手裏剣戦隊ニンニンジャー
情報
- 放送開始日:2015年2月22日
- 放送終了日:2016年2月7日
- メインプロデューサー:武部直美
- メイン脚本家:下山健人
- サブ脚本家:毛利亘宏(16話・18話・25-26話・33話・38-39話・43話)
- 三条陸(春休み合体スペシャルのみ)
- 小山真(テレマガ付録「手裏剣戦隊ニンニンジャー アカニンジャーVSスターニンジャー百忍バトル!」のみ)
- 売上:約78億円<15.04~16.03>
- 平均視聴率:3.86%
概要:
- 今回はタイトルバレが遅く住人をやきもきさせていたが2014年10月23日に商標公開、タイトルのみが判明。忍者戦隊カクレンジャー・忍風戦隊ハリケンジャーに続いて3作目となる忍者モチーフ。
- 玩具バレの時期直前であった2014年12月2日に文具メーカー筋からの画像が流出、ロゴとスーツデザインが判明。久しぶりの男性イエローと女性ホワイトメンバーを含む5人編成スタートとなる。
- 2014年12月4日以降、散発的ながら玩具情報の流出が続いており、ロボや戦士名称も判明、シリーズ第一作の秘密戦隊ゴレンジャー以来となった色名を「アカ」などの日本語で表記した戦士名となる。
- 流出した業界向けキービジュアルのキャッチでは「全員が主役」「何でもありのぶっ飛び」と銘打たれており、敵は妖怪とのこと。
- 「青が魔法学校で学んでいた」などのぶっ飛んだ設定を、忍法に活かしていく方針であり、ストーリーもギャグ的な小ネタが多々取り入れられている。
- 以前の忍者戦隊の忍者戦隊カクレンジャーでも敵が妖怪だったが、今回は「妖怪ウォッチ」ブームの影響が強いと見られており、忍者要素も同スポンサーが務める忍者漫画の「NARUTO」の原作完結や劇場版話題などがあり、今作は時事ネタ面が強めになっている。
- 2014年12月23日に幼児雑誌バレが投下、「赤白が兄妹」など基本設定の一部が判明、同月27日に公式簡易サイトがオープンしメインスタッフやキャスト、基本設定が判明。初期メンバー全員がいとこ同士(うち2人が兄妹)、司令官相当のキャラ・先代戦士相当のキャラも親族と設定されており魔法戦隊マジレンジャー以来の初期メンバーが親族のみで構成の戦隊となる。
- 近年ではキャストのうち1〜2人の年齢を上げる傾向が強かったが本作では初期メンバー全員だけでなく追加戦士も平成生まれの若手が起用されている。また追加戦士の投入も8話と早かった。
- 下山健人の特撮TVシリーズメインデビュー作となる。またPは戦隊2本目の武部、パイロット監督にトッキュウ後半姿を消していた中澤祥次郎が登板。
- 「王道のようで王道外し」という方針だったらしく、「初期メン5人の子供時代話はやらない」等、「戦隊のエピソードにありがちなお約束」が意図的に外されている。
- 近年の武部作品の例に漏れず新顔起用も相次いでおり実写未経験者の小山真がテレマガ付録DVD脚本で投入、メインキャラのスーツアクターも2人が新顔となった。
- 1クール目を境にサブPが若林豪→柴田宏明と変化したり毛利がサブとして投入、敵幹部も1人交代など制作体制、作中とも異色のリレー体制となっている。
- 「重甲ビーファイター」にも出演していた笹野高史氏がラストニンジャ・伊賀崎好天役として出演。
- ナレーション及び武器音声には「Qさま」など様々なバラエティ番組のナレーションで知られる垂木勉氏を起用。
- 忍びの26では、垂木勉氏がナレーションを担当している『もしものシミュレーションバラエティお試しかっ!』のパロディとも受け取る演出がなされた。
- 敵幹部役では松田賢二、麦人、潘めぐみが採用。松田氏は斬鬼、次狼役などの和風作や怪物役に関わり、潘氏は「NARUTO」の黒幕のうちはオビトや「ハピネスチャージプリキュア」の白雪ひめなど忍者に関わるキャラクターを演じており、同Pの鎧武と同様に狙ったようなキャスティングに。
- 「妖怪ウォッチ」の子供玩具市場食い荒らしを警戒してか、前年内にメインキャスト公式発表、初登場の約1ヶ月前に追加戦士キャストを公式発表等販促が早めになっている。
- ただし、上記のようにある意味「妖怪ウォッチ」への便乗的な設定も見られるため単純な対決姿勢はとらない模様である。
