今井詔二
情報
主なメイン執筆特撮作品:
特色:
- 『はみだし刑事情熱系』などの一般ドラマをメインに活躍する脚本家。
- 2004年に『仮面ライダー剣』のメインライターとして異例の抜擢をされる。
- しかし、実際の『剣』本編では「職業ライダー」のふれこみにも関わらず第1話で職場が壊滅するなどの超展開やグダグダの連続、やけにイライラしていて好意的に見れない登場人物の描写、加えて『オンドゥル語』に代表される役者の演技の拙さなどから散々な評価を受けてしまった。
- これらの問題は「今井氏は特撮の経験が少なく、特に独自色の強い平成仮面ライダーシリーズになじめなかったため」だと推測されている。
- また、後に雑誌『宇宙船』で『剣』サブプロデューサーだった武部直美氏が「今井氏に過去の平成ライダーの要素(ライダーバトル展開、謎を小出ししてシリーズ中に回収していく構成など)を入れるよう指示した」ことを明かしており、『剣』序盤のグダグダの一因として挙げられることもある。
- そもそも、一話で職場が壊滅してしまった原因はBOARD本部として設定されたロケ地を長期間借りることが出来ないという武部の杜撰なスケジュール管理が原因であり、今井の責任ではない。
- 開始当初からスケジュールの都合で降板が決まっており、28話を最後に降板。以降の脚本は會川昇がメインを、前半から参加している東映出身ライターの井上敏樹氏と宮下隼一氏がサブを担当した。
- その結果グダグダだった展開はしっかりとまとまるようになり、前半の伏線をしっかり回収した構成や衝撃的な結末などから一転して高い評価を得るようになった。
- 以上の理由から、『剣』ファンを始め特撮ファンからの評価は低いが、一方で一部のセリフ(オンドゥル語などのネタにされるセリフだけではなく、剣崎が自らの正義に目覚める場面やピーコックアンデッドとの戦闘時の橘のセリフなど)の評価は高く、また「後半が盛り上がったのは前半の積み重ねがあったから」と評価する声も多い。
- 前述したように特撮作品に不慣れだったことや武部氏など他のスタッフの意向に振り回されたと思われる面などもあるため、近年では放映当時に比べると、やや評価は上がってきている。
小林信者からの扱い:
- 仮面ライダー剣の記事も参照。「特撮専門ではないから」という理由で相対的に小林を持ち上げる為叩かれることが多い。
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最終更新:2025年07月13日 15:17