　ただ、部下として所属している氷神 真奈美、久我 紫苑、火爪 朱恭の三人の扱いと付き合いは苦手。
　現C.A.A.C.E.上層機構「円卓」に所属している神威 美空とは剣術の関係で知己の間柄。

　常に三振りの刀を携帯しており、一振りは号「紫電秋水」という日本刀。号のみで無銘ではあるが、霊力を活用できる辺り相当古いか相当新しいかのどちらかだが、おそらく前者だと思われる。
　残りの二振りは、草薙重工製の機械刀「霹靂閃電（KIP-027V）」と「雷光一閃（KIP-005L）」という名をつけたもので、超振動を作動させた斬撃や電撃を帯びた斬撃を行うことができる刀である。
「紫電秋水」は異能力である「天剣絶刀」を用いるのに必須の刀。彼女の異能に耐えられる実刀は実体刀に限るため、そのために「紫電秋水」を振るうことは少ない。

●戦闘スタイル

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　戦闘スタイルは、前述したように刀を使った剣戟が主。
　対淫魔、対人どちらにおいても申し分ない実力を持ち、敵と見定めた相手には容赦をしない。
　機械刀は場合によって使い分けをしており、場に応じた戦闘をこなすことも可能で普通の剣士よりも幅広く活躍をしている。
「紫電秋水」は後述する「天剣絶刀」のみに用いるため、抜刀術などは普段の戦闘では用いることは少ない。

●異能

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天剣絶刀（てんけんぜっとう）

　読みはヘヴンズソードではないし、虹色の脚も銀色の脚も使わない。変身もしない。OK？

　異能の名称「天剣絶刀」は香港映画に由来する名前である。

　愛刀・号「紫電秋水」より放たれる抜刀術による斬撃の範囲だけ“空間を斬り、ずらす”能力。

　空間を斬るとは言え、斬撃の範囲を超えて効果を及ぼすことはできない。あくまで刀の長さの範囲での出来事である。

　位相的に切断しているので、結界などを切り開くことも可能。しかし、無形系の淫魔などとは意外と相性が悪く、この能力も万能とは言えない。

　だが「空間を斬る」という異常性は、充分に異能力の中でも突出した能力である。