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遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース - (2015/01/26 (月) 23:58:49) のソース
**遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース(ゆうぎおうでゅえるもんすたーずじーえっくす たっぐふぉーす) コナミから発売された[[OCG>遊戯王ファイブディーズ オフィシャルカードゲーム]]シミュレーター。 ちなみにこのタイトルは3作目(及びリメイク%%劣化%%移植のエヴォリューション)までであり、 4作目以降は「遊戯王ファイブディーズ TAG FORCE」となる。何故かファイブディーズがカタカナでTAG FORCEが英語。 [[遊戯王デュエルモンスターズGX]]及び[[遊戯王5D's]]の世界を舞台に、[[デュエル・アカデミア]]の生徒や[[ネオ童実野シティ>童実野町]]の住人としてキャラクターたちとタッグを組んで[[デュエル>決闘]]する。 アニメキャラクター以外にも多数のオリジナル生徒ともタッグ可能であり、一部の生徒には固定ファンも存在する。 製作スタッフがGXや5D'sを知り尽くしているとしか思えない細かい部分のフィーチャーやキャラ崩壊の無さなどGXファンや5D'sファンからの評価は極めて高く、GX関連スレや5D'sスレではTF販促スレと化すこともある。 原作スレですら「これを原作かせめて[[DM>遊戯王デュエルモンスターズ]]で出してくれれば」という声がしばしば出る位、[[OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ]]とキャラクターゲームが奇跡の融合を果たした良作。 またギャルゲー要素もふんだんに含まれており、「''カードゲームの皮を被ったギャルゲー''」「''カードゲームもできるギャルゲー''」などと言われることもある。 さすがは[[コンマイ>コナミ]]と言わざるを得ない。 チュートリアルも充実していて、アニメや漫画が好きで遊戯王OCGにも興味があるが、ルールもわからないうちからリアルカードに手を出すのはちょっと…という場合の入門用にも最適。 熟練者用のシミュレーターとしても活用できる。 本体とハードさえ用意すれば、どんな高価なカードでもゲーム内で入手さえすれば気軽にデッキに投入できるのも利点。 また、アニメで使用された未OCGカードが使用できる。 《パワー・ウォール》や《賢者の石 サバティエル》、ダークシンクロモンスター、果ては《[[狂戦士の魂]]》まで使えるため(一部の)ファンにとっては非常にありがたい。 OCGでは不可能なアニメの名場面もゲームオリジナルカードにより再現可能である。 これがきっかけでゲーム収録後OCG化されたカードも多いのだが、OCG化に伴いゲームバランスの問題から弱体化されてしまうカードも多く存在し、基本的にゲームオリジナルカードがOCG化されると以降の作品ではOCG仕様の効果が採用されている。 例外的に、ダークシンクロモンスターと機皇帝はOCG化にあたって性質が大きく変更されたため、OCGver.とTFオリジナルver.の両方を使用可能である。 難点としては、遊戯王シリーズのゲームの中では歴代最多のカード数を収録しているためロード時間・CPUの思考時間が長いことや、ネット対戦ができないことが挙げられる。 尚、ロード時間やCPUの思考時間、その他の細かい問題点はシリーズが進む毎に徐々に改善されている。 (ネット対戦はアドホック・パーティやX LINK Kaiを使用すれば一応できないことはないが、やや敷居が高くマイナーであるため過疎り気味) また、実装カードが多すぎる事は、思考ルーチンの作成が追いつかず、高難度のデッキを使うCPUは自分のデッキをまるで使いこなせないと言う問題も生じさせている。 CPUがまともに使えないカードをデッキに入れているキャラが少なくないため、後述する[[プロ(笑)>エド・フェニックス]]や[[バカイザー>丸藤亮]]と言った蔑称を生み出す事となってしまった。 [[狂戦士の魂]]、[[三沢大地]]の空気ネタと言ったネット上のネタや二次創作ネタを取り入れてみたり、パロディを多用する作風にも賛否は別れる。 そういった欠点はあるものの、6作続いた事から分かるように遊戯王ゲーの中でも非常に好評なシリーズである。 4~6は[[遊戯王5D's]]シリーズとなる。[[DS版>遊戯王デュエルモンスターズ ワールド チャンピオンシップ]]と異なり[[ライディング・デュエル]]は非搭載。 関連策作として、3DS『[[遊戯王ZEXAL 激突!デュエルカーニバル!]]』がある。開発会社も同じく「テンキー」。 ゲームシステムは全く異なるが、ストーリーモードやデュエル名鑑のネタ具合などはこちらに引き継がれている。 *遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース |>|コンピュータゲーム|h |>|BGCOLOR(#ccf):&bold(){遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース}| |BGCOLOR(#e6e9ff):ゲームジャンル|対戦型カードゲーム| |BGCOLOR(#e6e9ff):対応機種|PSP| |BGCOLOR(#e6e9ff):発売日|2006年9月14日| 通称は''TF''。 舞台は1期だが、キャラクター設定は2以降の設定も一部取り入れられている。 [[OP]]には「[[99%]]」が使用され、アニメ再現度が非常に高い。 当時の遊戯王ゲームの通例どおり、当初は全くと言っていいほどゲームとして期待されていなかった。 発売後、遊戯王OCGを完全再現した初のゲームであることが発覚し、さらにそれがキャラゲーとしても優秀であったことで大ブレイクした。 *遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース2 |>|コンピュータゲーム|h |>|BGCOLOR(#ccf):&bold(){遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース2}| |BGCOLOR(#e6e9ff):ゲームジャンル|対戦型カードゲーム| |BGCOLOR(#e6e9ff):対応機種|PSP| |BGCOLOR(#e6e9ff):発売日|2007年9月27日| 通称は''TF2''。 ストーリーは3期デス・デュエル編だが、ティラノ剣山や斎王琢磨など2期のキャラクターも採用されている。 海外版との兼ね合いかそれとも3期OP担当のBOWLが解散してしまって権利関係が難しいのかOP曲が「ティアドロップ」でないなど、音楽関連で色々残念な部分もあるが、良作であることには変わりなく、一部の原作・DMファンの羨望の的となっている。 CPUの頭はまだまだ悪い。特に[[ヘルカイザー>丸藤亮]]や[[エド>エド・フェニックス]]といったプロデュエリストのプレイングが酷く、「裏(側守備表示)サイバー流」((元々の攻撃力しか参照しないのか、相手フィールドに攻撃力800以上のモンスターがいるとサイバー・ダークを裏側守備表示でセットする))や「プロのタクティクス(笑)」((「プロのタクティクス…見せてやる」と度々アピールするも、生贄を多用する自身のデッキを明らかに扱えていない))は今でも語り草となっている。 *遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォースエヴォリューション |>|コンピュータゲーム|h |>|BGCOLOR(#ccf):&bold(){遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォースエヴォリューション}| |BGCOLOR(#e6e9ff):ゲームジャンル|対戦型カードゲーム| |BGCOLOR(#e6e9ff):対応機種|PS2| |BGCOLOR(#e6e9ff):発売日|2007年12月6日| 通称は''TFE''。 TF1のPS2移植作であり、遊戯王ゲーム初の据え置き機によるOCGのゲームである。 -キャラクターボイスが全てカット(しかも発売後に公式サイトに告知) -OPがアニメの「99%」でなくオリジナルBGMに変更 -TF2の後から発売されたが、今作にはTF2の新要素は一切導入されず -TF1からの追加カードは存在しているが、それらの入手方法が非常に面倒 と評判は良くない。 前代未聞の「携帯機から据置機への劣化移植」ということで、2007年のクソゲーオブザイヤーで触れられた。 ([[外部リンク>http://koty.sakura.ne.jp/index.php?%CD%B7%A1%F9%B5%BA%A1%F9%B2%A6%A5%C7%A5%E5%A5%A8%A5%EB%A5%E2%A5%F3%A5%B9%A5%BF%A1%BC%A5%BAGX%20TAG%20FORCE%20EVOLUTION]]) *遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース3 |>|コンピュータゲーム|h |>|BGCOLOR(#ccf):&bold(){遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース3}| |BGCOLOR(#e6e9ff):ゲームジャンル|対戦型カードゲーム| |BGCOLOR(#e6e9ff):対応機種|PSP| |BGCOLOR(#e6e9ff):発売日|2008年11月27日| 通称は''TF3''。初のマスタールール採用ゲームである。 ストーリーは4期を元に卒業タッグデュエルまで。