- 視聴率はトータルでは前年度と大差ないが年長層の方が良好だったらしく、武部作品の前作鎧武同様「大友人気が主軸」のファン層のようである。
- 最終回の視聴率はシンケンジャー以来の5%越えとなった。
- 冬の劇場版「ニンニンジャーVSトッキュウジャー」が公開10日前後で前作のVS映画「トッキュウジャーVSキョウリュウジャー」との興行収入対比が123%となり、前作より劇場版収益が上昇したことが東映公式で発表され、「ヒット御礼」という形でニンニンと次作ジュウオウジャーのキャストによる舞台挨拶が追加された。
- アクションにも力を入れる事が明言され、ロボにもバク転をさせるなどしている。
- 放送開始前に追加戦士のカタログバレが投入された。
- 前作トッキュウジャー放送中の2015年2月1日に起きたイスラム国による日本人人質殺害事件の報道番組による放送休止によって割を食った形になり放送開始が一週間伸び、偶然にも2015年に「ニンニンニン」から制定した2月22日の「忍者の日」が放送開始日になることが発表された。
- 奇しくもメインPの同じオーズでずれた1000回記念の時の震災のように、人が死んでいるのだからそれを無視して記念日を祝うのは不謹慎というムードが無いわけではない。
- 結局本作は割を食って1回分少なくなってしまった。しかし全47回と前作トッキュウジャーと同じ数となったのでバランスはとれている。
- トッキュウジャーを飛ばして本作が先に「パワーレンジャー・ニンジャスティール」としてパワーレンジャー化することが決定した。
- 恒例の本編終了後のVシネマ作品では「プリキュア」シリーズの人気作画監督によるアニメパートを導入と実験要素づくしであった。
- 最終的な玩具売り上げは約78億円と歴代でもかなり低い部類となった。
特撮!板での扱い:
- 初期の流出画像で判明したヴィジュアル面の評価は比較的良好である。
- 上記の通り相当久しぶりとも言える色の組み合せや戦士・アイテム名称に喜ぶ者や懐かしさを感じるという意見も。
- 兼ねてからの男イエロー復活に湧きだっており、復活希望スレは復活を祝うスレとなった。
- また「忍びなれど忍ばない」というキャッチはtwitterで話題となった。
- 一部のアフィブログが「不評が殺到」と見出しをつけて煽ったことについてはスレの流れと異なるため不満も出た。
- 本発表以前からゴーバス・鎧武の視聴率低迷の元凶としてやり玉に挙げられている武部Pが起用されるのではないかという懸念があった。
- 結果的には当たりであり、現在はこれで失敗したら武部に次は無いのではないかと言われている。
- 赤の役者の発声の悪さもネタにはなるが、演技経験が浅い役者がいるのは毎年のことなのでこれに関しては成長を見守るという流れである。
小林信者からの扱い:
- 信者が若手後継者の中で特に嫌っている下山健人がメインライターであり、信者の嫌う明朗な作風のため叩いている。
- 武部対談での「王道外し」が全くなされていないという指摘もあった。
- メンバーの子供時代の話はしないと言っておきながら実際は過去へ飛んでしまう回で鉢合わせたり、シリーズ恒例となっている女装ネタが使われるなど。
コメント
- 西川がーとか名指しで役者叩く人が多い印象、どこが駄目か具体的に言えっての。 -- 名無しさん (2015-07-21 13:39:06)
- 今週のアオニンジャーについた仇名の響きに笑ってしまった…本当は笑っちゃいけないんだけどさ。 -- 名無しさん (2015-07-27 17:00:25)
- 噂ほど演技叩いてる人少ないと思う。やはり一部の信者だったのか? -- 名無しさん (2015-09-17 14:33:33)
- わずかだよ、演技叩いてるの。 -- 名無しさん (2015-09-17 16:42:43)
- どいつもこいつも文章になってないような評価してるのがアンチの質を物語る -- 名無しさん (2015-10-09 16:48:06)
- その癖小林靖子だと褒めちぎる幼稚さ。脚本家でしか物を判断できないのか。 -- 名無しさん (2015-10-09 19:05:52)
- 水面下で仕事してコネを作ってくれたのは柴田だろうな。武部は何をやっていたのか -- 名無しさん (2016-04-11 19:48:17)
最終更新:2024年01月19日 13:42