「オイオイこれじゃ・・・Meの勝ちじゃないか！」 - 遊戯王＠2ch辞典

「オイオイこれじゃ・・・Meの勝ちじゃないか！」（おいおいこれじゃ・・・みーのかちじゃないか！）

遊戯王GX3巻天上院明日香VSデイビッド・ラブ戦においてデイビッドが発した台詞。

遊戯王では説明死にあるように説明は負けフラグが定番である。
後攻1ターン目でデイビッドの「（なんだこの手札は？）」→「（そしてサターン！！　オイオイこれじゃ・・・MEの勝ちじゃないか！）」という独白シーンが挿入された。
読者はほぼ全員が彼が噛ませ犬のように負ける姿を想像した。だが……。

全員「1ターンキル・・・。」
読者「なん・・・だと・・・？」

なんと彼はこんな負けフラグ丸出しの独白シーンを見せておきながら普通にワンキルを決めてしまったのである。
たまに説明したのに勝ったと言われることがあるが、彼はあくまで「この手札なら勝てる」と心の中でいっただけである。
ちなみにこの時手札には今引いたカードである最上級モンスターである《Ｔｈｅ ｂｉｇ ＳＡＴＵＲＮ》以外は魔法カードばかりでどれも単体では役に立たないカードである。ワンキルに成功できたのも明日香の場の状況と手札がうまく噛み合った結果であり、サターンを引ければワンキルルートが構築でき、引けなければ一ターンを無駄に過ごすことになりかねない状況故に「なんだこの手札は？」なのである。
この時のデイビッドはかつて自分が大敗した相手、吹雪の妹である明日香を叩きのめすことで優越感を感じており強敵だが小物でもあるという演出となっている。
またかつて紅葉に呪いをかけた相手でもあるというミスリードを誘う場面もあり、話の展開を予想出来ない流れに持っていく役割を持つシーンでもある。