回想として3期異世界編のストーリーも登場する。 GXのストーリーの集大成となっており、アニメでは謎のままであった部分を補完するイベントもある。 しかし、公式サイトの「アニメのクライマックスを&bold(){完全再現}」のキャッチコピーには疑問も聞かれる。(そもそもラスボスが…) 新キャラ(3人のみ)、新ミニゲーム、追加ムービー、といったカード以外の新規要素はあまりない。 続投キャラのセリフもTF2そのままのものが多い。 他の新規要素が乏しいのに対して、カードの収録枚数は非常に多い。 CPUもそれぞれのテーマデッキで非常に高度なプレイングを実現できるようになった。(その代償で思考時間は長い。) 前作で散々ネタにされたヘルカイザーとエドに至っては最強クラスの戦術を繰りだしてくる。あっという間にキメラテック・オーバー・ドラゴンやDragoon D-ENDを大量展開され唖然としたプレイヤーは少なくないはず(もっともヘルカイザーは今度は無意味にサイバー・ドラゴンをアドバンス召喚、無意味に未来オーバーで自滅したりするが)。 シナリオがネタに走っているのはこれまで通りで、特に2つの[[三沢>三沢大地]]シナリオは全力である。 *遊戯王 ファイブディーズ TAG FORCE 4 |>|コンピュータゲーム|h |>|BGCOLOR(#ccf):&bold(){遊戯王 ファイブディーズ TAG FORCE 4}| |BGCOLOR(#e6e9ff):ゲームジャンル|対戦型カードゲーム| |BGCOLOR(#e6e9ff):対応機種|PSP| |BGCOLOR(#e6e9ff):発売日|2009年9月17日| 通称は''TF4''。 この作品から舞台が[[5D's>遊戯王5D's]]に変わる。時期の設定はフォーチュンカップにて[[遊星>不動遊星]]が[[ジャック>ジャック・アトラス]]に勝利してニューキングになった頃からダークシグナー編の途中まで。 GXからは数十年の月日が経過しているはずなのだが、3の主人公と今作の主人公が同一人物であるかのような描写も存在している。 ストーリー的にはアニメの展開をなぞるもの、アニメの展開の補足的な物、完全オリジナルなど多彩。「元キング」と呼ばれて怒るジャックの内面を深く掘り下げる内容等、ファンにとっては必見である。 優遇[[空気]]キャラ枠は三沢から[[ディマク]]に移行している。 TF3と時代設定が違うため、モブキャラは全て新キャラになっている。(デッキを引き継いでいるキャラはいる。) そのため、予算・納期の問題か、前作に比べていわゆる「色違いキャラ」が多くなってしまっている。 音楽は全てオリジナルになっているが、概ね好評である。 *遊戯王 ファイブディーズ TAG FORCE 5 |>|コンピュータゲーム|h |>|BGCOLOR(#ccf):&bold(){遊戯王 ファイブディーズ TAG FORCE 5}| |BGCOLOR(#e6e9ff):ゲームジャンル|対戦型カードゲーム| |BGCOLOR(#e6e9ff):対応機種|PSP| |BGCOLOR(#e6e9ff):発売日|2010年9月16日| 通称は''TF5''。シリーズ初のデータインストール機能対応。 同じ5D'sである前作とは繋がりのないパラレルワールドとなっており、キャラクターたちと主人公は初対面。 ストーリーは[[WRGP]]のプレミアイベントにおいて[[イェーガー]]が前哨戦としてWTGP(ワールド・タッグデュエル・グランプリ)の開催を宣言するところからゲームは始まり、WRGP予選リーグあたりまでとなっている。 ちなみに、ルート個別の設定と思われるが、主人公の素性がハッキリと示されるようになった。ルートごとに異なるものの、それによって主人公も強烈な個性を発する。 難点として、前作から更にカード登録枚数が増えたせいかデュエルでのCPUの思考時間が前作までと比べて明らかに長くなってしまった。それでもなお[[遊戯王デュエルモンスターズ ワールド チャンピオンシップ]]に比べれば遥かに速いのではあるが。 また、配信の禁止・制限リストにゲームオリジナルのものが初めて登場し、《ツンドラの蠍》のみ禁止というリストが選べるようになった。 そのためほぼ全てのデッキが組めるようになった。((一枚だけ禁止カードがあるのは、これをサイドデッキに入れることでCPUの禁止デッキと戦えるようにするためである)) ちなみに、公式でDLできるオリジナルデッキレシピがカオスと評判である。 特に宝玉獣主体の【僕と契約して決闘者になってよ!】は名前もさることながらサイドデッキに&bold(){首なし}騎士が入っていたり、死者蘇生でなく&bold(){リビングデッド}の呼び声が採用されていたりとその%%公式が病気%%元ネタリスペクトっぷりにプレイヤーはある意味感動したという…。 TF4で不評だった色違いのモブキャラが(女性キャラクターのみだが)改善され、以前のように個性的になった。 (そのため、前作と同一人物設定ながら容姿が異なるキャラが多数いる。) *遊戯王 ファイブディーズ TAG FORCE 6 |>|コンピュータゲーム|h |>|BGCOLOR(#ccf):&bold(){遊戯王 ファイブディーズ TAG FORCE 6}| |BGCOLOR(#e6e9ff):ゲームジャンル|対戦型カードゲーム| |BGCOLOR(#e6e9ff):対応機種|PSP| |BGCOLOR(#e6e9ff):発売日|2011年9月22日| |BGCOLOR(#e6e9ff):DL版発売日|2013年6月25日| 通称は''TF6''。初の[[マスタールール2]]対応。そして遊戯王5D'sのタッグフォースでの最終作である。((諸事情により日本以外での発売がされていない)) 世界観は前作TF5を引き継ぎ、主人公は新規参戦キャラ以外とは顔見知りとなっている。((ラリーなどTF4のみに登場したキャラを除く)) [[WRGP]]のエキシビジョンマッチでジャックとドラガンの決闘が行われ、会場が崩壊したところからゲームは始まる。 TF5で増えた色違いでないモブキャラがさらに増え、男性キャラにも固有グラを持つものが出てきた。 思考時間が前作よりも短くなっているなどシステム面でも改善が見られる。 また遊星、龍亞の声が新録されている。 全体として、タッグフォースシリーズ自体の集大成と呼んでも過言ではない出来となっている。 オリジナルカードも、OCG化されていない残り9体の[[時械神]]や[[アフター・グロー]]をはじめとするアニメ終盤のカードや、[[劇場版>劇場版 遊戯王~超融合!時空(とき)を越えた絆~]]で使用されたカードのほとんどが収録された。 配信レシピは自重するどころかパワーアップ。旬の話題アニメや他ゲームを元ネタにしたデッキが次々と配信されている(【うさぎととら】【飛び出せ!ヒゲ男】【僕は相棒が少ない】【聖杯戦争】【マイワイフプラスプラス】etc...)。 特に「【未来ガジェット】研究所」は名前からして普通に実戦投入できるカード構成になっており((ただし、サイドデッキには明らかにネタ用の禁止カードが3枚あるのでそれっぽい代替カードを用意しなければならず、そもそもDL版の時点では未来融合が既に禁止カードとなっている))、【僕は相棒が少ない】は【僕はモンスターが少ない】=「友達を無くしそうなフルバーンデッキ」であり、割とネタじゃなくても遊べるデッキ構成として(一部で)高い評価を得ている。 付属カードが征竜のメタになる「クリムゾン・ブレーダー」であったこともありUMD版が高騰していたが、2013年6月25日にTFシリーズ初のDL版が発売された。 価格はなんと2000円(UMDを持っていれば500円)と非常にお得。これによりPlayStation Vitaでもプレイできる。 また、DL版配信と同時期に個人が行っている動画企画を元ネタにしたデッキレシピ(【人は特殊勝利だけで決闘できるか?】)を配信するという暴走っぷりを見せた。 またアニメ方面でのネタデッキも配信。その名も[[「おい、デュエルしろよ」]]。 デッキ内容はダグナー編以前の遊星の使用カードのみで構成された遊星デッキとなっており、サイドデッキは刑務所内で借りたカードである。 *遊戯王 ARC-V TAG FORCE SPECIAL |>|コンピュータゲーム|h |>|BGCOLOR(#ccf):&bold(){遊戯王 ARC-V TAG FORCE SPECIAL}| |BGCOLOR(#e6e9ff):ゲームジャンル|対戦型カードゲーム| |BGCOLOR(#e6e9ff):対応機種|PSP| |BGCOLOR(#e6e9ff):発売日|2015年1月22日| そしてマスタールール3対応。 収録カードは7000以上。これまでの作品と異なり、5作品すべての世界観で遊ぶことが可能。(『時を超えた絆』のように、世界観をまたぐシナリオはない。) 3000円という安価を実現するためか、ボイス・CGモデル・街歩き・会話システム・プレゼント・サブシナリオなどなど、TF6にあった要素が非常に多く削られてしまった。 マップ画面のシステムやデュエル演出など、様々な部分でTF6よりも『デュエルカーニバル』(以下DC)に近いといえる。 さらに今回は公式サイトに載っている25人分しかシナリオモードがなく、TFオリジナルのモブキャラはおろか、アニメの脇役キャラとすらタッグを組むことができなくなってしまった((シナリオモードにおいて。シナリオと関係ないフリーデュエルでは脇役やモブとタッグを組むことも可能。))。 このため、シナリオ本数は過去のTFシリーズはおろか、脇役のシナリオが存在していた『DC』よりも少ない。 脚本のネタっぷりはこれまでのままだが、前述のようにシナリオの本数自体が減ってしまったため、物足りないものとなっている。 「デュエルシミュレーターとしては十分に楽しめる」という意見もあれば「デュエルカーニバルスペシャル」「タッグフォースエヴォリューション2」という厳しい意見も見られる。